サラリーマンと八百屋と寿司屋が組体操する話。
<主な登場人物>
■一般人
立花ナオキ(立花直樹):エメラルド星人からセスナに偽装するジャンボーグAを貰った本編主人公。大利根航空に勤めるパイロット兼整備係。キックボクシングの覚えあり。無軌道な直情型。亡き兄の嫁、その息子と同居。
立花茂子(桜田千枝子):ナオキの義姉。PAT基地内で「スナック・PAT」を経営。昼下がりの団地妻風後家。
立花和也(香山高寛):ナオキの甥。茂子の息子。ませギャグで大人をからかう癖あり。
伴野大作(田崎 潤)大利根航空社長。元PATメンバー。
■PATメンバー
立花信也(天田俊明):PAT初代隊長。ナオキの兄。頭部に落石を受けいきなり1話にて死亡。
岸 竜蔵(大橋一元):PAT二代目隊長。沈着冷静だが熱血漢。石原良純似。大阪での特攻により12話にて死亡。
浜田 守(松川 勉):PAT三代目隊長。面倒見のいい人格者。元チーフ。ゴージャス松野似。非常に滑舌悪し。
熊井五郎(丸岡将一郎):デブキャラ。ナオキからはダルマ呼ばわり。
野村せつこ(加瀬麗子):PATの紅一点。ナオキに世話を焼くお節介。ナオキからはアンパン呼ばわり。B級アイドル的容姿。
風間一平(中村俊男):元ナオキのライバルの飛行機野郎。背は小さいが生意気なチンピラ風性格。プロゴルファー猿激似。19話にて東京に水爆を落とし損ねて北海道に左遷。
大羽健次(瀬戸山功):眉の太いすっとぼけ野郎。馴れ馴れしいところあり。
多摩辺りの集合団地敷地内でバドミントンに興じようとする和也と木梨憲武がマネする森進一のような顔の少年。
おかしな音を聞いたと思うと、空に湧いた雲から降りてくるあおりの怪獣と思しき影。空き地に降り立つ巨大な身体にはベルトに“天”。
超巨大になっていきなり現われたのは、ロックな西洋鬼ことマッドゴーネだった。
無言で2、3歩行進すると、短いマイク状の杖から怪光線を発し団地を爆破。炎に包まれる建物、逃惑う住人。
それを見たマッドゴーネは満足げに演説を打つ。「本日、正午、この街を攻撃する!!」「我々の地球侵略の第一歩を見るがいい!!」
和也とモノマネ進一顔少年は、植え込みの前に不自然に並ぶ青いゴミバケツを見つけると、この場合隠れても危険が増すだけで何の効果もないが、中に入って隠れてみる。
すると、高笑いをきめていたマッドはスルスルと縮みだし、バケツの中の和也たちの目の前で分身のインベーダーを3体産み落とす。
さらに、インベーダーたちはメガネのサラリーマン、路上で商売していた捩りハチマキの八百屋、走って出前中の禿げた寿司屋をそれぞれ、女の子が泣きながらすがりつくような格好で身体を重ね、乗っ取る。
それを全て目撃してしまった進一顔少年はビックリしてバケツから飛び出し、「パパ~!!」「パパ~!!」とわけもなく走り出す。
赤シャツで異様に目立つ少年は、リーマン、八百屋、寿司屋に即追われるが、マッドから「やぁれ゛ぇぇぇい!!」と指令が下ると3人とも前方に腕で三角を作り、付近の団地を大爆発させ瓦礫で少年の足を止めようとする。
瓦礫に埋もれてしまった少年を、遅れてバケツから出てきた和也が発見し救出。「真ちゃん!!」「真ちゃ~ん!!」(実はこの少年、字は違うが役名も“しんいち”)
入院してしまった真一少年は、父親である佐原健二演ずる小野寺参謀らに見守られて虫の息。
みな、朦朧とする真一を励まし、復讐を誓う。
今となっては、人間に成りすましたインベーダーの顔を唯一知っている和也は、浜田に説得され捜査に協力することになる。
街が大混乱しているという情報が入ると、茂子に真一を任せて参謀自ら先頭を切って鎮圧に向かう。
公園に集まる住民。
50人程度の小集団で子供も多いが、メガネと禿げとハチマキの約3名が一際いきり立って抗議している。「PATは手を出すなぁ!!」
マッドゴーネは取引をしていたわけではなかったはずだが、住民をリードする3人は降伏して攻撃もするなと喚く。
それに対し、黄色のモールも眩しいグレーの軍服姿に何故かPATのド派手なメットを被った小野寺参謀は「PATが責任を持って撃退する」と雄々しい。言い返す禿げたちに大羽もやり返すが、激昂する浜田は何言ってるか完全に不明。
ますますエスカレートし、「PATは騙そうとしている!!」と半ば狂ったようにメガネが喚くと、ナオキに連れられた和也が登場。「真ちゃんを殺そうとしたのは、この人たちだっ!!」と、ビッシと指差すと3人は逃亡。
開けた高台まで逃げるとグロースの司令船が出現し光線を発射。2人の差し出した腿にもう1人が乗り、手を広げてナイス組体操が完成すると光線を浴び巨大化。ザラガスにおさげが付いたようなグレーの怪獣が現われる。
ナオキはすかさず誰かの車で突っ込んで行くが、返り討ちにあって車ごと炎上。寸前に脱出していたのが見えていないせつこはフナの顔でビックリ。
その後、おさげ怪獣はマッドによって退却させられるが、作戦自体を諦めたわけではなく正午にはまた現われると宣言。律儀でしつこい性格のマッドゴーネ。
ナオキは飛び降りたときに怪我を負い真一と並んで入院の憂き目。
PATは本来、住民を避難させることを最優先に考えなくてはならないのに、復讐心に目が眩んだか対決することばかり考え、住民に「任せてくれ!!」と声を張るとスクランブル。
したのだが・・・、何故か街中の空き地に戦闘機を着陸させ、それぞれ鉄砲一丁で陸戦へ。
ひとつ団地の陰から全員で何かの様子を窺い始める。
和也と茂子が見守る病室ではナオキと真一が顔をテカらせ就寝中。
和也がブツクサ言っていると真一が「パパ・・・パパ・・・」言い出し、その声でナオキ起きる。
正午が迫っていることを知ると茂子が止めるのも聞かず、うなされる真一にグロースを倒すこと誓うと出て行く。
