少年がパンツ一丁で逃惑う話。
主な登場人物
「岬 大介(ミサキー)」(誠直也)21歳。元地質考古学研究室勤務。実はアバン大陸人で地底人。マグマエネルギーでファイヤーマンに変身。燃える男。意外に平山浩行似。
「海野(うんの)軍八」(睦五郎)40歳。SAF隊長。海洋学と生物学の権威。元海洋開発センター勤務。リーダーの才覚あり。「たけしくん、ハイ!」でたけしの幼少期を演じた小磯勝弥似。躊躇しない男。
「水島三郎」(岸田森)28歳。SAF副隊長。宇宙工学博士。元宇宙開発センター研究室所長。沈着冷静でそそっかしい変わり者。小ボケ多し。
「千葉 太」(平泉征)25歳。工学博士。シーマリン号設計者。肉体派。岬の友達的存在。完全なお笑い担当。アフロを被るとアダモステ似。
「葉山マリ子」(栗原啓子)20歳。プログラマー。海野の助手。超記憶力の持ち主、らしいが今のところ素振りもなし。セリフは棒。
冒頭、脈絡無く例の如くレッドキング的ボディーに一本角を生やした怪獣が東京都心で大暴れ。
怪獣がいつもと違うところといえば腹に第二の顔(角は二本)があるところ。つまりは「トータル・リコール」のクワトー。
収納可能な第二の腕一対もあり、なかなかゲスで醜怪なデザイン。
頭と腹でケンカしつつ、動かせない腹の顔を二本の角を掴んで無理やり動かしたりして岬のマリンゴンを撃墜。
放り出された岬はファイヤーマンになり激闘するも、ジャンプキックで吹っ飛ばすとクワトー怪獣は煙幕と共に消えてしまう。
シーンは変わり埠頭の材木置き場に倒れる銀色スーツにゴーグルの2人へ。
薄い緑とオレンジのラインが走った銀の上下を着た凸凹コンビは、1人はスキンヘッドの大入道。もう1人はなまずヒゲのミゼット。腰にコンセント状の機器を付け、見た目は一見して宇宙人風のそれ。
実はさっきのクワトー怪獣の分離した状態がこの2人であり、ファイヤーマンのキックにより結合装置を何処かに蹴り飛ばされてしまって困っているのであった。
その装置が無ければ、原子力研究所を襲う計画も、宇宙へ帰ることも叶わない。
ひとしきり身体の特徴を使ってのコメディー演技が披露されシーンはSAFへ。
宇宙人が出す怪電波の情報を報告する海野の後を、同じ腕組みで付いて来てぶつかり海野に睨まれる水島。相変わらずの目立たぬ小ボケを入れ込む。
怪獣がまだ生きていると踏んだSAFはパトロールへ。
銀スーツにゴーグルのスタイルのまま団地の公園をフラつくインベーダー。
2人をみつけ「あれ~?」っと声を発する少年が妙な可愛らしさを発揮。
格好が目立つと感じたインベーダーはクリーニング屋のワゴンから山吹色のつなぎを失敬。宇宙人には見えなくなったが今度は囚人風になってしまい、目立つことには大差がない感じ。
河川敷でサッカーを練習する子供の集団。リーダー各の少年こそジャージを着ているが、ユニフォームが無いらしく服装はマチマチ。中にはランニングの子も。
子供たちはユニフォームを買うため僅かながら缶に積み立てをしており、その缶をリーダーの助言の下秘密の場所に隠しにいくこととなる。
道中、子供たちはインベーダーと出会いジェスチャーで結合装置の場所を訊かれるが、そんな内容が子供に身振りだけで伝わるはずもなく無視する。
秘密の場所に着くとそこはインベーダーが倒れていた材木置き場。
陰に覆いで隠していた秘密の隠し場所とはステンレスに輝く小型の耐火金庫状の物体で、リーダー少年がハモニカを吹くと自動で分厚い扉が観音開きで御開帳。中には間口がA4ほどの何かが収まっていたスペースがあり、そこに小銭缶を置くと自動で扉は閉まる。
覆いをして子供たちが帰ろうとするとパトロール中の岬と千葉がひょっこり。
「何をしてんだ、きみたちは!」と岬がキツメに訪ねると、リーダー少年は間髪容れず「ボールが入っちゃったんで取りに来たんです」と屈託なく返事。その反応の速さと気転の利き方に、頭の良さ以上に将来の犯罪者を見る思い。
子供たちは追い払われる。
珍道中のインベーダーは警官に捕まり絞られるが、大男が両手の人差し指を立てると警官たちはのけぞり、次の瞬間備品を残しパンツ一丁になってしまう。
材木置き場に戻ったインベーダーは本部からの司令を再度受け取り、原子力研究所を探すことになるが、「疲れた」と嫌がる大男とミゼットのあいだでケンカとなる。闘牛の真似ごとに発展すると突っ込んだ先に偶然結合装置を発見する。が、中には小銭缶。いぶかるインベーダーの顔でCMへ。
CM開け、河川敷で例のリーダー少年が謎の仏塔のような機械を駆使して子供の宿題を10円で引き受けている。
仏塔は一種のコンピュータで、持っていると考えるだけで何でも解けるのだという。
再び岬と千葉が現れ、仏塔の入手先を問いただすとリーダーは顔色を変え、子供を引き連れて行ってしまう。
岬たちを振り切り、材木置き場へ着くとあったはずの缶が無い。
ハモニカを持っているのが1人のこと、言いだしっぺなこと、誰も情報を洩らしていないこと、などから白い目で見られ始めるリーダー。もはや盗んだと決め付けられ、「その金で仏塔買ったな」と因縁つけられる始末。何でも判っちゃう仏塔、3千円なり。
