水島がいつのまにかロボットだった話。
主な登場人物
「岬 大介(ミサキー)」(誠直也)21歳。元地質考古学研究室勤務。実はアバン大陸人で地底人。マグマエネルギーでファイヤーマンに変身。燃える男。意外に平山浩行似。
「海野(うんの)軍八」(睦五郎)40歳。SAF隊長。海洋学と生物学の権威。元海洋開発センター勤務。リーダーの才覚あり。「たけしくん、ハイ!」でたけしの幼少期を演じた小磯勝弥似。躊躇しない男。
「水島三郎」(岸田森)28歳。SAF副隊長。宇宙工学博士。元宇宙開発センター研究室所長。沈着冷静でそそっかしい変わり者。
「千葉 太」(平泉征)25歳。工学博士。シーマリン号設計者。肉体派。岬の友達的存在。
「葉山マリ子」(栗原啓子)20歳。プログラマー。海野の助手。超記憶力の持ち主。セリフは棒。
宇宙空間をSAF新開発のロケット“マリンブル”で遊泳する岬と、珍しく基地外での行動に参加するマリちゃん。
本部ではモニターを見る海野が異常なテンションでご満悦。浮かれるマリちゃんも「イルカに乗った少年みたい!」と往年のヒット曲(城みちる「イルカにのった少年」)を引用しての感想で自分だけ盛り上がる。
ちなみに、ヘルメットはいつものコーンではなく密閉できるように改造されたフルフェイスのヘルメット。
コスチュームも鼓笛隊ではなく銀色の宇宙服風。
本部では試乗の成功にみな喜びを顕にしているが、水島だけが一切モニターに目もくれず憑りつかれたように書類と格闘している。
岬たちは偶然出会った薔薇型ガス雲に狂喜し、突っ込んで遊んでいると、何故かその先に出来のよろしくない巨大恐竜がおり、腹にマリンブルごと突き刺さる。(マリンブル先端はダーツ状)
同時に本部ではモニターの映像が乱れ、よそ見していた千葉が「速く調整しろ」と海野にドヤされ、スッ転びながら慌てて修理。(もちろんモニターの故障ではないが)
よそ見ぐらいで怒鳴られた千葉は、「完全に無視しているのはどうなんだ」と言わんばかりに水島を睨む。睨んだその顔が激似のハナ肇。
岬はファイヤーマンになり気絶したマリ子を地球に届ける。
その光点を捉えたSAFは着地点に急行。
現場にはマリちゃんだけが倒れており岬は不明。宇宙服に守られていたがマリちゃんは放射能に晒された状態であった。(ちなみに、恐竜の腹に刺さったマリンブルは先から溶けていた)
本部では、相変わらず同じ姿勢で作業に没頭している水島に海野の堪忍袋の緒が切れ、キレぎみに肩をど突くと水島はガラガラと人形のようにくず折れる。ギョッとする海野の顔にショートした回路から上がる煙が掛かる。
ひとり廃墟の点在する無人島(テレビのロケ地等で有名な東京湾の無人島「猿島」)に降りた岬は、溶けたマリンブルが放射能によるものと考え頭を捻る。「何故、恐竜から放射能が・・・」
それ以前に「何故、宇宙に恐竜が」だと思うが、「ファイヤーマン」の世界観ではありとあらゆる場所に恐竜復活の芽が隠されているんで、岬にとっては不思議ではないのかもしれない。
岬が考え耽っていると何処かから唱歌(「歌を忘れたカナリア」)が聴こえてくる。
歌の主は、湖畔の木の枝に衣を掛け全裸で沐浴をする少女(粟屋芳美、のちの芦川よしみ当時14歳)。気分良く二節ほど歌うと上がっていく。
その頃海野は水島ロボに仕込んであった挑戦状を発見。「水島博士に御用のむきは笛島へどうぞ」
笛島はファイヤーマンの降りた無人島。海野と千葉は急行する。
島では少女が夕日に向かってお祈り。
すると、岬が宇宙で遭った大耳レッドキング型恐竜が崖から現れ(レリーフ状に嵌り込んでいる)ヘソが痛いとアピール(マリンブルの刺さった痕)。
少女を追跡する岬は海野、千葉と合流。
廃墟のひとつに入っていった少女が悲鳴と共に飛び出してくると、慌てて突入する3人。(ちなみに、後から考えると、少女が叫んで出て来るのは少々辻褄が合わない)
進入すると中には水島、老博士、それとヒョロっとしたヒゲ根のような触覚が2本生えた巨大なヘルメットを被った、銀ラメ全身タイツのバローグ星人がおり、そこから饒舌巨頭星人の独壇場となる。
いちいち「いぃ~~~~ひひひひ!!はははぁぁ~~!!」をしゃべる前に付け、狂気じみたハイトーンでまくし立てる巨頭星人。
老博士がロボット工学の第一人者水島博士であり、SAFの水島の祖父であること。さらに少女は老博士の孫であること。
恐竜がペットであること。
老水島が戦時中、水爆を開発しておきながら実験室ごと爆破し放棄し逃走。その後、偶然発見した恐竜のミイラを利用し原子力ロボット恐竜造りに没頭していたこと。ウランが足りなくなり、巨頭星人の口車に乗ってウランと交換に人類と置き換えるため(1人殺しては、1体ロボットを投入するという牛歩侵略作戦)のロボット造りに加担してしまったこと。等々を情感タップリ面白おかしく大演説。
しかも、自分から話し始めたにも拘らず、老水島が話を引き継ぎ「1980年から侵略が始まった」と言うや「それ以上言うな!!」と激昂し射殺。
老水島は、水島の腕の中で自分の人生を悔い、「科学を忘れた科学者は、歌を忘れたカナリアだ・・・」と自戒し、少女のことを頼むと全力でガクッと横を向き絶命。
