やっぱり谷村美月は曲者役でしたね。
一見してあのままの訳ないと思ってました。
執事のメガネくんもカッコよかったですね。
他は・・・、メイの気を引こうとみんなで色々やるところが面白かったぐらいですかね。
名護(加藤慶祐)は・・・、なんていうか・・・、ボウケンレッドのイケパラ登場時よりも、落ちぶれ感が凄いな・・・。
キバからずっと、まだ罰ゲームが続いてる感じ。
しののめ・・・・・、主役がメガネかけて光浦に似ててどうすんだっ。
執事とつりあい取れてねーぞ。
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- 2009/02/25(水) 03:07:46|
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丘隊員が口裂けメイクの女と揉み合う話。
冒頭、郷と岸田が住宅街でマットビハイクルにてバレバレの尾行。
ヘビ柄プリントのワンピースを着た、うりざね顔の美人が、どうやら怪電波を発しているらしい。
当然、当たり前のように撒かれる。
ヘビ柄女は知り合いの女性を訪ねて某豪邸に来たのだが、その知り合いの女性は見るなり「あなたはすでに死んだはず・・・」と怖いことを言いだす。
自分で言ってビックリしていると、すかさず“そっくりな妹”だと真相を話し、納得したのか招き入れ、泊まっていけと急展開。
シーンが変わると、すでにベッドルームでくつろぐ2人。
しかも、そろってネグリジェを着用。(部屋の中は、派手な花柄の壁紙に棚にはフランス人形)
そんな、古い少女漫画のような絵面の中、ひとしきりのおしゃべりが済むと、バリバリに付けまつ毛付けたまま即就寝。
夜中、2人で仲良く同じベッドに寝ていると、ムックと起きだすヘビ女、爛々と輝く目玉で隣を見たかと思うと悲鳴。
家族が駆けつけると、首筋から血を流して死んでいる女性。
開いている窓から外を見ると、月夜にネグリジェの女が飛行中。
うりざね女はヘビ女ではなく吸血鬼であった(!)。
この手の展開は「ミラーマン」で嫌と言うほど見た。
若干、やな予感が・・・。
MAT本部、吸血鬼事件について論じ合う隊員たち。
すでに15件目らしい。
このシーン丘隊員がすこぶるいい感じなのだが、髪が伸びかけで若奥さんのよう。(明るめの茶髪)
それだけならいいのだが、直後に映る上野と同じ髪型というのはどうなのか。
本部に来た警察から直々に捜査の引継ぎをしたMATは、まだ吸血事件に宇宙人が関わっていることを洩らさぬため、私服での捜査を開始する。
それぞれラフな出で立ちだが、南だけネクタイ締めてアイビースタイル。
捜査の結果、冒頭のヘビ女の姉の死が何かの糸口に繋がると見て、住んでいた別荘に父親を訪ねる郷、岸田、丘の先発隊。
丘隊員がやや強引に聞き出すと、何と、父親は死んだ娘をそのままの姿で残したいがため、特殊な防腐剤を使って土葬したのだという。
つまり、宇宙人はその死体を利用して吸血事件を起こしていたことになるのだ。
と、いうか・・・、居もしない妹が登場した時点で何か気付けよ、と。
で、土葬場所に行くのだが・・・、何ゆえかその場所は洞窟。(また、八つ墓か・・・)
当然、死体は無いのだが、それ以前にピチョピチョ水が滴ってる洞窟では、いかに防腐剤が特殊でも死体の保存は不可能だと思うが。
そうこうしていると、入り口付近に残っていた丘隊員が悲鳴を・・・。
ヘビ女の吸血鬼が、今度は白装束の口裂け女になって丘隊員と押し合いをしているのだった。
親父が名を呼ぶと逃げる口裂け女、追うMAT。
口裂け女はおかしな釣り目メイクなのだが、何故かこちらの方がかわいく見える。
白装束(シンプルな白いロングのワンピース)で空を飛ぶ口裂け女。
アローで追尾するMAT。
またしても見失うが、今度は宇宙船を発見する。
岸田の発案で隊長たちを待つことに。
すると夜になってしまい、戦おうとすると今度は「吸血鬼だから」という隊長の意見で朝まで待つことに。
様子を見ていると、遠感で郷を挑発などしてくるのだが、突然飛び立ち始めて慌てるMAT、郷の「やりましょう!!」の一言で戦闘開始に。
