fc2ブログ

GEN'sログ(雑記)

イラスト&コミックのサイト「GENユニバース」の管理人GENのブログです。

TOKYO MX 円谷劇場 「ジャンボーグA」 37話

PATが二子玉川園にミサイルを撃ち込む話。

<主な登場人物>
■一般人
立花ナオキ(立花直樹):エメラルド星人からセスナに擬装するジャンボーグAを貰った(27話よりホンダ・Zに擬装するジャンボーグ9も貰う)本編主人公。大利根航空に勤めるパイロット兼整備係。キックボクシングの覚えあり。無軌道な直情型だったが、最近我慢や努力を覚える。亡き兄の嫁、その息子と同居。常にガス欠男。
立花茂子(桜田千枝子):ナオキの義姉。PAT基地内で「スナック・PAT」を経営。昼下がりの団地妻風後家。たまに鋭いことを言うときがある。
立花和也(香山高寛):ナオキの甥。茂子の息子。ませギャグで大人をからかう癖あり。基本的にはいい奴。
伴野大作(田崎 潤)大利根航空社長。元PATメンバー。
■PATメンバー
立花信也(天田俊明):PAT初代隊長。ナオキの兄。頭部に落石を受けいきなり1話にて死亡。
岸 竜蔵(大橋一元):PAT二代目隊長。沈着冷静だが熱血漢。石原良純似。大阪での特攻により12話にて死亡。
浜田 守(松川 勉):PAT三代目隊長。面倒見のいい人格者。元チーフ。ゴージャス松野似。非常に滑舌悪し。31話以降所在不明。
熊井五郎(丸岡将一郎):デブキャラ。ナオキからはダルマ呼ばわり。
野村せつこ(加瀬麗子):PATの紅一点。ナオキに世話を焼くお節介。ナオキからはアンパン呼ばわり。B級アイドル的容姿。
風間一平(中村俊男):元ナオキのライバルの飛行機野郎。背は小さいが生意気なチンピラ風性格。プロゴルファー猿激似。19話にて東京に水爆を落とし損ねて北海道に左遷。
大羽健次(瀬戸山功):眉の太いすっとぼけ野郎。馴れ馴れしいところあり。ノブコブ徳井似。風間と一緒に14話より途中入隊。最近はだいぶ凛々しくなる。
■元SGMメンバー
村上 浩(和崎俊哉):PAT四代目隊長。浜田の不在を受け、32話よりPATに強引に乗り込む。
野村由起(市地洋子):村上にくっ付いて来て、同じ名字のせつこのお株を奪う(32話のみ登場)。眉毛が割り算。


冒頭、二子玉川園に群がる大量の親子連れ。様々な遊具や施設に奇声で応え、非日常を楽しむ。とりわけ特設の怪獣ランドには興味津々。「怪獣さん安らかに」の碑が立つ供養場(怪獣墓場)のキグルミたちにも、入っていっては撫でまくる。

そんな怪獣ランドのアーストロンが屋根にそびえる“らくがきコーナー”(黒板が壁と入口にぐるりと取り巻いており、落書き自由)付きの小屋からは、堂々と正面からスペル顔のザビタンこと、手下グロース星人がヒョッコリ様子見。
自動ドアから半身を出してキョロキョロする姿は、遊園地だけにさしずめ“邪悪なミッキーマウス”。

実は、二子玉川園の地下にはグロースの秘密基地がすでにあり、超巨大な鳥の卵を孵化させている最中。
卵からは“エレキバード”なる巨大怪鳥が生まれる予定で、その怪鳥のエネルギーで怪獣ランドの模型怪獣をロボット化し、地球人の腰を抜かす、という、判ったような判らないような遠回りな作戦を予定中。

らくがきコーナーの入口は、そのまま基地の出入り口となっており、たまにキョロキョロ辺りを窺ったりはするものの大っぴらに出て行くわけにもいかず、サタンゴーネなどは地上に設置した潜望鏡で外界を監視。