すると、お涙頂戴シーンが終わるのを待っていたバラエティーのベテラン司会者のように編集点を作るが如く
「と、いった次第で!!」と調子のいい廻しを披露し、ロボット恐竜の操作法などを無駄にレクチャーしていると、密かに島に潜入していたマリちゃんから海野にベルトのモールス信号装置で連絡が入る。
星人が「帰る」だのなんだの調子に乗って延々話し続けていると、ロープを解いた水島が恐竜ロボのコントロール装置に何かをブン投げ破壊。
恐竜が暴れだすなか、星人も含め全員脱出し非難。星人はUFOへ。
岬は廃墟の中で変身。石造りの建物を崩しながらファイヤーマン出現。
ただイタズラに暴れるだけの恐竜には憐れみからか手を出さず、代わりにUFOを撃ち落し、恐竜を宇宙に葬ってフィニッシュ。
花束を持ってSAFの制服のまま都心の雑踏を少女の見舞いに向かう水島。
病室の前まで来ると既に少女の唄が聞こえる。呼吸を整えおもむろにドアを開けると上半身布団をはだけた無表情の少女。
歌の響く中凝然とする水島。
口も開かず唄う少女の身体は歯車やオープンリールにコードの山。「かわい~そう~」のフレーズがリフレインし、見間違えでないことを確認した水島が絶望と恐怖と憐れみのない交ぜになった表情で少女を見つめ、胸のオープンリールがアップになりEND。
「上手く演出すれば名作になったな~」と思って視聴していたが・・・、
ラスト見舞いシーンのどんでん返しを見て、これは、「このシーンだけで名作認定してもいいんじゃなかろーか」という気になった。
それほど余韻を残す印象的なラストだった。
その際の岸田森の演技がとにかく素晴らしく、絶妙な表情の使い分けで心情を完璧に演じ分けていて圧倒的だった。
そもそも、今回の岸田森は前半がロボットという事もあり、極端にセリフを抑えていて、またラストに向けての展開上説明的なシーンも(岸田森が何にすり替わっていたのか等)も控えており、それらが不思議な感覚を生んでいて効果をあげていた。
その逆に、頭のデカイ星人のシーンはしゃべり過ぎが否めないが、アレはアレでアングラ演劇的な感じで雰囲気は作っていた。
足を踏み外した科学者である祖父と水島との関係を中心に描いていれば(星人の演説ではなく)間違いなく名作になったと思う。
今回は、特撮的にも見所が多く完全に再現された猿島のミニチュアなどは劇場レベル。
他、バローグ星人の頭が何かに似ている感がヒシヒシなのだが、「スペースチャンネル5」のモロ星人ぐらいしか具体的には思いつかなかった。もっと似ている星人がいたような・・・、っというか何かの流用じゃないのか?
それと、星人のメンバー紹介のとき、老科学者を「水島のおじいさん」少女を「お孫さんだ」と言っていたが・・・、それって、岸田森と芦川よしみが兄妹ってことでしょ。
ラストまで見ればロボットだから少女の姿のままだったって判るけど、途中まで「ジイさんあんた・・・」って思っちゃったよ。
追伸、ファイヤーマン飛べるんだな。
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- 2010/09/27(月) 06:51:49|
- MX円谷劇場
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ほぅ、オーズの能力は敵の幹部の一部でもある、と。
ふむふむ・・・。
それにしても、冒頭の解説は丁寧で好感持てるな。
大食い男・・・、このまま行くと「モンティー・パイソン」のエピソードみたいに爆発・・・・。
しなかったか。
やっぱり、マットな黒がベースだと何色が差し色でも地味だな。
(黄色が多いバージョンはちょっと良かったけど)
頭は赤以外にはならないんだろーな、金掛かるから。
メダルは毎回アンクに奪われるのか?
完全にオーズ家来だな。
テーマ:仮面ライダーオーズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2010/09/26(日) 08:30:13|
- 仮面ライダー
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いやぁ~、せっかく今日から録画して少しでもいいから残そうかと思ったのに・・・。
今日が最終回とかっ。
残念、BS-hi意外でも再放送始まらねーかな。
「ザ・ペンギンズ」
動物たちのデザインは最高だし、それぞれの動物たちのレベルに合わせた“バカさ”のサジ加減が絶妙なんだよね。(下等な動物ほどホントにバカっていうのがたまらん)
まっ、いずれ地上波でも再放送するだろうから、そのときは忘れないようにしないとな。
それにしても「ペンギンズ」ってあんまりグッズ関係が無いのは何でなのかな?
「マダガスカル」のときはどうだったんだろ。
あっ、そういえば、打ち切りの噂か絶えない「ゴセイジャー」は・・・。
検索したところ、おもちゃが売れてるんで打ち切りなんてわけ絶対無いそうで・・・。
だったらバンダイももうちょっとテコ入れに本腰入れてもいいんじゃないか?
