大量の子供たちが空から降ってくる話。
主な登場人物
「北斗星司」 男側主人公、南と合体してAに変身する。池田鉄洋的オーバー演技傾向あり。常に怒られ役。
「南 夕子」 女側主人公、北斗と合体してAに変身する。皇后様似。人間ならざる者。
「竜 五郎」 TAC隊長。必殺技「一週間の謹慎」。なにかと死に急ぐ男。
「山中一郎」 射撃の名手、何故か2丁の両手撃ちが基本。直情型のキ印野郎。
「吉村公三」 宇宙生物の権威。今のところ全くの空気。
「今野 勉」 ロケット工学のオーソリティー。デブキャラ。人の失敗をネタに笑いを取るのが趣味。光の速さで心が折れる男。
「美川のり子」通信、副官担当。爆弾魔。エロ担当。1回死亡後なにげなく復活。
「梶 洋一」 兵器開発主任。新興宗教の教祖のような制服着用。
冒頭、ナレーションによってヤプールの極悪非道ぶりの解説が入りスタート。
ある日、街に“ボロボロの着物にねじくれた杖、首からはデカイ数珠を掛け、長髪を振り乱したショッカー顔”の乞食坊主のような男が現れ、踊りながら終末論を吹いて回る。
その男は、唄と踊りで巧みに子供たちを誘い、デタラメを教え込み、狂騒状態になったところで子供もろとも消えてしまう。
この事件は、唄の全国的な流行とともに日本中で起こり始め、海岸をパトロール中の北斗の目の前でも起こってしまう。
崖の上で目撃した北斗は、一目散に「危険立入禁止」の看板の横をすり抜け浜辺へ。
降りると辺りが急に暗くなり、真夏にもかかわらず雪が降ってくる。
そして、不気味なお経のようなものが聞こえてくると、消えたはずの乞食坊主が目の前で踊り狂っているではないか。
振り向くと坊主の顔は巨大なゴリラ顔になっており炎を吐く嫌がらせ。
攻撃の苛烈さにロースト寸前の北斗は熱さのせいか「夕子ぉ~~~~!!」と特大の叫び声を上げてしまう。
最近、特に人間離れしてきた南は当然北斗の悲鳴をキャッチ。
黙ってりゃいいものを、いきなり立ち上がって「星司さんの声が聞こえたような気がするんです」とみんなが不安がるようなことを発言。
もちろん、本部にはいろんな意味で動揺が広がる。
浜辺でこけつまろびつ逃げ回っている北斗は、追い詰められるとそこがいきなり岸壁の上になり、勢いサル坊主に突き落とされてしまう。
切り立った数十メートルの崖から、人形のように“くたんくたん”になった北斗は中腹で激しくバウンドし岩場に激突。(着地の瞬間は岩で見えず)
とてもじゃないが助からんと思った瞬間、カットが変わり、本部で腕を吊って頭に包帯を巻いた北斗になる。
脳みそ飛び出しててもおかしくない状況だが、奇跡が起きていたらしい。
(もしくは、飛び出したが入れ直した姿なのかもしれないが)
その後はいつもの「吊るし上げ」のフォーマットへと移行。
南以外の全員にこってり「嘘つき呼ばわり」される。
毎回異常な事件が起き、結果ヤプールの仕業と判明するのに、どうしてTACの人たちは毎度毎度第一発見者の精神の異常を疑うのか・・・。
何故、これほどまでに学習能力が無いのか・・・。
これは、第一発見者を疑っているのではなく、単純に決まって第一発見者の北斗を差別しているだけなのではないのか・・・・。(中途入社にたいするイジメか)
今回は意外に北斗も食い下がるが、不利な証拠が多すぎるのも事実。
真夏の雪だけではなく、なんと地形も全く違っていたのだ。
海岸に浜辺は無かった。(!)
起こった事件を再現するあまり、自分が乞食坊主のような気の触れた感じになってしまう北斗。(唄い踊る)
見かねた南が止めに入るが構わず説得して回り、あまりのことに、さすがに沈黙する山中たちに半泣きで声を枯らし、肩を揺すって回る北斗。
隊員たちの見る目が哀れみに変わる。
すると、「もういいだろう」とおもむろに隊長が階段を下りてくる。
隊員たちを持ち場に戻し、北斗に休養を与えると、一瞬、隊長までも北斗を突き放すのか、と思わせるが、隊長は隊員たちに北斗の見た現場の調査を命じるのだった。
しかし、みな出払った後、梶に信じているのか確認されると、全く信じてはいない隊長なのであった。
(全く同じ展開を見た覚えがあるが、気のせいか?)
ちなみに、梶は「信じられる気がする」とあいまいなことを言うのだが、少なくとも信じているなら吊る仕上げを止める勇気を持って欲しい。
(TACでは、北斗の味方ほど黙って見ていることが多いのだが、組織の慣習なのか)
その後、恋人気取りの南のはからいで、病院ではなく事件現場に直行。
着くと、山中、今野と合流し海岸を確認するのだが、当然、砂浜など無く打ちのめされる北斗。
逆に山中に慰められてしまう。(北斗を思ってというより狂人扱いに近いが)
しばらくすると、世界中で同じ事件が起こりだし(唄は各国バージョンになっている)、日本でもますます子供たちが消え始める。
本部では通信におかしなお経が入ったのを契機に異常な夜が訪れる。
川原で子供が消えるのを止められなかった北斗は悲嘆に暮れる。
と、またしてもおもむろに隊長が現れ、北斗の訴えに「私もそう思うんだよ」と星が増えていることを指摘する。
「子供が消え空の星が増える」という現象に因果関係を認め、超常的な力が働いているとの自論を展開する。
あきらかに自分の甥が消えたからそんなこと言っているのだが、こんなことなら初めからちゃんと初動捜査に力を入れてればいいではないか。
北斗の毎度の徒労感を思うと、よく続いていると思う。
その後、子供はヤプールに異次元に連れて行かれたと仮定。
メビウスの輪を使って異次元の説明などをし、梶の開発した死ぬ可能性大の異次元に行ける装置に案の定北斗が立候補して乗り込み、北斗は異次元に飛んでしまう。
このとき、操作している梶が頭にヘッドギアのようなものを付けているのだが、その工作のダメさ加減が凄い。
また、梶の頭の何がこの装置に必要だったのかは不明。
オープニングと同じようなサイケな模様の中を泳ぐ北斗、ヤプールの居場所を目指していると、いきなりゾフィが現れ、南を異次元に連れてきてAに変身させる。
の、だが・・・、ゾフィに促された南は本部で衆人環視の中、またしても「だぁぁぁぁ~~!!」を披露してしまう。
もう、いい加減みんな気付いてるだろ・・・。
少なくとも人間じゃないって。
そして、いつもは紫にオレンジのツートンでとんがり頭のヤプールが、超獣のような本性を現す。
いつもとは似ても似つかない赤いイボだらけのボディに、シロアリみたいなこれまた真っ赤な昆虫フェイス。
激しい光線合戦がありAが勝つとヤプールは木っ端になり街に降る。
ヤプールが消えたことで乞食坊主も消え、子供たちも解放される。
空から。
ゴミのように子供たちが降ってくるシュールな映像が続く中、ヤプールの復活を匂わせ、新たな決意の表情を見せる北斗と、南の目を剥いた真顔でEND。
かなりキーになる重要そうな話だが、思わせぶりなのは導入部だけで内容はあまり無い。
異次元に北斗が行くという面白エピソードもあるのだが、緊張感はない。
もう、だいぶ前から設定に無理がきてる気がする。
2人揃わなきゃ変身出来ないという前提自体、脚本家は邪魔でしょうがないのだろう。
それにしても、TACの雰囲気は悪い。
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- 2009/11/30(月) 07:25:51|
- MX円谷劇場
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話が面白いよ。
ほんとに、普通のドラマしてるじゃないか。
(それが褒め言葉なのも悲しいけどね)
ドーパントのお姉さん、結構可愛いというか、あんまり見ないタイプの美人だな。
まさか、書庫にゾンビで現れるとは思わなかったが・・・。(笑)
ドーパントのデザインも思った以上にいい。
それにしても、「W」は「メガテン」、特に「デビルサマナー」シリーズの雰囲気プンプンだよな。
これなら、「デビルサマナー」もドラマ化出来そうだな。
ゲーム造る予算掛けたらとんでもない映像作品できると思うぞ。
どっか企画考えてくれないかな・・・。
不況じゃなきゃなぁ・・・・・。
フィリップ、君はよくよくジャニ顔だね。
テーマ:仮面ライダーW(ダブル) - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2009/11/29(日) 08:31:22|
- 仮面ライダー
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太夫の三味線、よく見ると凄いデザインだな。
胴の部分が肋骨みたいになってるとは・・・。
今回、ほんと敵デザインいいよな。
ドウコクもカッコいいし、その上すンげえ強い。
まっ、これがもし終盤だったら、勝てる気がしないような魔神が出てきても1話で倒しちゃうんだろうけどね。
話の方は結構渋好みな感じだけど、コレ、子供ついてきてんのかな?