MATの作戦が場当たり的過ぎて言葉を失う。
宇宙船を打ち落とすと、本体の巨大コウモリが現れ、巨大なまま(!)死んだ娘の格好になって親父を誘惑したりする。
思い余ってフラフラ行ってしまうジジイを見かねた郷は、羽交い絞めから強引に捻じ伏せ、走りながら変身。
なのだが、走っている郷が水溜りを飛び越して、画面の左上の方で着地したところで“グーパンチ渦巻き”出現という流れは、変身シークエンスとしては少々雑では?と思う。
巨大コウモリに首の裏プッスリやられたりしますが、腕輪を十字架に変えてグッサリやって勝利。
ジジイには死体が、街には平和が戻り大団円。
いろいろ見所はありますが、全体に雑。
特に隊長の仕事が雑。
似た話でも「ミラーマン」のように妖しくなっていかないところが、「ウルトラマン」らしいところか。
- 2009/02/24(火) 07:03:44|
- MX円谷劇場
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なんか、あんまり書くこともないなぁ・・・・・。
素性のよく判らない主人公の、これまた謎だらけの話を日曜の朝に観るのも若干耐え難くなってきた。
感情移入しづらいよ、正直。
んん~~~~~、3話ごとに違う話だと思って、その世界のエピソードだけ見てればいいのかねぇ。
来週からは、全く未見のライダーに突入するし・・・。
ディケイドがベルトにカード挿したときの、FM局のジングルみたいなDJ声はツボだけどね。
「キ・キ・キ・キバァ~ッ!!」とか誰のためにやってんだろうか。
それ聴いてディケイドのノリが良くなってたりして。
テーマ:仮面ライダーディケイド - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2009/02/22(日) 08:49:10|
- 仮面ライダー
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やっぱりいいなぁ。
そして、ピンクの“高梨臨”がやっぱりカワイイ。
凄い目のデカさだ。
髪型も自分的に今気に入ってる“そろった前髪”がいい。
それにしても、土の化身はやっぱり顔が・・・・・。
アレ見るたびに「ヘルレイザー3」のCDセノバイト思い出す。
あと、青、面白いな。
何だ“おでん”って。(笑)
- 2009/02/22(日) 08:13:18|
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岸田森が足痛いと言ってるのに、車を運転させられる話。
冒頭、南半球で次々に灯台や客船が消失する怪事件が発生する。
坂田と郷は、独自に光と太陽の黒点活動とを関連付け、消失の軌跡から日本が危ないことを導き出す。
しかし、双方とも確信には至らず、MAT隊長には報告せずじまい。
坂田の家では、次郎の宿題のためガラス板と水の入ったビニール袋で即席プリズムを作り、光のしくみを教えている。
この、手作りプリズム(60度のV字に合わせたガラスの間に、水の入ったビニール袋を隙間の無いように詰める)、始めて見るが、手軽で材料費も掛からず(ガラス板を何かで代用できれば)感心。
一報、隊長と南はマットアローでの海外出張の帰りに、怪事件の被害者と思しき人物を海上で拾う。
その人物は外国人風で、顔中に結晶体を貼り付けたようになっていた。
病院に収容された被害者は、時間が経つと密室からこつ然と消える。
隊長が残されたパジャマをめくると、そこには拳大の結晶が・・・・。
MATに持ち帰り分析すると、光そのものの結晶体であることが判る。
部屋を暗くすると、発光し次第に消えていく。
このシーンでは、丘隊員が一人実験室に入り分析(蓋開けるだけですが)をするのだが、そのときの格好がステキ。
銀ラメの全身タイツにバイク用ゴーグルという、東映正調宇宙人みたいな格好で、アップになったときの唇がセクシー。
夜になり、某灯台に光の怪物が出ると予測した郷と坂田は磯で待つ。
しばらくするとオーロラが現れ、怪獣プリズ魔が出現する。
ついでに車のトランクから次郎も出現。
女の人の雄たけびのような音を発しながら(やや怖い)プリズ魔は灯台を破壊。
やはり、光に引き寄せられていると確信した郷はMATへ連絡する。
坂田は開いているトランクと帽子から次郎が出現したことを悟り、急いで元いた磯へ行くが脚をグネってしまう。
ビックリしている次郎は懐中電灯をプリズ魔に向けて照らし続ける。
当然のように次郎に向かってくるプリズ魔に、郷はライトを投げろと指示。
投げると間一髪でライトは消滅。
郷は現場に残るため、2人で逃げるよう車に誘導するが、坂田のグネった脚はもともと悪い方の脚で(常に杖を必要としている)「これでは、運転は・・・・」と珍しく弱音を吐く。
が、郷は知らねーよと言わんばかりに「やってみてください」と車に押し込む。
普通こういったシーンでは、「大丈夫ですか?」「いや・・・、クジいただけだ。 かまわず、お前は早く行け!!」といった、お定まりのセリフでサラッと怪我人は退場し、戦闘シーンに突入するのだが、無用に坂田がごねるんで見ている方が心配になってくる。
案の定、坂田の運転は不安定。
しかも、ライトをつけたままの走行のため、プリズ魔の怪光線を何度も浴びてしまう。
灯台も客船も懐中電灯も、何もかも一発で消失していただけに、何に坂田の車が護られていたのかは謎。
車はどこぞにぶつかり、郷は怪光線を浴び一度目の変身へ。
なすすべないまま時間が経ち、朝日が見えるとプリズ魔は消える。
サイケな戦闘シーンが幻想的で見所。
朝になり岸壁を登ってくる郷が見たものは、後もう少しで海に突っ込む寸前の坂田車。
「ひどい目にあった・・・・・」と坂田。
今頃になって飛んでくるマットアローに
「遅かったな・・・・」と遠い目で坂田。
今回の岸田森はマジレッサー(空気読まずに真面目に返事してしまう人)ぶりが目に余る。
もっとも、普通のドラマならもっともな言い分なのだが。
その後、MATでの喧々囂々の会議により、冷凍作戦を決行するため球場におびき寄せることになる。
現れたプリズ魔にマットジャイロから冷凍爆弾を見舞うのだが、おびき寄せてるんだから何も空から爆撃する必要は無いんじゃないかと・・・。
しかも、冷気が逃げてしまうのか、うまく凍結しない始末。
さらに、客席に待機していたいつもの格好の郷と上野はそのまま氷付け寸前に・・・。
バカなのかなMATは・・・・。
にっちもさっちも行かなくなって、自ら変身し、決死の覚悟で小さくなってプリズ魔の体内に入ってゆく郷。
(変身サイボーグを使ったと思しき特撮シーンあり)
半ば自暴自棄でスペシウム光線を放つとプリズ魔は大爆破。
宇宙には去らずUターンして球場に突っ込んでくるウルトラマン。
郷に戻って球場の芝生に這いつくばりながら「俺にとって・・・、ギリギリの賭けだった・・・」と言って、ジャ~~~~ンと不安を煽るようなBGMとともにフェードアウトしてEND。
思わず「えぇ~~っ!?」と声が出る終わり方で、後編があるのかと思ったが「つづく」と出なかったんで、たぶんこれで終わり。
話はよく判らないまま中途半端でおしまいのような印象だが、普段とは違うシーンが多々あり、これはこれで貴重か。
プリズ魔にあわせるように、光についてのお勉強シーンが随所に入れられてることや、病院や分析室での凝ったカメラワークなども面白いところ。
特に丘隊員の銀ラメ全身タイツは必見。
- 2009/02/17(火) 06:19:53|
- MX円谷劇場
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年明けてから何も無いままずいぶんたってしまったんでとりあえずトップを変えました。
縦長のを横倒しにしてる2枚目です。
GENユニバースからどうぞ。
テーマ:自作イラスト - ジャンル:アニメ・コミック
- 2009/02/15(日) 11:29:53|
- イラスト&コミック
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キバの世界がパラレルワールドになってて面白いな。
しっかし、この世界の渡が“ザ・タッチ”の子供時代みたいなガキなのはどうなの。
子供っていう変化球はいいけど、他に居なかったのかね子役・・・。
今回の感じからすると出てきたライダーはその後加わっていくんだろうか。
最終回には戦隊シリーズより大人数でボコボコにしてたりして。
毎度思うが、今まで一度もライダー観てませんって人には全く判らないだろうね、今年は。
テーマ:仮面ライダーディケイド - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2009/02/15(日) 08:38:35|
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あっ、面白い。
少なくとも轟音より面白い。
メインのキャストたちが、まだまだ演技がおぼつかないけど、
伊吹吾郎が毎回出るなら安心してみてられるな。
和風の設定も、レッドが殿様なのもいいね。
ロボの中が、まさかの金屏風だったのは唖然としたけど。(笑)
あそこまで和風に拘ったんだから、名前の英語の部分もレッドじゃなくて
“シンケン紅蓮”とか挑戦してみてもよかったかもね。
混ざってんのが面白いんだろうけど。
今年はなかなか楽しめそうだな。
- 2009/02/15(日) 08:20:30|
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意外と観ちゃってます。
今回は、こまっしゃくれた子役の回でしたが・・・・・、
よくよく見たらこの子可愛い通り越して綺麗ですね。
小さい時に可愛いだけだと、成長したときアッという間に愛嬌のあるオバさんになったりしますが、これだけ整ってると将来有望そうです。
9歳にしては堀が深いんで(鼻筋が意外と上の方まで通っている)、あるいは遠からず外国人の血が入っているのかもしれませんね。
MOON THE CHILD 吉田里琴(よしだ りこ) 調べたら、ここ2、3年だけでも凄い量のテレビ、映画の出演をこなしています。
たぶん、キャストの誰よりも出演回数が多いんじゃないでしょうか。
そら、「大女優かお前は!!」みたいな演技するわけですよ。
- 2009/02/11(水) 12:04:28|
- TV、映画、DVD、CD感想
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「ゴーレム100」と「虎よ、虎よ!」の感想がアホっぽく似かよってる箇所があったんで、「虎よ」の方を改ざんしてやった。
該当する部分をゴソッとカット。
「ゴーレム」の方の弁解もカット。
あまり褒められた行為ではないが、これでなんとなく“ホッ”。
こうなる前から「虎よ」のあの部分は見当違いの比較になってて、ずっと気になってたんでね。
あぁ~、見直してよかった。
- 2009/02/10(火) 09:23:46|
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次郎が凄い勢いで脅される話。
某日、坂田の工場に怪しげな男が怪しげなスタンドを造るよう頼みに来る。
その、冠二郎を若くしたような小さな目を爛々と光らせた、見ただけでそぉ~っと離れたくなる、変な意味での威圧感のある男は、なにやら個人で研究に没頭している人物らしく、しかも郷の小学校時代の親友。
坂田は郷の友達という事もあって二つ返事で引き受ける。
急がされた坂田はその日の夜にスタンドを次郎に届けさせる。
大きな洋館である自宅兼研究所に招かれた次郎は、もてなされ研究材料である珍しい動植物を見させてもらう。
ちなみに内装は洋館だけにシャンデリアに長いテーブルに豪華な燭台に暖炉。
冠二郎には不釣合い。
この男の研究テーマは動植物の垣根を越えて新種の生物を生み出すこと。
すでにある種の光線を使い新生物のたまごを作り出すことに成功していた。