まあ、いまさらどうにもならないとは思うけど・・・。
テーマ:天装戦隊ゴセイジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2010/09/26(日) 08:00:01|
- TV、映画、DVD、CD感想
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ファイヤーマンが高速ヘッドスライディングで怪獣の足に絡みつく話。
主な登場人物
「岬 大介(ミサキー)」(誠直也)21歳。元地質考古学研究室勤務。実はアバン大陸人で地底人。マグマエネルギーでファイヤーマンに変身。燃える男。意外に平山浩行似。
「海野(うんの)軍八」(睦五郎)40歳。SAF隊長。海洋学と生物学の権威。元海洋開発センター勤務。リーダーの才覚あり。「たけしくん、ハイ!」でたけしの幼少期を演じた小磯勝弥似。躊躇しない男。
「水島三郎」(岸田森)28歳。SAF副隊長。宇宙工学博士。元宇宙開発センター研究室所長。沈着冷静でそそっかしい変わり者。
「千葉 太」(平泉征)25歳。工学博士。シーマリン号設計者。肉体派。岬の友達的存在。
「葉山マリ子」(栗原啓子)20歳。プログラマー。海野の助手。超記憶力の持ち主。セリフは棒。
山奥の造成地、新開発の“ポリダー”なる強化剤を使用し、穿った崖を土留めする建設業者。
この液体を噴霧することでコンクリートを1m打ち込んだのと同じ効果があることを、関係者お偉方に自慢する。
その後、造成地を含む周辺の湖畔風景が俯瞰のショットで映されるが、これが全て遠景までミニチュアで造られており、作り手の気合を感じさせる。
山間に視点が移ると鬼押出的な溶岩地帯に地質調査を兼ねた登山を楽しんでいると思しき、若く見えない男女数名の若者集団がおり、こけつまろびつしながら現れた「湖の水が高い方に流れた」と喚くメーテル的ロシア帽を被った自称カメラマンと出会う。
カメラマンのいう言動を一笑に付す若者たちは話の種にとしばらく付き合うが、湖が何事もないと判ると徹底的にバカにし、揚げ足を取る。
カメラマンは“水と光”を追って日本中を撮って回っている名のある自然派写真家であったが、正体が判明してなお「週刊誌ネタだ」と嘲り笑う。
もちろん、この所業の償いは考えられる最大の罰として若者に降り掛かることになる。
写真家がかけた警察への電話からSAFに情報が入る。が、「岩見湖の水の逆流現象」と聞いてマジメには取り合わず笑って済ます。
その夜、山ではそれぞれテントにて就寝に就くが、轟音と共に湖の水が沸き立ち逆流。若者のテントは全て流され、女性1名を除き全員死亡という運びとなる。
発見された生存者の様子のおかしさからSAFは現地に水島と岬を送る。
水島は写真家探し、岬は湖付近調査に向かう。
見える範囲に居ただろうと疑いたくなるほど別れた瞬間に写真家を見つけた水島が、写真家の「水が生きてる」という御高説を拝聴していると、若者の死体を発見した岬が慌てふためいて飛んでくる。
検死の結果、山の上にもかかわらず溺死であることが判明。水を疑う水島は岬に湖の水を採取するよう促す。
岬は岬で岩から生体反応が出ていると言い出し、それも調査対象に。
その後、採取された水が2度にわたって消失するという現象を目の当たりにし水島は“
ポリウォーター”ではないかと仮説を立てる。
本部では、棒読みマリちゃんの「ポリウォーターって何ですか?」のきっかけで説明ゼリフが披露され「カリフォルニア工科大学が偶然発見した超流動する水」と解説されるが、これは番組での架空設定。元になった本物の“ポリウォーター”については、面白いんで上のリンクを見てもらいたし。
湖の水がポリウォーター化していると踏んだSAFは中和剤を撒く作戦に出る。
このシーン、全員が科学者のSAFらしくみな白衣。
ちなみに、平泉征はこの話の間中何故かボーっとし通しで眠たげ。
千葉は中和剤製造依頼に、岬と水島は再度石見湖へ。
水島たちは造成地で“液体土留め剤ポリダー”のことを建設業者から聞き、なにやら思い当たる。
このシーン冒頭マリンゴンで造成地を眺める岬と水島の会話で「(岬)いま流行りの別荘分譲地ですよ」「(水島)こんなに崖を切り崩して大丈夫なのかね」とあるが、避暑地の別荘ならば、それこそ景観のために山なんか崩さないと思うのだがどうなのか。
早くも中和剤を受け取ってきた千葉は、海野の命令でマリンブルにて散布に出発。
本格的には初出のマリンブルのワンダバが丁寧に長尺でもって描かれる。
岬たちはまだ居た写真家を保護するが、水が遡ったせいで何故か目覚めることになったヨロイ竜(ウルトラの父的ツノの生えたレッドキングスタイルの残念怪獣)に右往左往。
ひとり離れてしまった岬を置いて水島は写真家とマリンゴンで去ってしまう。
千葉はジャマしてくる曖昧造型怪獣に散布がままならず、怒りのあまり体当たりという憤死を決意。海野に「ばぁか!!」と言われる。
怪獣までマリンブル4機分まで迫ったあたりで岬が気付き変身するも、絶対間に合わないタイミングと思いきや、いきなり地上を右手挙手の状態でモウモウと白煙を上げヘッドスライディングで現れたファイヤーマン。
足に組み付くと、そのまま仰向けに倒し千葉の特攻を回避する。
タイミング的には、岬がスティック探してるぐらいの時に衝突しているように感じたのだが、どうやら勘違いだったらしい。
その後、プロレスが続くが、ヨロイ竜だけに攻撃が効かず苦戦。
そこで一計を案じたファイヤーマンはヨロイの一枚を生皮を剥がす要領でベリリとめくり、赤剥けの肉に直接鋭い岩石を打ち込む。
それだけに留まらず口の中にも岩石をねじ込み、尻尾を持ってのジャイアントスウィングからのフラッシュで頸をはね、盛大に頭を遠隔地に飛ばす。