テーマ:侍戦隊シンケンジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2009/11/29(日) 07:59:15|
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ウェブコミック「カーチャの冒険」に新作を追加!!
やっとです。
今年は、去年更新できなかった分、2回(1回に3話づつ更新してます)やりたかったんですが、もう、11月です。
どういうことですか。
え?お前が言うな。
ごもっとも。
いやっ、違うんだ!!
時間の流れが早いんだ!!
明らかにスピードアップしてるだろ、地球の自転が!!公転が!!
そんなことは無い!?
・・・、余計なコンテンツ増やして、手が回んなくなったのは自分のせいです。
判ってはいます。
まっ、反省するところまでには至ってないですが・・・。
まぁ~、とにかく出来たんで、他のコンテンツともども、どうぞ。
GENユニバース
テーマ:自作イラスト - ジャンル:アニメ・コミック
- 2009/11/23(月) 07:29:16|
- イラスト&コミック
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GENユニバースにまったくジャンル違いの新しいコンテンツ、「作曲」が追加されました!!!!
ひょんなことから始めた作曲作業ではありますが・・・、いや、長かった。
08年の初夏ぐらいから始めて、日々「さて、寝ようか」と思ってから、30分、1時間と睡眠を削って作業してまいりました。
「タツノコ・リメイク」やっているときも、ず~っと平行してやっておりました。(笑)
ときには止めてしまおうか、なんて・・・思ったりはせず、楽しくて楽しくて、他の更新がおろそかになる始末。
正直、それはまずいんだが、作業する人が1人しかいないんで、致し方ない。
あっ、やってますよ、ほかのこともちゃんと。
そんなこんなで、めでたくアップとなったわけですが・・・・・、ドキドキですね。
詳しい顛末記はこの記事
「つくれる!!オリジナル・メロディ&つくれる!!オリジナル・ソング」からどうぞ。
本の感想といっしょになってるんで、最初と最後の文字の明るいところだけ拾い読みすると短めに読めます。
- 2009/11/23(月) 07:28:40|
- 近況報告
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Aが民家を頭から被る話。
主な登場人物
「北斗星司」 男側主人公、南と合体してAに変身する。池田鉄洋的オーバー演技傾向あり。
「南 夕子」 女側主人公、北斗と合体してAに変身する。皇后様似。
「竜 五郎」 TAC隊長。必殺技「一週間の謹慎」。なにかと死に急ぐ男。
「山中一郎」 射撃の名手、何故か2丁の両手撃ちが基本。直情型のキ印野郎。
「吉村公三」 宇宙生物の権威。今のところ全くの空気。
「今野 勉」 ロケット工学のオーソリティー。デブキャラ。人の失敗をネタに笑いを取るのが趣味。光の速さで心が折れる男。
「美川のり子」通信、副官担当。爆弾魔。エロ担当。
「梶 洋一」 兵器開発主任。新興宗教の教祖のような制服着用。
冒頭、タックスペースにて北斗と南が夜間パトロール。
隕石の落下に出くわし現場に急行、ツングースカ大爆発のごとき閃光を確認すると「ただの隕石のようだ、心配ない」と帰還。
去った後、えぐれた山肌からは“紫の学生服を着た大滝詠一”みたいな男が現れ、腕輪を弄ると、岩で出来たミラーマンのようなシルエットの巨顔の弁髪付きマスクを付けた、銀スーツの宇宙人に変身する。
ちなみに、胸にはアイアンマンのような丸窓、ベルトには超巨大小判型バックル、二の腕には長めのフリンジが付いている。
ふつう宇宙人から人間に化けるのが通常の演出と思うが、どうやら、巨顔マスクの大滝詠一はヤプールが最後の手段に出た結果送り込まれたものらしい。
翌朝、大滝に襲われた山村では被害者続出。
TACも駆けつけるが、例の如く現場にて山中の北斗への大説教。
被害者が出たのも北斗の確認不足のせいらしい。
まっ、間違いではないが。
TACはこれをヤプールの実力行使とみて緊急警戒態勢。
ナレーションでは送り込まれたヤプールの一人(大滝)を、いち宇宙人ということから「インベーダー」と呼称するのだが・・・。
頭のシルエットもミラーマン似な上に「インベーダー」とは不吉な予感が・・・・。
その後、あっさりと警備の壁を破りTAC本部の発電所に進入する大滝。
いちいち空手の演舞かライダーの変身ポーズのようなジェスチャーを(攻撃ポーズ)見せ、散々追いかけっこを繰り返した挙句、腕輪を北斗に見せつけ逃走。
外に出た大滝をタックパンサーで追跡する山中と美川。
大滝はTACからは何故か「仮面(宇宙仮面)」と呼ばれており、逃走手段も宇宙人に似つかわしくなく何故かバイク。
攻撃ポーズもなんとなくライダー風で、これは、もしかしてライダーに対する当て擦りなのか?
夜の街道を爆走するパンサーと大滝仮面。
コーナーでおもむろに大滝が停車し、ムキムキマンのエンゼル体操のようなポーズをとると、闘牛士にかわされた牛の如く、パンサーはガードレールを突き破って谷底へ転落する。
2人とも投げ出され20メートルほど落下した車は大破炎上。
かすり傷だった山中は美川に駆け寄るが・・・、
美川隊員は死んでいた。(!)「何とかしなきゃ」とうろたえる山中は、必死に崖をよじ登り隊長たちを事故現場に連れて戻る。
しかし、そこに美川の遺体は無かった・・・。
山中のいぬ間に大滝が連れ去ったのだが、あるはずの美川の死体が消えたことに「おかしいなぁ・・・確かにここに・・・」と動揺する山中。
これがもし北斗のしでかした失態だったら、当然の如く「お前、正気か?」のフォーマットが発動し、全員の吊るし上げをくらった挙句、山中に半殺しの目に遭わされ、1週間の謹慎をくらうコースなのだが、コトがコトなんで、「気絶してたんじゃないんですか」程度でスルー。
リベンジの絶好の機会を逸する北斗であった。
その後、連絡が入り、美川は病院に居ることが判明。
はたして、病院に着くと美川はピンピンしており、さらに、傍らには助けたという紫の詰襟の大滝詠一が・・・・。
怪しい雰囲気を撒き散らしつつも、簡単な挨拶を交わし帰る大滝に、いぶかしがる山中は、訳が判らないといった体だが一応美川に謝る。
ちなみに、この謝り方がいかにも軽く「悪かった」程度なのが癪に障る。
エンゼル体操の誘導があったにしても、ハンドル操作を誤って、美川を殺したのは山中であり、申し開きは出来ないはず。
隊長もどうしてか対処が甘い。
その後、彫刻家だという大滝は幼稚園を間借りして超獣の張子(2メートル超)を子供たちを巻き込んで製作する。
北斗たちは怪しむが、美川は恩人ということもあってすっかり協力体制。気持ちを持っていかれている。(何故かこのシーンのみ美川は浴衣)
北斗が工作の手伝いをするフリをして様子を伺うと、大滝の腕には宇宙仮面のしていた腕輪が嵌められていた。
北斗が疑い始めたとたん、大滝の念力で飛んできたボールが美川の肩に当たり、もんどりうって脚立を倒すと、上にいた北斗も転げ落ち脚をくじく。
このときの美川のリアクションが若手芸人の如くわざとらしい。