夜、二子玉川園に防具に旗竿を背負い武器を持参した子供3人組が“肝試し”と称して侵入。目的は怪獣墓場のキグルミ怪獣の頭をポカンと叩くこと。

墓場に入るなり、リーダー各のボクシング少年が潜望鏡に気付くが何だか判らず流してしまう。
その後、それぞれボクシング少年はパンチ、剣道少年は竹刀で面、野球少年はバットで殴打と好き放題。「怪獣を殴ったから強くなった!!」と威勢よく雄叫びを上げて帰ろうとすると、1体の怪獣が動き出し仰天。

翌日、脂ぎった顔でスナックに居たナオキは、和也から二子玉の“幽霊怪獣出現”の件を聞くとさっそく出発。
園では先に通報を受けていたPATが様子を見ていた警備員から事情聴取。警備員によると、金属の擦り合わさる音がするので行ってみると、子供たちが動き出した怪獣の怪光線によって燃え上がり蒸発したらしい。
隊員たちは墓場に手を合わせ、せつこは献花。それをナオキはジャイアントコーン的なアイスをモクモク齧りながら盗み見。
村上たちは、証言から園にグロースの秘密基地があるのではと狙いを付ける。

探知機による調査に隊員が散るなか、ナオキはアイスを食いながら「手伝わせて」と村上に進言。即答で断られる。「ちぇっ、まったく融通の利かない隊長だ」とさらにアイスを食っていると、せつこから「心配だからああ言ってるのよ」とたしなめられる。
思うように事が進まないナオキは、顔をヒク付かせてさらに意固地になる。

孵化が近いサタンゴーネは有頂天。基地内には子供たちが監禁されており、死んでいなかったことが判明。

PATが本格的に調査を開始すると、潜望鏡でチェック済みのサタンは「卵が孵るまでPATに基地が見つかってはならん!!」と宣言した直後、何故か邪悪ミッキーたちを地上に放つ、という奇策に出る。

調査に熱中し、離れた場所でひとりになったせつこの前に突如として邪悪ミッキー登場。相手の方から現れてきて意表を突かれたせつこはなかなかいい顔でビックリ。格闘戦になる。

応答に答えないせつこに、伴宙太ばりのダミ声で、声まで渋味にまみれた村上は焦る。
4匹の悪ミッキーに囲まれたせつこに出くわした村上は1人で孤軍奮闘。異常な強さで全員粉砕。グロースもおどけて退場する。

当然の結果でグロースの存在が露見し、大騒ぎとなる二子玉川園。
太田淑子のような声優声のアナウンスによって避難開始。

ナオキは独自の捜査で花壇(怪獣墓場)に潜望鏡を発見。
魚眼になって覗き込むと、地下ではサタンが仰け反って震撼。
地上でも「潜望鏡だ!!」とナオキ仰天。

さっそく現れた悪ミッキーに一度捕まるも、さまざまに場所を変えて追いかけっこ。トランポリンコーナーではバックに“世界の貝展示コーナー”。

ナオキが「秘密基地は怪獣墓場の地下にあるんだ!!」とデカい独り言を言っていると、サタンはナオキの顔を忘れたらしく、「あの若造に地下工場を発見されたぞ!!」

墓を掘り返しに掛かるナオキ。結構な深さまでスコップで掘っていると後ろの模型怪獣が動き出しビビる。
珍しい“ナオキVS怪獣”戦が繰り広げられると、サタンがわざわざ出てきてさらに事態は混乱。
ナオキが1人づつ乗り込むタイプの回転遊具(空中で振り回されるもの)に逃げ込むと、サタンも追い掛けてきて、動き出すと逃げ場がなくなる。

ナオキを使ってPATをおびき出そうとするサタン。大声でナオキの存在をアピールしPATに誘いをかける。

気付いた村上たちはナオキに「危険だぁ、降りろぉ~!!」
高速で回転している遊具から降りられるわけもないナオキは顔を強張らせる。逆にナオキは「罠だから来るな!!」と絶叫。それに応えるようにPATは遊具に向かって拳銃を乱発。人質の命も顧みない闇雲な銃の無差別発砲に恐れをなしたかサタンは消える。