フィニッシュと思いきや、首が無いのにまだ向かってくる怪獣に、急にしでかした悪事のデカさを思い恐怖に駆られるチンピラのようにオロオロするファイヤーマンだったが、数歩で絶命し勝手に木っ端になり終了。
それをマリンゴンから見ていた水島は安堵からか、特に笑えるシーンはなかったが大笑い。
千葉が中和剤を散布し直し、水島と岬が写真家に事の顛末(ポリダーが雨で流れ出し湖に溜まった)を報告し、「ポリダーは禁止にしました」と告げると「それでも造成工事は続くんでしょ」と穿った切り返しを受け、写真家が自然破壊を嘆きつつ次の撮影地探しに旅立ちEND。
環境破壊テーマの1本だが、それをテーマとしてる割には建設業者を吊るし上げることもなく、突っ込みが甘い。
話し全体も良く出来てはいるが、役所の仕事のように粛々と話が進みハプニングなし。
しかし、話の中核に“ポリウォーター”などを持って来るところが面白いというか“らしい”というか。
ポリウォーターについては調べて初めて知りましたが、なかなか興味深いです。
他は、相変わらず特撮の力の入りようが凄いですね。
格闘時の操演使った演出も面白いです。(岩石クルリとか)
だけど、執拗なグロ演出はどうなのか、それ見て笑う岸田森もどうなのよ。
- 2010/09/20(月) 07:08:33|
- MX円谷劇場
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なんだ、あのサイみたいなゾンビ野郎はゾウだったんだな。
なんと、先週のニセ真矢みきは甲斐まり恵だったか。
誰だか判らんかった。(うわぁ~、演技が・・・)
むぅ、あの刑事の家に2人して居候するのか、な。
これで若干主人公のフラフラ感が落ち着くか。
あぁ、敵デザイン面白いな。
色もいい。
前の2話は漠然と見てたが、
これ、いいモンと悪モンコンビのバディー物なんだな一応。
当然ながら、すべては2人のやり取り、スタンスの取り方に掛かってくる訳か。
パターンを作りつつ、新鮮味も出していくのが大変そうだな。
毎回、喧嘩してるだけ、みたいなのはかんべんして欲しい。(それで持たすには、役者の演技力と軽妙なセリフの脚本が必要だよ)
ところで、金髪の刑事は死んだことになってるわけじゃなさそうだし、警察業務はどうしてんだ?
顔出しといた方がよくないかね。
テーマ:仮面ライダーオーズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2010/09/19(日) 08:44:16|
- 仮面ライダー
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幹部以外の敵すら出なくなったか・・・。(しかも2体って・・・)
もう、限界だな。
敵がヒーロー側の攻撃をパロディーにするとこは、苦肉の策としては面白いけど、
だからって急に面白くなるわけじゃなし。
ここは思い切って打ち切った方がいいんじゃなかろーか。
残りの期間は6時台にやってる映画の分割放送でも過去の再放送でもいいし。
正直、見てて辛い。
テーマ:天装戦隊ゴセイジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2010/09/19(日) 07:57:57|
- TV、映画、DVD、CD感想
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ゲゲゲの四女(いずみ)に続き、ゲゲゲの女房の長女(藍子)がいいです。
前回、いずみを紹介したときは、好みじゃないケドうんぬん抜かしちゃいましたけど、青谷優衣は違います。
いいですね。
美しいです。日本的な凛々しさを感じます。
演技もしっかりしてるしプロフィールはどうなってんのかと思ったら、それなりにドラマとか出てますがまだあまり活躍はしてないようですね。
それより、「ヤングジャンプ全国女子高生制服コレクション」(いわゆる制コレ)の受賞歴とかあって、バリバリのアイドルだったのにはちょっと驚き。
まぁ、「ゲゲゲの女房」の中の印象しか知らなかったんで、どこかの劇団所属の若手女優さんかなと思っても仕方ないんですが、そっち方面では有名なんで、知ってる人から見れば何驚いてんのってことですけどね。
松浦亜弥にもちょっとだけ似てるな、なんて思いながら検索してたら舞台で競演してたのにもビックリ。
ちなみに・・・・、
例によって劇中と普段のイメージは違いますんでそのつもりで。
なんせ、コレですから。↓
- 2010/09/18(土) 09:52:31|
- アイドル、タレント
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インベーダーが子供に重要部品を持っていかれる話。
主な登場人物
「岬 大介(ミサキー)」(誠直也)21歳。元地質考古学研究室勤務。実はアバン大陸人で地底人。マグマエネルギーでファイヤーマンに変身。燃える男。意外に平山浩行似。
「海野(うんの)軍八」(睦五郎)40歳。SAF隊長。海洋学と生物学の権威。元海洋開発センター勤務。リーダーの才覚あり。「たけしくん、ハイ!」でたけしの幼少期を演じた小磯勝弥似。躊躇しない男。
「水島三郎」(岸田森)28歳。SAF副隊長。宇宙工学博士。元宇宙開発センター研究室所長。沈着冷静でそそっかしい変わり者。
「千葉 太」(平泉征)25歳。工学博士。シーマリン号設計者。肉体派。岬の友達的存在。
「葉山マリ子」(栗原啓子)20歳。プログラマー。海野の助手。超記憶力の持ち主。セリフは棒。
夜間、海野が襲われるところからスタート。
エレベーターの籠が抜けていたり、側転をする黒ずくめの男たちに追い掛け回されたりと、ミステリアスな導入。
結局男たちはジープに乗って去ってしまうが、車に戻った海野は仕掛けられた時限爆弾をみつけ、そ~っとダッシュボードから出すと向かいのビルにブンッ。自分は助かる。
