思ったより長引いた気がしましたが、今回で12回。
最後は、総括、やってみての全体の感想です。
長く感じたのは、『イデオン』のときより、だんだん不定期になっちゃってたからでしょうね。
でも、毎回カラーだったんで、頑張った感じはします。
ん~、カラーは圧倒的に作業量が違いますからね。
それと、『イデオン』と違ったのは、扱ったのが人物だったこと。
これがデカかったし、面白くもあった。
実在の人物の顔も、ほぼ一発で描かないといけなかったんで、いい練習になったし、
自信もついた気がする。
毎回、資料集めもけっこうやって、いつもは、集めると、区分けされてる資料フォルダに、
それぞれ分けて入れちゃうんだけど、今回から、やり途中の作品用のフォルダを設けて、
それに入れるようにしたら凄く効率的だった。(今回は、001~0010まで全て分けた)
いままでは、ブチ込んだフォルダから探すのだけでも一苦労だったんだよね。
その、資料のおかげで、アイデアもそれなりに入れられたように思うし、完成度も徐々に上がってったような。
その代わり、最初のジョーがちょい雑になってしまった、というか、見直してみるとややいい加減。(笑)
本人、まだスケッチの延長だと思って描いてるからね。 002に至っては1枚だけだし。
そういった意味では、基本のサイボーグの共通ボディーを、もうちょっと凝ってもよかったか。
か、全員、まったく違ってってもよかったかもだが、それだと、それこそ統一感なくなるかな。
というわけで、ここで最後の画像をひとつ。
9人完成のあかつきには、ぜひ、これがやってみたかった。
じゃぁ~ん。
全員集合。

おお~、壮観ですねぇ。
こんだけの人数、一気には描くの大変ですからね。 コツコツやってきたご褒美というわけで。
だけど、こうみると、頭身にバラつきがあって、個別に描いた結果のあおりもチラホラ。
モデルにした人物と、ゼロゼロナンバーの設定身長に開きがあって、
だいぶ拡大縮小して調整しましたが、まだ、おかしいですね。
(ってうか、002の頭をデカく、004の頭を小さく描き損じてるんですけどね。 003もちょっとデカいな)
でも、満足。
みごとな個性派集団。(笑)
なるべく、ほかのリメイク作品とは差別化できるよう頑張ってみましたが、どうだったでしょうか。
ただ、古い作品だからなのか、最近リメイクが続いたにもかかわらず、
『イデオン』に比べて反応がイマイチだったのが残念。
アクセス解析を見てると、『009』での検索や、画像検索からの流れもほぼなくて、
『009』自体人気薄なのかと感じざるを得ない。(ほかからの流れで見てもらっていることはあると思うけど)
まあ、『イデオン』のときも、画像検索の上の方に画像が現れるのは、だいぶ経ってからだったですが。
でも、チャレンジしてよかったし、いずれは『009』ファンの人の目にもとまるといいなぁと思う次第です。
で、今後は、『イデオン』終了時に言っていた本来のリデザイン企画ですね。
これは、準備だけはしましたが、具体的には何もしていないんで、近々に追々スタートしたいと思います。
初めは、趣旨説明とかが続くかな。
とにかく、始まりましたら、そのときはまた。
お楽しみに。
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- 2016/04/07(木) 07:00:38|
- サイボーグ009 リデザイン
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009のリデザインもいよいよ最後。 おまけの10体目です。
前回で、ゼロゼロナンバーのサイボーグ戦士たちは、9人全員やってしまったので、
ほかとなると、ギルモア博士という案もありますが、ギルモア博士は、
『RE:CYBORG』版がいい感じなんで、わざわざやることもないかなと。
となると、敵あたりになりますが、印象的だったのが敵側のゼロゼロナンバーサイボーグ。
その中でも記憶に残っているのが、双子の電極サイボーグ0010。
というわけで、最後のお題は、ゼロゼロテンです。
まずは、初めにジョーたちの前に現れた、弟のマイナスから。

原作では、目が繋がらんばかりにデカく釣り上がっていて、そこを分けるような極端な鉤鼻。
髪は後方に炎のように思い切り飛び出している、というもの。
なんですが、それに見合う人物を探して当て嵌めるのもいいんですが、
ジョーたちとはデザインの方向を揃える必要もないので、ここはひとつ、その顔をメットで表現。
身体の方も、ジョーたちよりもメカメカしく、パーツも複雑にしてみました。
身体の各部分に入っていた稲妻模様も残してあります。
拘ったのは、関節部分。 これは、いままででも納得いった方。 特に股関節。
今は、現実の人型ロボットでも、かなり運動性能のいいものが出来ているので、
かなり参考にしましたね。
ちなみに、マイナスなので、胸と肩の部分に-(マイナス)のマークありです。
次は、兄のプラス。