揉み合いになり弁償を迫られるリーダー。いわれのない疑いに太ったミッチー(及川光博)のような顔を歪める。
ミッチーリーダーが材木の上でやさぐれたハモニカを吹き散らしていると銭缶を持ったインベーダー登場。
仏塔と交換ということになるが、大男インベーダーには交換して済む問題ではなかったらしく、散々いたぶられてしまう。
ミゼットは結合準備に金庫から腰のコンセントにプラグを刺しエネルギー充填。ぶるるっと震える。
ミッチーリーダー足に絡みつき必死の思いで缶を奪取。脱兎の如く逃げた瞬間、大男の指立てに遭い着地の時にはパンツ一丁に。
インベーダーは結合し、クワトー怪獣となり大暴れ開始。
パンツだけの姿で逃惑い、火に炙られながらなお缶を探すミッチーリーダー。
缶を見つけ痩身(顔が丸いだけで太ってはいない)を傷だらけにして倒れているところを千葉に保護され、岬は単身クワトー食い止めに走る。
岬が「ビッグ・ファイヤー!!」の掛け声の下変身し、上下で繋がっていると思しき舌を引っぱりまわし攻撃。
最後はフラッシュでフィニッシュ。
と、思ったら爆煙の中から目のある巨大サッカーボールが出現。サイズはちょうどファイヤーマンが蹴りやすい大きさ。
ギョッと二度見するファイヤーマンだったが、おもむろにセッティングすると、数歩下がってから満身の力で大キック。割とゆっくり飛んだと思ったら宙で大爆破の木っ端になって今度こそフィニッシュ。
SAFから子供たちにユニフォームが送られ、最終回かと思うようなタップリとした余韻と大仰なナレーションがあり、子供のサッカーに混じった岬が星飛雄馬ばりに高々と脚を蹴り上げたところでEND。
コメディータッチの作品としては結構面白かったと思う。
こういうナンセンスな小悪党が活躍する話がファイヤーマンにあるとは思わなかったが。
まぁ、訳が判らないところを挙げていけば、服が脱げる超能力とか、ラストのサッカーボールとか色々あるが、うるさく言ってもしょうがないか。
ただ、ラスト子供たちとリーダーの和解シーンはあった方がよかったのでは。
相変わらず、ガジェット関係のデザイン、造型がいい。
今回は金庫も仏塔もいい感じに出来ていた。
大男のインベーダーは何気に耳や首を奇妙に動かしてみたりして、身体に似合わず器用なところを見せていた。
ラストの岬の蹴りは脚の上がり方がゴイス。
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- 2010/11/29(月) 06:46:08|
- MX円谷劇場
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もはや、線画の製作に無くてはならない必需品として定着してしまったモノゼロ(ノック式のシャーペン型消しゴム)。
普段、0.3mmのシャーペンでペン入れしていることもあって、ピンポイントで消すのに絶対必要。
1mmぐらいのこりゃ無理だろっていう隙間のハミ出しでも、やってみたら消せちゃうっていう優れもの。
まぁ、ピンポイントでの使用なんで、そんなには減らないと高を括っていたんですが、気が付いたら意外と早く交換の時期が来まして・・・。
で、このペースだと在庫は豊富にあるに越したことはないなと、買おうと決めてはや数ヶ月。
ついでの用事で思い出したように先日買いに行ったんですが・・・、替え芯どころか商品自体が無い。(!)
似たような、やや太めのシャーペン型消しゴムの掛かっているフックから商品をずらすと・・・そこにはモノゼロの札(売り切れを示す奴)。
慌てましたね。
これは一大事だと、もう一軒の文具も扱ってる本屋に後日行ったらそこにも無し。
あぁ、これは本格的だわ。やってしまった。
いつの間にか製造中止にでもなってしまったらしい。
いつまでもあると思うなよってやつですね。
100円ショップの商品なんかもそうですが、なじみの食い物屋が行かないでいるうちに潰れてた、とか結構ショックなわけです。
まぁ、外食は殆どしないんで行きつけの店など無いんですが。
でも、予感としてはモノゼロほどの商品があんな短いスパンで消えていく、というのは考えられないわけです。
20年とか経ってんなら別ですが。
で、またまたついでで、昨日ちょい遠くまで買い物行ったんで、大きい画材屋とかで探してみました。
そしたら、ありました。
でも、その店に替え芯は無し。(バカ売れですよ)
で、別の大きい店の文具売り場でゲット。(!)
在庫4つ全部買ってやりました。
2本ずつ入ってるんで計8本。
これで結構もつでしょう。
ケチケチ使わなくて済みます。
もちろん、製造中止になんかなってませんよ。
- 2010/11/28(日) 09:18:02|
- 買い物
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あれ?
マックのハッピーセットのシュレック、声、浜田だったか?
なんか全然違う声のような・・・。
何で関西弁?
ガメツクなったから?
差別?
おいおいっ、旅に行ってないって・・・。
単なる嘘つき、虚言癖野郎じゃないか。
ひどいな。
終末博士は敵とも仲良しですか・・・。
めんどくせえ奴だな。
サイだかゾウだかのフォーム。
既視感バリバリだけど悪くはないな。
後藤は物わかり良すぎだな。
ケンカばっかりでギスギスも嫌だけど、もうちょっと反目してろ。
出番が減るぞ。
テーマ:仮面ライダーオーズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2010/11/28(日) 08:28:17|
- 仮面ライダー
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記憶が残ってた、とか、なにげにまた「ロボコップ」だな。
ランドセルのCMのブレイクダンス少年は踊り巧いな。
ちょっと、不安になる程に。
成長に影響なきゃいいがな。
過剰に友情だの仲間だの持ち出すのもどうかと思うが、
最近にしては良かったんじゃ。
「アトム」とか「009」のラスト思い出した。
まっ、ありきたりだけど。
“コロ”って名前はCKBの犬を歌った曲しか思い出さないな、私としては。
♪
コロッ コロッ 何処へいぃ~~ったぁあ~の♪
テーマ:天装戦隊ゴセイジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2010/11/28(日) 08:00:30|
- TV、映画、DVD、CD感想
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怪獣が恍惚の表情でビルに放尿する話。
主な登場人物
「岬 大介(ミサキー)」(誠直也)21歳。元地質考古学研究室勤務。実はアバン大陸人で地底人。マグマエネルギーでファイヤーマンに変身。燃える男。意外に平山浩行似。
「海野(うんの)軍八」(睦五郎)40歳。SAF隊長。海洋学と生物学の権威。元海洋開発センター勤務。リーダーの才覚あり。「たけしくん、ハイ!」でたけしの幼少期を演じた小磯勝弥似。躊躇しない男。
「水島三郎」(岸田森)28歳。SAF副隊長。宇宙工学博士。元宇宙開発センター研究室所長。沈着冷静でそそっかしい変わり者。
「千葉 太」(平泉征)25歳。工学博士。シーマリン号設計者。肉体派。岬の友達的存在。完全なお笑い担当。アフロを被るとアダモステ似。
「葉山マリ子」(栗原啓子)20歳。プログラマー。海野の助手。超記憶力の持ち主、らしいが今のところ素振りもなし。セリフは棒。
冒頭、ブレードランナーのレプリカント、リオン(デッカードに試験されてキレる奴)役、ブライオン・ジェームス激似の、紫の詰襟を着た前頭部に毛の無い男と、緑の詰襟を着た長髪やさ男風の2人のインベーダーが、「ベラッタァ~」と叫びながら街の犬を物色。どうやら機械で判定しながら条件に合うものを探している様子。
インベーダーが条件に合わない犬を連れた少女の頭を小突いて追い払っているころ、ベルボトムのジーンズをはいた濃い顔少年は、食事を取らないペキニーズを乳母車に乗せ動物病院へ。
インベーダーは犬の訓練所のようなところで時間を止め更なる調査も合致する犬は見つからず。
止まった空間はまるでスチル写真。
時間を止めた影響は、バナナを頬張りながら呑気にパトロール中の岬と千葉の車に通信の雑音として現れる。
少年が動物病院の前で薬を貰いに一瞬目を離した隙、インベーダーが現れ犬を判定。条件に合うことが判ると少年と奪い合いの押し問答に発展。そこにフラッと岬たちが通るとインベーダーは片言の中国なまりのような話し方で言い訳し逃走。
夜になりインベーダーが少年の家にまで現れると、風邪の犬と一緒に寝ていた少年の寝室にまで侵入し、時間を止めて犬を奪い去っていく。そのときの影響はSAF本部に都内某所からの雑音としてキャッチされてしまう。
夜のうちに犬が消えたことに気付いた少年は外へ探しに飛び出すが、そのままインベーダーに掴まってしまう。
翌日、雑音の発信源調査に都内に向かった千葉と岬は、少年宅付近から僅かな放射能を検出する。
放射能が出た家の疾走した少年が病院の前で会った少年と同一と知ると、2人は放射能を追跡にかかる。
焼けた廃屋にアジトを構えたインベーダーは少年の犬を怪獣にすると言う。
岬たちが駆けつけると、インベーダーは仕掛けた爆薬で応戦。マリンカーは火を噴いてしまう。
格闘が続き、少年が縄抜けをして逃げようとするも捕まり、ツバを吐きかけられナイフで脅されると、強引に犬は装置に突っ込まれてしまう。
装置が作動するとインベーダーは逃げ、岬たちも危険を察知すると犬を見捨てるかたちで避難。
轟音と共に廃屋が崩れ岬たちが振り返ると、崩れた天井から出来損ないのうえ巨顔のウーのような薄汚いブサイク怪獣が顔を出す。
全身グレーでとてつもないブサイクさの怪獣は、「じろべえぇ~!!」と叫ぶ少年に「あっち行け」とジェスチャーでアピール。
巨大なブサイクになってしまった悲しさからか、うつむき、トボトボと都心に向かいだすブサイクじろべえ。
少年がスロー映像のなか叫んで追いかけても感傷的というよりは、何か滑稽というかやるせない感じ。
ここで、岬は宇宙人を、千葉は少年をそれぞれ追い、二手に分かれるのだが、千葉側は何故かその後ず~っとコメディタッチとなる。
空からUFOが迫っていることを確認した海野、水島はマリちゃんを置いてゆったり余裕で出撃。水島「マリちゃん、後を頼むぞ」と鼻をツンツンと突付きセクハラ。
ブサイクじろべえは水を飲んだり後足で土を掻いたり、犬の本能のまま大暴れ。
千葉は壊れたマリンカーにてこずりながら、犬、犬うるさい少年と珍道中の趣に。
ブサじろはオフィス街に入ると、ビルの片隅に半目で首を揺らす恍惚の表情で放尿。
足をビクつかせながら片足立ちでし終えると、小便で洪水という大災害を都内にもたらす。
岬が倒されると、インベーダーは千葉たちの方へ。
千葉は光線銃で応戦しインベーダーを焼き殺す。倒れたインベーダーが頭から灰に変わっていく死ぬエフェクトは見たことが無く新鮮。ちなみにカッコつけていた千葉の鼻の下には煤でべっとりヒゲ模様。
気が付いた岬はおもむろに変身。
巨大化すると即紅白の煙突を毟り、棍棒よろしくメッタ打ちするも、砂かけ攻撃や、くしゃみ(風邪ひいてたため)攻撃に苦戦するファイヤーマン。
東京タワーに足引っ掛けながら逃惑う。
最終的に火だるまアタックで火を点けるとペキニーズに戻るブサじろ。
少年に犬が戻り、岬には風邪がうつり、壊れたマリンカーをみな上半身裸で押してEND。
インベーダー暗躍のミラーマンにありそうな1本。
犬を奪われた少年の悲劇を描きたいのか、ブサイクな怪獣の滑稽さ、千葉たちの珍道中的笑いの部分が描きたいのか、ややチグハグ。
どっちにしても、話が深く進んでいくことがないので面白みには若干足りず物足りない感じ。
犬の怪獣がブサイクすぎてドイヒーもいいとこだが、わざとなら十分成功しているだろう。(好みではないが)
久々のビル街での戦いも、あいかわらず特撮部分には力が入っていた。
徹底的につまらないとかではないが盛り上がりに欠ける作品が続いている気が・・・。
破綻してない(真面目)が内容が薄い、みたいな話は実際感想が書きづらい。
いっそのこと破綻しててもいいから、もっと突っ込みどころが欲しい。
- 2010/11/22(月) 06:30:05|
- MX円谷劇場
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あれ?講談社?