PATは回り続けるナオキから基地の場所を教えられる。

地下基地ではサタンが卵を応援していると、やっと中からエレキバード誕生。

遊具から降りたらしいナオキは再び花壇を掘削。入口を探さないのは何かのポリシーか。(そもそも、どのくらい掘るつもりなのか)

空からはPATがジェットコンドルで基地のある辺りに、通称“モグラ”なるドリル爆弾をお見舞いする準備。
下にナオキが居るであろうことは全く考えない。これは完全にPATのポリシー。

結構見せる発射シークエンスに続き、ミサイルはらくがきコーナーの前辺りから地下へ。
基地に達すると爆発が起こり、動転したサタンは急いでエレキバードを地上に出撃させる。

地上ではミサイルが爆発しない仕様だったため命拾いしたナオキは、怪獣の出現を察知すると、胸の辺りまで穴に埋まりながら9を出動させることを決意。絵がシュール。

ミニチュアの園の中を暴れまわる怪獣は、重そうな身体にトゲトゲ付きの翼、異常に長い首を前方に垂れ下げて、尻尾はエビ天状。PATが攻撃を始めるとエレキバードもツツーっと浮き上がり、飛行して空中戦へ。

Zで何処かへ走っていたナオキは、飛んでいる怪獣を見て慌ててジャンに乗り換える。

PATが苦戦しているとジャン登場。そのまま飛んでいる怪獣の背中に覆い被さる。
が、サタンは卑怯なことに子供たちを盾に脅し始める。
手が出せなくなるジャン。

PATは地上に降りると、村上が囮となり子供救出作戦を決行。
自ら囮になるのは結構だが、その間またしてもサタンと子供の方に向かって銃を乱射するという人命軽視行動をとるのは隊長としてどうなのか。

結果オーライで奪還作戦が成功すると、ジャンの攻撃も再開。
目の色変えての波状攻撃で、ラストはブラブラ揺れる首をフライング頭突きで刎ね飛ばしてフィニッシュ。
戦闘で倒してしまった観覧車をジャンが丁寧に正位置に戻し、子供たちが怪獣墓場の怪獣に再度感謝し、ダイゴロウ的な三の線怪獣が勝手に動き出して子供たちを驚かしてEND。



全体にコメディー色が強い一本。
そのせいなのか、ナオキもPATもいつも以上に行動が不可思議。
ナオキも怪獣が出そうになってるのに、いつまでも穴掘ってる場合じゃないような。

特撮的には、モグラミサイル発射部分や、二子玉川園のミニチュア再現(固定されてなかったせいで、ジャンが動いたらベンチが移動しちゃうシーンもありましたが)、合成シーンのハンパじゃない巨大感などなどが目立ってました。

それにしても、村上隊長の躊躇しなさ加減は凄いな。
人質越しに犯人撃つとか、ダーティーハリーか。
スポンサーサイト



  1. 2011/11/14(月) 07:22:23|
  2. MX円谷劇場
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

カウンター

プロフィール

GEN(ゲン)

最近の記事

最近のコメント

カテゴリ

近況報告 (187)
買い物 (28)
ダビング (16)
イラスト&コミック (727)
ガンダム&イデオン (73)
イデオンリデザイン2 (1)
サイボーグ009 リデザイン (12)
ベガ(幻魔) リデザイン  (57)
ダイアポロンリデザイン (6)
ゴーディアン リデザイン (46)
アンパンマン考察 (9)
キカイダー リデザイン (98)
仮面ライダー リデザイン (47)
リミットちゃん リデザイン (20)
8マン リデザイン (46)
サリーちゃん リデザイン (4)
作曲、音楽 (39)
ニュース (63)
TV、映画、DVD、CD感想 (2635)
仮面ライダー (1078)
MX円谷劇場 (576)
本、コミック感想 (187)
アイドル、タレント (60)
どうでもいい話 (39)
夢、作り話 (7)
未分類 (0)

最近のトラックバック

リンク

このブログをリンクに追加する

カレンダー

10 | 2011/11 | 12
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード