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GEN'sログ(雑記)

イラスト&コミックのサイト「GENユニバース」の管理人GENのブログです。

TOKYO MX 円谷劇場 「ウルトラマンA」 50話

水道局員が下水道から都民を脅す話。

主な登場人物
「北斗星司」 男側主人公。南が早退したので今は1人でAに変身。池田鉄洋的オーバー演技傾向あり。常に怒られ役。
「南 夕子」  女側主人公。ゲッセイジンだったため早退。
「竜 五郎」  TAC隊長。必殺技「一週間の謹慎」。とにかく様子を見る男。
「山中一郎」 射撃の名手。何故か2丁の両手撃ちが基本。直情型のキ印野郎。
「吉村公三」 宇宙生物の権威。今のところ全くの空気。
「今野 勉」  ロケット工学のオーソリティー。デブキャラ。人の失敗をネタに笑いを取るのが趣味。光の速さで心が折れる男。
「美川のり子」通信、副官担当。爆弾魔。エロ担当。1回死亡後なにげなく復活。
「梶 洋一」  兵器開発主任。新興宗教の教祖のような制服着用。独特の梶理論を展開。ここの所不在。


早朝の都心をパンサーでパトロールする北斗と山中。
アクビなどしつつ朝の早さを愚痴っていると、“双方青信号”という異常事態で、若い女が運転する八百屋の軽トラックと交差点で激突。

側面に突っ込まれたパンサーは運転していた北斗側のドアーとガラスがメチャクチャ。
幸い、誰にも怪我はなかったが、双方とも“青”をしっかりと確認しての進入だったため言い争いに発展。

幼い兄弟たちのため、やっちゃ場から急いでいた女店主は激怒。
だが、横から突っ込まれたかたちの北斗たちが引くわけもなく、警察が来ても水掛け論の応酬に。

警察はTACが相手のため一方的に女に責任の矛先を向ける。

免許を取り消されては生活に係わる女は、北斗たちに「本当のことを言って」と無理なお願い。
青だったのは事実なので、あるいは信号の故障も疑ってみる2人だったが、女は「もういい!!」とキレて、とにかくこの場を立ち去ることに。警察はあとで出頭するよう命令。

女の格好はプレート付きの帽子に男っぽいジャンパーだが、両方とも濃い緑なので八百屋というよりはレンジャー部隊のよう。
警察官2人組みは極端な身長さの凸凹コンビ。

女が気になる北斗たちは、軽トラの後ろをピッタリ尾行。
道中、山中が「一姫、二虎、三ダンプって言うが、本当だなぁ」と発言するが、これは60年代初頭から言われ始めた「一富士二鷹三茄子」に引っ掛けた危ないドライバーのタイプのこと。

八百屋に着くと、事故を起こしそうなタイプには見えない女に再度事情を聞く北斗。
「あんたたちのおかげでこの店を閉めなくちゃならないかもしれないわ」「事情はそういうことよ」とニベも無い女。

弟たちの生活のためにも運転には細心の注意をはらっている、と得々と説明され、ゲンナリ退散しようとすると遠くの空に怪しい雲がわき上がり、本部から「都内全域で信号が狂い事故多発中」との連絡が入る。

つまりは信号機の故障が今朝の事故原因と悟る2人だったが、そこここでパニックが進行中でありそれどころではなく原因究明に走り回りる。(途中、スペル星人のような顔の男の流血どアップがあり怖い)

ちなみに、八百屋に着いた女が、事故を隠して健気に弟たちを学校に送り出す、というシーンのバックに「ケンタッキー・フライドチキン」が映っている。
こんな時期(72年)にもうあったのか、と思ったら、東京1号店は71年7月の青山店であった。

その後、北斗たちが事故現場を右往左往していると、怪しい繭型の雲から「東京都民に告ぐ・・・、ただちに東京から立ち去れ!」「レボール!レボール!」と渋い声での犯行声明&脅迫が放送される。
守護神だという異形の超獣も晒し「抵抗するとコレが酷いことするぞ」とさらに脅しが続き、TAC出動。ワンダバ後CMへ。

CM開け、「よし!攻撃だ!!」と隊長命令により勇んで突撃するTAC。
ひとしきりミサイルをぶちまけると、「抵抗するなと言ったろ!」とレボール。

「守護神を傷付けたむくいを受けろ!」と信号機を使い3色のビーム攻撃。
赤は高熱光線。青は血液を蒸発させ体温を異常に低くする光線。(北斗、見ただけで分析)
黄色は・・・・・、頭を狂わす光線(!)。(みな一様に舌を出しヘラヘラ)

吉村の頑張りにより、ある下水道から信号機操作の怪電波が発信されていることが判り、北斗と山中が急行する。

地下に入ると一見ただの人間の作業員が3名おり、様子を伺っていると怪しげな機械の前で「抵抗を止めろ、東京を明け渡せ」「さもないと第二弾の攻撃を開始する」「レボール・・・レボール・・・」。

こういうセリフは、おかしな格好の奴が言ってかろうじて成立するが、ただの作業員が「レボ~ル・・・」ではコント。

作業員が人間だった場合を想定して、陽動作戦で機械から遠ざけ北斗が破壊。
作業員は本来の“緑の巨眼ハワイアン鶏”のような姿を現し、アクロバティックに戦闘。
死ぬ間際捨てゼリフを残し消滅。秘密兵器があるらしいが、「死んでから何が出来るんだよ、バカ!」と山中。

地上に出て八百屋を訪ね、疑いが晴れたことを告げ、汚れた顔を笑いあっていると地震。
遠くに、日野日出志チックな腫瘍のように膨れた頭にランダムに目が付いたゲテモノ超獣秘密兵器が出現。

ゲテモノの激しい攻撃にTACは全員撃墜。
山中も脇腹に瓦礫を投げつけられた様に受け昏倒。
北斗、カラフルな爆煙の中、ビルに登り、ビルごと爆砕されるとキリモミジャンプ中に変身。

激闘の末、久々にメタリウムでフィニッシュ。超獣は消失する。

警官を伴い再度八百屋を訪れる北斗と山中。
警察の謝罪があり、弟が揃って帰ってきてTACに喜びタックガンのホルダーを弄り回して談笑の中END。


導入部はいい感じだが、またしても中身がスッポリ無い。
八百屋のキャラがよかっただけに残念。

敵の行動も大仰なだけにもう一工夫欲しいところ。
3色光線の黄色がパーにさせるっていうのは、やっぱりそういうことからの連想なのか。

あいかわらず隊長の作戦は考えなし。というか演出が雑すぎ。

超獣のデザインはなんて言って表現していいのか言葉に詰まる。

いいところといえばミニチュアワークで、細かく、特に爆発、崩壊が素晴らしい。


放送時間は同じなのに、どうしてこうも中身が薄くなってしまっているのかといえば・・・、
簡単にいうと戦闘やモブなどドラマ以外のシーン一つひとつが長くなっているから。

ちなみにこの話、八百屋の弟たちが学校行ってから帰ってくるまでで事件を解決している。
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  1. 2010/06/07(月) 06:05:25|
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