滑舌の悪いナマハゲがビルの上で踊り狂ってクリスマスを呪う話。
主な登場人物
「北斗星司」 男側主人公。南が早退したので今は1人でAに変身。池田鉄洋的オーバー演技傾向あり。常に怒られ役。
「南 夕子」 女側主人公。ゲッセイジンだったため早退。
「竜 五郎」 TAC隊長。必殺技「一週間の謹慎」。とにかく様子を見る男。
「山中一郎」 射撃の名手。何故か2丁の両手撃ちが基本。直情型のキ印野郎。
「吉村公三」 宇宙生物の権威。今のところ全くの空気。
「今野 勉」 ロケット工学のオーソリティー。デブキャラ。人の失敗をネタに笑いを取るのが趣味。光の速さで心が折れる男。
「美川のり子」通信、副官担当。爆弾魔。エロ担当。1回死亡後なにげなく復活。
「梶 洋一」 兵器開発主任。新興宗教の教祖のような制服着用。独特の梶理論を展開。
クリスマスに渋谷で大量のプレゼントを買い込む、北斗とダン姉弟の和気藹々とした風景からスタート。
3人は「城南養護施設、春風園」なる場所へ行き、かわいそうな子供たちに施しを与え、善意という優越感を満足させる。
庭には誰が届けたのか、巨大スチロール製雪だるまが鎮座。
全身タイツのAが登場する子供たちの寸劇などを鑑賞していると、外がなかなか暗くならないことに疑問を抱いて庭を覗いた先生が、雪だるまが割れて出てきた等身大超獣の怪光線に目をやられメクラに。(以降、この3文字で逐一表現。ちなみに目をやられると血が垂れだし、先生などは目元から鼻の脇まで両方一直線で、おかしなロボットメイクみたいなことになっている)
騒ぎの最中、ダンは空から降ってくるサンタを目撃、園に現れると北斗以下みなに怪しまれる。
が、直後、本部からビーチクに超獣が出現、住民が次々目をやられるという報が入り疑いは晴れる。
北斗も合流しTAC総出撃。
光線から目を守るため、昭和警備隊中唯一ヘルメットにバイザーが無いTACの面々は、ツーリングをするバイカーのようにゴーグルをする。
街では巨大になった、ヒッポリト系の幾何学パーツに丸い物が穿たれた何かが生えたフサフサ超獣が大暴れ。
それを操っていると思しき、まんまのナマハゲがウド鈴木的滑舌の悪さで「西洋文明(クリスマス)廃止論」をアジテーション。
意外と超獣の吹雪攻撃が強く、全員墜落、北斗は降下中に変身。
寒さに弱いウルトラ一族であるAは苦戦。
フルコースを見舞うが、ヒャクパーではなく効果薄。
一旦死んでしまう。(倒れただけか?)
その後、地上に降りた隊員たちは住民の保護に走る。
中でも逃げ遅れた養護施設に駆けつけ救出を図る。
大人数の上、目の見えない先生もおり、ここに残ることを主張する園の子供たちに苦戦するTAC。
そこへ超獣が迫り、にっちもさっちも行かなくなる。
と、おもむろにサンタがしゃしゃり出てきて「任せろ」の一点張り。
今野の「サンドイッチマンのおじさん」呼ばわりにも立腹せず外へ・・・。
巨大になったサンタの頭に、何故か強力にデカイ角が生えるのを見るダン。
「んなわけない」と隊員たち。(山中だけは見てしまい仰天)
巨大サンタは「Aよくじけるな!!」と応援し、赤いビームを指先からビビッ。
復活したAはアクティブに格闘。
地団駄のナマハゲはいつの間にかクリスマスからAたちに矛先が変わり「西洋オバケを日本から追い出すのじゃ~」とストンピング。
一連のサンタの行動を怪我した腕を吊られながら見ていた、何故か今回は旅役者のような顔つきの隊長は「あれはウルトラの父だ・・・」
救急隊員「隊長、頭打ちましたか?」
本格的に本性を現した父は光線でナマハゲをフィニッシュ。
Aも人が変わったように攻撃が決まり、振り向かないメタリウムでフィニッシュ。
銭形声ではない(北斗か?)Aと父との親子の会話が交わされ投了。
園に戻ったサンタは、ダンに言われ目を治そうとするが、自分が「魂だけ」の存在であることから、どういうサービスなのかは知らないが月からゲッセイジン南夕子を連れてきて治療に当たらせる。
みな一様に驚く。(そら驚くよな・・・)「夕子!!」「南隊員じゃないか!!」
帯状のフリンジの付いた白のドレスで長髪になって現れた南はちょっと可愛さアップ。
上げた腕から虹色の光線を発し街の人の目を治す。
本性を現した父のソリに乗って夕子が帰り、見送りながらみなで「きよしこの夜」を合唱して大団円。
話自体はあってないようなもの。
何故、ナマハゲが怒るのかも謎。
とにかく、ウルトラの父が前回登場のヒッポリトの回で本当に死んでいたのが衝撃的。
誰かカラータイマー分けてやって下さい。
あと、特徴的なのは差別用語乱発、ぐらいですかね。
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- 2010/03/15(月) 06:41:17|
- MX円谷劇場
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