本部では、みな大滝のことを疑っているのだが、美川ひとりがかばい立てる。
正体を突き止めるため、梶が造ったペンダント型分析装置を付ける事になるのだが、美川はその役を率先して引き受ける。
分析装置を巧く付け、山中も突如現れ張子の工作を手伝っていると、いきなり完成し“一つ目の角と牙の生えた緑のゴリラ”が現れる。
その後、宇宙人との分析結果を携え隊長たち(脚をくじいた北斗は留守番)が現れると、「僕の分析結果は出ましたか?」とふてぶてしく正体を明かす大滝。
美川が「潔白を証明して」と訴えると、意に反して巨顔仮面の姿に変身。超獣も動き始める。
このシーンも美川は私服なのだが、今度は白いミニのワンピース。
なんとなく年甲斐もないように感じてしまうのは気のせいか。
超獣が巨大化し戦闘に突入するTAC。
南が撃墜され、北斗が制止を振り切りアローで駆けつける。
北斗も墜落の憂き目にあったところで、衆人環視のなか南は「北斗さ~~~ん!!」「だぁぁぁっ!!」と絶叫し虚空に大ジャンプ。
上空の彼方にてウルトラタッチ。
吉村も「Aだっ」じゃねーだろ。
激戦ののち、美川が手旗信号で超獣を操っている大滝を撃ち殺し、超獣に民家を頭から被せられたAが、仕返しに原油タンクを被せ返し嫌がらせをする面白シーンなんかもありつつ、円形のバリアや落雷技など見慣れないものを連発し、最後はメタリウム光線で木っ端にしてフィニッシュ。
Aには珍しく「おーい」のフォーマットがあって、CISなみにエグイ大滝の焼死体を見つめる美川に「帰りましょう」と南が促し、徒歩で帰還する隊員たちの並列ショットでEND。
大滝詠一似の男のキャラが少し面白い。
それと、なんといっても美川隊員が死んでしまう、という衝撃の展開がショッキング。
しかし、これは動転した山中の勘違いというのが正解か。
特撮的には破壊される幼稚園周辺のミニチュア撮影が良く出来ている。
半分来てないのに、ヤプールが最後の手段に出るとは、なにかテコ入れの気配。
近く、大幅な設定の変更がある可能性大。
- 2009/11/23(月) 07:24:44|
- MX円谷劇場
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3冊目に読んだ(細かいものも含めると5冊目)作曲関係の本です。
タイトルにもある通り「コード進行」に特化した本で、100以上のコード進行が各当する曲と一緒にスタイル別にまとめられています。
パラパラとめくると、ディグリーで書かれた進行が(特に後ろの方の複雑なオン・コードなんかが)一見凄く難しそうで、ついて行けないんじゃないかと心配になりますが、読み進めていくとそれ程ではないことが判ります。
とはいっても、前に紹介した2冊に較べればかなり専門的になっているので、いきなりこの本から入るのはお勧めできません。
基礎知識の紹介もありますが、最初がインターバルの増だの減だので、表が出てきた時点で挫けてしまうかもしれないんで、少なくとも“おたまじゃくし”が何の音か判る程度は楽譜は読めた方がいいかもしれませんね。
具体的な内容は、3コードから始まって、4コード、循環コード、ノン・ダイアトニック・コード、クリシェなどなど、10章まであらゆるものがモーラされています。
そのつど、曲の中でどう使ったらいいかアレンジのサジェスチョンも書かれているので、コードから作る人にはうってつけではないでしょうか。
逆にこれだけあると、どんなにメチャクチャなコードを付けても、だいたい近いものが既にあるともいえます。
(適当に感覚で付けたコード進行が調べるとちゃんとあったりして、それはそれで楽しいです)
はじめ読んでいて、ディグリーじゃなくて具体的なコード・ネームで説明してくれた方が判りやすいのになぁ、と思っていたんですが、慣れるにしたがってディグリーの方が理にかなっていると納得しましたね。
「ド」だ、「ファ」だ、「ソ」だと憶えるより何度離れているのか、インターバルで考えた方が、圧倒的に汎用性がありますよね。
ちなみに、巻末には「ダイアトニック・コード一覧」も付いてます。
版が新しいものほど、例曲も新しいものになっていると思うので、購入するときは最新の版のものを選ぶことをお勧めします。
文章も判りやすいですし、よくある変なイラストで空いた間を埋めてないのも好感が持ててマルです。(笑)
- 2009/11/22(日) 12:21:37|
- 作曲、音楽
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すっかり、11月も後半戦になって、今年もあと僅かになってしまいました。
と、いうわけで、恒例のクリスマス&年賀イラストですが、
今年は、サッサとアイデアも出し、
ただ今クリスマスの方が線画の製作中となっております。
(年賀はさっき構図が決まったトコですが・・・・・)
調子も乗ってきて、グイグイ進めて行きたいところなんですが・・・・・、
手(人差し指の付け根)が痛いんだよね。
綺麗な線を描くためには、それなりの筆圧が必要で、
結構辛いです。
好事魔多し、とはこの事か・・・・・。
いつも以上に時間掛かりそう、かも。
- 2009/11/22(日) 11:20:34|
- 近況報告
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Wはそつなく面白いよな。
これは、探偵っていうベタだが一話完結に適した設定が活きてるって事なのかもしれないな。
依頼者が来ることで、その回の目的もハッキリするし。
これで、もうちょっと大人なキャストが居ればもっと良くなるんだけどな。
(なだぎの役をベテラン俳優さんにやって欲しかった・・・)
今回も、ドーパントのデザインきてるなぁ~。(笑)
テーマ:仮面ライダーW(ダブル) - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2009/11/22(日) 08:33:02|
- 仮面ライダー
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源太は悪に憑かれてもちょっと面白いな。(顔が)
殿さんと高梨臨がいい感じではないか。
にしても、殿さんの今日のダラダラ変身はなかなかよかったな。
おっと、不況の波がここまで来ましたか・・・・。
今回、アヤカシ出てないじゃないか。
それでなくとも、敵側の人間キャスト(変身する男は別ね)が削られてるのに・・・。
(他にも、パワーアップのフォームが布(陣羽織)だけとか、結構経費削減してるよね)
どうでもいいけど、もう源太役のスーツアクターの人は吹き替え無理だろ。
腹、ポッコリすぎ。
テーマ:侍戦隊シンケンジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2009/11/22(日) 08:04:05|
- TV、映画、DVD、CD感想
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アタックNo.1のときは多少どうかと思ったが・・・、これは、カワイイと言わざるを得ない。
(ウインク苦手みたいですが)
纏足(てんそく)の再現は・・・・、まぁ、それはいいか。
動いてるトコは、数倍カワイイはず!!