パトロール中に強い謎の電磁波を感知した郷と岸田は発信源と思しき一体を調査。
冠のところにも訪ねるが特に気付かず。
怪たまごの方は早速羽化が始まり、トカゲの背中(両肩)に筒状の角が生えたような怪獣が生まれる。
冠は高笑い。
儲け主義だった親父に研究をバカにされたことを思い出し、ドイヒーな出来の肖像画に向かって毒づき、祝杯を挙げる。
が、あっという間にデカくなった怪獣に激突され昏倒、逃げられてしまう。
ガラスが割れる音に外を覗くと怪物がおり腰を抜かす次郎。
岸田森には信用されないが、実験動物が逃げたんじゃないかと、鋭すぎる勘を働かせ冠の研究所に行くと・・・、「こらっ小僧!!一体何の企みがあってそんなこと聞くんだ!!」といきなり首を絞められる。
毒ヘビを持っているだの、しゃべったら殺すだの散々に脅され、黙っていること約束させられる。
超巨大になった怪獣は湖に現れ大暴れ。
MATは応戦の結果怪獣の一部を入手、分析の結果植物そのものと判る。
動植物のことなら冠、と郷は夜遅くになって研究所を訪ねる。
おかしなあしらわれ方をされた郷は不審に思い、坂田の家に寄るとそこにはトラウマに怯える次郎が・・・。
話を聞くと堰を切ったように怪獣のこと冠のことを話し出す。
研究所に乗り込む郷。
怪獣を造り出したことを認め、壊す(死なす)ことを約束させられる冠。
冠にとってはあの怪獣が全てであり、アレを失うことは死ぬことと同じだとも言われる・・・。
再び湖に現れた怪獣に破壊することを決意した冠はMATと同行する。
が、やはりかわいく殺せない。
湖に入ってゆく冠に追いかける郷。
ここで、唐突ではあるがGS風のボーカル曲が流れる。(結構いい感じの曲)
その後、小学生のときの思い出などが交錯し、冠が怪獣のパイプ状の角に吸い込まれると自ら変身する郷。
格闘の末、腕輪で両腕、角の計4本をボトボトと切り落とし絶命させる。
ちなみに冠も絶命。
この怪獣、4つ脚のときはそこそこカッコいいのだが、2本足で立つと前足がパーになっていて、媚売ってるみたいになって少しマヌケ。
家主を失った洋館は故人の意向によって(遺書あり)子供たちに解放されることに。
そして次郎は、脅されたのが相当怖かったのか、率先して怪獣を造りだした光線発生装置を焚き火にくべ一心不乱に叩く。
なんともいえない郷のアップでEND。
まあまあの佳作、冠のキャラが立っていて面白い。
この作品、自分の記憶が確かなら、素人の高校生が脚本の草稿を作っていたはず。
のちに歯医者になるこの人は相当の特撮ファンで、「ゴジラVSビオランテ」でも原案を手がけていて、やっぱり植物と動物の混ざった怪獣を登場させてました。
うっかり、この人の書いた特撮本を買ってこのことを知ったんですが、本自体は大して面白くなかったですね。(ブログになる前の雑記でこき下ろしてます)
ちなみに、劇中かかるGS風の唄の正体は、P・Y・Gの『花・太陽・雨』。
詳しくは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/P%E3%83%BBY%E3%83%BBGで。
内田裕也はなかなか苦労人だな。(笑)
- 2009/02/10(火) 08:48:25|
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「虎よ、虎よ!」「分解された男」に続き、やっぱりベスターの「ゴーレム100」です。
これは・・・・・、もはや筆舌に尽くしがたい、というか、もう、意外性だけで成り立っているような、そんな本です。
奇書です。
じゃあ、狂ってるだけなのか、というと、それは違う。
ベスターでしか成し得ない高みでもって完全にエンターテインメントしてるわけです。
内容的に言うと、ベスターが長期にSF界を離れた後の復帰2作目で、離脱前の「虎よ、虎よ!」「分解された男」の様に感情移入しやすいヒーロー的な存在はおらず、ストーリーも単純な一つの物事を追いかけられるようなものではありません。