5分前になると突如降伏することを勧めてくるマッドゴーネ。そんな譲歩案は無かったはずだが「命を無駄にするのは止めたまえ!!」と、命など惜しくない特攻精神を叩き込まれているPATに誰得の説得。
当然、参謀は「断る!!」と即答。
かくして12時ちょうど。
緊張感高まるなか怪獣出現。PATはハンドガンで応戦。
ナオキは大利根から社長を蹴散らして出撃。
鼻の管からは火炎、おさげからはビームと、怪獣の攻撃により街は焦土と化す。
爆炎上がるなかを掻い潜りながら、何故か乗り捨てていた戦闘機に今更向かうPAT。乗り込むも思うように飛び立てず、尻尾攻撃に耐える。
ナオキはさっさと変身すればいいものの、自分がやりましたアピールなのか、セスナのまま怪獣の気を引き、PAT機を離陸させることに成功する。
ナオキに「それ以上は結構」と引き取ってもらうつもりだった参謀は早々に撃墜。
それを見ていた浜田機もあえなく墜落。
自分たちは死にそうな勢いで射出され逃げるが、各機は団地に突っ込み炎上させる。
ナオキは調子に乗りまだセスナでフラフラ。仕舞いには焼かれてしまい、やむなく「ジャン・ファイト!!」
大羽の表情の割りに思いっきり棒の「ジャンボーグAだっ」、に迎えられジャン登場。
PATにも援けられつつ、おさげ等の要所要所を切り取り、異常に長い尻尾を持ってジャイアントスイング。
最終的にダイビング頭突きで頸を撥ね、爆発させてフィニッシュ。
マッドゴーネが「おぼえ
とれぃ!!」と変なイントネーションで恨み言を言い。真一が司令室でクララの如き病み上がりの歩き方を披露して父親に抱きつき大団円。
ナオキが社長に「蹴った分給料引く」と言い渡され、参謀のPATへの誘いを断りEND。
序盤は面白いのだが、結局何がやりたかったのか。
というか・・・、敵が攻撃を予告し負けて帰った、だけのような・・・。
人間に化けたグロースを子供たちが活躍して見つけるとか、人質になった子供たちをナオキが救出するだとか、もっとやりようがあるような気が・・・。
PATの作戦もだんだんTACなみにグダグダになりつつあるようで、なんとも・・・。
創ってる側が飽きてきてるのか?
それにしても今回、街の焼け野原度が凄いことに・・・。
一週間で復興は出来んな。
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- 2011/06/27(月) 06:40:22|
- MX円谷劇場
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アンクは何処で夢見てんだよ。
あれ、あれ、あれ?
やっちゃった、回?
何だ?あのカンカン帽のカマ野郎。
ぶしつけに追い出し掛けやがって。
甲斐まり恵・・・・。
どうした!!
拾い食いでもしたか・・・。
後藤、ジャケットが貧相な身体に似合ってない・・・・・。
まぁ、後藤がバースになるより、妹ちゃんがそのまま戦った方が全然強いだろうな、たぶん。
げっ、つみきみほ!!
やっぱり、こいつらヤミーの生みの親か。
エイジ「拾え」とか、細かいな。
当然だけど。
ヤミー、デザイン恐いな。
闘鶏(?)でムエタイってのは面白いけど。
なに里中はゴスロリってんの?
全然いいじゃん、いつもより。
つみき・・・。
お前か、ヤミーの親・・・。
もう来週で40話か・・・。
ラストまであんまりないな。
なんか、ず~っと1話から同じテンションで水平移動してここまで来た感じがあるけど、どう終わるのかね。
急に風呂敷広げてもしょうがないし、このまま同じ感じでいいと思うけどね。
アンクの話で終わっていっても。
「盛り上がりに欠けた」なんて言う人も中には出てくると思うけど。
初めから壮大な話紡ごうって感じじゃなかったしね。(路線変更でコメディーっぽくなったわけでもないし)
テーマ:仮面ライダーオーズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2011/06/26(日) 08:36:17|
- 仮面ライダー
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作品ごとに設定全然違うのに、なんか、全部ひっくるめて仙人みたいな感じになってるな。
勝手にレンジャーキー、ネゴシックスにやっちゃっていいのか?
ムチャするやつが、いいやつではないと思うがな・・・。
まぁた、間違えちゃって。(笑)
あれも漢字だったのか。
てっきり“ウンモ星人”の何かかと思った。
おっ、銀のメカ、いいね。
よく出来てるし、考えられてるね。
1体だけで、っていうのもマル。
こいつ、最後の最後で、やっぱりゆるせん!!
なにピンクに正面から抱きついてんだ、なろ~。
テーマ:海賊戦隊ゴーカイジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2011/06/26(日) 07:56:41|
- TV、映画、DVD、CD感想
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TOKYO MXで「電人ザボーガー」が始まるらしいですね。
映画化記念とかで。
7月2日より毎週土曜日、27時30分〜28時。
みたいなんですが・・・・、
にににに、にじゅうしちじさんじゅっぷん!!
夜中の3時半じゃねーか!!
日曜の朝だろ、これ。
まっ、余裕で起きてますが・・・、
感想は、軽めかな。
円谷劇場なかったらコッチでガッツリ行きたいトコですけどね。
ピープロなんて突っ込みどころだけで出来てるみたいなもんだし。(笑)
でもなぁ、全部放送するかも怪しいんだよね、ちょっと。
- 2011/06/21(火) 07:09:50|
- MX円谷劇場
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ド~ン!!