本部では“超エネルギー研究センター”から発せられる誘導電波を監視中。
その電波に乗って何処かから30センチ程の飛来物があり、都内の公園に落下すると岬、千葉が調査に送り出される。
公園では落下現場にやじ馬がたかり、人ごみに紛れて海野を襲った男たちと同一と思われる黒ずくめの男が落下物を回収に来るが、一足速く少年が拾ってしまっており、二の足を踏んでるうちに母親に割り込まれ、躊躇しているとそのまま持っていかれてしまう。
呆然と見つめる男たち。
家に戻った親子、ピアノが置いてある金持ち風の部屋は一人っ子と思しき少年のおもちゃで散らかっている。
母親は片付けを言いつけ、拾った金属片を疎んじるが少年は宝物という。
その金属片は20センチ程で、パイプ状の透けた胴体の両端に多角錐の金属が付いている。
窓からは男たちが恨めしそうにピーピング。
溺愛の所以か母親は唐突にピアノを弾き始め、少年に明日遊園地に行こうと誘う。
現場に到着した岬たちは男たちと鉢合わせ、格闘になるが取り逃がす。
岬たちが本部に戻ると、報告内容から一連の敵は全て同一のものであること。落下した金属が地球外の科学によるもの。それが超エネ研からの誘導で来た事実。などを踏まえ、水島の意見で超エネ研の調査に乗りだす。
翌日、親子は遊園地に向かう。
それをつける黒ずくめ男たち。更にそれを監視する岬と千葉。
しかし、親子も男たちもすぐ車に乗ってしまい、車を離れていた岬は出遅れてしまう。
ちなみに、車での尾行が始まってからの3台の車間距離は非常に近い。
超エネ研に着いた海野たちは中の様子がおかしいことに気付く。
なじみの研究員は居らず、平研究員は完全無視。なにより質問に応対した白衣の男の声に宇宙人だと言わんばかりに恐ろしい程ディレイが掛かっている。
その後、海野たちは狭い応接室に無理やり通される。
出された紅茶を怪しむ水島の気転で、中身を水槽に空けると金魚はプカリ。
そもそも、この状況で紅茶に口を付けそうになっていた海野の見識を疑う。
遊園地では男たちが堂々と実力行使に出る。
岬たちが助けに入るが、少年の持っていた落下物は奪われる。
千葉が腹を殴った男が消失し、男らがインベーダーであることも露見。
岬はインベーダーのジープにしがみ付き追跡。
連絡が途絶えた海野たちは行動を監視カメラで見られていた。
業を煮やした2人は銃でドアを壊し脱出、インベーダーに槍で襲われるも辛くも逃げ切る。
岬はジープから振り落とされ、ナンバー照会からジープが超エネ研の車と判り、駆けつけた千葉と親子の証言から拾った落下物を取り戻すために付け狙われていたことも判明する。
さらに岬たちの報告が脱出した海野たちに伝わり、超エネ研の研究員=インベーダーであることも確定。
全ては超エネ研に集約された。
バランダ星人であるインベーダーは、少年から取り返した物体Xをしかるべき場所にセットする。
既に超エネ研ビルの中身は今作戦のために大改造されており、全機械が作動するとビルは轟音と共にせり上がり、中から巨大ロボット“バランダーV”が現れる。
合流したSAFメンバーたちは度肝を抜かれ、マリンゴンの応援を要請。
岬はビルの破片に当たり足を負傷し、置いていかれてマリンゴンに乗れず。
メカっぽく銀にしたサンダーマスクの身体に、コンパクトにしたテレビバエの頭が乗っかったようなバランダーVは街をメチャクチャに破壊しながら大行進。
胸のパーツを開いて機関砲的なものを撃つなどギミックも豊富。
取り残された岬は、小型の電動マッサージ器ぐらいあるスティックをおもむろに振りかざし変身。
ピースで登場すると、いきなり砲撃の雨あられに遭い即ピンチ。
技もバリアーに阻まれ、マリンゴン&ファントム編隊の応援も力にはならず。
あまつさえ、ロボは両肘から先を飛ばしオールレンジ攻撃に出る。
なすすべが無いファイヤーマン。
ちなみに、飛んだ腕はカバーであり、下には更に腕あり。
ズタボロでようやく立ち上がるファイヤーマンに、今度は電磁力的な力で建設途中のビルの鉄骨を誘導しぶつけて来るロボ。
振り払うが倒れてしまうファイヤーマン。が、寝ながら一瞬の隙を突きビームを放つと、一撃は命中。形勢逆転し鬼のようなラッシュを見せると、ロボは足の裏から炎を出して空に逃げる。
飛べないファイヤーマンは見つめるばかりだが、おもむろにファイヤーフラッシュをお見舞いし、空中で木っ端にしフィニッシュ。
マリンゴンに間に合わなかったことをたしなめられそうになった岬が通信を勝手に切ることで回避し、マリンゴン&ファントムの遊覧飛行が披露されEND。
面白い。
全体に「ミラーマン」的展開だったが破綻もなく面白かった。
キノコの次か、特撮番組的にはキノコより面白かったかもしれない。
ストーリー的には、乗っ取られている超エネ研の様子や、そこに徐々にエピソードが集約されていく感じがいい。
しかし、今回はなんといっても“バランダーV”に尽きる。
デザインはまあまあだが、ギミックたっぷりの戦い方が凄くよかった。
ロケットパンチが手袋という意外性なんかもマル。
特撮のレベルも全体に高くて、鉄骨をぶち当てるシーンもなかなかよかった。
都会の話では「ファイヤーマン」らしさがないのかもしれないが、このレベルが続けば今後も期待できる。
- 2010/09/13(月) 07:24:13|
- MX円谷劇場
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デザインが“自販機”と“缶”縛りってのが珍しいよな。
面白いけど、ちょっとフザケ気味な感じ。
コメディ要素強いならありだけど、違うよね。
おお、敵(幹部)は全員よく見るとライダーっぽくデザインされてるんだな。
これはなかなかだな。
なんだ、あの海賊みたいなニセ真矢みきは(笑)
あれ?
本物の真矢みきじゃないよね。
コアとセルのメダルの説明は簡潔で判りやすくてよかったな。
こういうの凄く必要だよ。
今回のザコ敵、気持ち悪いな。
うわっ、腹側が凄くキモチワリィ。
CGはちょっとレベルアップした?
描画速度が速くなったかのように(別にリアルタイムじゃないから関係ないけど)ヌルヌルしてたな。
今後の課題のひとつがもう見えたぞ。
今回、主人公がフラフラした人で、日常が“学生”とか“探偵”とかで固定されてない。
これは過去に照らし合わせると失敗の可能性大。
フラフラは脱線の呼び水だよ。
刑事が刑事として機能してれば多少緩和されると思うんだけどね。
ところで、宇梶の演技はあれでいいのか?
逆にいえば、あの演技は宇梶にしか出来ないともいえるが・・・。
テーマ:仮面ライダーオーズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2010/09/12(日) 08:44:55|
- 仮面ライダー
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バクがマタドールとは、これいかに。
どーでもいいけど、凄ぇ~セミの声だな。
でも、同録か?
まさか、季節感出すのにセミの鳴声入れてんのか。
だとしたら、手間だな。
夢、夢、言われてもな・・・、
今の時代、夢見んのも大変な世の中だからな。
まっ、だからドラマの中だけでもってこともあるけど、
そんなことすら薄ら寒いご時世だからね。
でも、まあヒーローものの中でぐらい夢みてもいいか。(安い正義感の夢だけどね)
テーマ:天装戦隊ゴセイジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2010/09/12(日) 08:04:15|
- TV、映画、DVD、CD感想
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“お知らせ”にも書きましたが、「カーチャ」に3話追加しました。
ちょっとだけですが、話がまた進みましたよ。
気になる方は、“お知らせ”のリンクからどうぞ。
“お知らせ”って何処、という方は左の「本館HPコンテンツ」からどうぞ。
なお、「カーチャ」?なにそれ?って方も、今までの分全部読んでもたいした量ないんで、
この機会にどうぞ。
テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック
- 2010/09/12(日) 06:57:52|
- イラスト&コミック
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「星を継ぐもの」の続編ですね。
前作は、壮大な仕掛けの謎解きと人類進化の謎を大胆かつ“なるほど”な仮説で描いたスケールのデカイ(内容、面白さ共に)作品でしたが、今回はガニメアン自身が出てくるにも拘らずやや、静かな印象。
相変わらず、2千5百万年前から異星人が現れるなど壮大ではありますが、前回から引き継いだ謎が最後の方にならないと解かれないので、なおさら小さく纏まった感じに。
ただ、さらなる続編への繋ぎなんで、それで問題があるわけじゃないですが。
今作で面白いのは、なんといってもガニメアンとの遭遇。(それしかないですが)
ガニメアンのキャラがいいんですよね、これがまた。
好きにならずにはいられないような、いい感じの人たちで。
それとゾラック。
この存在で面倒臭い意思疎通をどうしたか、などを簡単に回避。
コンピュータにキャラがあるっていうのも変ですが(あるんだからしょうがない)、これがガニメアンに劣らずよくてね。どっちかっていうとガニメアンよりも融通がきく分ゾラックの方がいいぐらい。
ゾラックはプログラムなんだから地球にコピーを残してハントの手助けさせてやりたかったが、まあ、ゾラックは地球に残っても、おいそれとは知識を渡さないだろうな。
話としては、やはりラストのダンチェッカーの謎解きが秀逸。
また一つ心理に近付きました。
ただ、より具体的な話になってるんで、突っ込んだ話の分、やや難しい気も・・・。(まぁ、大丈夫でしたが)
気になったことがあるとすれば、都合のいい物事の運び。
でも、これはないとね、面白くないし話し進まないんで、いいんじゃないかと。(ラストまた偶然にも都合よく巨人の星から通信が入ったりしてましたが)
それと、ガニメアンの優しい性質というのが草食動物しか繁栄しなかった世界で進化したから、というのはどうなのかなと思ったんですが。
捕食動物がいないと、鳥でさえ飛ぶことをしなくなったりするわけですが、全く競争の原理が働かないかというと、繁殖行動なんかもあってそんなことも無いんじゃないかと・・・。特に種が増えてしまうと自然に優劣が付いて生存競争に近いことは起こりそうなんですが。どうなんでしょうか。
でも、全体としてはやっぱり人類の進化の謎とか“なるほど”で面白かったですね。
ところで、巻末の訳者あとがきは第三巻のネタバレしてるんですけど、コレどういうつもりなのかな。
表紙開けた最初のページの短い紹介文も内容が出ちゃってるんで、本文で驚きたい人は読まない方がいいです。