同時多発的に起きる事がらを、ベスター独特の言語的お遊び満載で、大量な“絵”とともに分裂気味に、高尚かつ猥雑に、完璧な構成でもって書き散らした歴史に残る傑作です。
ストーリーに触れると、22世紀の地球、元ニューヨークから元ボストン辺りの海岸沿いの街が全部繋がって“ガフ”という巨大スラムになっている時代。
人口は溢れ、飲める水が企業独占となり、風呂に入れないおかげで街中が臭く、香水が爆発的に受容されている世界。
富める者と貧する者の格差はいよいよ拡大し、日常的に強盗、殺人、強姦が行われているゴミ溜めの様な街“ガフ”で常軌を逸した連続殺人が起き、それにかかわっていると思しき天才香水デザイナー“ブレイズ・シマ”と彼の行動を追う精神工学者“グレッチェン・ナン”、事件の謎を追うインド人刑事“インドゥニ”。
そして、事件の発端を作る8人の“蜜蜂レディー”たち・・・、その他、ベスターでなくては生み出せないような異様かつ個性的な登場人物の数々・・・。
基本的には8人の“蜜蜂レディー”たちのイド(潜在意識、自我)が集まり100変化するゴーレムを生み出してしまい、それをどう退治するか・・・・、といった話が中心になるのだが、真実にたどり着く過程での、この世界とは違う別の世界に行こうとするプロセスが「アルタードステイツ」や「フラットライナーズ」なんかと近い、「精神の異世界進入」モノ(そんなジャンルあんのか)の赴きも。というか1/3ぐらいそれ。
しかも、その別世界、ファズマ界が、あの世や多次元宇宙的なものではなく(別次元に存在していたのは確かだけど)、形而上学的、哲学的な過程の世界が実は実在していた、というイメージで、ベスターらしいというか、奇抜というか、ハッキリ言って判りづらい部分でもあるんだけど、面白い。
判りづらいさでいうと、「ツインピークス」のホワイト・ロッジを思い出してもらってもいい。
その他、聞いたことも無いような特殊能力や特殊な事件、猥雑な事件などエピソードてんこ盛りで、体力に自信の無い人では消化不良起こすレベルなので、女の人、老人子供は注意されたし。
(短い事件のエピソードが連続的に挿入されている箇所がいくつかあるのだが、その一つひとつがショートショートとして出来がよく白眉、ラスト近くのヒーロー総登場のシーンは爆笑)
SFや預言書としてもかなりのもので、過去のSFの網羅だけでなく未来(サイバーパンク)の分野まで入ってしまっているし、言葉遊びに関しても、その乱れ具合がインターネットを経験している時代のものとしては既視感を覚える。
ラストの狂乱状態はバロウズに対するベスターなりの答えらしいですが、オプスデー以降の狂い方は自分のプアな読書体験で照らし合わせると、(今まで読んだ中での最高の読書体験でもあった)安部公房の「密会」を思い出します。
脳の中をかき回されるような、あのグシャグシャな体験。
「ゴーレム100」の方は“笑い”も満載なんで読後の虚脱感は「密会」の方が上ですが、かなり近いんではないかと。
お勧めしていいのか迷いますが、30年以上翻訳が待たれ、不可能と思われた本作の完全翻訳がスーパーなかたちでなされた今、読まない手はないのではないかと。(私が存在自体をを知ったのは最近ですが/笑)
あと、解説にあった「コンピュータ・コネクション」(版元自体が無くなってしまって幻の復帰1作目)。
あらすじ読んだら面白そう。
読みたいなぁ。
関係ないですが、ベスターの3冊を入手するにあたって凄く苦労したんで、これも顛末期としていつか書きたいですね。
- 2009/02/09(月) 06:52:02|
- 本、コミック感想
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クウガもう終わりか・・・・・、短いな。
で、次がキバか・・・・・、もうキバ?早いな。
やっぱり、次の世界が始まるときに、戦隊で前にあった“シリーズ紹介”みたいなのを入れてくれると、初めての人にも判り易くていいんじゃないのかね。
クウガの世界だけど・・・・。