なんだ、なんだ、文章力でも奪ったのか?(笑)
蝶のヤミーは怪しい感じがいいな。
色もターコイズが効いてる。
あぁ、あのお笑い芸人は・・・・、いまだに「ごきげんよう」の前説一筋の・・・。
名前が出ない。
来週は新フォーム登場か。
面白そうだな。
テーマ:仮面ライダーオーズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2010/11/21(日) 08:28:54|
- 仮面ライダー
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能力はそのままなのに過去につけられた傷は消えている・・・・。
不思議だな。
もう、40話だっていうのに、驚いたことに全くストーリーが進んだ気がしない・・・。
目的も初期の段階で失われてしまっていて、この先どう終わっていくのか想像も出来ないな。
突然、迎えが来て何処かに帰っていくのか?
もう、この際少年の見てた夢でもなんでもいいけど。
テーマ:天装戦隊ゴセイジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2010/11/21(日) 08:00:16|
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ジェイムズ・P・ ホーガンの「星を継ぐもの」から始まる“巨人たちの星シリーズ”の3巻目、「巨人たちの星」です。
結構分厚い本なんで、やっと読み終えましたが・・・、「なるほどね~、こういう着地の仕方ですか」って感じですね。(笑)
予想とはだいぶかけ離れた感じでしたが、本としては面白く読みました。
月の裏での国連内の攻防とか、スヴェレンセンの屋敷の急襲場面とか、なかなかスリリングでしたし、ジェブレン人の地球での暗躍もシリーズとして考えなければそれも面白かったです。
ただ、ここまで俗っぽい侵略SFみたいな、歴史を陰で操る陰謀説SFみたいな話になるとは思いませんでしたね。
パーセプトロンなんかのガジェットはさすがと思いましたが、結局「闘争心や武力を簡単に捨ててはいけない」みたいな結論に至るのは、せっかく巨人たちのやさしさを2巻にわたって書いてきたのにもったいないような・・・。それも、冷戦下の米ソの関係が続いてる未来の話でアメリカ側に立ってのことですからね。
まっ、戦闘しそうでしなかった、しないで解決できたのはよかったと思いますけど。
やっぱり、問題はジェブレンを出したことでしょうね。(出さなきゃ話が進みませんが)
途端に話がややこしくなったし、最終的にトンでもないパラドックスに陥ることにもなりましたし・・・。(正直、アレは無いと思う)
個人的にはね、チャーリーとコリエルの話から始まったんだから2人の話で終わって欲しかったですよ。
この長いシリーズを、小難しい表現電子辞書で引き引き読んできた理由もコリエルのその後が知りたかったからなんでね。
もっと言えばコリエルの謎。
コリエルって何者?なぜルナリアンであるチャーリーとガニメアンであるコリエルが一緒に居るの?
地球で言えば人類と恐竜みたいな関係なのにどうして・・・???