- 2009/11/20(金) 11:14:01|
- アイドル、タレント
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40メートルの巨大女が出現する話。
主な登場人物
「北斗星司」 男側主人公、南と合体してAに変身する。池田鉄洋的オーバー演技傾向あり。
「南 夕子」 女側主人公、北斗と合体してAに変身する。皇后様似。
「竜 五郎」 TAC隊長。必殺技「一週間の謹慎」。なにかと死に急ぐ男。
「山中一郎」 射撃の名手、何故か2丁の両手撃ちが基本。直情型のキ印野郎。
「吉村公三」 宇宙生物の権威。今のところ全くの空気。
「今野 勉」 ロケット工学のオーソリティー。デブキャラ。人の失敗をネタに笑いを取るのが趣味。光の速さで心が折れる男。
「美川のり子」通信、副官担当。爆弾魔。エロ担当。
「梶 洋一」 兵器開発主任。新興宗教の教祖のような制服着用。
早朝、隊長はサイケな天女の夢で起こされる。
夢のことを考えながら、伸びなどをしていると玄関にノックの音。
いぶかしがりながら出ると、そこには白いパフスリーブのワンピースを着た黒髪ロングの美女が・・・。(ほんとにかなり美人です)
その女は、朝6時前の唐突な訪問にもかかわらず、家主がTACの隊長と知りながら、いきなり「お手伝いとして雇ってください」と言い出す。そして、その顔は、夢の天女と同じであった・・・。
「独身の私にお手伝いは要らないし、そもそも、何故隊長と知っているのか」と、問い返しても要領を得ない。
女は目を潤ませながら必死に懇願するが、「身元がハッキリしない人は雇えないんだよ」と静かに断る隊長。
そのうち、女の方が折れ「私、来てはいけない所へ来てしまったんですね・・・・」と、悲壮な感じを引きずりながら退場する。
このシーン、珍しく隊長の私生活が描かれていて面白い。
ブルーで統一され、壁にはオシロスコープ付きの計器類がはめ込まれた部屋は、清潔感のあるマンションの一室。
また、この時点ではその物言いから狂人かもしれない女に、やんわりと真面目に接しているのが何故かおかしみを誘う。(美人だったので悪く思わなかったのかもしれないが。本来なら警備員に通報する事案だろう)
隊長が本部に出勤すると、すでに慌しい。
何と、おとめ座が星雲ごと吹っ飛んだらしい。
天文学的には大事件だが、「おとめ座か、地球には関係ないな」と隊長は意に介さない。
星座が地球からの見た目だけで、それぞれの星の位置が近いとは限らないというのは、このさい置いとくとして、星雲が今でいう銀河であるなら、それはとてつもないエネルギーの爆発であり、中心のブラックホールから放出されるガンマ線のジェットが地球を向いていたとすると、地球に危険が無いとは言い切れない。(距離にもよるが)
ちなみに、無能者今野はこの出来事がよほど楽しいとみえ、みな緊迫した表情で対応しているのに、「また、大星雲がひとつ消滅だな~」と、頬を赤らめてウヒョウヒョ顔。
さらに、今朝の顛末を語る隊長には、「大丈夫でしたか?隊長」と指差して若干下ネタ入ったゲスい発言。
隊長が顔色ひとつ変えず「何が?」と返すと「別に」と、顔を逸らす。
もっとも、このシーンでは南も「お手伝いじゃなくて、奥さんじゃないのかしら」と茶化し怒られてはいるが。
その後、今朝の女は豪邸に住む若い男(家族は別荘に旅行中で留守番の身)に取り入り、入り込むことに成功。
大学生風の男は、その美貌に参りすっかりご執心の様子でデレデレ。
TACの隊長に断られた経緯を話すと、一方的にTACを避難し始める。
しばらくすると、屋敷の辺り一体が寒くなり、金魚は死に、電波が乱れる。
TACも異変に気付き、宇宙線の集中を観測すると調査に乗り込む。
北斗と南が屋敷に門前払いを食らうと、隊長が直々に訪問を決意。
かしこまってスーツで現れる隊長。
屋敷の屋上から女に目力ビームで攻撃を受ける。
出てきた青年に門扉の焼け跡を示すが、隊長ということがバレると目の敵のように追い返される。
その夜、顔の割れていない隊員が私服で屋敷を包囲。様子を伺う。
中では青年が「大丈夫だよ」「怪しい奴は誰もいないから、安心してお休み」としつこく寝室へ誘っている。
怪しい奴が青年本人であることは言うまでもなく、下心まるだしである。
外では、夜なのにグラサンかけた山中を筆頭に雑談に花が咲く隊員たち。
女が目から光線を放ったことに対して疑問視し、「疲れてる」だの好き勝手言っていると、無能者今野が(夢の件も含めて)「(隊長、)おかしいんじゃないかな~」と、デカめの声で駄目押し。
すると、今野の胸から「こらっ、筒抜けだぞ!!」と隊長の声。
今野は通信機のスイッチを入れっぱなしだったのだ。
バツ悪そうに謝る一同。
人の失敗を嘲るいつもの性格は、隊長にも発揮される今野であった。
CMあけ、屋敷では女が爆発したおとめ座の元住人であり、ヤプールの力で脱出させてもらった見返りに言う事をきくはめになっていることがバラされる。
女の騒ぎ声に駆けつけた青年は、天女のような(どっちかって言うと卑弥呼?)姿になっている女に驚くどころか感動し、自分の方が天に昇ってしまう。
「彼女は天女だったんだぁ~」
攻撃命令が下った女は青年を追い出すと、ひとり鏡の前で苦悶する。
次第に顔がただれ、怪物のようになったところで超獣に転身。
天女の衣装をまとった40メートルの超獣が屋敷から出現。
身体は衣装で見えないが、頭部はドクロ顔のカラス天狗の頭にセンスが開いたような感じ、と書こうと思ったが、よくよく考えてみると、この頭のデザインはトリケラトプスが凝縮されているように見える。
攻撃が開始されると、超獣には実体がないことが判明。
さらに、何故か隊長がボディーに突っ込み中の様子を探ると、女が中で囚われていることが判る。
その後、Aが登場し、ヤプールからのエネルギーを断つと、女は本来の天女の姿に戻る。
サイズはそのままで。「どうして、そんなに大きくなっちまったんだいっ」と、泣き崩れる青年をよそに、Aは勝手な思いつきで天女を白鳥座に連れて行くことを決める。(「白鳥に乗ってこその天女だから」と、岸田森談)
デカイままAとともに無言のまま飛び去り、それを見て道路に突っ伏す青年。
「うわぁぁぁぁん」と泣いていると、さも、「同じ女を愛したもの同士気持ちは判る」といわんばかりのしたり顔で「君、これは夏の夜の夢なんだよ」「しかし、夢は大切にしたまえよ・・・」と忠告。
「はぁ?」ってな感じで、あんまり納得してなさそうな青年を残し、飛び去るAと巨大女のバックショットでEND。
なんといっても、今回の見所はカタブツ隊長の私生活と人となりが見えるところ。
何気に、女を憎からず思っていそうなところが面白い。
まぁ、天女役の女優さんがホントに美人なんで、青年でなくとも別れを惜しむ気持ちは判らないではないんで、隊長が憎からず思っていても不思議はないですが。
あとは、超獣の頭部のデザインがなかなか印象的だったかと。
天女で何故あの顔かは判りませんがね。
ラストの巨大天女はシュールだなぁ~。(笑)
- 2009/11/16(月) 06:30:22|
- MX円谷劇場
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トップ絵を変えました。
光源をフットライトにしただけで、凄い時間掛かってしまいました。(笑)
タイトルに特に意味は無いんですが、痩せた女の子を描きたかったというよりは、このタイトルを付けたかったから痩せた娘を描いた、というのがホントのとこですね。
GENユニバース
テーマ:自作イラスト - ジャンル:アニメ・コミック
- 2009/11/15(日) 11:06:25|
- イラスト&コミック
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今気付いた。
メイドの1人が、濱田万葉じゃねーか。
ハマダマハ、逆から読んでもハマダマハ。
そんだけ。
寺田濃、博物館の館長だったのか・・・。
感じからいって、元からの大金持ちが趣味が高じて納まった、ってトコだろうな。
うわっ、濱田万葉、メトロンかよ。
ってか、W正体バレてんじゃん。
いいのか?