まあ、基本色変えなんでおんなじです。
色については、平成版のアニメを参考に、ややダーク目にしたんですが、けっこう悩みました。
特に、青と赤の色違い部分をどこにするかを後回しにしたんで、そこも大変でした。 色、付けたくなくて。
結局、肩だけにしましたが、ヘルメットにもプラスとマイナスが判るように、
色かマークを付けたかったんですが、入れる場所が見つからず断念。
額とか、目立つところに入れたくなかったんですよね。
左右の腕は、それぞれ電撃系の武器になっていて、左手がスタンガン。
右手もそれに順ずるような武器で、指1本いっぽんから電気が出ます。
ちなみに、右手の大きめのグローブは、ロシアの宇宙服の手袋まんまです。
次は、マスクなしバージョン。

顔はもちろん別に描きました。 身体もカラーチェンジで、人体風の色になってます。
顔については、いままで参考にしてきたゼロゼロナンバーのモデルの中に、
ヒスパニック系がいなかったと思うので、それっぽくしてみました。(実在の俳優です)
ジョーたちは、胸当てにマフラーにあたる部分がくっ付いていたんで、
胸当てを外すと、首周りに何もなくなったんですが、
0010は、直接マフラーパーツを首に巻いてるので、取らないとこんな感じに。
首だけすげ替えたんで、楽して描き直さなかった、ということなんですが、
もちろん紫のマフラーパーツ、外せます。
次も、マスクなし。

ボディーを肌色に変える前がこの状態だったんですが、
あまりに肌色バージョンと印象が違うんで、急遽、別に残してみました。
これは、これでカッコいいかなと。
0010は、電撃以外に加速装置を持っているんで、足回りも強化されてます。
全体の意匠は、電気ということで、初め、発電機や電気関係のパーツをモチーフにした、
ちょっとレトロが入ったようなものでしたが、完全に以前やった『ストロンガー』と被っていたので、
考え直して、もうちょいハイテクより、燃料電池とか電気自動車のモーターのパーツようなもの、
にしてみたんですが、最近のものって、全部、金属の箱に納められてて整然としてるんですよね。
だから、なかなかそれっぽい感じが出なくって大変でした。
次は、ヘルメットの側面。

正面からだけだと、後頭部がどうなっているのか想像つきづらいと思ったので描いてみました。
こんな風に、後方に突き出ています。
顔を模したヘルメットといえば、ライミ版のグリーンゴブリンがそうで、
考え方だけじゃなくて、形も似てしまったかな? と思って確認したら、
意外と、お面よりのデザインだったのでホッ。
ヘルメットにしたのは、加速装置がジョーより上回る性能(原作では同型)だとしたら、
呼吸用にマスクが必要か、と思ったのも理由のひとつ。
次は、電撃の図。

スタンガンのアップとどっち描こうか迷ったんですが、ちょっと無理してこっち描きました。
まあ、なぐり描きに色付けただけですが。
いままでは、発光するエフェクトとか白煙とかでも、全部白バックで描いてましたが、
白に明るい色だと見えないんですよね。 なんで、最後の最後でバックを暗くしてみました。
雑ですが、白よりは、効果的に見えますよね、一応。
といった感じで、0010でした。
これで、009のリデザインは終わりです。
ですが、最後に総括とおまけのおまけがあります。(あらたには描きませんが)
これは、簡単なんで、来週中にアップできそうです。
それでは、次回。
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- 2016/04/02(土) 08:21:23|
- サイボーグ009 リデザイン
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予想通り、というか、予想以上にかかってしまいましたが、出来ました、イワン。
ちょっと、込み入った感じになってしまったんで、
正確に伝えるために少々丁寧にならざるを得なかったんですよね。
特に作画がめんどくさかった。
と、いうわけで、001ですが、これが、
0歳児を親が脳改造したというトンでもない設定。
しかも、結果、得られた能力が
超能力で、はたしてサイボーグと言っていいのかどうなのか。
脳の眠っている部分を活性化させてるみたいですが、いったいどんな改造したのか。
それにしても、石ノ森章太郎もキャラクターに幅を持たせるためとはいえ、冷酷な設定考えますね。
で、設定的にも、そのまま描いたら、ただ赤ちゃん描くだけになってしまうんで、
いっそのこと、大胆に変えてしまおうと決めてました。
007のときは、科学設定が1人だけ逸脱してるだ何だとゴチャゴチャ言って、
いままでの設定の範囲に無理やり押し込めてましたが、そのときから001だけやるつもりでした。
そもそも、与えられた能力が超能力なんでね、逸脱っちゃあ逸脱しすぎなんでいいかなと。
なので、いっぺん死んでもらいました。
話は変わりますが、いま、科学や物理の方面で面白そうだなぁ、と思っているのが
意識について。
文献読み漁ってるとか、そっち方面のサイト見まくってるとかじゃないんですが、
(1冊、科学者の書いた本買いましたが、まだ未読って程度)
意識とは何か? 存在するのか、という研究が非常に興味深い。
えっ? 意識って、哲学とか宗教とかオカルトの範疇じゃあ、とお思いの方もおいででしょうが、
人間原理とか、
二重スリット実験のように、物理、特に量子論的には切り離せないものになってきているようです。
で、最新の研究(もちろん仮説で、ほぼトンでも説に近いけど、あくまでマジメな研究)では、
意識とは、ニューロン(神経細胞)の情報のやり取りで、その情報交換が一定以上の複雑さになると現れるもの。
大体こんな感じで、複雑さとは、脳神経回路の繋がりで、じゃあ、世の中の複雑な回路、回線から
意識が現れないのは? というと、複雑さには正しい複雑さがあるからや、
思った以上に脳が複雑(ネットなんかより全然)だから、などなどなんだとか。
しかも、脳の情報のやり取りの研究では、
量子もつれ、大雑把にいうと、
2つの離れた量子間に一瞬で情報が伝わる(同期)現象で情報がやり取りされているらしく、
それらの同期した量子間の距離は、たとえ一方が宇宙の彼方でも等しく一瞬で伝わるのだという。
(そもそも、量子の情報は宇宙空間全てに広がっている)
つまり、脳内の情報の量子が、宇宙の彼方の一粒の量子と同期する可能性も0ではない、ということ。
なので、これらのことをオカルトチックな現象に当てはめていくと、
脳の量子情報が散ってしまった状態が死。(もちろん地球に留まっているという理由なし)
いったん離れて、宇宙まで行って帰ってきたのが臨死体験。
死んだ人の情報に触れるのが死後の世界や幽霊。
などと説明可能となり、宇宙に漂う情報の塊は、あたかもアカシックレコードを思わせたり。
で、勝手に色々想像していたわけですが、そんなこんなを利用して、話というか何か出来ないかなと、
オリジナルの設定を考えたのが、未発表の『魂魄(こんぱく)ディティクティブ(もちろん仮題)』
未発表だから初めて言うわけですが、それは、こんな設定。
人の意識が観測可能な物質であることが発見された世界での物語。
意識の設定は、上でいったとおり、ネットワークが複雑になると生まれる雲のような物。
人から離れた意識を魂魄と呼び、死ぬと魂魄は飛び散る。
が、集まったままの場合もあり、それはいわゆる幽霊。
また、散った魂魄は集めることも可能で、それを仕事としているのが魂魄コレクター。(観測して機械で収集)
魂魄は、集めても情報(データ)の塊なので、新たな思考が出来ないし、同じことを繰り返しがち。(地縛霊?)
なので、集めた魂魄は、元の頭(脳内)を模した、魂魄ケージに納めることで再び新たな思考を開始する。
古い魂魄ほど失われている部分が多いが、まったく無になったわけではない。
あとは、、観測出来るようになった意識の粒子の呼び名を、ゴーストマターとかソウリオンとかでどうか、とか、
その粒子はダークマターと結び付けたら面白いかな、とか。
で、具体的なストーリーとしては、主役が刑事か探偵で、魂魄犯罪を解決する。
相棒1が魂魄コレクターで、相棒2が、集めた魂魄(コナン・ドイルとか過去の有名人)。
世界観的には、心霊、オカルト関係が胡散臭いものではなくなり、逆に、過去の人物から話が聞けるので、
宗教や歴史家の信用がガタ落ちしている世界になっている。
まあ、喜んで設定作ってたんですが、出来てみれば普通の心霊物と大差ない。
いや、心霊一切関係なくてSFなんだけど、結果的にそのへんのラノベとか、
いまのライダーとかと代わり映えしないんでアップはしなかった。
だい~~ぶ遠回りしましたが、ようやく本題です。
せっかく作ったし、じゃあ、今回001の設定に使わせてもらおうかな、ということで、
イワンには、0歳で魂魄を飛び散らしてもらいました。
不慮の事故で死んでしまったイワンの魂魄は集められ、ケージに入れられます。
超能力については、元々能力者だった、でいいと思いますが、
ケージの性能を上げることで発揮、でもいいかと。
肝心のビジュアルですが・・・・・・。
こうなりました。

アタッシュケースを開いてケージを引っ張り出すと、畳まれていた顔の立体模型が組み上がり、
脳神経系のモデルも中に納まります。
これらは、生前のイワンの頭部に準拠。(元と同じであるほど能力がナチュラルに発揮される)
考えていたイメージは、面取りされた首がケース内にあるのではなく、
透明な素材で出来た雌型の中に脳のモデルが浮いている、というもの。
でも、それだと畳めないんで表現は若干曖昧に。
これ、顔の前面だけじゃなく、後頭部も面取りした図、描いてあるんですよ。
(すげー面倒臭かった)
次は、生前のイワンのご尊顔。

赤ん坊です。
0歳児にしては、ちょっと大きめですね。
成長しないからいいのかもしれませんが、毛がフサフサの0歳児も変な気がしたのでこのように。
赤ちゃん描くのに一生懸命になってたら、髪がブルーグレーなの忘れて描いちゃいました。
もちろん、グレーでも可です。
次は、フランソワーズに抱かれる001。

フランソワーズ、デザイン変えました。
前に描いた003はモデルも曖昧で納得いってなかったので、唯一の足掛かりである、
本物のフランソワーズ・アルヌールにご登場願って、それをモデルに再考しました。
フランスの女優さんですが、時代的にメイクその他が当時のハリウッド的ゴージャスさなんで、
イメージかなり変わりましたね。(もっとキツイ顔なのを、だいぶ大人しめにしたんですけどね)
イワンは、こっちの方がイメージ近いですね。
アップのは、不透明すぎて脳のモデルがよく見えなかったんで、
これぐらい顔が透けてて、脳の活動がよく見えた方がらしいと思います。
あと、カチューシャ、ちょっとだけメカっぽくしました。
次は、イワン全体図。

アップのがちょっと成長しすぎだったんで、ムッチリ0歳児にしようと思ったら、
ブラマヨ小杉になてしまいました。
(まあ、原作のイワンも可愛くはないけどね)
次は、魂魄ケージの入ったアタッシュケース。

中身が畳めるものなので、かなり小さいですよね。
最後は、おまけ。
描くのが大変だったイワンのアップの部品の数々。

まずは、アタッシュケースのみ。

これが顔の前面。 色は、ちょっとホログラムぽっく。

後頭部。 面取りは、適当ですが、一応、ローポリゴンの頭部モデルとかを参照。

ラストは、脳の神経モデル。 わざと毒々しくして目立たせようとしたんですが、
ちょっと前面を不透明にしすぎて失敗。
これらを順番に合成したのがあれ。
(このままじゃなくて、線画とは別々でしたが)
とまあ、こんな感じでイワン終了です。
奇を衒ってみましたが、どうだったでしょうか。
一応、これで9人全員やったわけですが、あと少しだけ続きます。
おまけですね。
もう少しだけお付き合いを。
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- 2016/03/10(木) 08:17:50|
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とうとうというか、やっとというか、いよいよ008まで来ました。
ほかのメンバーに比べれば、機能も限られてるし楽なもの。
なので、残るは、ビジュアルをどう持ってくか。
それは、もう、だいぶ前から決めてて、コレしかないだろうと。
とりあえず、見てもらいましょう。
こうなりました。

うっかり、またしても素っ裸ですが、これは、水中での抵抗を減らすため、
余計なメカの露出を抑えたよ、というのを示すため。
で、モデルですが、この絵だけで判る人いないでしょう。
あんま、似てないですし、素顔知らない人多いですから。
エリック・ムサンバニです。
いわずと知れた、赤道ギニアの競泳選手ですね。
黒人で泳ぐ人といったら、この人しか思いつかなかったつーぐらい。
瞬時に即答でムサンバニ。
そもそも、黒人自体が水泳に向いてない(体脂肪率が低いと浮かないから)のに、
よりによって水中用に改造するとか、ブラックゴーストも何の嫌がらせなのか。
で、調べたら、ピュンマ自体、泳ぎが得意な設定じゃない。
じゃあ、なおさらムサンバニだね。
ちなみに、絵でも判るとおり、ムサンバニ意外とムキムキです。
もとは、バスケットの選手だし、そりゃ溺れるのも仕方ない。
顔は、ちょっと目を大きく描きすぎました。
目を小さくして、そのぶん離すと雰囲気でるかと。
次は、戦闘時。

全メンバー共通の胸当て以外は、短パンと靴のみ。
すべて、水中で動きやすくするため。
膝下が靴と同じ色なのは、ほかのメンバーのブーツ&膝当てと揃えるため。
パンツからヒモが出てるのは、ムサンバニスタイル。
前屈みで、手持ち無沙汰なのもそう。
次は、水中で進むための仕組み。

下腹部のインテークから給水。 足の裏のジェットノズルから水流を噴射して進みます。(水上バイクと同じ)
背中にもインテークはありますが、胸当てのデザインを給水用には考慮してなかったんで、
水中に入るときは、基本、胸当ては外すしかないですね。
次は、仕組みその2、背中。

腰にあるのは、背中側のインテーク。 背泳ぎでも給水できるように。
肩甲骨あたりの丸い穴は、バラストタンク内の空気抜き抜き用の穴。 潜水するときに使用。
水中での呼吸は、体内の濃縮酸素ボンベでまかなうので、エラ呼吸はしない。
(肺とダブルで持つのは効率悪いし)
両肩の台形の囲みは、姿勢制御用のスラスター。 ここから水流が出る。
ちなみに、当然ですが、本人は泳げません。
次は、足の裏のジェットノズル。

上段左が使用時の通常状態。
カバーは、単なるフタではなく、水流が出た状態で閉じることでバックできる。
同右が閉まっている状態。
下は靴を履いたとき。 底に穴開いてます。
脚自体を動かせるので、方向転換のためのノズルの首振りはなし。
最後は、おまけ。

水中での目の保護のためのメガネが出たところ。
まあ、この顔が描きたかっただけです。
と、まあ、こんな感じです。
次は、残る最後、001です。
やってみないと判りませんが、今までで、いちばん時間が掛かりそう。(もう描き始めてます)
順序良く、ミスなくやれればすんなり行きそうですが、それでも来週までに出来るかどうか。
説明も長くなりそうなんだよなぁ。
これも、乞うご期待ということで、よろしく。
テーマ:自作イラスト(二次創作) - ジャンル:アニメ・コミック
- 2016/02/22(月) 06:59:46|
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描く要素がいっぱいあって時間が掛かってしまいました。
007は、いろいろ難題が山積してて、そもそも“細胞の分子配列を変える”って一口に言うけど、
いったい、どんな技術なのか見当もつかないし。
機械的な、ナノロボットやT-1000みたいな液体金属系でも技術が飛躍しすぎてるのは同じ。
『RE:CYBORG』でも、それで済ませてるんだから、いいようなものだけど、
いままでやってきたものとそれを混ぜるのは、生理的に嫌な感じがしちゃうんだよね。
あくまで主観だから、気にしなきゃいいのかもしれんが。
なので、今回は、いままで描いてきた設定の範囲で出来そうなものを考えてみました。
とりあえずは、基本のスタイルから。
こんな感じです。

潜入や偵察など、諜報活動中心なので、フランソワーズ同様、人間に近い仕様です。
ほかのメンバーと身体の造りが違うんだよ、というのを見せるため裸ですが、
フランソワーズだけ素っ裸なのもかわいそうなんで全裸にしてみました。
影もハイライトも入れてないんで、肌色一色だとのっぺりしちゃうと思って、特別に赤みを入れてます。
その赤みが、パネルラインで途切れてるところがサイボーグっぽさの表現ですが、特に意味はないです。
顔のモデルは、ジム・キャリー。
毛がないのと、口を閉じてるのとであまり似てませんが。
(ジム・キャリーって、どの写真も独特の口のあけ方で写ってて、それが凄く印象的)
ちなみに、身体もジム参考です。
次は、戦闘時。

基本的に、ほかのメンバーと同じですが、これも、フランソワーズに準じていて、
ブーツは、換装するタイプではなく、普通に履くタイプ。
腹部の脇や手首にある四角は、ヘソのボタンの代わり。
次は、変身について。
まずは、顔。
内部メカのサイズや位置を動かして、人種や性別を超えた変身が可能。(もちろん身体も可能)

皮膚の色、メイクに関しては、ボディーの色変化機能を応用。 詳しい説明はのちほど。
髪に関しては、これは、短時間で毛に見えるものをはやすことは可能だろうということで採用。 これも詳細はのちほど。
ちなみに、黒人女性はネットで見つけたモデルさんを複数合成したものですが、
東洋人の中年男性は、小沢一郎ではなく、中村竹弥。 ジムの顔とのギャップで描いてみました。
次は、内部構造。

皮を剥いたところですね。
左が顔内部、右がヒジの内部構造です。
それぞれ、パーツが伸縮したり、移動することでシルエットを変えます。
頭周りや顎の長さ、腕の長さ等も詰められるので、ある程度の子供まで変身可能。
次は、その他の変身。

作中では、鳥などの小動物によく変身してますが、さすがにそこまでのサイズダウンは不可能。
なので、潜入や、緊急回避時に利用できそうな、犬(もしくはサイズの近い四足動物)的なものにしてみました。
もちろん、この上に毛を生やすことも可能ですが、このまま色を暗くするだけでも、夜間なら効果ありかと。
かなり人面犬ですが。
次は、毛の生える仕組み。

皮膚と毛根のアップ図です。
皮膚には、人工的な毛穴があり、毛穴の下には人工の毛根が設置してあります。
この毛根は、一種の化学工場のようなもので、電圧を掛けることにより、
カイコやクモのように化学繊維の糸を生成します。
(毛根内部に原料となる樹脂があり、それを引き出すことで毛を作る。 長さには限界あり)
もちろん、逆に脱落させることも可能。
樹脂の供給は・・・・・・、飲むのかな?(注射かも)
次は、皮膚表面のカラーチェンジ機能の仕組み。

皮膚の積層構造の概念図と1ピクセルの内部図です。
光学迷彩を含めて、皮膚の色を変えられるのは皮膚表面がスクリーンになっているから。
図で説明しますと、
一番上が、毛穴付きスクリーン皮膚。
二層目がカメラ&毛根部
三層目がライト部
になります。
毛穴付きスクリーンは、その名の通り、毛穴の付いたスクリーンで、
カメラで映した映像や、付けている本人の指示でさまざまに色が変化。
ちなみに、毛穴は、初めから開いているのではなく、下の層の毛根がある場所に後天的に開きます。
カメラ&毛根部は、これもその名の通りカメラと前出の毛根の設置してある層。
毛根はある程度の密集度を必要としますが、カメラは、ある程度画角があるのでまばらで可。
カメラは光学迷彩用。
ライト部は光学迷彩用のバックライト。
スクリーンのピクセル内部の色素は、電子ペーパーのように反射光を利用して視認させられますが、
光学迷彩の場合、背後に発光している物があると不自然になるので(夜間など特に)自ら光らせる。
左下の四角は、ピクセル内部の構造図。
色、光、どちらも対応するため4原色。
円形の色素が広がったり縮んだりは、イカの真似。
見た目の面白さ優先です。
最後は、光学迷彩について。

はたして、光学迷彩で全方向からの完全透明化は出来るのか?
背後の映像を前面に映したとしても、横から見たら丸見え。 それではマズイのでこう考えてみた。
それが、図の右。
黒矢印が映像の入ってくる方向。 反対側の目が見ている側。
人体全面がスクリーンなので、とりあえず、映像の入ってきた位置(カメラ)から、
輪切りにした部分の総ピクセル数の半分の位置(カメラが基点)方向に映像を映すプログラムにする。
これを、視線を判別できるなら、その方向に数分だけ投射する。
しかし、少数とは限らない。
そこで、左の図。
周り中に人がいる場合、一人ひとりに投射してられないので、下方向からは割愛するとして、
水平方向(黒矢印)4方向、斜め上からの(白矢印)4方向、(プラス真上も可)でどうでしょうか。(可能なら8方向ずつ)
それぞれ、映像が重なり合った状態で表示されるので、完璧ではないと思いますが、かなりいけると思う。
バックライトで自身の影(身体の暗い面)を消せればなおいい。
と、長くなりましたが、007はこんなところです。
007を記事書く直前まで描いてたんで、008はまだ手を付けてません。
資料は集めたんで描けることは描けるんですが、間に合う気がしない。
でも、面白いものが出来る予感があるんでお楽しみに。
テーマ:自作イラスト(二次創作) - ジャンル:アニメ・コミック
- 2016/02/13(土) 14:02:04|
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