ってところが是非知りたかった。
で、ありましたよ確かにこの本の中ほどに、しかも映像付きで。
読みながらハントとダンチェッカーが「コリエルは巨人だったのか!!」とさぞ驚くだろうとワクワクしてましたが、コリエルたちが地球に無事渡ったことを喜ぶばかりで映像でコリエル見せられてるのに驚く気配は全く無し。
正直、混乱しました。
どうなっているのか、と。
多分、自分に読み落としがあるか、解釈の間違いがあるのだろうと思いましたが、ダメもとでネットで検索したら出るわ出るわ。(笑)
しかも、衝撃の答えも出る始末。
なな、なんと、コリエルはルナリアンだというじゃないですか。
じゃっ、巨人巨人表現されてたのはいったい・・・、と、思ったら、それは“ルナリアンの大柄な人”という意味だとか・・・。
そんなアホな・・・。
でも、確かに一箇所「セリオスの巨人」という表現があって、ルナリアンの巨人(大柄な人)と解釈できるんですよね。
これで、スッキリも納得もしましたが・・・・。
はたして、このミスリードに何の意味があったのか・・・・・。
ただ、このシリーズは3部作ですが10年後に書かれた更なる続編があって、それも入手済みなんで読んだら何か解決するようなことが書いてあるかも判らないんで、まだ意味がないとは決め付けられないですけどね。
2巻目ラストのジャイスターからの通信も都合のいいタイミングで偶然起こったことではなかったですし。
でもね、3部作を楽しく読んだ人でも「4作目は蛇足」と書いているのを目にしてるんでね。
不安はいっぱいです。
- 2010/11/18(木) 06:11:20|
- 本、コミック感想
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岬が子供を当身で落とす話。
主な登場人物
「岬 大介(ミサキー)」(誠直也)21歳。元地質考古学研究室勤務。実はアバン大陸人で地底人。マグマエネルギーでファイヤーマンに変身。燃える男。意外に平山浩行似。
「海野(うんの)軍八」(睦五郎)40歳。SAF隊長。海洋学と生物学の権威。元海洋開発センター勤務。リーダーの才覚あり。「たけしくん、ハイ!」でたけしの幼少期を演じた小磯勝弥似。躊躇しない男。
「水島三郎」(岸田森)28歳。SAF副隊長。宇宙工学博士。元宇宙開発センター研究室所長。沈着冷静でそそっかしい変わり者。
「千葉 太」(平泉征)25歳。工学博士。シーマリン号設計者。肉体派。岬の友達的存在。コメディーリリーフの面も。アフロを被るとアダモステ似。
「葉山マリ子」(栗原啓子)20歳。プログラマー。海野の助手。超記憶力の持ち主、らしいが今のところ素振りもなし。セリフは棒。
岬がUFOの出た村でムカつく利かん坊の小僧と出会うところからスタート。
小僧は村の御大臣お抱え運転手の子。
御主人の息子をイジメ、キョーレツなザーマスキャラのブサイク母親に大福を投げつけ楯を突く。
運転手の父親ともども怒鳴られ、追い回されるが山に逃げ込みその日は戻らず。
山小屋で一夜を明かす小僧。夜に直径1メートルほどの小型UFOと遭遇し、てっぺんのドーム部分に居たどう見てもぬいぐるみのコアラにしか見えない宇宙怪獣を、ドームの下の部分ごと炊飯器の御釜を取り出す要領で当然のようにスッと外し、山小屋に運ぶ。
翌日になるとコアラは地球の軽すぎる重力に巨大化しシロクマの如きデカさに。さらには小屋をも壊して小山のような姿に膨れ上がる。UFO内部ではさぞ強力な人工重力が作られていたに違いない。そう考えると仕組みによってはUFO自体が重かった可能性もあり、よく小僧がドーム部分を運べたなと思う。
巨大コアラがおとなしいと見ると小僧は絶対服従を誓わせ、“ムクムク”と名付け無理やり仲良くなる。
小僧がコアラのエサを探しに山を「ファイヤーマン」の唄を高らかに唄いながら歩いていると、岬や運転手の親父以下捜索隊にみつかり殴り飛ばされる。
そのころ、SAFは別の場所に首の伸びたアーストロンのような怪獣が出現したことを受け出撃。
岬にも緊急出動要請が入り、磯での近めの爆破を掻い潜り駆けつけ変身。
漁村を背景に、銀の部分を妙に光らせ(塗り直したか)格闘も、煙幕で前後不覚になり逃がす。
小僧の村では避難の真っ最中。しかし小僧はまたも逃げ出し、籠に畑から盗んだいっぱいの野菜を担いで半鐘も「訓練か」と笑い飛ばし山へ消える。
コアラに野菜を持っていくと、小さくなってしまったUFOを摘みながらジェスチャーで「乗って、帰りたい」アピール。
逃げ出した首長アーストロンがコアラの方角に現れると、何故か唐突に闘うアピール。
追ってきたSAFは急に現れた巨大コアラに目を細める。「可愛らしいわ」
岬は小僧を発見し、コアラが宇宙怪獣と知り驚愕。
闇雲に動き回るだけのコアラに小僧は「卑怯だぞ」と見当違いの応援をし、「逃げるんだ」という岬の忠告にも「やだぁい」と子役的役割語で答えると、ため息をついた岬に腹部に強烈なボディーブローを受け落とされる。
無言で腹を押さえゆっくりしゃがみ込む小僧。そのまま岬に肩に担がれ退場。
映像、BGMともに早回しになるコミカル戦闘シーン。見かねた岬が再度変身しファイヤーマン登場。
まわりをウロチョロおどけて回るコアラと、意外にデカい怪獣にてこずるファイヤーマン。
振り回して投げ捨てると痙攣して死んでしまう怪獣。
ファイヤーマンはコアラと握手し重力を加え小さくする。
千葉が家庭用工具でUFOを直し、御釜ドームごとコアラを戻してUFO離陸。アダムスキー型ながら豪快に火を噴いて飛び去るUFO。
小僧たちにわんぱくな日常が戻り、ナレーションが「宇宙の彼方からやってきた奇妙な宇宙怪獣は、少年の夢を更に大きく育てたのである」と、取って付けたような言葉を添えてEND。
牧歌的でコミカルな1本。
正直、この手は苦手。そもそもキグルミのコントが生理的にダメな上、出てくる子役が憎たらしいときてる。
まっ、それだけで断罪してしまうのもどうかと思うが、コアラと小僧の友情もたいして描かれていないし、そもそもコアラがいい奴だったのかどうかも判るシーンがない。(野菜食った後小僧を手に乗せたときには、てっきり食うのかと思った)厳しいようだが、これでは苦手以前の問題として話が良く出来ていないというしかない。
また、怪獣も毎回同じようで見分けが付かない。(もしかしてあの一角怪獣は何度か出てるのか?)
個人的には、ああいう小僧には教育的指導がラストに必要かと思う。
ため息一つで子供をパンチで落とす岬には漢を感じた。(ビックリしたけど)
- 2010/11/15(月) 06:10:44|
- MX円谷劇場
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やっぱり、冒頭の解説は判りやすいな。
ながらで観てる身としては特に。
人形くっつけた博士、なかなか怪しいが、あれ「SP」の人なんだな。
人形が落ちたときの演技が極端で、なんとなくさすが“つかこうへい劇団”出身と思ってしまった。
ライダーバイクのバージョンアップは最近のものとしては結構いい感じだと思った。
缶が勝手に大きくなるのはどうかと思うが、コンパクトな感じに好感が持てる。
人形博士・・・、思いっきり終末論者だな。
うわっ、バイクのおもちゃ、ちゃんと自販機になるんだ!
ほ、欲しいかも。(笑)
しかもオーズのおもちゃ、大胆な組み換え。
これも面白いな。
テーマ:仮面ライダーオーズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2010/11/14(日) 08:36:57|
- 仮面ライダー
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冒頭の主観映像は「ロボコップ」のパロディーか?
そういえば、青は昨日髪下ろしてバラエティーに出てたな。
現役の戦隊役者が放送期間中に他局のしかもバラエティーに出るのって珍しい気が。
一部分の時間だけ戻すとか、想像しにくいな。
「また宗旨替え?」とか。(笑)
さすがに本人たちも使い回しの激しさには気付いてるんだな。
いまさら初期設定にリセットするつもりか?(最終回に向けて?)
もう憶えてないよ。
あんな塔、空中にあったっけ?
テーマ:天装戦隊ゴセイジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2010/11/14(日) 07:58:32|
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作る予定の中にはなかったんですが、成り行きでニューウェーブというか80年代テクノっぽいのになりました。
サーフは初めのうちイメージしてたんですが、途中から無視というかどうでもよくなりましたね。
なんで、その辺は適当です。
GENユニバース
テーマ:DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 - ジャンル:音楽
- 2010/11/10(水) 11:03:57|
- 作曲、音楽
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ファイヤーマンが火達磨の話。
主な登場人物
「岬 大介(ミサキー)」(誠直也)21歳。元地質考古学研究室勤務。実はアバン大陸人で地底人。マグマエネルギーでファイヤーマンに変身。燃える男。意外に平山浩行似。
「海野(うんの)軍八」(睦五郎)40歳。SAF隊長。海洋学と生物学の権威。元海洋開発センター勤務。リーダーの才覚あり。「たけしくん、ハイ!」でたけしの幼少期を演じた小磯勝弥似。躊躇しない男。
「水島三郎」(岸田森)28歳。SAF副隊長。宇宙工学博士。元宇宙開発センター研究室所長。沈着冷静でそそっかしい変わり者。
「千葉 太」(平泉征)25歳。工学博士。シーマリン号設計者。肉体派。岬の友達的存在。コメディーリリーフの面も。アフロを被るとアダモステ似。
「葉山マリ子」(栗原啓子)20歳。プログラマー。海野の助手。超記憶力の持ち主、らしいが今のところ素振りもなし。セリフは棒。
先週からの続き。アバンタイトルでファイヤーマンが死んだこと、地底世界でキャッツ演技の長老から命を貰ったことがナレーションされる。
岬、地底から復帰。長老の命でリフレッシュして晴れ晴れとした顔で岩場に立つ。長老に感謝し、その後斜面をなかば転げ落ちながら猛烈な足の回転で走りぬけ変身。
「ビ」だか「リ」だか(「リ」か?)を頭に付け「ファイヤー!!」
ファイヤーマンが復活したことを知ったシスターインベーダーは怪獣を引っ込ませる。
攻撃を受けるシーマリン号。続々と入る各地の攻撃報告にあたふたするSAFメンバー。
火山では復活した岬が「ファイヤーマンが死んだ」と訴える少年に「ファイヤーマンは死なないよ」とよれたイントネーションで宣言。
それを見ていたシスターインベーダーは秘密のアジトに戻り、先週もいた半裸のマッチョたちの前に同様の「バーバレラ」スタイルで現れる。
銀ラメのタンクトップにホットパンツ、ヘアもロングの真ん中わけで濃いメイクがインベーダー風だが、かなり綺麗めでいい感じ。マッチョに向かって「ファイヤーマンを倒すのだ!」と指示。
タイアップばっちり「えびの高原ホテル」の正面長映しからロビーへ。
岬は少年をホテルに残し、2話目に突入した少年の父親探しに出る。
が、直後、まだ汚れた顔を洗えもしないうちにシスターの毒牙に掛かり少年誘拐される。
山道を車で走るアダモ千葉。海野に言われた「休暇取り消し」を愚痴りながら、ふざけたサイズのおむすびにかじり付く。
途中、山肌を少年を連れて登るシスターを発見し追跡。海野の指示で岬も駆けつけることに。
文字通り煙に巻かれて見失ったアダモ千葉は神父姿のインベーダーに襲われる。
大格闘も健闘虚しく岬が間に合う前にインベーダーのイナズマ型短剣を軽く押し当てられ絶叫。
アダモ千葉、アジトにて透明ビニールテープで口を塞がれ、椅子に縛られ拷問。
傍らには座った状態で足先と首を縄でSM的に繋がれ呻く少年。
ビルダー風のマッチョは今週も棒立ち。
岬がシーマリンにアダモが消えたことを告げると、海野は珍しくマリちゃんを単独で向かわせる。水島、一緒に行こうとするが袖にされる。
防衛隊の連絡で少年の父親を発見する岬。
鬼の洗濯板の上を、昭和のマンガのような開いた手を腰辺りで外向きにヒラヒラさせながらポテポテ走ってくるマリちゃん。
アジト付近で神父の出入りを見て(入り口発見)シーマリンに連絡しようと一旦思うが止める。無言だが演技も棒。
アジトではビルダーの乳なめのアップで侵入者に気付くシスター。よく見るとシスター、しょうこお姉さんに似ている。
ちなみにマッチョと神父は別のインベーダー。
シーマリンではアダモに続き連絡が取れなくなったマリちゃんに対し海野が呼びかけ。必要以上に「マリちゃん」「マリちゃん」と連呼。前から思っていたが、助手とはいえ海野の呼ぶ「マリちゃん」という響きには若干セクハラを感じる。
アジトではマリちゃんが1人でアダモと少年を助けるという珍シーンが展開。関係ないが今日はコーンメットが一段と長く見える。
脱出に成功したアダモたちは岬と合流。少年には父親発見のおまけ付き。
ちなみにこのシーンといわず全体にそうなのだが、誠直也の滑舌が悪すぎて何言ってるかサッパリ。「(アダモ)やつらの秘密基地が判ったぞ!!」「(岬)もういあんがきてぃふぅ」
インベーダーとの格闘後、岬、マリちゃんと少年、アダモの三手に分かれる。アダモはモグリアンに乗り込み水島に「誰だ!!」と驚かれ、のち大笑いされる。モグリアンは地底のインベーダーアジトへ今回いいトコなかったアダモの怨念を乗せまっしぐら。「どてっぱらに風穴開けてやる!!」
アジトではマッチョが簡素なコンパネのトグルスイッチを入れUFOを発進させる。火口から電子オルガンのトリル音とともに出てくる紙コップを組み合わせたようなUFO。
シスターが怪獣を出現させると岬変身。
デカ過ぎて質量のある怪獣に飛び蹴りがリアルに跳ね返されたりしつつ大格闘。
UFOが攻撃されると中ではマッチョが動揺。
地底から出てきたモグリアンがファイヤーマンに加勢しようと近付き怪獣の尻尾で転がされ、転地が逆のなか怒りからアフロを毟り取りアダモから素に戻る千葉。となりでカツラを毟られ岸田森がどう思ったかは不明。
が、先週同様強い怪獣に再び死に掛けるファイヤーマン。
ナレーションの叱咤激励と回想の長老ダンスに奮い立ち、新技ファイヤーダッシュを決める。
ジャイアントスイングからガッツポーズで「ファイヤー・・・ダァァ~ッシュ!!」までの間にちょちょっと目から光線出してUFOを落とし、「ダァァ~ッシュ!!」「ダァァ~ッシュ!!」「ダァァ~ッシュ!!」と3回叫んで自ら火達磨になり体当たり。怪獣はバラッバラの木っ端になり、激しさからかフラつきながらフィニッシュ。
別れを惜しんで、岬が少年を何度となく笑顔で投げ飛ばし、シーマリンを少年が見送ってEND。
一見、面白かったように思うかもしれないが、些末なこと意外語るべき内容はあまりない。
要は、“人質を助け、悪い奴らを倒した”だけ。まっ、前後編の後編だけに仕方ないか・・・。
見所は、千葉のアダモステぶりとバーバレラスタイルの女インベーダー。あとはモグリアンの意外にカッコいい特撮シーンか。
少年の親父は何のために出てきたのか。要るか?
出すならストーリーに絡めるべきでは。
ちなみに少年は岬より演技が上手かった。
- 2010/11/08(月) 05:41:04|
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おいおい、髭男のとこは父子家庭じゃなかったのか。
勝手に不幸な子供だと思ってたよ。
交通を麻痺させるとか、珍しくマトモな作戦だな。
まさか、このまま母親出てこないんじゃないだろーな。
もともと話に内容が無いのに、それはあんまりではないだろーか。
コロンボのかみさんとは訳が違うんだからさ。
少ない幹部が減って、また早々に敵が入れ替わるのかと思ったら・・・、
それはなかったか。
まっ、変わったところで驚きはしないが。
- 2010/11/07(日) 07:59:44|
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長老がオーバーアクトな舞踏で岬に命を与える話。
主な登場人物
「岬 大介(ミサキー)」(誠直也)21歳。元地質考古学研究室勤務。実はアバン大陸人で地底人。マグマエネルギーでファイヤーマンに変身。燃える男。意外に平山浩行似。
「海野(うんの)軍八」(睦五郎)40歳。SAF隊長。海洋学と生物学の権威。元海洋開発センター勤務。リーダーの才覚あり。「たけしくん、ハイ!」でたけしの幼少期を演じた小磯勝弥似。躊躇しない男。
「水島三郎」(岸田森)28歳。SAF副隊長。宇宙工学博士。元宇宙開発センター研究室所長。沈着冷静でそそっかしい変わり者。
「千葉 太」(平泉征)25歳。工学博士。シーマリン号設計者。肉体派。岬の友達的存在。コメディーリリーフの面も。
「葉山マリ子」(栗原啓子)20歳。プログラマー。海野の助手。超記憶力の持ち主、らしいが今のところ素振りもなし。セリフは棒。
九州で死火山が爆発し、火山灰から地球外元素が確認されると岬がマリンブルで現地に飛ぶ。