今回、ブースターぶつけたり、敵若旦那がお仕置きでケツ出したり、面白ポイントありすぎ。
今までのライダーに比べたら、話も全然まともだし。
ほんっと、面白いよ。
面白いんだけど、要の女性キャストがあのアゴ女だからなぁ・・・。
それだけで、一瞬面白いんだか、どうだか判んなくなるよな。
マハに食われっちまえばよかったのに・・・。
いったい、どんな陰謀でキャストが決まったんだよ。
テーマ:仮面ライダーW(ダブル) - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2009/11/15(日) 08:33:48|
- 仮面ライダー
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勘定方って・・・・。(笑)
そんな、官僚みたいなのもいるのか、
奥深いなシンケンの世界観は。
その割には、
おやっさん居ないとき代理になるような世話役はいないのか。
黒子の頭領みたいなの。
戦闘シーン、ビックリした。
ザコあんなにいんのかと思ったら、CGで増やしてたか・・・。
一瞬、すげー金掛けたのかと思った。
あ~、今回、伊吹五郎の趣味全開の面白話かと思ってたんだが・・・、
いい話だったな。
演出もさりげなく、ほんとにいい話だった。
それも、またよし。
伊吹五郎のおかげで芝居のグレードがアップして見えた回だった。
うむ。
テーマ:侍戦隊シンケンジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2009/11/15(日) 07:58:38|
- TV、映画、DVD、CD感想
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北斗がタロウをブッ叩く話。
主な登場人物
「北斗星司」 男側主人公、南と合体してAに変身する。池田鉄洋的オーバー演技傾向あり。
「南 夕子」 女側主人公、北斗と合体してAに変身する。皇后様似。
「竜 五郎」 TAC隊長。必殺技「一週間の謹慎」。なにかと死に急ぐ男。
「山中一郎」 射撃の名手、何故か2丁の両手撃ちが基本。直情型のキ印野郎。
「吉村公三」 宇宙生物の権威。今のところ全くの空気。
「今野 勉」 ロケット工学のオーソリティー。デブキャラ。人の失敗をネタに笑いを取るのが趣味。光の速さで心が折れる男。
「美川のり子」通信、副官担当。爆弾魔。エロ担当。
「梶 洋一」 兵器開発主任。新興宗教の教祖のような制服着用。
北斗が夜間の飛行パトロール中、空飛ぶ豪華客船を目撃する。
事の異常さを必死に訴える北斗であったが、目撃者が北斗では、当然「お前正気か?」のフォーマット発動。
帰還後もごく当たり前に吊るし上げへと移行。
やれ、「ありえない!!」「レーダーに映ってない」「蜃気楼だ」と反論され、挙句強制的に隊長から夏休みをとらされる。
一瞬戸惑う北斗だったが、この際休んで自ら調べたほうがいいと、あえて休暇を願い出る。
この一連のシーン、冒頭のアローの飛行特撮が俯瞰からの位置で珍しい。
アローよりも高い位置から真下を狙い、地表もきちんと作られている。
それと、男性隊員の髪が総じて伸びているのが判る。
みな、分けた前髪が余ってヘロヘロ耳の辺りまで来ている。
吉村が顕著だが、山中しかり、梶しかり。
隊長は・・・、被っておられるので変わらず。
北斗は、単独で各当する場所である沼津マリーナを訪れ、客船を改造したホテル「スカンジナビア」に潜入、飛行した形跡を探る。
北斗が旗をいじくっていると、のちの「ウルトラマンタロウ」篠田三郎に「やめろっ!!」と、飛び掛られる。
篠田は、闘争に明け暮れる大学に嫌気が差し、船でありながら鎖で繋がれたままの「スカンジナビア」を自分と重ね合わせ、いつかこの船を動かすことを夢見て機械室で働いているのだった。
旗は船が出港した暁に掲げるためのもので、篠田の決意の証。
ちゃっかり泊まってカードゲームなどに興じる北斗、夜に船が浮き、「そら見たことか!!」と、篠田に訴えるも、よく見ると浮かんではおらず、「夢見んな!!」と相手にもされない。
翌日、ボートで側壁を調べる北斗は、高熱でとろけた痕をみつけ「証拠があった」と、大騒ぎ。
いいかげん腹に据えかねた篠田は、「何十本もの鎖で係留されている船が飛ぶはずがないだろっ!!」と、ボートに飛び移り殴り合いの喧嘩に発展。
大切な旗が落雷で海に落ちたのを見た篠田は服のままダイブ。
ちなみに、このときの北斗の服装は、上は黒にピンクの襟のシャツだが、下は黄色の海パン。
遊ぶ気マンマン。
この、バカなやり取りをどこかでモニターしていたヤプールは、「バレた」と思い、超獣を送り込む。
「オールブラン」で出来たような岸壁が崩れながら開くと、中から「スワンプシング」みたいな身体に、子供が書いたら以外に卑猥になっちゃった象の化け物みたいな頭部が付いた、とてもじゃないがセミモチーフには見えない超獣が現れる。
その後、陸に上がった2人は、破壊される沼津の街に焦る。
北斗がTACに超獣を海に追い立てるよう要請すると、街より船を守ることを優先する篠田と言い合いになり、北斗は篠田をブッ叩く。
船を動かすことに執着した篠田は、このときとばかりに狂気に駆られたように鎖をダイナマイトで切っていく。
どっからそんなモン持ってきたんだ、と見ていると、不自然さにスタッフも気付いていたとみえ、北斗に「ダイナマイトまで用意していたのか?」と、質問させる。
篠田は「船の倉庫にずっと昔から積んであったんだ・・・」「おりゃ、今その使い道を発見したんだ・・・」「(笑いながら自答するように小声で)もっと早く気が付けばよかったよ」
テキパキとダイナマイトを仕掛けながら嬉しそうな篠田。
すでに、逝ってしまってる感が・・・。
最後のダイナマイトの威力が足りず、切れない鎖を金ノコで切り始める篠田。
その間、卑猥超獣がコントの骨折音のようなカワイイ音で念力を発し、船を持ち上げる。
北斗は「やっぱり」と思うが、篠田は切ることに夢中で見ていない。
南のアローが撃墜されると、追いかけて北斗も海へダイブ。
わざわざ海中に潜って水中ウルトラタッチで変身。
激闘していると、超獣の吐いた炎が船を飲み込み、篠田は海へ投げ出され、最後の鎖は切れる。
船は動き出した。
メタリウム光線でフィニッシュすると超獣は燃え上がる。
ラスト、念願の船は動いたが、自分という船は待っていては動かないということを悟り、船から上がり大学に戻る決心をした篠田。
北斗以下、隊員たちに見送られEND。
のちの「タロウ」篠田三郎がカッコいい、ヒーローになるだけのことはある。
それに比べて北斗のゆるんだ感じは・・・・だいぶいただけない。
今回、篠田三郎の青春の葛藤がよく描かれていていいのだが、ストーリーそのものは無いに等しい。
そもそも、船が飛んでいた理由も目的も何もかも不明。
ヤプールも相当頭悪いぞ。
特撮部分は見所も多く、本文でも書いた俯瞰シーン、超獣登場シーンほか、壊される沼津の街の再現度なども注目。
当然のように、ホテル「スカンジナビア」とはタイアップしての撮影だろうから、夜にはTACのみんなでカードゲームして泊まったんだろうね。
- 2009/11/09(月) 05:11:19|
- MX円谷劇場
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始めに読んだ「つくれる!!オリジナル・ソング」で作った曲をMIDIで打つことにしたので、もうちょい詳しい本を読もうと買った2冊目の本がこれ。(同時にDominoの解説本も購入)
最初の本は、たまたま本屋で手に取ったものを買っただけだったので、2冊目は一応定番のものにしようとAmazonで売れてそうなものをチェック。
シリーズには「MIDI入門」などもありますが、まだ基本の作曲だろうということでこれ。
前の本が、“メロディにコードと歌詞を付ける”ということに特化して書かれていたので、それ以外の“ドラム”、“ベース”、“アレンジ”について書かれているのは、同じ初心者向け作曲本としては魅力。
たしかに、その部分では勉強になることも多かったです。
が、メインである作曲についてはどうなのか・・・・・・と、いうと・・・。
タイトルにもある「裏口」という部分が曲者で・・・・・、「つくれる!!オリジナル・ソング」とは正反対の本であることが最終的に判明。
端的に言うと、「負の臭い」がする本です。
あたまの「はじめに」の部分で、「作曲が難しいと思われているのは誤解」「コツを知れば誰でも出来る」と書いているのに、それ以降、「初心者のつまずく最難関はメロディ作り」というアプローチからか、ことさらに「メロディ作りは難しい」を連発、強調していてやる気を削がれる。というか「そんなに難しくて、特別才能がいることなんだ」と思わせられる。(別の作曲本を既に読んでいるので、そうは思いませんでしたが)
そもそも、本の作りが「~は難しい」「~はやってはいけない」「~は知らなくていい」と、知識と行動を制限して簡単だと思わせるように出来ているので、消極的にならざるを得ない。
この本の特徴、「裏口」の「裏口」たる所以を詳しく見ていくと・・・。
まず、作曲の工程が通常とは逆であるということ。
これは、難関「メロディ作り」を最後に持ってくることで、「メロディ作り」に掛かる負担を減らすため。
コードやリズムを先に作ってしまって、そこからハミ出さないようにメロを抽出しようということ。
作曲のやり方は人それぞれですから、これだけ聞くとこの時点では違和感ないように感じます。
基礎知識から始まって、スリーコードでの長調、短調のコード進行の作り方、各ジャンルの簡単なリズムの紹介、ベースのパターン紹介、と来て、メロディ作り、簡単なアレンジの仕方の流れです。
基礎知識は主に楽譜の読み方、メジャー、マイナーのスケール(CとAに限定)の紹介。
コード作りでは、主にスリーコードの役割解説(ほぼ、トライアドのダイアトニックのみ)。
リズムパターンとベースは、基本的に紹介した定番パターンを踏襲することを薦めている。
で、問題のメロディ作りですが・・・・、
また、始めに「難しい」「決まった手順は無い」「定番パターンなど無い」と念押し。
しかも、「残念ながら、メロディの作り方を理論的に説明することは出来ません」と、一旦サジを投げかけます。
しかし、それでは入門書じゃなくなってしまうので、もちろん作り方は載っているんですが、その作り方というのが・・・、
「スケール構成音を順に並べて、そこから不協和音を抜く」というやり方・・・・・。
なんスか、これ?
具体的にいうと、「スケールを順にド・レ・ミと並べる」、「アルペジオにして並べる」、「同音連打で並べる」という、(この本でいう)メロディっぽいとされる並べ方をして、そこからコード構成音とぶつかる不協和音を取り除いていき、あとはそれぞれのパートで組み合わせを変えていくという、「埋めてから抜く」というもの。
これで、果たして作曲したといえるのか・・・。
ここまで読んで、正直、驚いて、頭にきて、ゲンナリしました。
これが、売れてる本なのか・・・。
ここまでして作曲したい意味ってなんなのか・・・。
こんなの、絵画でいう「ボブロス画法」じゃないのか、と・・・。
何故、「あなたの考えた、どんなメロディでも曲になるんだよ」と、いってやれないのか。
作曲ってオリジナルのメロディを作ることが目的でしょ。
目的のない人がする物作りって、何。
絵でいえば、具象画を描きたい人が、描きたいものが具体的にないのに、決められた色でランダムに塗った色面から、「この境界線を結ぶとクジラになる」とかいって絵描いてるようなもんじゃない。
「人間描いて」って言われたらどうすんの?
まだ、ヘタでも一生懸命描いた人の絵の方が好感持てますよ。
はっきり言って、この本で作曲を覚えない方がいいといえます。
もちろん、作曲法以外では有用なこともたくさん書かれているので、読むなとはいいませんが、少なくとも初めて読む作曲本にはしない方がいいです。
ここまで批判して、さらに文句付けるのも気が引けますが・・・。
本としての作りもあまりよくはないですよね。
ひとつは、非常に同じ内容の繰り返しが多いということ。
章のあたまで書いたことが、見出し、本文、まとめと3回も4回も出てくる。
水増しのし過ぎで、多分重複をなくしたら3分の1は要らないかと。(もしかすると半分ぐらいには出来るかも)
それと、今回もう一度目を通してみて感じたのは、譜面の読み方やコードの仕組みなどの基礎知識を除くと、具体的なテクニックを紹介しているページは非常に少ない、ということ。
しょうがないのかもしれないが、独自のテクニックをもっと紹介してもいいのではないか。
あと気になったのが、裏口と銘打つにしては、「スケール」から覚えさせることや、絶対に「3コード」と呼ばずに「主要3和音」と書いていること、使い勝手のいいコードを教えるのではなく「ディグリー」で説明すること、コードネームはほとんど教えないこと、パソコンソフトの紹介も楽譜を打ち込むタイプだけだということ。
なにか、基礎、しかも楽典的なしっかりした基礎をほんとは教えたいような感じがプンプンする。
ポピュラー音楽限定なんだから、方向性が違う気がするが・・・。
ん~~、ほんとにこれ見てみんなDTMやってんのかな・・・。
自分にとっては、最初に読んだ作曲本が非常に判りやすくてすんなり入り込めたんで、あまりの教え方のギャップに驚いてるわけで、必要以上に批判しているのかも知れませんし、あくまで「裏口」なんだから、指摘はそもそも間違ってるのかもしれません。
でも、読んでみて違和感ありました。
これが正直なところ。
それと、上でも書いた同時に買った「Domino」の解説本というのが、「超カンタン!パソコンで作曲」という本で・・・・・・・・・、なんと著者が「裏口」の人と一緒。(笑)
内容は、ほぼ「Domino」と「Sound Engine」と「初音ミク」の説明書を書籍化したもの。
内容は推して知るべし。(「初音」部分は未読)
「Sound Engine」のハードディスク・レコーディングのところは非常に参考になりました。
- 2009/11/08(日) 10:47:33|
- 作曲、音楽
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返すがえすも、あの、スリッパ女が要らないな・・・。
今からでも、問題ぶり返して交代してくんないかなぁ・・・。
それにしても、全員「パティシエ」が言えてないな。
最初、「パチ師」かと思ったぞ。
「パチ師」が何か知らんが。
メ、メトロン星人・・・。
今年の敵のデザインは一味違うな。(笑)
それと、敵の若旦那の変身体がやっぱりいい。
それに、寺田濃の変身体!!いかにも寺田克也テイストの魔神デザイン!!
いいねぇ~。
テーマ:仮面ライダーW(ダブル) - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2009/11/08(日) 08:31:43|
- 仮面ライダー
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アオはやっぱり面白いな~、と思って観始めたけど。
みんな、演技が上手くなってるんだな、知らぬまに。
殿さんだけ判りづらいけど、多分なってるんでしょうね。(笑)
今回の話はまた、アイデアが面白いね。
これ、男女だったらもっと面白かったろうけど、日曜の朝だからそこは、ね。
合体攻撃は、いつもより強いんじゃないのか?
今知った、源太のスシ屋「ゴールド寿司」っていうんだな。
来週は、面白そうだ。
テーマ:侍戦隊シンケンジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2009/11/08(日) 07:58:54|
- TV、映画、DVD、CD感想
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頭にプールがある超獣が少年少女のヘソを取る話。
主な登場人物
「北斗星司」 男側主人公、南と合体してAに変身する。池田鉄洋的オーバー演技傾向あり。
「南 夕子」 女側主人公、北斗と合体してAに変身する。皇后様似。
「竜 五郎」 TAC隊長。必殺技「一週間の謹慎」。なにかと死に急ぐ男。
「山中一郎」 射撃の名手、何故か2丁の両手撃ちが基本。直情型のキ印野郎。
「吉村公三」 宇宙生物の権威。今のところ全くの空気。
「今野 勉」 ロケット工学のオーソリティー。デブキャラ。人の失敗をネタに笑いを取るのが趣味。光の速さで心が折れる男。
「美川のり子」通信、副官担当。爆弾魔。エロ担当。
「梶 洋一」 兵器開発主任。新興宗教の教祖のような制服着用。
冒頭、母親が屋台のラーメン屋をしているスキッ歯の少年が、嘘つき呼ばわりされイジメられる。
少年は木の上で、“寂しさを強がってごまかすがやっぱり滲み出てしまう”表現としてオカリナを吹いていると、遠くの邸に頭がプールの河童超獣が地中に潜ってプールに化ける、というシュールな場面に出くわす。
少年はさっそくTACを呼び、邸に案内するが、なにもそれらしい証拠も無く、北斗、山中、母親、姉、近所の野次馬に自説をバカにされる。
いわゆる、嘘つき少年パターン、「信じてくれよぉ~!!」のフォーマット。
その後、スキッ歯少年はクラスメートを引きつれ様子を伺うが、家主の老夫婦が手招きすると少年の制止も聞かず誘われるままプールで泳いでしまう。
クラスメートたちは、老夫婦が怪しげな笑みを浮かべると、当然のように水中に引き込まれる。
少年が慌てていると姉が通り掛り、やはりプールで泳ぐのだという。
急いで追いかけるが、すでに遅く泳いでしまう姉。
出てきたクラスメートと会った少年は、2人にヘソが無いことに気づく。
その後、やってきた北斗を連れ邸に入ると姉が普通にしており、苦笑しつつ、辱めをする如何わしさを押し殺しきれないような、何とも緩んだバカづらで姉のヘソの確認を北斗がすると、ヘソは確かにあった。
少年の嘘を笑い話として済まそうとする一同であったが、少年の「本当だと判ったら・・・?」という問いに老夫婦は「北斗さんがヘソを取り返す」といいだす。
少年が本当にやってくれるのか北斗に確認すると。
やや場違いな真剣さで「嘘をつかないことが男にとって一番大切なことである」ということを、真面目に少年に伝える。
このシーン、子役たちの演技が恐るべき棒。
タイミングも何もなく、学芸会以下のところも。
本部に帰ると、恒例の吊るし上げが待っている。
今回は、今野のゲスな冷やかし&山中の激昂&吉村のたしなめ、というトリプルコンボ。
「アッハハハッ、TACの隊員が女の子のおヘソ調べとはね(赤らんだウヒョウヒョ顔で)」「そんなことばかりしてるからTACの評判が悪くなるんだ!!」「甘いなぁ~、北斗隊員はだいたい子供に甘すぎるんだよ」
毎度、ご苦労なことである。
夜、北斗と南は少年の母のやっている屋台でラーメン、ズルリ。
少年を過剰に擁護していると、逆に重く感じた母親に構わないよう、丁寧に断られる。
少年宅、少年がランニングとパジャマの下だけで寝ていると、姉が部屋に入ってきて鏡台に向かってシャツをペロリ。
ヘソの辺りをまさぐると、薄皮のようなシールが剥げへそが無くなる。
