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イラスト&コミックのサイト「GENユニバース」の管理人GENのブログです。

TOKYO MX 円谷劇場 「ウルトラマンA」 20話

北斗がタロウをブッ叩く話。

主な登場人物
「北斗星司」 男側主人公、南と合体してAに変身する。池田鉄洋的オーバー演技傾向あり。
「南 夕子」  女側主人公、北斗と合体してAに変身する。皇后様似。
「竜 五郎」  TAC隊長。必殺技「一週間の謹慎」。なにかと死に急ぐ男。
「山中一郎」 射撃の名手、何故か2丁の両手撃ちが基本。直情型のキ印野郎。
「吉村公三」 宇宙生物の権威。今のところ全くの空気。
「今野 勉」  ロケット工学のオーソリティー。デブキャラ。人の失敗をネタに笑いを取るのが趣味。光の速さで心が折れる男。
「美川のり子」通信、副官担当。爆弾魔。エロ担当。
「梶 洋一」  兵器開発主任。新興宗教の教祖のような制服着用。


北斗が夜間の飛行パトロール中、空飛ぶ豪華客船を目撃する。

事の異常さを必死に訴える北斗であったが、目撃者が北斗では、当然「お前正気か?」のフォーマット発動。
帰還後もごく当たり前に吊るし上げへと移行。
やれ、「ありえない!!」「レーダーに映ってない」「蜃気楼だ」と反論され、挙句強制的に隊長から夏休みをとらされる。
一瞬戸惑う北斗だったが、この際休んで自ら調べたほうがいいと、あえて休暇を願い出る。

この一連のシーン、冒頭のアローの飛行特撮が俯瞰からの位置で珍しい。
アローよりも高い位置から真下を狙い、地表もきちんと作られている。

それと、男性隊員の髪が総じて伸びているのが判る。
みな、分けた前髪が余ってヘロヘロ耳の辺りまで来ている。
吉村が顕著だが、山中しかり、梶しかり。
隊長は・・・、被っておられるので変わらず。

北斗は、単独で各当する場所である沼津マリーナを訪れ、客船を改造したホテル「スカンジナビア」に潜入、飛行した形跡を探る。

北斗が旗をいじくっていると、のちの「ウルトラマンタロウ」篠田三郎に「やめろっ!!」と、飛び掛られる。

篠田は、闘争に明け暮れる大学に嫌気が差し、船でありながら鎖で繋がれたままの「スカンジナビア」を自分と重ね合わせ、いつかこの船を動かすことを夢見て機械室で働いているのだった。
旗は船が出港した暁に掲げるためのもので、篠田の決意の証。

ちゃっかり泊まってカードゲームなどに興じる北斗、夜に船が浮き、「そら見たことか!!」と、篠田に訴えるも、よく見ると浮かんではおらず、「夢見んな!!」と相手にもされない。

翌日、ボートで側壁を調べる北斗は、高熱でとろけた痕をみつけ「証拠があった」と、大騒ぎ。
いいかげん腹に据えかねた篠田は、「何十本もの鎖で係留されている船が飛ぶはずがないだろっ!!」と、ボートに飛び移り殴り合いの喧嘩に発展。
大切な旗が落雷で海に落ちたのを見た篠田は服のままダイブ。
ちなみに、このときの北斗の服装は、上は黒にピンクの襟のシャツだが、下は黄色の海パン。
遊ぶ気マンマン。

この、バカなやり取りをどこかでモニターしていたヤプールは、「バレた」と思い、超獣を送り込む。

「オールブラン」で出来たような岸壁が崩れながら開くと、中から「スワンプシング」みたいな身体に、子供が書いたら以外に卑猥になっちゃった象の化け物みたいな頭部が付いた、とてもじゃないがセミモチーフには見えない超獣が現れる。

その後、陸に上がった2人は、破壊される沼津の街に焦る。
北斗がTACに超獣を海に追い立てるよう要請すると、街より船を守ることを優先する篠田と言い合いになり、北斗は篠田をブッ叩く。

船を動かすことに執着した篠田は、このときとばかりに狂気に駆られたように鎖をダイナマイトで切っていく。
どっからそんなモン持ってきたんだ、と見ていると、不自然さにスタッフも気付いていたとみえ、北斗に「ダイナマイトまで用意していたのか?」と、質問させる。
篠田は「船の倉庫にずっと昔から積んであったんだ・・・」「おりゃ、今その使い道を発見したんだ・・・」「(笑いながら自答するように小声で)もっと早く気が付けばよかったよ」
テキパキとダイナマイトを仕掛けながら嬉しそうな篠田。
すでに、逝ってしまってる感が・・・。

最後のダイナマイトの威力が足りず、切れない鎖を金ノコで切り始める篠田。
その間、卑猥超獣がコントの骨折音のようなカワイイ音で念力を発し、船を持ち上げる。
北斗は「やっぱり」と思うが、篠田は切ることに夢中で見ていない。

南のアローが撃墜されると、追いかけて北斗も海へダイブ。
わざわざ海中に潜って水中ウルトラタッチで変身。

激闘していると、超獣の吐いた炎が船を飲み込み、篠田は海へ投げ出され、最後の鎖は切れる。
船は動き出した。

メタリウム光線でフィニッシュすると超獣は燃え上がる。

ラスト、念願の船は動いたが、自分という船は待っていては動かないということを悟り、船から上がり大学に戻る決心をした篠田。

北斗以下、隊員たちに見送られEND。


のちの「タロウ」篠田三郎がカッコいい、ヒーローになるだけのことはある。
それに比べて北斗のゆるんだ感じは・・・・だいぶいただけない。

今回、篠田三郎の青春の葛藤がよく描かれていていいのだが、ストーリーそのものは無いに等しい。
そもそも、船が飛んでいた理由も目的も何もかも不明。
ヤプールも相当頭悪いぞ。

特撮部分は見所も多く、本文でも書いた俯瞰シーン、超獣登場シーンほか、壊される沼津の街の再現度なども注目。

当然のように、ホテル「スカンジナビア」とはタイアップしての撮影だろうから、夜にはTACのみんなでカードゲームして泊まったんだろうね。
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  1. 2009/11/09(月) 05:11:19|
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