って、この感想自体がネタバレしてるからここで書いてもしょうがないですが、一応。
- 2010/09/06(月) 07:01:54|
- 本、コミック感想
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岬がチンピラ的復讐に燃える話。
主な登場人物
「岬 大介(ミサキー)」(誠直也)21歳。元地質考古学研究室勤務。実はアバン大陸人で地底人。マグマエネルギーでファイヤーマンに変身。燃える男。意外に平山浩行似。
「海野(うんの)軍八」(睦五郎)40歳。SAF隊長。海洋学と生物学の権威。元海洋開発センター勤務。リーダーの才覚あり。「たけしくん、ハイ!」でたけしの幼少期を演じた小磯勝弥似。躊躇しない男。
「水島三郎」(岸田森)28歳。SAF副隊長。宇宙工学博士。元宇宙開発センター研究室所長。沈着冷静でそそっかしい変わり者。
「千葉 太」(平泉征)25歳。工学博士。シーマリン号設計者。肉体派。岬の友達的存在。
「葉山マリ子」(栗原啓子)20歳。プログラマー。海野の助手。超記憶力の持ち主。セリフは棒。
南洋の海で極彩色の海底噴火が起こり、SAFは直ちにシーマリンで急行する。
このシーン、シーマリン号の発進もいつもながらの迫力だが、水槽に絵の具を落とした映像を天地逆にして表現した海底噴火の特撮が面白い。噴煙がサイケなのが何故かは不明。
現地に着くと振動に襲われ、海野の妙に発音にこだわった「おいっ、水中キャメラ!!」の声で海底を覗くと海底ケーブルが切れていた。
襲ってくる振動の中、マジックハンドでやっとこ繋ぐと、「そっちは繋がったが、他が切れた」と打診があり、切れたケーブルを探すと、そこには半ば白骨化した、とてもジュラ紀の恐竜には見えないギョロ目のガッパのような怪獣が絡まっており、ケーブルごと食い散らされていた。
食われ方からして、他にもっと凶暴な怪獣が居るに違いないと踏んだSAFは怪獣捜査。辺りを廻るとさらに他の怪獣を襲っているアーストロン的怪獣を簡単に発見し、即決で攻撃に入る。(海野に躊躇なし)
魚雷をブチ込むと食っていたキグルミを投げつけてくる凶暴さを発揮し、推進装置が故障したシーマリンは浮上を余儀なくされるが、トドメとばかりに爆雷のおまけを投下する。
ケーブルを切られたことがそんなに憎かったのかは判らないが、そんな派手に火薬を投入したら、シーマリンの攻撃でケーブルが破損しないとも限らないと思うのだがどうなのか。
ちなみに、シーマリンの故障を告げる作業員が異常興奮状態。
その後海野は、怪獣の写真を岬に元の職場“地質考古学研究室”に届けるよう指示。
研究室に着くと、親代わりの恩人であるカーネル・サンダースのようなメイクの平田昭彦がおり、旧交を温める。(岬がみなしごとの説明あり)
カーネル平田は、最後の大仕事に何処か危険な場所へ向かうらしい。
空からマリンゴンで凶暴怪獣を捜索する岬と千葉、大量に吹き上がる血を発見し急行。
海底では凶暴怪獣がなんとグドン(!)を捕食中。
顎辺りを掴むと引き毟り腹の辺りまで生皮を剥ぐというグロ描写があり、哀れグドンは肋骨を剥き出しにした死骸となって波間に浮かぶ。
岬は事態を報告し、SAFは怪獣の移動先を分析。
そんな折、緊急の通信が入り「海洋大学のSR型潜水艦が消息を絶つ」という一報が入る。
しかもその潜水艦にはカーネル平田が乗っており、岬はライティングが変わるほどの動揺を受ける。
SAFは要請通り直ちに救出に向かう。
5000メートルまで潜航し謎の発信音に誘われて進むと凶暴怪獣出現。そく魚雷を発射し近付くとその傍らには、ズタズタの「SR号」が・・・。岬は平田が死んだことを悟り、ブルース・リーばりの半泣き顔でショックを受け止める。(ちなみに、岸田森の半泣き顔はもっと怖い)
ショックをポールにしがみ付くことで表現している岬に海野が「科学者として立派に戦ったんだ」と慰めるが、岬は「そんなことは、どうだっていいんです!!」と憤然とした顔で言い放ち、「ちきしょう・・・」と呟くと、手のひらを目を剥いて睨み「この手で奴を・・・・」
「ネロギラスを殺してやる!!」と大絶叫。潜水艦の中で何処に行くつもりだったのか飛び出そうとするところを海野にいさめられ、カーネル平田からの手紙を渡される。
自室で手紙を読む岬。そこには死ぬ覚悟で凶暴怪獣の生態を調べに行くことが書かれており、岬には地球を守って欲しいうんぬんが添えてあった。
岬は地上に戻ると、ちょろっと一本丈の短い松の生えた岸壁の岩の上で、復讐心をさらに強固なものにするのだった。
SAFは怪獣を地上におびき寄せるため、鳴声を使ったスピーカー作戦に打って出る。
シーマリンで鳴声を撒き、浜に並べた超巨大PA装置で地上に上がらせる算段。もちろん上がった暁にはミサイルポッド等、総攻撃が待っている。
かくして怪獣が上陸し総攻撃が始まると攻撃が効かないことが判る。マリンゴンの攻撃も全く歯が立たず、逆に血反吐のようなゲスい液体噴射攻撃にやられ墜落。(マリンゴンのキャノピーにはミートローフのようなものがベッチョリ)
岬はひとり磯に立ち、復讐に大見得を切るとおもむろに変身。地割れが生じ、マグマからファイヤーマンが現れると、ポーズが右手だけの片手ピース。左手は腰。(今まで変身時もダブルピースだと思ったが・・・、勘違い?)
大格闘が始まると凶暴だけに苦戦。顔面に血ゲロを浴びたり、尻尾攻撃に悩まされる。
尻尾にイラッと来たファイヤーマンはエメリウム的ビームを額の炎マークから出し、根元から尻尾を切断。
赤い断面を見せて尻尾が無くなっていることに気付かない怪獣が尻尾を振り続ける、という嫌な感じのシーンがあり、ラストはファイヤーフラッシュで木っ端に。頸がゴロっと転がってフィニッシュ。
(ちなみに、変身解除時は井上順なみのダブルピース)
岬がチョロ松岩の上でカーネル平田を偲び、ナレーションに勇気付けられてEND。
平田昭彦が出ている割にはあんまりか。
それ以前に、岬には別の親代わりの恩師が地質考古学研究室に居た気がするのだが・・・。
親代わりを殺され復讐に燃えるのはいいが、少々ヤクザ映画的安さがあって違和感がある。
それに、初めの頃は地底人という出自からくるのか、恐竜(怪獣)の肩を凄く持っていたのに、最近は見つける端から攻撃、攻撃、「許せん」と目の仇。変わったな随分。
それにしても、恐竜が海底にウヨウヨ居るっていうのはどういう状態なのかね。
- 2010/09/06(月) 05:59:01|
- MX円谷劇場
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自動販売機がバイク!!
おいっ、敵に一匹プレデターが居るぞ。
と、思ったが、デザインが出渕裕じゃコッチが本家か。
コインのCGIは結構面白いな。
敵のデザインもしっかりなされていてカッコいいね。
メインの脚本家が「電王」の人らしいんで若干不安だが(人間と敵のコンビとか似てる?)、
ライダーに関しては問題は演出家だと見ているんで、見た感じ大丈夫かな、と。
巻き込まれ型で、動物モチーフの敵で、封印で、警察で、ボンヤリ主人公でって、昭和と平成の両方の原点回帰って感じ?
主人公は、高飛車なエキセントリック野郎よりボンヤリくんの方が全然いいんでこれは良し。
オーズ自体も黒々としてるのが暑苦しいけど、結構印象良し。
メダルの交換が戦略的で上手く演出と絡めばこれは面白そう。
敵がやられるたびにコインを撒き散らすのはソニックを思い出すな。「チャリ~ン、チャリ~ン」って。
キャストは当然金髪刑事の妹が良い。かなり良い。キャラも良い。
ちなみに、その兄貴の金髪刑事は三浦浩一の息子さんらしいです。
テーマ:仮面ライダーオーズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2010/09/05(日) 08:52:47|
- 仮面ライダー
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レッドのCMのナレーションの言い方は何なんだろうな、ブツブツ切る感じは。
誰かの指示なのか?
まっ、不自然さを気にしなければ聞き易いけどね。
獅子頭は勝手に髭男の家に上がり込んでいいのか?
みんな、我がもの顔だな。
ミラクル何とかに変身する10円ガムの販売機みたいな杖のCMは、
「回せ!!回せ!!」のテンションで、他に機能が無いのを誤魔化してるな。
ウッカリ買った子供はガッカリだぞ。
話は・・・、楽しくないな、ゴセイジャー。
内容が無いにも程がある。
何回敵が生き返れば気が済むのか・・・。
だんだん役者の面々が可哀想になってきた。
テーマ:天装戦隊ゴセイジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2010/09/05(日) 07:58:04|
- TV、映画、DVD、CD感想
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9/2の「食わず嫌い」に出てた宮崎あおいが可愛かったんで描いてみた。
先に言っとくが、あまり似なかった。
今回、バンブーを使って、“紙に描いた下書きをペンタブレットでなぞって取り込む”っていうのをやろうかと思ってたんだが・・・、思いのほか画面上に描ける部分が少なく(近いサイズのインテュオスに比べて入力スペース自体が狭い)、下絵を大きく描いたこともあってうまく行かず・・・。
しょうがないんでペン入れ(えんぴつですが)して普通にスキャナーで取り込みました。
で、なぞってたときに使ってた、バンブーに付いて来て今回古いのと入れ替えた「ペインター・エッセンシャル4」の水彩で色を付けてみました、と。
この水彩はいいですね。昔のペインターの感覚に近くて描きやすいです。
さらにレイヤーも複数使えるんで、なお結構。
「GENユニバース」の「ハウ・トゥー」に書いてあることがそのまま使えます。(たぶん)
慌ててたら擦る(ぼかす)の忘れちゃいましたが、まあ、いいかな、と。
GENユニバース
テーマ:自作イラスト(二次創作) - ジャンル:アニメ・コミック
- 2010/09/04(土) 10:27:41|
- イラスト&コミック
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