そのまま家を出てゆく姉の異変に気づいた少年は、例の邸まで後を追う。
邸に入るとそこには呻くクラスメート、顔手足にはボコボコと何かが張り付き水草のようなものもビッシリ。
逃げようとすると、今度は姉とかち合う。
姉の顔は半面が爛たようになっており、リアル少年ならかなりの量おしっこ洩らすレベル。
さらに、老夫婦も、いかにも本性をさらけたような(ショッカーのような)不気味メイクで現れ、少年をプールへ落とす。
ここで老夫婦から、“ヘソを取り返すことは北斗をプールへ落とすための罠”であることがバラされる。
少年、ヘソが無くなる。
邸の異常に気づいたTACは緊急出動、邸を囲む。
病院に収容された少年は薬で眠らされている。
その顔は爛れた黒ヒゲ危機一髪、身体は水草ビッシリ。
身体は河童超獣に侵されたが、精神は保っていたので脱出も出来た少年だったが、そのことを褒め称える梶は、北斗と南の前で自論を展開する。
「大脳皮質ホルモンに異常がみられる」「ここまで持ちこたえたのは子供にしちゃ凄い精神力だ」
「普通、こういう症例の患者は、心まで敵の思い通りになってしまう、つまりサイボーグとなってしまう」
「この少年がそうならなかったのは、何かよほど気になることがあったからに違いない」
さっぱり意味がわからない上中身が無い。
北斗は再度ヘソを取り戻すことを約束し、止める南に中学時代の遭難しかけたエピソードを語って、一度した約束がどれほど重要かを説く。
邸では無能者今野を筆頭にみなウロウロ。
闇雲に苛立ってみせる。
業を煮やしガス弾を打ち込み突入すると、不適に笑う老夫婦が待ち受けている。
怪しい動きをした瞬間銃弾の雨を浴びるジジイは腹からメカをこぼれさせ、奇妙なダンスを踊って絶命。
なんと、ロボットだった。
さっきの怪しいショッカー顔は何のフェイントだったんだ。
北斗は少年との約束を思い出し、プールへ飛び込むべく窓から飛び出す。
南が追うとババアの方に左の二の腕を撃たれてしまう。
北斗がプールへ飛び込むと、超獣はすかさず立ち上がる。
地面が割れ、プールがせり上がるとその下には顔が付いており、ツララのように垂れ下がった牛の角のようなものが生えている。
全体は、大きい盆栽の角鉢を頭に載せた、ずんぐりウロコ亀といった感じ。
南は変身のことを視野に入れ、隊長にアローでの突撃を申し出るのだが、怪我を理由に却下される。
しかし、少年の病院もメチャクチャに破壊され(!)、埒が明かないとみた南は独断でアローに乗る。
その後、打ち落とされ、その間ず~っと溺れっぱなしの北斗とプールの中でウルトラ・タッチするのだが・・・、南は一旦アローに乗るため基地まで帰っている。
たしか、TACの基地は富士山麓・・・。
いや、奇声で鬼女を倒す南のことだ、一瞬の往復もありえるか・・・。
変身後、激闘のすえプールの水を奪い、巨大カッター光線で真っ二つ。
外の青に対して中のスイカのような赤のコントラストがまぶしい。
ちなみに臓器などは無く、赤いものがミッチリ詰まっている。
焼け野原になった病院辺りの瓦礫から少年と母親が出てくる。
他に人は見当たらないので、あるいはみな助からなかったか・・・。
全快してヘソも戻っていること、約束を北斗が守ってくれたことにはしゃぐ少年。
そこへ鬼の顔した隊長たちが現れる。
「えぇ、北斗、南両隊員は、重大な規律違反を犯した・・・・」
規律の鬼の必殺技が久々に繰り出されるかに見えたが・・・・。
「したがって・・・・、明日の日曜日は2人揃って出勤」
「子供たちを海水浴にでも連れてってやれ」
隊長の粋な計らいに小躍りする少年たち。
見詰め合う笑顔の北斗と南でEND。
河童超獣が「頭の皿を使って豪邸のプールに擬態する」というアイデアが面白い。
内容的には、「約束を守る大切さ」「嘘をついてはいけない」という教訓を説くのに、「河童にヘソを取られる」という話ではあってないような気が・・・。
やはり、製作者側も隊長が旧日本軍的厳しさの持ち主というのに自覚があるようで、それを逆手に取ったくすぐりを入れてきた。
こういった、一種の遊びは面白い。
しかし、北斗は今回重大な規律違反なんかしたかね。
- 2009/11/02(月) 06:44:11|
- MX円谷劇場
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何年か前から、後学のため“資料的な本を読む”ということを続けてまして。
もちろん、絵の関係やそれに繋がるものも読むんですが、興味のないものでも必要かなと思えば、「物理の解説本」、「日本語の研究本」、「人名についての本」、「神話関係の本」、意外と弱いミリタリー関係の「銃器の本」「航空機の本」などなど、無理して読んでみたりしてます。(読むのが遅いのと、本が増えすぎるのが嫌なので量的にはたいしたことないですが・・・)
で、音楽については前々から多少ではありますが興味があって、「何か読んでみたいな~」と漠然と思ってたりしたんです。
というのは、自分には幼稚園のときに2年間ピアノを習った経験があるだけで(弾けません)、楽器経験もバンド経験もなくて、邦楽こそ多少のこだわりを持って聴きますが、洋楽もほぼ聴きません。
なんで、人と音楽の話をするときに「この曲のギターの何が××でいいよね~」とか「ここのコードがなんたら~」とか突っ込んだことが全く言えないわけです。(笑)
ちょっと音楽に詳しいとカッコいいじゃないですか。
専門用語使って、知ったかぶりしてみたいじゃないですか。
自分の好きな音楽の傾向もハッキリ判ってくるかも知れないし、
そうすれば「こんなのが聴きたかった」っていう、10年に1度みたいなものにも出会えるかもしれないし。(これは、後付ですが)
で、楽して知ったかぶるには何がいいか・・・、と考えると、「音楽理論の本」が手っ取り早くていいのではないか。
もちろん簡単な、「初心者向けの作曲本」あたりがいいな、と・・・。
で、2007年の某日、本屋でたまたま見つけたのが画像の2冊。
緑の「メロディ」の方が超初心者向け。
紫の「ソング」の方がちょっと上級で、ウィザードに沿っていくと作曲出来るようになっているもの。
(*版によって表紙の色が違うようです。購入の際は最新のものをどうぞ)
「ソング」だけにしようかとも思ったんですが、もし、さっぱり理解できなかったときの保険に「メロディ」の方も購入。(結果的には「ソング」だけで十分だったんですが、「メロディ」にだけ書いてある事柄もあるので、もし購入を考えていて自分が超初心者だと思うなら、立ち読みして確認してみるのもいいかと思います)
ここから、やっと感想ですが、
内容的には2冊とも非常に判りやすかったです。
まず、「メロディ」の方から。
この本は、ホント超初心者からいけて、且つ最低限のことはしっかり学べるようになってますね。
基本的にイラストの入った先生と生徒の会話形式で進んで行き、砕けた文章で「こんな感じだよ」とやさしく教えてくれます。
どういうような考え方で作っっていったらいいのかの心構えや、イメージの仕方。
「こういう感じにしたい」と思うところから出発出来るようになっていて、次第に具体的になっていきます。
たぶん、意欲さえあれば中学生、無理すれば小学生からでも使えて、作曲を抵抗なく覚えられるんじゃないでしょうか。
内容をちょっと紹介すると、
「何でもいいから歌ってみよう!」「繰り返すことが第一歩」(短いモチーフを4小節繰り返せということ)から始まって、「スリーコード」「メロディを展開させる」「サビを作ろう」などとなって、ステップアップすると、ちょっと難しい「コード進行」「キー」「ハーモニー」の説明。さらに、「7th」や「テンションコード」、「リズム」や「ビート」から、ツボをついた「泣きのコード」みたいなポイント解説まで。
巻末には、ヒット曲の譜面とピアノとギターのコード表もあり。
それと、教え方自体も上手く、「基本的には決まりはないんだよ」(自分がいいと思えば、基本的にはそれでいいということ)と言っておいてから、「簡単な例題出すからやってごらん」となって、「アレはやるな」「これは禁止」みたいな否定ではなく、基本肯定なんで、乗せられるように進んで行けます。
これは、初めて読む本としてはいいんじゃないでしょうか。
自分には性に合ってたというか、多少バカっぽいところもありますが楽しんで読めました。
初歩の出だしほど詳しく説明してあるのも入りやすくていいと思います。(その代わり、難しいことほど簡単な説明になって行きますが)
次は、「ソング」。
基本的には「メロディ」をもうちょい突っ込んだとこまで解説した感じ。
イラストが消えて字も小さくなりますが、平易な文章はそのまま。