同じ頃、東京では千葉が怪電波を発する謎の修道女を追っており、謎の牧師にも襲われたりしつつ珍道中。
ドタバタのあげく、海野から「見失ったら来月休暇無し」と言い渡され、宮崎行きのフェリー、“ハイビスカス”に乗り込み追跡続行。
このシーン、ほとんどのロケーションが神社仏閣の観光地で、どう見ても東京とは思えない。
感じからいって京都っぽいのだが確証は無し。また、フェリー・ハイビスカスは今もある客船だが、当時京都から出ていたかは不明。
岬が火山に着くと、激しく噴火し、溶岩、火山礫等を撒き散らせ地獄絵図となっている山肌に子供がいるのを発見する。
聞けば、父親が火山観測所の所員で途中ではぐれたのだという。岬は一緒に父親を探すことを約束する。
とてもじゃないが人が立ち入れられない噴火中の火山に唐突に人が居るというこのシーンを見て、雲仙普賢岳の噴火時、山の突端の稜線を人が歩いているという、トンでも映像をニュースで見たのを思い出した。
ハイビスカス船内、謎の修道女は通信機らしきものを室内で調整中。千葉は何処で手に入れたのか船員(帽子やジャケットの装飾、カイゼル髭等の格好から船長クラス)の格好でピーピーング。即、謎の男たちに見つかり格闘戦へ。軽快な動きでアクションが続き、トドメになると男たちは瞬時に消える。素直に「男たちが消えた」と海野に報告すると怒鳴られる千葉。
その後血迷ったか、赤いカットソーの胸に詰め物をし、青っぽいチェックのスカートに黒いストッキング、オカッパのカツラに厚化粧という女装を披露するが、「どうせバレちゃうしなぁ~」とカツラをテーブルに投げつける。
放射能を含んだ火山灰が日本列島を覆い始めるとSAFはシーマリン号を宮崎に向け発進させる。
岬は依然火山弾の降りしきるなか、少年と2人で父親探し。腹が減った少年を背負うなど交流を深める。
怪電波が火山の真下から出ているのを岬が気付くと、フェリーではそれをモニターしていた修道女が機械のスイッチをパチリッ、すると火口からは、背中に菜っ葉のようなものを大量に付けたサイのような顔の首の座っていないゆるゆる造型怪獣が現れ大暴れ。
岬は即変身し、火山弾荒れ狂うなか大格闘。(怪獣は修道女が操っている)
ホリゾントにも噴煙が描き込まれ、煙に風に火山弾が吹き荒れるなか戦うファイヤーマンはなかなかカッコいい。
ちなみに、セットがホコリまみれのせいかファイヤーマンのスーツは非常に薄汚れている。
SAFでは出撃準備。「想像も出来ないようなもの凄い怪獣が出た」「なんですって!?」
真上からの俯瞰映像、水島は敵に奮い立ちながらも忘れ物。
ファントムの大編隊の加勢を受け健闘するもフラッシュが効かず。怪獣が一旦引くと岬も変身を解除。
宮崎に着いた千葉は、青いタートルネックに黒のスラックス、ジャラジャラとネックレスを大量に着け頭はアフロの変装で追跡。ヒッピー風と言いたいところだが、さながらアダモちゃんがドクターマッコイのコスプレした感じ。(顔クリソツ)
途中、シーマリンに連絡を入れ、「例のもの凄い怪獣は?」と訊くと水島は「あぁ、
例のもの凄い奴な」と半笑い。
その後、千葉は見失ったり見つけたりの泣き笑いで、川原の岩場(滝の上)で大格闘。
シーンが変わると半ば唐突に「恐ろしいサルファ星人の秘密基地はここにあったのだ」とナレーションが入り、透明装飾で統一されたおしゃれな白い部屋が映されるが、中には裸にスパンコールの銀色ホットパンツ一丁(銀色ブーツあり)のアバンギャルドなマッチョマンが3人おり、やはり透明な菱形を繋げたスダレのようなものを身体に巻きつけてぼーっと立っている。
まだ父親を探し続けていた岬と少年の影に修道女。スイッチを弄り怪獣を呼び出すと岬は再び変身するが攻撃は効かない。
変身時間のリミットが来、溶岩に飲み込まれそうになる少年をファイヤーマンが摘んで助けるというワンダーな特撮シーンがあり、ついにタイマーが停止。目の光が消えると吊るしたスーツに油塗ったような状態になり、溶岩の火が移るとファイヤーマンは燃える。そのままくず折れ黒煙モウモウと燃え盛るファイヤーマン。マグマは元気の元かと思ったらそのまま焼死してしまう。
地底のアバン大陸に呼び戻されるミサキー。緑の炎に包まれるミサキーを迎え入れるのは江戸屋猫八似の長老。
ギリシャの神殿風の建物の中、衣装もギリシャ風のサンダルにローブになっている。(岬も)
長老はおもむろに身振り手振りで大仰にしゃべりだし、ギリシャ悲劇かシェークスピア、というよりはキャッツの如き過剰演技でミサキーの死を悲しむ。
ひとしきり演技が続くと、長老は「まだ、死んではならない」と、新しい武器と自分の命を与え、演技の激しさからモロ肌脱いだ状態になって玉座で絶命。
「長老のおかげで新生ファイヤーマンが蘇った」、とナレーションが入りEND(つづく)。
ファイヤーマンが焼死という重要作だが、みごとに迷走している1本。
インベーダーの行動は相変わらずだが、SAF側にも突っ込みどころが多数。
千葉に関しては多すぎていちいち指摘していられない状態。
地方ロケでノリノリの感じもするが、どうでもよくなっている感じも・・・。
特撮に関しては火山弾吹き荒れる中の戦闘がよかった。
また、他の部分も大胆で概ねマル。
やっと地底世界が出てきたのはいいのだが・・・、あれでよかったのかどうだか・・・。
- 2010/11/01(月) 06:05:25|
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