http://ja.wikipedia.org/wiki/Tumblrどうやら、「タンブラー」なるソーシャル・ミニブログに「GENユニバース」もしくは「GEN'sログ」の何かが投稿されたようで、昨日あたりからTumblrを含むURLからぞくぞく訪問者が来ております。
はじめ、リンクを辿っても英語のサイト(タンブラーのダッシュボード?)にしか行き当たらないので、外国の人が何かしたのかと思ってたんですが、今日になって、日本語のページも増えてきてよく判らない状態に。
よく判らないといえば、何からリンクされてるのかが全く判らず、どこ見ても「GENユニバース」のゲの字も見当たらないこと。
もしかしたら、ログインしないと見れないようなページにあるのかもしれませんが、なんかモヤモヤしますね。
ウィキ見ると、機能的に問題点もあるみたいですし。
まあ、気にしなくてもいいことなのかもしれませんが、扱われ方如何によってはちょっと嫌かな。(リンクされてるようだから、イラストだけ持ってかれたってわけじゃないのかな)
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- 2012/08/29(水) 15:31:25|
- 近況報告
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都民がイビキに迷惑する話。
<主な登場人物>
■科学特捜隊メンバー
ハヤタ(黒部進):本作主人公。異星人と衝突、死んだのち異星人と一心同体となり復活。マジメで実質の副隊長。無闇に顔の濃い25歳。ふてぶてしいほど頼りがいあり。若干滑舌悪し。
ムラマツ(小林昭二):科学特捜隊日本支部ムラマツ班隊長で、通称「キャップ」。謹厳実直の慎重派だが、ときに冷徹な面もある36歳。怪獣に対しては常に“やっちまう”男。
アラシ(石井伊吉):射撃の名手にして力持ち。常に危険の矢面に立たされるアンビバレントな26歳。不死身説あり。
イデ(二瓶正也):武器開発担当の化学ヲタ。ムードメーカーに徹するがメンタルは弱い24歳。照れ笑いが甲本雅裕似。
フジ・アキコ(桜井浩子):科特隊の紅一点。主に通信担当。宇宙人難の相がある若干ウーマンリブ思想かぶれの21歳。
岩本博士(科学センター所属)(平田昭彦):武器開発に従事するナイスミドル。
■一般人
ホシノ・イサム(津沢彰秀):科特隊に出入り自由の謎の子供。短パンの悪魔。いざとなれば殺しも辞さない11歳。気転を利かす頭はあり。
冒頭、小学校の教室に張り出された宿題と思しき絵を見つめ、喧々囂々意見を取り交わす児童たち。課題が何であったかは判断しかねるが、ブームにのっとりみな一様にテーマは怪獣。概ねウルトラ系の怪獣を描いて自慢し合っているのだが、いかにも味噌っかすっぽい“ムシバ”が描いたのは白いおたまじゃくしのような、引き伸ばしたモチのようなもの。かろうじて目らしき窪みがあるので前後は判るのだが、どう好意的に見てもせいぜい打ち上がって腐乱したクジラといった風情。
ムシバは、怪獣を「ガヴァドン・・・」と説明するが、笑われるばかりか、リーダー的な美少女には怒られる始末でしょげかえる。
小学生ぐらいの場合、絵やイラストは、ヘタクソなオリジナルキャラより上手い既存キャラのコピーの方がもてはやされる傾向にあるが、実際にはヘタでもオリジナルの方に価値がある。
ちなみに、このシーンでムシバをたしなめる美少女が描いたのが何故か上手過ぎるベートーベン。それを怪獣と勘違いした粗忽少年が『仮面の忍者赤影』の青影。さらに、全然関係ないが、美少女がベートーベンの説明をしているとき背後に映っている少年は、ガマンしきれず、チラチラどころかジ~ッとカメラを見てしまっている。
放課後、ムシバは空き地(と、いっても広大な資材置き場)の土管のひとつに、「デカくなら恐いと思って」とガヴァドンを等身大に描くが、またしてもクラスメイトに冷やかされゲンナリ。
そんな子供たちが去ったあと、土管置き場に残されたガヴァドンに青い怪閃光がフラッシュする。
同じ頃、科特隊本部では東大宇宙線研究所から連絡が入り、「地球に降り注ぐ宇宙線の中に奇妙な変動があった」事実が知らされる。
翌日、ムシバの学区に異常な物体が発見される。
その、30メートルはあろうかという小山のような物体は、校庭(もしくは公園?)の遊具のあいだでうずくまり、轟音のイビキを掻いていた。
ジャングルジムに登っていたムシバはその全貌から、物体が自分の描いたガヴァドンであることに気付き大ハシャギ。今度は意気揚々と土管置き場にみんなで様子を見に行く。
現場に着くと、管理人と思しき麦わら帽のオッサンにいたずら書きを咎められ、「綺麗にしてもらおう!!」と凄まれるが、ガヴァドンは抜け出しているので土管にはおらず、子供たちは口々に「やっぱり」とニンマリ。おっさんは逆に狐につままれたような顔で目を白黒。
現実化したガヴァドンは都内の空き地をヨチヨチ。何するわけでもないのだが、駆けつけたビートルは目の色変えて攻撃を加える。目を剥いて「撃て!!」とせかすキャップの顔が恐い。
集中砲火を浴びたガヴァドンは、ウミウシのようなほとんど何もない身体の下にチョコンと出ている短い足で右往左往。気が違ったようなイデは「ちきしょう!!尻尾をやらなければ!!」と弱点を知っているかのようにポイントを絞る。それに応えキャップも「うむっ」
かくして、ガヴァドンは尻尾を切断され、イデは歓喜のあまり「やった~!!」と身を乗り出す。
痛覚が存在するのかは怪しいが、ガヴァドンの足音(鳴き声?)のクイーカ(ゴンタ君のアレね)は速くなる。
防衛隊の戦車まで包囲し、睨み合いの結果夕方となる。
こちらが攻撃しなければ何もしてこず、昼寝に明け暮れるガヴァドンにイライラを募らせる科特隊。
攻撃をしないということに対し、「こんななまけもの見たことない」とフジ隊員。怪獣は悪いものなんだから、怪獣らしく悪いことしないと張り合いがないということか。
夕景のなかイビキを掻いて寝る軽石のような怪獣の姿がシュール。
日が沈むころ、突然動き出したガヴァドンに科特隊は騒然となるが、日没と共に歩きながら消えてしまう。
納得がいかない様子の科特隊。
本部に戻ると、異常な宇宙線はスイスと南アフリカにも降っており、調査の結果、「宇宙線に含まれるある種の新元素を含有する放射線と、太陽光線が融合すると、二次元のものが三次元の物体に変動する」ということが判明する。
宇宙線も放射線も太陽光線も実質的には同じ物のような気もするが、つまりは絵が実体化する(太陽光のある昼だけ)ということらしく、ハヤタは「ムシバが描いた絵だ」という子供たちの話が気に掛かる。
夜の土管置き場。
子供たちが集まり、ムシバの偉業を褒め称える。応えてムシバは、バカにこそされたが何も協力してもらった憶えはないのに、日頃の学校での教えが衝いて出たのか「みんなのおかげだよ」と低姿勢。
さらに子供たちは、白くて寝てるだけじゃ味気ないと、ガヴァドンを上書き始め、持ってきた画材を駆使して、ヒレがトサカのように頭部から臀部にまで続く、ゴツゴツした強そうな怪獣に描きかえる。
描きかえは、土管の背後に隠れていた管理人のオッサンの乱入により中断されるが、その頃には絵は完成。脱兎の如く散った子供に追うのは諦め、恨み言をいうオッサンだったが、去ったあとやはり絵は閃光を浴びる。
ちなみに、新しいガヴァドンの絵は、オレンジのボディーに白い足。ヒレがパープルで非常にポップ。
身体の下側と両足が骨剥き出しなのは、使われなかったドドンゴ初期案が元だから。(ミイラに合わせて白骨の四つ足怪獣だった)
科特隊本部では、いたずら書きが実体化した怪獣にどう対処すべきか討論の続き。
イデは、「相手が何もしないんだから、コッチも怠けては?」と案を出すが、科特隊の本分は「“そういう”宇宙の暴れ者と戦い、人類の永遠の平和と繁栄のために・・・」と、あくまで武力で立ち向かうことが基本、と睨んで却下。
しかし、アラシのイデ擁護の意見を聞くと、熟考、一歩譲歩し、一日様子を見ることに。
翌日、子供たちは早朝から土管置き場に集まり、ガヴァドン実体化の瞬間を見るため、向かいの土管に身を隠してジッと待つ。
程なく、いたずら書きは絵の部分がゴムのように伸び膨らみ、怪しく目が光りだす。
さらに身体を波打たせるとレリーフ状に半立体化し、激しく息衝き始める。
小躍りして歓喜する子供たち。次の瞬間ガヴァドンは巨大化し、空き地いっぱいに広がり雄叫びを上げる。
オッサンは今日こそと、待ち構えて飛び出すが、巨大な怪獣はおれどいたずら書きはなし。子供たちに囲まれ吊るし上げを食うオッサン。
強そうな姿に変わったガヴァドンだったが、相変わらずやることは昼寝。オフィス街に陣取ったガヴァドンは、何もしないのだがそのイビキだけで日常業務に支障をきたすため、明日、科特隊の手で排除されることが決定。
イデは賢明にも夜のうちに「絵を消せば?」と進言するが、「科特隊が絵を消しにいけるか!!」と、要らぬ体面を気にするアラシとキャップにより即刻却下される。あくまで武力に訴えるのが科特隊。死力を尽くし命を賭して戦い合うことこそ、正々堂々とした態度だと、まるで赤穂浪士のような言いようのキャップ。
夜、土管置き場では、相変わらず寝てばかりのガヴァドンに、もっと暴れろ、怪獣らしく振舞えと無邪気にも恐ろしいお願いをする子供たち。見つめる顔は真剣。ちなみに、リーダー各の女の子は、安室ちゃん似でかなりの美少女。
今度も土管の裏に隠れていたオッサンが飛び出し、バケツの水をぶちまけるが、ガヴァドンが威圧し腰を抜かす。
翌日になり、ガヴァドンはあれだけ子供たちに言われたにも拘らずさっそく昼寝を決め込む。が、打ち倒しての排除が決定しているので、すでに周りには防衛隊の戦車が。
その後、砲撃は一斉に始められ、ガヴァドンはイビキを悲痛な悲鳴に変える。
ガヴァドンに対する攻撃を知った子供たちは、突如川の中に入りだし捨て身の抗議を開始する。
それを見た科特隊は仰天し次々に川に入って行くが、浅く見えても流れが急なのか、みな足を取られ転倒。ハヤタももんどりうってゴロゴロと川の中を流され堰を落ち、たまらず水の中からカプセルを突き出し変身。
Bタイプのスッキリした姿が現れると、河原のガヴァドンまでひとッ飛び。
子供たちが懇願するなか、足の先をそり返して大奮闘。
最後には頭上に担ぎ上げると、そのまま空の彼方へ。
「返せぇ~~~~!!」と連呼する子供を尻目に消えるウルトラマン。
夜、ガヴァドンの消えた河原に集まった子供たちは寂しげに星を見つめる。
と、突然ナレーションの声で「毎年七夕にガヴァドンと会わせる」と天からお達しがあり、星座が不気味なウルトラマンの形になる。
「七夕の日に雨が降ったらどうなるんだよう」と余計な心配をするムシバに、空の星座はガヴァドンに変わり、目の部分から落涙するように星が流れる。
某日、コンクリが広がる広場に落書きを描きまくる大勢の子供たち。
そこを縫うように進む青ジャケットの科特隊の面々。
大量の落書きに、これがまた実体化したらと、頭に暗雲が立ち込めるキャップでEND。
子供の夢を実現させたような話で、丁寧に描かれていて好感が持てる一本。
子供の無邪気さに比べ、任務遂行を粛々と進める科特隊が印象的。
あくまで武力で排除するのが任務、と繰り返されるが、そのたびにチャチャを入れるイデは、一見、うっかり者でやる気に欠けているように見える。が、実はこれこそ監督が言いたかった本音かなともとれる。
武力で、というのは、作品的にカッコよくということで、チャンバラがない時代劇でもいいじゃん、と言いたかったのかもしれない。(判らんが)
だから、たぶん、科特隊を無粋な感じに演出しているのかなと。
ほかでは、ガヴァドン立体化のシークエンスは素晴らしかった。
実相寺演出は、構図の偏り、物なめが顕著になり本領発揮。が、作品が牧歌的だったので、要らぬ緊張感出てしまった感も。
どうして実体化するのがムシバの絵だったのかは、もう少し理由付けがあってもよかったか。
- 2012/08/27(月) 08:19:10|
- MX円谷劇場
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あぁ、あぁ・・・・。
月の基地が・・・。
もうボロボロだな、いろいろと。
ケンゴ・・・、
いつのまにこんな長文の手紙を・・・。
みんな泣き過ぎじゃないのか。
鶴見に勝てる気がしないがな。
ケンゴが居ない今じゃなおさらな。
如月は素直にスープ飲んでんじゃねーよ。(笑)
メテオのバイクって衛星なんだよな、たしか。
鶴見の最終形態はデビルマンみたいだな。
メテオはコマより、惑星パンチの方が強そうだけどな。
最後まで寸劇好きだな『フォーゼ』は、
鶴見も引いちゃって思わず負けちゃうかもな。
ケンゴがなんか残してたとか、
スイッチそのものになって助けてくれるとか、
何かなかったのか?
理事長も理不尽さに白髪が増えてるじゃないか。
握手をスンナ!!!!!
えっ、?
プレゼンターに会うことってのは、いいことなの?
悪いことなの?
どっちなの?
どっちでもないのか・・・。
鶴見、結局悪い人には思えない感じになっちゃうよな。
ケケケケエケケケエk、
ケンゴ!!!!!!!!あらら、
結局、プレゼンターは描かないのね。
まっ、まぁ、いいんではないでしょうか。
プレゼンターの部分をぼかしたのはいただけないけどね。
そういった部分と、鶴見の足掻きが弱かったのもあって、
先週は勢いで名作決定とか書いたけど、
それは、違ったかな。
でも、学園の中で終始話が進んでたし(当初の希望だったのだ)、
独特なテイスト、ラストまで保ってたしね。
面白く観れたのは事実だから、良かったんでしょ。
これ、本当に鶴見が悪くないって話になってたら、
それはそれで珍しい展開だったかもな。
それはそれで、アリだったかも。
しかし、如月の言ってた“友達”だの“友情”だのってのが、
インフレ起こすような、強さの指標にならないから、
いまいちフォーゼがどう強くなってるのかが判りづらかったな。
1人で最終フォームに変身出来るようになったときと、
最終回のときと、どう強さに差があったのか。
理事長はどんどん進化してたからね。
まあ、そんなこんなもケンゴが復活したからいいか。
ケンゴを最終兵器(スイッチ)に使ったら、
たぶん、そのままバイバイだっただろうしね。
来週からは、『キバ』の再放送ですか。
って、間違えそうな『ウィザード』ですか。
正直、どうなんだろうな。
女の子のキャストはよさそうだけど・・・。
(ウィザードは顔面がジュエルなんだな)
テーマ:仮面ライダーフォーゼ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2012/08/26(日) 08:48:49|
- 仮面ライダー
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怪人は何モチーフなんだ?
娘のギャルメイクがやりなれてない感バリバリ。
あれ?
怪人、監視カメラなの?
青はもの凄い青スジだな。
そんなに怒らなくてもねぇ。
おいおい、ドーム公演の青、ダンスノリノリだな。(笑)
あの白メガネって、あんな強かったっけ?
グレート・ゴーバスター、
すげぇ、動きづらそうだな。
映画のカエルは誰のバディーなんだ?
何?
次週、エンディングが新しくなるとな!!
テーマ:特命戦隊ゴーバスターズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2012/08/26(日) 07:58:46|
- TV、映画、DVD、CD感想
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ゴーヤっぽいものが飛んで行く話。
<主な登場人物>
■科学特捜隊メンバー
ハヤタ(黒部進):本作主人公。異星人と衝突、死んだのち異星人と一心同体となり復活。マジメで実質の副隊長。無闇に顔の濃い25歳。ふてぶてしいほど頼りがいあり。若干滑舌悪し。
ムラマツ(小林昭二):科学特捜隊日本支部ムラマツ班隊長で、通称「キャップ」。謹厳実直の慎重派だが、ときに冷徹な面もある36歳。怪獣に対してはつねに“やっちまう”男。
アラシ(石井伊吉):射撃の名手にして力持ち。常に危険の矢面に立たされるアンビバレントな26歳。不死身説あり。
イデ(二瓶正也):武器開発担当の化学ヲタ。ムードメーカーに徹するがメンタルは弱い24歳。照れ笑いが甲本雅裕似。
フジ・アキコ(桜井浩子):科特隊の紅一点。主に通信担当。宇宙人難の相がある若干ウーマンリブ思想かぶれの21歳。
岩本博士(科学センター所属)(平田昭彦):武器開発に従事するナイスミドル。
■一般人
ホシノ・イサム(津沢彰秀):科特隊に出入り自由の謎の子供。短パンの悪魔。いざとなれば殺しも辞さない11歳。気転を利かす頭はあり。
科特隊給料日。銀座へと買い物に来るフジとお供のイデ。フジは宝飾店のウィンドウにパールを見つけると「誕生石なのよ」と嬉々とし、嫌がるイデを無理矢理連れて店内へ。
あまりに真剣に見入るフジに「フジくんにもこんな心があったとは知らなかったよ」と嫌味タップリのイデ。それに対しフジも「失礼ね!」「あたしも女、しかも科学特捜隊隊員としては、いわば現代のファーストレディーよ!」と即反論。
ちなみに、ファーストレディーを辞書で引くと“大統領夫人”以外に“指導的地位にある女性”とある。
フジ隊員、ある種の職業的なプライドとエリート意識が高いらしい。
結局、散々物色した挙句、高すぎて手が出ないフジであったが、店員の話では、「養殖の貝が全滅」という謎の事態らしく、そのせいで全ての真珠が高騰中らしい。フジは自然の影響ではないというこの現象に不穏なものを感じ、眉をひそめる。
このシーン、店員に向けられたカメラに、対面しているフジとイデの顔も入れるため鏡を使っているのが面白い。(イデたちの後姿は映っていない)
出たばかりの給料を、これから「飯食って、アイスクリーム食って、映画観て、ナイターを観て」と即散財するつもりのイデに、フジは「これから本部に帰る」と言い出す。
真珠貝全滅の原因を今から探るつもりなのだが、「値を吊り上げるための口実」と相手にしないイデは、「海の中に真珠を喰う怪獣でも潜んでるっちゅうのかい?」と、わざと荒唐無稽なことを言い出し、気を逸らそうとするが、意外にもフジはその意見を真に受け「そうよ、それ!!」と目の色を変え足早に。イデ、驚いて慌てて追いかける。
謎の真珠貝全滅を受け、養殖地では残った貝を日本海側へ移動させる策へ出る。
輸送トラックには訛りのきついドライバー2人。事件の真相を推理などしていると前方に異変発生。
助手席に座っていた若かりし頃の寺田農はそれを見て絶叫。海岸沿いの道路へ海から上がってきた巨大な生物があり、サボテンで出来たオバQのような顔をこちらに向け大口を開けているので、即刻トラックから飛び出し逐電。直後、トラックは目前まで迫った、オバQ顔の四つ足クジラのような化け物に蹴散らされ、荷物である真珠貝は辺りに散乱する。ドライバーよだれを垂らして沈黙。
科特隊では、この怪物に対し即刻出動命令が下る。真珠を狙う怪獣出現に、フジ怒りに目を血走らせる。
ここで、フジ隊員役の桜井浩子がある女性タレントに激似であることを発見するのだが、私がそのタレントのことをよく思っていないので名指しはしないでおく。ぶっちゃけて悪態ついてもいいのだが、なかなか物議をかもしそうなので一応やめとく。
散乱する真珠をチューブ状の舌で吸い上げる怪物。終始上を向き、吊り上がった卑俗な三白眼が怪物の品性をゲスなものにみせている。
攻撃を開始したビートルの猛攻に海へ逃げる怪物。さらにビートルが追い討ちを掛けると、最後っ屁とばかりに怪物は潮を噴き上げ、潮がかかったビートルは制御不能となりギリギリの軟着陸を余儀なくされる。
潮は熱線であったらしく、コイルが焼ききれているビートル。救援を呼び、身動きが出来ないまま、火を囲んで夜のキャンプになってしまう科特隊。怪物も岩場でいつまでもジッとしているのだが、暗くなり静かになるとモゴモゴ、ギュルギュルとなにやら消化音が。フジはイデが止めるのも聞かず、「やめてちょうだい!!」と半泣きで懇願。女として怪物にむざむざ真珠を消化されてしまうのが許せなかったらしい。
朝になり動き出す怪物。腹が減ったらしく、真珠を求めているとすると都会へ行かないとも限らないため、全力での阻止が試みられる。
ビートルにはキャップとイデ、救援で来た三角ビートルにはハヤタが乗り込み総攻撃。
と、海に潜り始めた怪物にイデが「ガマクジラが水に潜ります」と、突如怪物の名らしきものを叫ぶ。勝手に付けたか。
海に潜られる前に4色の気球爆弾を打ち込む科特隊。完全に潜った以後も気球を目印にナパーム攻撃を徹底。ガマクジラたまらず片方の目の光が失せる。
直後、電子網作戦なるミッションを突如始める科特隊。気が付くと2機のビートルの間に魚網のようなものが渡されていて、その網でガマクジラはすくい上げられてしまう。意外と軽い感じのガマクジラ。
もちろん、電子網なので、遠くへ移動させるだけのわけはなく、様子を見て放電開始。
バチバチと放電に晒されゴンタくんのような咆哮をあげてしまうガマクジラ。必死にもがくと顔が向いているハヤタの三角ビートルを襲い始める。
ガマクジラが三角ビートルにのしかかるように体重を掛けると、網を吊るすロープが切れ、振り回されたハヤタビートルは一直線に岩場へ激突。大炎上してしまう。ハヤタ、岩の間に投げ出されて丸焦げは避けられたが身動きとれず。
海に落ちたガマクジラは海岸を目指す。海岸には数名の女性が水着で海水浴をしており、ヒョッコリ岩陰から顔を出した卑屈なオバQ顔に騒然。蜘蛛の子散らすように逃げ惑うが思うように動けず大パニック。
どデカいオープンの外車になんとか乗り込み、泥にタイヤを取られながら逃げ出すが、ガマの狙いはビキニ美女ではなく、その美女が付けていたアクセサリー。フジは女性の貴金属を狙う怪獣に「レディーと同じ様に真珠の光を欲しがるなんて」と渋い顔。それを聞いたアラシは真珠色をした爆弾を思い付く。思い付きはキャップの許可が通ると即実行に移される。
ちなみに、このシーンの水着女性のカットは、何故か引きの画がほとんどなく、雑然と動いているか、顔のアップばかり。子供番組だけに水着の身体がなるべく映らないようにとの配慮か。
逃げる海水浴客の声に目が覚めるハヤタ。目の前にはガマクジラが迫る。
あっという間に用意が出来た真珠爆弾を雨アラレと投下する科特隊。
それを判らずペロペロ食べてしまうガマ。程なく周り中で爆発が起き、身体の中でも爆発開始。口からモウモウと白煙を吐くガマ。
その後、爆発の痛みに激情したガマが思わず2本足で立ってしまい、潮を噴出していると、さっぱり訳が判らない科特隊の説明セリフが入り、みな勝手に納得。
フジがハヤタを発見すると、ハヤタは「本部に連絡してジェット噴射機を用意しろ」と言い、身体を気遣うフジに「かまわず行け」と厳命。
またしても電光石火で取って返したビートルは、ジェット噴射装置付きミサイルをガマの尻にめり込ませ、そのままジェット(どう見てもロケットだが)を噴射して空の彼方へ。怪獣ロケットと化したガマはゴーヤのようになってすっ飛んで行く。
その間にハヤタは変身するのだが、なんと、ウルトラマンの顔がカチカチのお面のような感じにイメージチェンジ。端正になったが、宇宙人感失われる。
空飛ぶ脚付きゴーヤを高速で追いかけるウルトラマン。ゴーヤが追い付かれたくなかったのか、身をよじって方向転換して逆向きに姿勢を変えると、ウルトラマンは前に出していた腕を身体に付け、そのまま頭突きで体当たり。ゴーヤだけ大爆発してフィニッシュ。
ガマが死に、真珠の養殖が再開。売値も安定したことが石坂から伝えられ、尺あまりか、イデが真珠を漁るフジを「ガマクジラみたい」と揶揄したお返しに荷物持ちをさせられるシーンが1分以上続きEND。
ラストのイデのセリフで判るとおり女性の物欲と絡めた話だったのだが、効果的だったかは微妙。
科特隊の攻撃も、理に適ってはいるが、どこか場当たり間が否めない感じ。あの網はどっから出てきたのか。
特撮部分ではガマクジラの身体のイボイボまで造り込まれた造型。秀逸な顔や、生物感のある自然な色などが目を引いた。
目を引くといえばウルトラマンのマスクがとうとうBタイプに。
FRPのマスクとしてはBタイプが理想(というか、型はAタイプと同じだったような)だし、特に嫌いなわけでもないのだけれど、もともとAタイプが好きなのと、今回改めて作品を観てみて、“宇宙人の表現としては、たぶんAタイプでなければいけないのでは”と感じてきていて、変わってしまったことがちょっと残念。
成田亨氏は、デザインが反映されていないゴムマスク嫌いだったみたいですけどね。
それと、ビートルが一部だったが実物大に造られていたのも好印象だった。
ほかは、寺田濃が若かったぐらいか。
と、いっても、寺田濃は何時の時代の顔見ても全然印象変わらないけどね。
- 2012/08/20(月) 07:14:21|
- MX円谷劇場
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いやぁ、先週の校長にはガッカリだったな。
それにケンゴの覚醒もあったっけ。
あれ、またリスターかよ。
そもそも人間じゃないって、意外すぎるな展開が。
映画のロボットはホントにワンセブンだったんだな。
次々リメイクしやがって・・・。
今後やるのにやりづらいじゃねーか。(笑)
話がデカい・・・・。
いつのまに『2001年』になってんだよ・・・。
ケンゴ、スターチャイルドだったのか・・・。
鶴見がライダーっぽくなった!!