〔この、文章が砕けているのを「嫌だ」と思う方もいるかと思いますが、子供にも判るように文を書くというのは、それだけ内容が租借されているということでもあるんで、判りやすさの点から言っても重要。
作曲関係の本が文章の専門化が書いていないおかげで必要以上に判りづらくなっている、という側面があるとすれば尚更です〕
イラストと一緒に生徒のキャラも消えてそれが読者になり、実際に作ってみることを求めてきます。
そう、「ソング」は、まえがきにもあるように、読み終わったときに「必ず4曲オリジナルが作れる」というのが売り。
実は、本屋で見たこの一文に惹かれて買うのを決めたんでした。
「つくろう!」というマークがときどき出てきて、そこで手順に従って「モチーフ」などを作り、それを使いながら「展開」し、「コード」を付け、順次進んで行きます。
この、なかば自動的というか、受身で「ふんふん」「それでそれで」とやっているうちに曲が出来ていくシステムは、興味だけで右も左も判らない場合とてもいい後押しになります。
事実、もっとやさしく説明されている「メロディ」を読んでいるときは、読み終わるまでに何もしませんでした。
「読み終わるとやった気になる」というのはよくありますが、読んでいる最中からどんどん作業していくことになるんで、「読んだだけで終わっちゃった」ということがなく、そういう意味で必ず曲が完成するのが魅力です。(もちろん、マークを無視して進んでしまえば、その限りじゃありませんが)
詳しく見ていくと、
まず、基礎知識(「メロディ」とほぼ同じ内容を要約)から入り、「3コードからつくる」、「コード進行からつくる」、「サビからつくる」、「歌詞からつくる」の4種類の作曲法を実践し、最後に簡単なアレンジの仕方の流れになります。
巻末には楽譜(買った版では1曲)、ギター、ピアノのコード表が付いています。
作曲法の最初の3つで、「メロディの展開のさせ方」「コード進行」「Aメロ、Bメロ、サビの考え方」といったことを、具体例と共に解説し、突っ込んだところでは「セカンダリードミナント」「キーの探し方」「各キーのダイアトニックコード」なども簡単に解説。ほか豆知識的なコラムも。
教え方も理論だけでなく、『「Aメロ」と「Bメロ」は音の高低も、メロのリズムも重ならないようになるべく変化をさせて作る』、といった非常に実践的なものなので、すぐ具体的に作業に移れるものばかり。
手取り足取り過ぎて、「そういうものなんだ」と頭から信じてしまい、個性や自由度が失われそうな気もしますが、とにかく、まずは「作れてしまえばコッチのもの」という気がします。
(理論だけ書いて突き放したような本が多いですから)
基本、「自分がいいと思えば、決まりはない」という「メロディ」と同じスタンスなので、いかに本の内容から離れて自由に創作出来るようになるかは、その人次第ということになるでしょうけど。
さらに、4つ目の作曲法である「作詞からつくる」というのが、特筆もの、だと思います。
思うという中途半端な表現なのは、他の作詞の本を読んでいないからですが、作詞方法の専門書自体あまり見かけないので、もしかすると非常に有用な項目なのかもしれません。
作曲同様、非常に具体的で実践的な内容で、作詞自体に興味はない私が読んでも「なるほど、これなら出来るな」、と思わせてくれます。
まず、「テーマ」の探し方。
「テーマを決めよう」で終わりではなく、具体的に探し方まで教えてくれる。
この辺がかなり実践的。
次に「設計図をつくる」。
Aメロ、Bメロ、サビ、それぞれでの文字数や大掴みの内容(設定)を決める、などなど。
更に、決められた文字数に収めるためにはどうすればいいか。
もうちょい突っ込んで、比喩や体言止めなどのテクニック、リフレインのさせ方。
こういったことを具体例(ヒット曲なども分析)と共に判りやすく解説しています。
これまた、作曲と同じで手取り足取りなので、先入観を植え付けられそうな気もしますが、作曲の本についでに載っているにしてはかなり本格的な内容だと思うので使わない手はないと思います。
作曲をするということが、「メロディに歌詞とコードを付ける」ということだとするならば、この本だけで十分でしょう。
なんせ、自動的に出来るんだから。
特に、弾き語りをしたい人にはもってこいの入門書じゃないでしょうか。
しかし、パソコンでアレンジまでして、完成された曲に仕上げたい場合は、まだまだ物足りないです。
アレンジに関してはさわり程度なんで、もしこの本だけでやるならセンスと自力が必要でしょうね。
というわけで、以後も作曲関係本の読み漁りは、しばらく続くのでした。もちろん、興味はありましたが、あくまで「知ったかぶりするため」の資料として読み始めたんで曲を作るか作らないかは二の次だったんですが・・・、
感想のところにもある通り「作る体」で進む本なので、基本的に音の確認できるものが必要になってきて・・・、これまた、たまたま親戚に楽器扱ってる者がいるもんで、気使ってキーボード買っちゃったんです。
CASIOの「GZ-5」を。
するってーと、MIDIキーボードなんでパソコンに繋ぐじゃないですか。
そのためには、MIDIインターフェースが必要じゃないですか。
だから、YAMAHAの「UX-16」買うじゃないですか。
そうすると、ただ鳴らしててもしょうがないから、MIDI編集ソフト(Dominoにしました)入れるじゃないですか。
立ち上げると難しそうだから事前に解説書買ったりするじゃないですか。
しかも、思ったとおりに打てないんじゃないかと不安になって、音声で入力してくれるソフトもあるんで、とりあえずやってもみないうちからマイク買ったりして安心するじゃないですか。
さらに、不意に風呂入っててフレーズ浮かんだらいけないから、プロでもないのにICレコーダー買うじゃないですか。
もうこうなったら、どんどん本も買うし、後戻りできないじゃないですか!!
もう、マイク買ったあたりから腹に決めましたよ。
元を取るためには「アルバム1枚分」ぐらい作らなきゃダメだろって。
で、とりあえず、10曲。
10曲目指して作ろうと。
で、何故、冒頭で本を買った日をきちんと07年と年まで書いたか判りますか。
そう、2009年の10月、やっと完成したんです。
10曲。
実際には、本を読み始めたのが08年の5月ごろで、本格的に製作に入ったのが夏ごろだったんで、1年ちょっとですか。
結果としては、キーボードは買って正解。
しかも、小さくてもキーの多い「GZ-5」にして正解。
ICレコーダーは数回使用。
首から提げて「散歩しながら録音」とか思ったけど、そんな気持ち悪いこと出来ず。
結局、作曲はしようと思ってキーボードに向かってするのがほとんどでした。
マイクは開けてません。
普通に打てるし、打ちながら作曲も全然可能。
製作過程やその後に読んだ本などは、追々書いていきますんで。
では、いわばGENのファーストアルバムといえる、行き掛かり上作ってしまった、恥の塊の10曲。
こころして視聴せよ。
「
GENユニバース」トップの作曲からどうぞ。
- 2009/11/01(日) 11:49:37|
- 作曲、音楽
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朝6時半ごろ、急にDVDレコーダーが起動し始めたんで、「一体何を撮るっていうんだ」と、様子を伺ってたところ・・・。
なんと、再放送の「ディケイド」を撮り始めるじゃないですか!!
「W」はしてても、もちろんそんなもの予約なんかしてないわけですが、これは・・・、今日「W」の放送ないなと思ったら駅伝。
最近、勝手に情報受け取って、知らないうちに性能がアップしてたりするんですが・・・、
なにも「今日は定時に『ライダー』が見当たりません・・・・・・」「あっありました。6:30にありました!!」みたいに嬉々として撮らんでも。(笑)
そんな機能あったのかな。
- 2009/11/01(日) 08:17:07|
- どうでもいい話
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どんな短時間でカレー作ってんだよ。(笑)
レトルトじゃねーのか。
話も面白かったですが、冒頭に出てきたレポーター、
先週の予告のときから気になってたんですが・・・。
「泰みずほ」っていうイエローキャブのグラビアアイドルみたいですね。
結構カワイイですね。
と、いうか・・・・・・・、
エロッ!!
テーマ:侍戦隊シンケンジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2009/11/01(日) 08:03:00|
- TV、映画、DVD、CD感想
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