来期のライダーらしいです。
ロケットがモチーフなのか、はやくもスカイゼル呼ばわりされてます。
もう一つ、ハカイダーみたいなシルエットのやつもあったんですが、
なんだかガセ臭いんで、そっちはとりあえずスルー。
キャストももうバレちゃってるんですが、主役はおなじみD-BOYSからみたいですね。
女の子のキャストがティーンモデルらしく、可愛かったです。
でも、このゴマみたいなビリケン頭・・・。
期待できねぇ~なぁ~。
- 2011/06/21(火) 06:55:00|
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PATのせいでナオキが疲れてゾンビのような顔になる話。
<主な登場人物>
■一般人
立花ナオキ(立花直樹):エメラルド星人からセスナに偽装するジャンボーグAを貰った本編主人公。大利根航空に勤めるパイロット兼整備係。キックボクシングの覚えあり。無軌道な直情型。亡き兄の嫁、その息子と同居。
立花茂子(桜田千枝子):ナオキの義姉。PAT基地内で「スナック・PAT」を経営。昼下がりの団地妻風後家。
立花和也(香山高寛):ナオキの甥。茂子の息子。ませギャグで大人をからかう癖あり。
伴野大作(田崎 潤)大利根航空社長。元PATメンバー。
■PATメンバー
立花信也(天田俊明):PAT初代隊長。ナオキの兄。頭部に落石を受けいきなり1話にて死亡。
岸 竜蔵(大橋一元):PAT二代目隊長。沈着冷静だが熱血漢。石原良純似。大阪での特攻により12話にて死亡。
浜田 守(松川 勉):PAT三代目隊長。面倒見のいい人格者。元チーフ。ゴージャス松野似。非常に滑舌悪し。
熊井五郎(丸岡将一郎):デブキャラ。ナオキからはダルマ呼ばわり。
野村せつこ(加瀬麗子):PATの紅一点。ナオキに世話を焼くお節介。ナオキからはアンパン呼ばわり。B級アイドル的容姿。
風間一平(中村俊男):元ナオキのライバルの飛行機野郎。背は小さいが生意気なチンピラ風性格。プロゴルファー猿激似。19話にて東京に水爆を落とし損ねて北海道に左遷。
大羽健次(瀬戸山功):眉の太いすっとぼけ野郎。馴れ馴れしいところあり。
冒頭、ホルスタインが無数に放牧された土手で子供たちが会話。
「陽子ちゃん、新しいパパとママの所に行っちゃうんだね」「せっかく健太くんと仲良しになれたのにね」
「陽子ちゃん・・・、幸せになってよね」「ありがとう!!健太くんも元気でね!」
健太は11話に出て来たナオキと二人羽織りでジャンに乗ってしまった三白眼の少年。
陽子はとっくりセーターに赤いスカート、三つ編みお下げの女の子。
いかにも意味ありげだが、今回ケンタが寂しい理由の説明のためであり、このあとフォローらしきものはない。
その後、何処で聞きつけたか、泣きべそ姿の健太の前にナオキと和也が車で乗りつけ、「男ならそのくらいのことで泣くな」と余計なお世話の叱咤。
場面変わって、おなじみマッドゴーネの冒頭の挨拶。
早くもPATは作戦に引っ掛かっており、着々とエメ星を爆破する準備をしているらしい。
マッドは、その間に地球に送り込むための“ウータン”なる『いないいないばあっ!』の水風船頭に付けたあいつとしか思えない名前の“霊媒”怪獣を呼び出し中。
ようやく現われたウータンは、あのウータンとは似ても似つかないワンワンもビックリなグロ怪獣。
直立したゲスラにガラモンの手が付いたようなブサイクさ。
両親を怪獣に殺され施設のお世話になっている健太をナオキたちが車で送り、和也が「施設の子に比べれば自分は幸せ」と、自分の幸福度の再確認をすると、母親恋しさを「腹減った」とごまかしスナックへ。
PATでは参謀がエメ星爆破作戦を、ちっちゃい黒板で説明中。
何をどう観測したのか、エメ星がグロースの前進基地と思い込んでいる様子。
スナックではコーヒーをすすっていた、伸びきったパーマ頭のナオキが目を剥いて仰天。「なにっ!!エメラルド星にミサイルをブチ込む!?」
熊井と言い争うナオキは「何でエメ星にグロースの基地があるって判るんだ!!」と息巻くが、「観測の結果だよ」と普通に答えられ、「もし間違ってたら」「味方だったら」と、何とか食い下がるが、食い下がりすぎて「どうしてエメ星が味方だとお前に判るんだ」と、とんだやぶ蛇に。
言いよどんだナオキは、試合直後の北島康介のような顔で「ジャンがエメ星人から貰ったものだなんて、口が腐っても言えない・・・」と一点を見つめる。
熊井は「怒らそうったってそうは行かない」と、ミサイル発射にそなえてみなと出て行く。
ビール瓶のようなスタイルのロケットミサイル移送映像を傍受しているマッドは、PATのバカ作戦に「助かるわ」
いきなり万策尽きてしまったナオキは、実力行使でミサイルを止めるため、大利根航空に向かってススキの中をひた走る。
と、突如爆発が起こり天から声。
ナオキがスナックでエメ星の擁護をしていたのまで知ってるくせに、ジャンに乗っていることは頑として判らないグロースは、ナオキを非常に怪しみ「お前は必ず抹殺してやる!!」と、大量のインベーダーを送り込む。
意を決してインベーダーとの格闘に挑むナオキ。ドラゴンボールZにクリソツなBGMをバックに延々と闘う。
やっとこ片付けセスナにたどり着くと、ひょっこり健太。
「陽子ちゃんも養女に行っちゃったし、ジャンしか友達がいないから乗せて!!」と、真顔で懇願。
刻々と発射時刻が迫るなか、発射台付近にセスナが周回。
気が付いたPATに戦闘機からの威嚇射撃で追い払われるナオキ。隣にはまんまと健太。
かくして発射されてしまうロケット。
ナオキは開き直って「よし、ロケット追跡だっ!!」
「はっ?何言ってんのお前」的な目で眉をひそませチラ見する健太。ナオキが変身のため座り位置を中央よりに直すと、顔を後ろに逸らして気づかいを見せる。
二度目の二人羽織りとなるナオキと健太。
どこまでもロケットを追いかけて行くと、やがて怪しい空間に入り込み、以前倒したはずの怪獣と出くわし戦闘に。
ある程度強力な一撃を喰らわすと消えてしまう怪獣たち。マッドの説明によるとここは恐怖の怪獣墓場らしい。
次から次に現われる怪獣に四苦八苦するジャン。
何故か健太は眠くなり、何故かナオキは「寝ちゃダメだ!!」と焦るが、健太熟睡。
しばらく闘うとミサイルを思い出し飛び去るジャン。
疲れさせることが目的だったようで、ジャンが居なくなっても作戦は順調な様子で、今度は空き地の建設現場を襲撃しろとマッド。よく意味は判らないが何時にもまして手が込んでいる。
地球に現れたウータン。フィンガーミサイルで工事現場に嫌がらせ。
スクランブルするPATもことごとく撃ち落される。
宇宙空間で健太を背負いながら地球の異変にも気付くナオキ。
ミサイルと地球とどっち行きゃいいのか悩む。
とりあえずミサイルに追いついたナオキはビームエメラルドでミサイルを撃破。が、破片が右肩に刺さり絶叫。
ただでさえ右肩に重心をかけて首絞め状態の健太も目が覚めて「大丈夫!?」。
「何のこれしき・・・」と、強がるナオキだが、見た目の状態は子供にチョークスリーパーかけられて苦しんでるコスプレイヤー。
建設現場では全機撃ち落されたPAT隊員たちがジャンの登場を熱望。
他力本願に弱音を吐く大羽にシベリア浜田は「バァカァ!!おりたちがたたかぁ~なくて、ど~すうんだ!!いおう!!」直後、ジャン現われる。
ダイレクトにウータンの頭頂部に蹴りで不時着するジャン。
長旅と余計な闘いでフラフラ。
健太に「大丈夫か?」と気づかうナオキだが、何もしていない健太が疲れるはずもなく、しがみ付かれているナオキの方がゾンビの如き顔。
ナイフを乱発し、最後は力を振り絞って一番自分にダメージでかそうな、全身で大回転する必殺風車。
ネズミ花火のようになってウータンを縦割りにするが、ウータンは「どうぞお先に」と、道を譲るように若干早めに左右に展開してフィニッシュ。
セスナに戻って健太が「ジャンはいつもあんなに苦しみながら闘っているの?」と嫌味のような質問をし、「そうさ、苦しみを乗り越えて頑張ってるんだ!!」と、「お前がいたから特にな!!」とは言えず、「だから強いんだね」と健太がいいように解釈し、強くなることを誓ってEND。
説明がないのでPATが何でこんな失態を犯すハメになったのか判らないが、判ったところでPATのアホさが変わるとも思えない。
っていうか、この部分端折るかね。普通。
それに、グロース星人の作戦も入り組んでる割になんだか訳が・・・。
星を攻撃させるスケールのデカイ計画の次が空き地の建設現場の襲撃。
そら、アッチコッチ飛ばされるナオキもいい迷惑だよな。
ちなみに、調べたらNHKのウータンの頭の赤いのは、水風船じゃなくてマラカスでした。
- 2011/06/20(月) 06:17:17|
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今日は、ゴルフでお休みですか。
まっ、いいんだけど、あいだ開いちゃうとテンション下がっちゃうというか、
忘れちゃうんだよね。(笑)
そういえば、昨日はスマステで戦隊特集でした。
ゴレンジャーまで行くとなんだけど、やっぱり、デンジマン、サンバルカンあたりのがいいな。
ロボも重々しくていいし、合体もバルカンロボぐらいのが寧ろカッコいい気がするね。
今の子はすぐ飽きちゃうからロボットいっぱい出さないと、
みたいなこといってたけど、そうなのか。
みんながみんな全部買ってもらえるわけじゃないだろう。
- 2011/06/19(日) 08:02:02|
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岡村靖幸 公式HP 準備サイト岡村靖幸完全復活!アルバム2枚&東名阪ツアー決定 (ナタリー) - Yahoo!ニュースとりあえず、ここ↑を見て欲しい。
アルバム発売にツアー決定。岡村靖幸完全復活ですよ。
昨日、風呂場でファーストアルバム収録の曲を鼻唄で歌ってて・・・、
「そういえば、この頃はアレンジ自分じゃないんだよな」「当時、本当にやりたかった音はどんなだったんだろう」「そういうの今作り直してくれないかな、いや、デモテープでもいいから聴きたいな」
なんて漠然と考えてたらこれですよ。
旧作のリアレンジアルバム。
ヤフーじゃ、初セルフカバーなんていってるけど、「ビジネス」も結構好きだったんで、たぶんどんなアプローチでも受け入れられるでしょうね。
いや~、今から楽しみだ。
さて、何処で買うかな。
- 2011/06/18(土) 00:34:12|
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江戸屋猫八が3万でダンプを売る話。
<主な登場人物>
■一般人
立花ナオキ(立花直樹):エメラルド星人からセスナに偽装するジャンボーグAを貰った本編主人公。大利根航空に勤めるパイロット兼整備係。キックボクシングの覚えあり。無軌道な直情型。亡き兄の嫁、その息子と同居。
立花茂子(桜田千枝子):ナオキの義姉。PAT基地内で「スナック・PAT」を経営。昼下がりの団地妻風後家。
立花和也(香山高寛):ナオキの甥。茂子の息子。ませギャグで大人をからかう癖あり。
伴野大作(田崎 潤)大利根航空社長。元PATメンバー。
■PATメンバー
立花信也(天田俊明):PAT初代隊長。ナオキの兄。頭部に落石を受けいきなり1話にて死亡。
岸 竜蔵(大橋一元):PAT二代目隊長。沈着冷静だが熱血漢。石原良純似。大阪での特攻により12話にて死亡。
浜田 守(松川 勉):PAT三代目隊長。面倒見のいい人格者。元チーフ。ゴージャス松野似。非常に滑舌悪し。
熊井五郎(丸岡将一郎):デブキャラ。ナオキからはダルマ呼ばわり。
野村せつこ(加瀬麗子):PATの紅一点。ナオキに世話を焼くお節介。ナオキからはアンパン呼ばわり。B級アイドル的容姿。
風間一平(中村俊男):元ナオキのライバルの飛行機野郎。背は小さいが生意気なチンピラ風性格。プロゴルファー猿激似。19話にて東京に水爆を落とし損ねて北海道に左遷。
大羽健次(瀬戸山功):眉の太いすっとぼけ野郎。馴れ馴れしいところあり。
冒頭、和也の学校でケンカ。只のケンカというよりは父親の職業差別によるイジメの延長か。
顔が充分にむくれた、吊り半ズボンの少年の父親はダンプの運転手。
只それだけで殴る蹴るの乱闘ではたまったものではないが、むくれ少年の負けん気は強く、止めに入った和也も思わず「まるでマメダンプみたいなやつだっ!」
(ちなみに、辺りの風景は遠景に山も無く都内風だが、和也はここから秩父に帰るのか?)
都内を車で走るナオキ。
住宅街の交差点で一時停止無視のダンプとぶつかりそうになり「危ないじゃないか!!」と詰め寄ると、青タオルを頭に巻いたバカボンのパパスタイルの江戸屋猫八が降りてきて、「ブレーキの調子が悪くて止まんなかったんだよ」と割と平気な顔でポンコツダンプのせいにする。
場面変わりスクラップ工場。潰されていく車に、山積みの廃車。
バカボン猫八は、いいかげんボロに嫌気が差したかダンプを工場に引き取ってもらうが、「くず鉄にしかならない」と3万円にしかならず。
ここで珍しく、真下からのショットで“オレンジの空飛ぶ鉄アレイ”ことグロースの司令船が現われ、東京のパンク寸前の車の洪水につけこんで大混乱を起こす、と、丁寧に宣言。
すると、船から10名ほどのインベーダー風の戦闘員を、スクラップ工場の例の猫八のボロダンプに転送。
川の桟橋では夕日に照り返されながら和也とむくれ少年が談笑。
少年によると、母は病気ですでにおらず、工事現場を点々とする父親の関係で引越しも数知れずだったとのこと。
父親のいない和也とは友達になれそうだと、機嫌の直った少年は、生まれも育ちもダンプのゴンベエだったと、母代わりのダンプを和也に見せると言い出す。
現場のダンプ置き場に着くとゴンベエはなく、焦りだす少年。
トラックのパンフを見ながら渋い顔の猫八を見つけると、「まさか、売り飛ばしたんじゃないだろーな!!」
「ゴンベエは働けなくなったんだ」「新しいダンプがないと仕事になんねーんだよ」と説得するが「父ちゃんのバカ!!」「ゴンベエは俺の母ちゃんだ!!」と組み付いて聞きわけがない。そのまま「スクラップにはさせねぇ~!!」と走って行ってしまう少年。残された猫八は「ゴンベエが母ちゃんか・・・・」
その頃スクラップ工場ではインベーダー諸君が作戦を実行。
それぞれが勝手に廃車にスローな動きで乗り込むと、無人自動車となりゴンベエを先頭に隊列を組んで都内へ。
信号を麻痺させると、混乱する車に突っ込んで行き街を火の海にする。
混乱の情報はPATにも入り、いよいよ何言ってるかわからない浜田の指示でそれぞれスクランブル。
和也と少年は大利根に現われ、ナオキにダンプの行方を一緒に探すよう懇願。
しかし、「ポンコツダンプは事故起こすだけ」「スクラップにした方が世の中のため」とごく当たり前の意見で拒否される。
見限って少年たちが出て行くと、社長は「探してやれ」とたしなめるが、ラジオからの無人自動車事件のニュースを聞いたナオキは別の意味で飛び出して行く。
(その後、車中で何やらブツブツと呟くナオキだが、音声を消されたかのように聞き取れず。たぶん「きっとダンプを探してやる」だとは思うが・・・)
無人カーを追って都内中を奔走するナオキとPAT。
おあつらえ向きな郊外の造成地でナオキが無人カーを追い詰めると、ダンプたちは怪光線で攻撃を始める。
浜田たちのパットカーも追いつくと、「パットカーの威力を見せてやる!!」と豪語し飛んで逃げる。(結局、攻撃は熊井のコンドル)
逃げ始めた無人カーに、何処で手に入れたのか発信機を投げ付けるナオキ。
ダンプたちはグロースに転送され元のスクラップ工場へ。
ナオキは発信機の信号を頼りにセスナで追跡開始。
CM開け、浜田のセリフからなのだが、何か食べてるのか、含み綿を何らかの理由で入れてるのか、何言ってるのか全然。異常なほどの不明瞭さ、シベリア文太か。
とにかく、昨日の事件で東京の交通は何時にも増して麻痺状態らしい。
その、渋滞した車に火がついたらとんでもないことになる、と、かなりあさっての方向に心配し「なんとしても阻止するんだ!!」と総員出動。
自力でスクラップ工場までたどり着いた少年と和也は、見つけたゴンベエを「返せっ!!」と工場のおっさんに食って掛かる。
子供に取り付かれて困った馬風似のおっさんは「3万で買い取ったんだから、欲しけりゃ3万で買い戻すんだな」と大人気ないことを言い追い払う。
が、しつこくダンプにしがみ付いてスクラップにさせようとしない子供たちに手を焼く工場側にグロースが手助けしたか、ダンプの荷台に現われたインベーダーたちが円陣を組むとダンプごと全体が怪ロボットへと変貌する。
セブンガーにダンプのパーツが付いたようなアナクロロボットは、腰にタイヤ、背中に荷台、胸にはヘッドライト、頭頂部にはハンドル、ついでに腹には“よ0216”のナンバーまで付いているが、全体的には全くトラックに見えない。
ゴンベエロボはPATと戦闘に入り荷台を吹っ飛ばされる。
結局、発信機を無駄にしたナオキは、いつもどんなに怪獣っぽくても一応ロボットとグロースが呼ぶのに、今回、今までになくロボット然としてるゴンベエを見つけるなり、開口一番やっぱり、「怪獣だ!!」
そして、変身となるのだが、何時のバンクなのか、新規なのか、テカテカの脂顔で目を細めながら苦しそうに「ジャン・ファイト」
戦闘が始まると、股間にタイヤを受けてもんどりうったり、腕のクレーン攻撃などに苦しめられつつ剣でフィニッシュ。の、ところが、子供たちが「倒さないで」の駆け込み訴え。
仕方ないんで、大人の一面を見せ、見たことない技でトラックへ戻す。
ちなみに、変身解除の掛け声「フライト・リターン」は今回「フラィ」しか言わず。
ゴンベエをもう一度整備し直して猫八が乗ることになり、池の如く水の溜まった現場で子供たちとナオキがゴンベエを見送り、ナレーションが「車を大切にしないと、グロース星人に利用されるかもしれましんよ」と余計なことを言ってEND。
父子貧乏親子の悲哀、で一見、思い出のダンプを大切にする、という良い話風だが、ブレーキの効かなくなったようなボロ車に無理して乗るのはどうなのか。危険だし、仕事中に事故にでもなったら補償問題になるだろう。
あの、利かん坊の子供には噛んで含めて諭す方がのちのち良かったのでは。
まぁ、それは置いといたとしても、あの少年は今の目線からすると行動がムチャすぎて、どっちかっていうとバカに見える。
今回、特撮関係では序盤の交差点のミニチュアがやや酷かった。(後半の崩れるビルは良かったが)
ロボットはメチャメチャなデザインだけど、何かいい味が出てた。
戦闘員のマスクは何かの改造だと思うが、ミラーマンのインベーダーか。
あと、あの場面でパットカーが飛ぶことに意味あったのかどうなのか。
それと今回、ナオキがあまりセスナに乗らなかったのは、後半への布石?
それにしても、浜田のセリフの不明瞭さは、放送という媒体に対して挑戦的。
- 2011/06/13(月) 06:16:18|
- MX円谷劇場
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伊達、ホントに裏切ったか・・・。
後藤ちゃん、ヘルメットどこから・・・。
アンク、イジメんなよ、優しくしてくれてんだからさ。
あいつ、アホだけど。
なんか、伊達の言い分だと、健康のためなら死んでもいいみたいな・・・。
矛盾を感じる。
と、思ったらアッサリ元に寝返ったか。
なんか、早いな戻るの。
自爆装置、後藤が外してたって、ちょっ、それは都合良過ぎじゃあ。
おいおい、後藤がカッコいいこといってると思ってたら、
ホントにそのまま意志継いで伊達死ぬのかよ。
伊達は死んじゃダメなキャラじゃん。
ダメだよ、そんなの。
後藤・・・、細いなぁ~。
マニュアル読み込んでるぶん、実は伊達より強かったりして。
何だ?伊達生きてんのか。
いい笑顔しやがって。
神の味噌汁(笑)
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- 2011/06/12(日) 08:36:54|
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あの、ニセ香取慎吾みたいなやつは・・・、誰?
敵がギャグで作戦内容をベラベラしゃべってたけど、
昔はまじめにあのぐらいの説明ゼリフ普通にあったからな。
あっ、ニセ慎吾、新キャラか。
・・・・・、なんか、冴えない・・・な。
何故、ミドリの位置に(笑)
こいつ、慎吾というより、どっちかっていうとネゴシックス?
変身の口上が長すぎ&ふざけてるけど、変身後はなかなかいいな。
あの、パチもん感がいい。
目のある感じも。(無いけどね)
こんな単独ヒーローが居てもいい。
あぁ、ネゴシックス、襟がいいんだな。
襟がハーロック的に折り返してあるのが。
そうみると、ちょっと松本零士キャラっぽい?
テーマ:海賊戦隊ゴーカイジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2011/06/12(日) 07:59:08|
- TV、映画、DVD、CD感想
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ジャンが怪獣の手を結ぶ話。
<主な登場人物>
■一般人
立花ナオキ(立花直樹):エメラルド星人からセスナに偽装するジャンボーグAを貰った本編主人公。大利根航空に勤めるパイロット兼整備係。キックボクシングの覚えあり。無軌道な直情型。亡き兄の嫁、その息子と同居。
立花茂子(桜田千枝子):ナオキの義姉。PAT基地内で「スナック・PAT」を経営。昼下がりの団地妻風後家。
立花和也(香山高寛):ナオキの甥。茂子の息子。ませギャグで大人をからかう癖あり。
伴野大作(田崎 潤)大利根航空社長。元PATメンバー。
■PATメンバー
立花信也(天田俊明):PAT初代隊長。ナオキの兄。頭部に落石を受けいきなり1話にて死亡。
岸 竜蔵(大橋一元):PAT二代目隊長。沈着冷静だが熱血漢。石原良純似。大阪での特攻により12話にて死亡。
浜田 守(松川 勉):PAT三代目隊長。面倒見のいい人格者。元チーフ。ゴージャス松野似。
熊井五郎(丸岡将一郎):デブキャラ。ナオキからはダルマ呼ばわり。
野村せつこ(加瀬麗子):PATの紅一点。ナオキに世話を焼くお節介。ナオキからはアンパン呼ばわり。B級アイドル的容姿。
風間一平(中村俊男):元ナオキのライバルの飛行機野郎。背は小さいが生意気なチンピラ風性格。プロゴルファー猿激似。
大羽健次(瀬戸山功):眉の太いすっとぼけ野郎。馴れ馴れしいところあり。
冒頭、スナックのカウンターで腕相撲に興じるナオキと和也の横で、母親からの手紙に参る風間一平。
なんでも、母親に「チーフになった」と嘘の手紙を書いてしまい、喜んだ挙句東京に出てくるというので困っているの様子。
その母は自ら無学だといい、チーフが判らず2里も走って分教場の先生様に聞き、「それは偉ぇ、出世したに違ぇねぇこった」と、聞いたコッチが損しそうなお墨付きを貰う。
ちなみに、その田舎では、季節柄野火を焚く毎日だそうで、和服にほっかぶりの江戸時代ライクな農村ルックで仕事に精を出す。
困り果てた風間はナオキに吐露。
ナオキは、「母親を悲しませたくない」という風間の気持ちにこたえ、浜田にある提案をすることを決める。
“風間の母親が居る間だけ、風間をチーフ扱いに”、というナオキの提案に、浜田はゴージャス松野クリソツの顔で渋る。
いつの間にかチーフに昇進していた熊井も「冗談もいい加減にしろよ!!」と裏声で詰め寄る。
場面は変わり、空。
水爆ミサイルを2基積んだ、航空防衛隊の輸送機がマッドゴーネに奪われる。
この後、マッドゴーネの、水爆がどれだけ威力があるかの丁寧な説明あり。
母親上京当日(というか、全部同日の出来事だと思うが)、待ち合わせ場所である上野公園の西郷さん像の頭の上にはハト。
撮影日が休日なのか、賑わい過ぎの上野公園の人々は撮影無視してカメラ目線。
隊員服のままハリキリ演技で現われる風間に、振り返るどころかカメラを向けるものまで。
母親と落ち合うとスナックへ直行。
挨拶もそこそこ、母親は早速チーフの仕事ぶりを浜田に確認。
一巻の終わりと顔を覆う風間に、浜田は「立派にやってます」と話を合わせる。
「礼をいうならナオキくんに」と浜田に言われナオキに感謝したり、初めは恐縮至極だった風間も、気が大きくなると次第に調子こく癖がムクムクとデカくなり、熊井をお茶汲みにアゴで使う。
「熊井君!!早くコーヒーを運びたまえ!!」
ムカッ腹が立った熊井は、投げやりに「判りましたよぉ~」
すると「判りました!!チーフ閣下といいたまえ!!」
どこまでも付け上がる風間一平。
直後、水爆搭載機行方不明事件が明るみになり、PATはスクランブル。
騒然とするなか、茂子はニコニコとナオキに風間の母の東京見物を手伝うよう提案。
「えっ!?今!!」みたいな顔で嫌がるナオキ。
マッドの、東京に水爆落とします。焼けます。宣言。
大利根では風間母に遊覧飛行をしてもらうべく、ナオキを待ちがてら社長が談笑。
思わず「しかしお母さん、一平くんも一日も早く一人前の隊員になって欲しいですな」とウッカリ発言。
高確率で母親に嘘がバレる。
ナオキはマッド出現に、社長を無視して勝手にフライト。
社長激怒。
無人で飛行する輸送機を見つけたPATは、水爆発射の前兆を捉え、輸送機ごと捕獲する作戦に出る。
マグネットか吸盤のようなものが付いたワイヤーで両翼を牽引し3機で繋がって護送。
怒ったマッドは、タコを直立させたようなバレンタインというどっかの監督のような名前の怪獣を送り込む。
黒雲の中で空中に浮かぶタコは触手で隊長機を巻き取る。
浜田は、離脱してしまった輸送機を追うよう熊井機に指示を出すが、同乗していた風間がこれを無視。
「手柄を立てます!!」と、隊長機を掴むタコに満身の力でミサイルの雨を降らす。
隊長機の脱出を成功させた風間は狂気の顔で破顔。
しかし、ミサイルは投下されてしまい、アホみたいな顔でビックリしたナオキはすかさず「ジャン・ファイト!!」
変身したジャンが水爆を受け止め事無きを得、マッドは「もう一つあります」と豪語。
CM開け、謹慎を言い渡される風間。
せつこが「一平くんは、あたしたちを助けようとして命令を・・・」と食い下がるが、「ジャンが来てくれなかったら、今頃東京は全滅」「それを考えれば処分は当たり前さ」と非常にもっともな正論で熊井が言い含める。
風間は出て行き、みなはもう一発の水爆を鑑み待機。
大利根に戻ったナオキは社長に大目玉。
いまさら遊覧飛行でもないので、停めてあるセスナがグラグラ揺れるほどの強風のなか、無理やり外にゴザ敷いて昼飯。
ナオキ巨大おむすび頬張る。
「ホントは出世なんか望んでいない・・・」、としんみり語り合っていると、妙なギターのアルペジオをバックに風間が盗み見。「母ちゃん・・・俺が間違ってたよ・・・」
ナオキが走り去る風間を見つけると、風間役の中村氏(フォークシンガーでもある)の唄なのか、ギターに次第にボーカルが入りだす。
途中、グロース星人出現のサインが光り、追いかけるのをやめ、そのまま母親に一声かけセスナで行ってしまう忙しいナオキ。
マッドの「今度こそ日本を全滅させてやる!!」という相当日本が嫌いなんだなと思わせる宣言が入ると、輸送機出発。後ろに手足をジタバタさせ、黒い屁のようなものを撒き散らしながタコも追従。
スクランブルしたPATは、タコを見つけるといきなり2機とも触手に絡め取られる。
ニッチもサッチもいかないでいると、無断出撃の風間機が現われる。
が、すかさず右翼をビームでやられてしまい窮地。
すでに気持ちは特攻気分で、「おふくろをよろしく頼みます!!」
触手に捕まりながら慌てて説得する隊員たち。
火のついたコクピットの中で絶叫しながら突っ込んでいく風間。
そこへ、だいぶ遅れたように見えながらタイミングよく登場し間一髪取り押さえるジャン。
「死んでもいいんだ!!俺にやらせてくれ!!」と喚く風間。
PAT機を全て逃がすと、本格的に戦闘に入るジャン。
触手攻撃、電撃攻撃にアンテナもグニャグニャになりながら奮闘し、触手を後ろ手に結ぶとすかさずタックル。
最後はビームエメラルドで大爆発させフィニッシュ。
緊張感の走るスナック。
母親が後ろでボヤけながら泣くなか、今回の処分を受ける風間。
浜田は、本来クビのところ勇気を称え、北海道のレーダー基地に左遷させることで決着させる。
甘んじて受ける風間、泣き崩れる母親。
「がんばってね!」「早く、一人前になって戻って来いよ」と隊員に声を掛けられ、「はいっ!!」と涙声で風間が答えると、熊井は前半部分のお返しとばかりに「ハイじゃないだろ」「判りました、チーフって、言え!!」と、冗談めかしても絶対に笑える空気にはならないような冗談で風間の顔を引きつらせる。
制服からボーダーシャツのプロゴルファー猿スタイルに戻ると、母親と土手を去ってゆく風間。
何度も見送りのナオキとエールを交換し、母親の居ないナオキが人知れず寂しさを募らせるとEND。
早くも風間がPATを去ってしまった・・・。
あの、暑苦しい顔がもう見れないかと思うと少し寂しい気も。
ストーリーとしては、よくある昭和ドラマの王道パターン“田舎に嘘付く”系の話で、なかなかの佳作だと思うが、終わり方がこれもよくある「実は、母ちゃん全部判ってたよ」的なものではなく、ウッカリ嘘を知ってしまいショック、さらに息子が失態して飛ばされてショック、と、全て母親の目の前で行われるというなかなかに厳しい展開。
しかし、熊井の笑えないギャグはどういうつもりで言ったのか・・・。
今の感覚から言うと、とてつもないイヤミのような気がするが。
ほかでは、怪獣の造型と操作が面白かった。
デザインはちょっとミラーマンっぽいか。
それと、今回はメット姿のせつこが充分に堪能できるのもポイント。
(堪能したい人がどれだけいるか知らないが)
気になったところでは、
「ジャン・ファイト」の掛け声がこんなに「ト」に力が入ってたか、変えたのか?
PATの基地はは秩父辺りなんだから、上野で待ち合わせはどうなのか。
浜田の滑舌は本当に酷く、セリフが聞き取れないことが多くて困る。
戦闘機とうのプロップが日一日とボロくなっていってて大丈夫か?
といったところか。
ちなみに、
少し調べたところでは、風間一平役の中村ブン氏はフォークシンガーとしても凄く愛されているようで、極貧だった幼少期の母親とのエピソードを唄った曲などが知られている模様。
- 2011/06/06(月) 06:14:16|
- MX円谷劇場
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妹ちゃん、まるっきり春麗。
メズールの娘、演技出来るんだな。
消滅前はあんまり判んなかった。
まさか・・・、ウニとアルマジロ?
なんなんだ、宇梶のマゲは(笑)
伊達っ、お前は何考えてんだ!!
思わず見入ってしまった。
先が楽しみだ。
おお、来週結構キー回?
テーマ:仮面ライダーオーズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2011/06/05(日) 08:28:01|
- 仮面ライダー
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賊レンジャーのアトラクショーは、他の戦隊に早変わりするのに
ソデにズラッと控えのヒーローが居たりすんのかね。
この、カマっぽい二昔前のビジュアル系バンドのボーカルみたいな奴、
性格悪いな。
レッドの上着、素材が起毛してるせいか肘と背中がテカテカだ。
ミドリは何をやってるんだ(笑)
今回はやたらと戦闘が長いな。
しばらくは、この変則方式で行くのかな。
これだと、大量に戦隊たちを処理できるからな。
テーマ:海賊戦隊ゴーカイジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2011/06/05(日) 07:58:20|
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およそ、日頃から文学というものに縁遠いもので、川端康成ほどの文豪の作品の感想を書くなどおこがましいのだけれど―。
この「眠れる美女」は、筒井康隆の小説紹介エッセイ「漂流」のなかで一遍の「片腕」が紹介されていて、非常に興味深かったので読んでみたもの。
純文学なんていうと、意外と男女のくっ付いたり離れたり、やれ浮気だ何だって話が多かったり、逆に牧歌的すぎて退屈極まりなかったり・・・、と思ってしまいがちだけど、読んでみると全然違う場合も多い。
当時の先端なんだから、先鋭的な部分でも評価されていたわけで、表現やテーマがぶっ飛んでることもしばしば。
当の川端康成もしかりで、横光利一と並んで新感覚派だというのも今回知った次第。(お恥ずかしながら)
で、この「眠れる美女」は、川端のエロティシズム溢れる短編を三篇収録していて、一遍目が表題の「眠れる美女」。
年齢的にもう男ではなくなった老人が、何もしないことを条件に裸の美女と一夜添い寝出来るサービスを提供する宿屋の話。老人の少女に対する想像が意外とサスペンスタッチ。
次が「片腕」。これは、“女性が主人公に右腕を外して貸す”という、なんとも言いがたいような不条理、妄想のシュールレアリスムな一遍。筒井氏が紹介するのも納得。
最後が「散りぬるを」。自分が憎からず思っていた弟子姉妹を、何もしない間に、よく知りもしない男に2人とも惨殺されてしまう小説家の、事件に対する真相の好意的妄想と慙愧。
まったく目的のない偶発的な殺人のなかにみるエロティックな妄想の筆致も素晴らしいが、(そこが焦点ではないが)殺人を犯す山辺三郎の何者にもなれなかった焦燥感は現代の若者にも通ずるものがある。
と、非常に想像していたイメージとはかけ離れていた分、かなりに面白かった。
詳しい感想は、巻末の三島由紀夫(!)の解説が非常に優れて的を射ているのでそちらにお任せ。
今回読んでみて思ったのが、文体は非常に読みやすく、そして非常に上品。
さらに、同じ事がらを繰り返し描いている部分があっても、まったくしつこさを感じさせない。
さすがノーベル文学賞受賞。
なかでも、上品さは作品に格のようなものを与えていて凄く好印象で、読んでいて用も無いのに、文章とはかくありたい、と思わせるものがあった。(書く機会なんかないし、あってもマネなど出来ませんが)
筒井康隆の「漂流」には、安部公房を紹介したページはなくて、「何でか」と思ったが、先人として同種の作品をこのレベルで書かれていたのでは登場の機会もないわな。
ちなみに、ちょっと調べたところ、「眠れる美女」は何度か映像化されていて、近作ではドイツでも映画化されたとか。
- 2011/06/04(土) 01:54:58|
- 本、コミック感想
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