なんか、映るたんびに佐藤寛子の激痩せが気になっちゃって、その印象しかないよね、もう。
死んじゃったから、あるいは役づくり?と思ったけど、病気で死んだわけじゃないからな・・・。
まさかとは思うけど、たった3回の出演で物が食べられなくなるほどのプレッシャー感じてたんじゃあるまいな・・・。(ありそうな気がするけど)
どっちにしても、相当追い詰められてるよアレは・・・。
今回アップになったら口唇ヘルペス出来てたからね・・・・・。
まっ、ゆっくり休んで元に戻ってください。
(演技は問題なかったですから)
それと観てて思ったが、30話で終わるわけだよな。
10人分のライダーの世界なんて毎回描いてたら予算がいくらあっても足りないって。
テーマ:仮面ライダーディケイド - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2009/02/08(日) 08:49:31|
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シェパード犬が木っ端微塵に炸裂する話。
夜の暴風雨、直立した青い巨大な鮭が面妖な宇宙人の命令によって地中に姿を隠す。
ある日の午後、廃工場の前の空き地を懸命に掘り返す少年。
廃屋から覗く次郎ら小学生。
差別用語で絡むバンカラ中学生。
穴掘り少年は宇宙人と噂されており、その不気味な行動と共に近所の人たちから疎まれる存在であった。
そして廃工場は少年の棲家。
中学生らに家捜しされそうになり“空気投げ”を見舞ってしまう少年。
やはり、宇宙人なのか・・・?
キレた中学生たちは少年を首まで地中に埋め頭の上から泥水を垂らす。
ダンカンを子供にしたような独特の風貌の少年の顔は黒く染まる。
そして、「やられる前にやっちまえっ!!」とばかりに自転車で頭を轢いてしまおうとする中学生。
すんでのところで割ってはいる郷。
少年のことは任せろと子供らを追い払う。
地中にダイコンの如く埋まってしまっている少年を掘り返す郷。
掘っている穴について質問すると、「そんなこと聞くために助けるのなら、ほっといてくれ!!」と捻くれる少年。
「僕は人間だっ!!」と北海道出身ということを明かし、廃工場に去っていく。
中学生に呼び出されMATの見解を訊かれる次郎。
「人間らしい」と報告すると、「我々人間様には、あの手の顔はねぇよな」と容姿で差別する中学生。
廃工場で粥を煮る穴掘り少年。
中学生たちがバカにしに来る。
押し問答の末ぶち撒かれる粥・・・・。
泥にまみれ、濃い目のハヤシライスのようになってしまった粥を素手ですくう少年。
「それ喰うのか?」とゲタで踏みにじられる。
怒った朝青龍の顔で悔し泣く少年。
限界に達した少年は薪の火を振り回す。
逃げしなに連れていた犬をけしかける中学生。
大型犬と格闘する少年「たすけてくれ~」と叫ぶしかない。(実際に子供が演じています)
外で様子を伺っている中学生の前にヒョロヒョロと出てくる犬。
立ち止まったかと思うと・・・・・、爆音と共に派手に炸裂。
ショッキング映像・・・・・。
少年の詳しいプロフィールを調べ上げた郷によると、
北海道の炭鉱町に生まれ、炭鉱が閉鎖されると父親が東京に出稼ぎに行ったまま蒸発。
すぐに母親は病死。
その後少年は行方不明に。
おそらくは、父親を探しに流れ流れて東京にたどり着いたらしいのだった。
雨の中、骨の折れたこうもり傘をさして町に現れた少年。
ギョッとして避ける町の人々。
パン屋で食パンを買おうとすると、女性店主に「噂されると困る」と他で買うように促される。
しょんぼり帰ろうとすると、店主の娘が食パン1本(3斤分の長いやつ)を「はいっ」と差し出す。
間髪入れず「同情なんかしてもらいたくないな」と切り返す。
追いかけて「同情はしてない、パン屋だから売るだけ」と買ってもらう。
久々に人のやさしさに触れ笑顔になる少年。
ちなみにパンは1本¥120円なり。(安っ)
廃工場に戻るとそこには郷がおり、2階に居た本物の宇宙人から話は聞いたと告げられる。
老人の姿をした宇宙人は地球の大気汚染にやられ虫の息。
長くはないのを判って全てを明かすため話し始める。
地球に風土気候の調査に来た宇宙人は、廃工場の前に宇宙船を埋め、
高速のそばに怪獣を埋める。(冒頭のシーン)
そして少年と出会い親子のように暮らし始めたのだが、このまま地球に留まっていては汚染にやられてまもなく死んでしまう・・・。
見かねた少年は死に逝く宇宙人のために、日々宇宙船を掘り返すべく穴を掘っていたのだった。
それを聞いて郷もつるはしで宇宙船探しに加勢する。
2人して穴を穿っていると、「MATが言うに事欠いて宇宙人と仲良くしているらしい」と町の住人が一揆よろしく手に手に武器を持って押し寄せる。
暴徒と化した町の人たちは力で少年を捉える。
と、廃工場からヨロヨロと老宇宙人が・・・「宇宙人は私だ・・・・・」とこけつまろびつしながら登場。
「どうして出てきたの」と泣く少年をよそに、暴徒の矛先は老人に。
梅津栄の掛け声をきっかけにして襲い掛かる住人、グチャグチャに入り乱れているうちに思い余った警官が拳銃で老人を撃ってしまう。
ストップモーションになり少年のアップ、郷のアップ。
老宇宙人は小声で「私を殺せ・・・・・」とアピール。
怖くなったのか2発3発と叩き込む警官。
血みどろの手を取る少年の叫びもむなしく、血を緑に変色させて絶命する老宇宙人。
人間のこれ以上無い醜さをまのあたりにして口を歪ませる郷。
老宇宙人の念波が解け、突如姿を現す怪獣。
高速道路なめのモヤに霞む登場シーンが白眉。
このムルチ、造形的にもすばらしく、雨のシーンが印象的。
散り散りに逃げる住人をよそに、猛り狂う怪獣に少年の、老宇宙人の怒りを見る郷。
「MATどうにかしろっ!!」と喚く住人の声に「勝手なことを言うな!!」、と今回ばかりは怪獣側に感情移入。
すると、托鉢の坊主が現れ、「街が大変なことになっているんだぞ!!郷!!判らんのか!!」
と、まるで変身を促すようなことを言う。
それを受けハッとした郷は駆け出す。
この坊主、伊吹隊長だと思うのだが、一体何をしているのか・・・・?
街が大変なときにお前こそ何してんのかと。
しかも郷の正体知ってるような口ぶり・・・・、これなんの演出なんだろう。
その後は怪獣を倒して、その後の少年へ。
大八車に破れた番傘を括ったものを引き、この腐った地球にさよならをするため、今日も穴を掘り続ける少年を遠景に残し、END。
容赦の無い姿勢で描ききった問答無用の傑作にして、正面から差別と向き合った問題作。
これを書きながら俺は泣きそうになった。
いや、泣いた。
これを見た後では「銭ゲバ」も「ホームレス中学生」もホームコメディーだ。
- 2009/02/03(火) 10:01:41|
- MX円谷劇場
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んん~~。
これ、やっぱり過去のライダー知ってないと完全には楽しめないな~。
今んトコ大丈夫だけど、全く観たことないのもあるからね・・・。
まっ、どうやら30話で終わりっていうのが本当らしいし、そうすると1ライダーにつき大体3話でどんどん進んでいく計算になるわけで。
主人公の目的も判ってるし、単純にアクションを楽しむべきなのかもしれないけどね。
アクションといえば、ディケイドの“ツーステップして気を付け”がちょっとツボ。(笑)
あと、顔に板が刺さる前のモノクロ状態も、ちょっと好き。
顔が野球ボールだけど。
それと、各ライダーの役者についても全員別の人が演じて、瀬戸くんも渡の役で出てるんじゃないらしいんで、その点は疑問解消です。
この先、ランダムに複数ライダーが出たりしたら訳判んなくなりそうだな。
説明頼むよ、スタッフ。
テーマ:仮面ライダーディケイド - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2009/02/01(日) 09:01:40|
- 仮面ライダー
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