(カッコいいな・・・)
ベルト返せって、おい!!
流星が素で強い奴で助かったな。
ほんとに芝居だったのかよ。
何してんだよケンゴ・・・。
如月マジ泣き。
今、ケンゴにベルト渡したら、ライダー部の連中が・・・。
ケンゴの泣き顔・・・・。(笑)
おおおおおおお、
緊迫の展開!!!!!
いいじゃないか。
今までは面白くても、今回みたいな回は抜けてたからな。
あれ?
最終回?
じゃないよね。
うわぁぁぁぁぁああああああ!!!!!!
ケンゴが消えたぁぁぁ!!!!!!言うわ。
今からもう名作決定。
重要回なんで、も一回見直したが、
コアスイッチの発見。
プレゼンターへの謁見チャンス。
二つに分かれたスイッチの研究。
知られざるコアチャイルドの誕生。
筋道は出来てるし、良い悪いじゃなくて判りやすい。
今までは、こういう肝心な説明がサラッとだったり、映画でだったり、無かったりだったからね。
いいんじゃないでしょうか。
出来れば、最終回ではプレゼンターの存在も描いて欲しいが、どうかな。
この部分は映画『コンタクト』でもボカシ気味だったしな。
あぁ、でも、最終回楽しみだ。
テーマ:仮面ライダーフォーゼ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2012/08/19(日) 08:43:22|
- 仮面ライダー
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メタロイド作成失敗とか珍しいな。
と、思ったらちっちゃいのが居た。
データが消えたって、
結構一大事じゃないのか?
過去最強の敵なんじゃないか?
ロボットとコンビなんだし。
これ、勝てる気がしないが・・・・、
消しゴムがバカで、一気にデータ消さないからいいけど。
そのうち基地のドアひとつ開かなくなるんじゃねーの。
ちゃんと字を消せるのかあの怪人。
司令官も役に立つ、って書こうとしたらコレだもんな。
おい、どいつもこいつも弱いな。
居残り組は・・・。
もの凄い太いペンだよな。
本物の商品かな。
テーマ:特命戦隊ゴーバスターズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2012/08/19(日) 07:57:45|
- TV、映画、DVD、CD感想
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『バットマン・ライジング』がどうやら『パトレイバー2』だったようで、またしても、いいようにネタだけ持ってかれたみたいなんですが・・・。
いや、向こうのスタッフはほんと押井好きだね。とか、20年前の映画なのに割とそのままで通用しちゃうのが凄いな。とか、あれこれ思っているうちにムクムクと、「何でコンテンツは大量にあるのに、ハリウッドにネタ持ってかれるばかりなんだ」と、「自前でもっと作りゃあいいのになぁ」、てなことが頭をもたげ・・・。
もちろん、日本の原作物の映画をハリウッドでそのまま作ってくれるっていうなら、産業とか経済的なことは置いとくとして、それはそれで観てみたいけど、上手く行かない場合が多いしね。出来でも興行的でも。
だから、邦画もせめて『ヤマト』ぐらいのバジェットで、ジャンル物の映画ドコドコ作らんかな、と思うわけですよ。無理を承知で。特に『アベンジャーズ』のCMとか見てると。(マンガやアニメ原作の邦画は、考えると意外と作られてますが、純粋なヒーローものとか見たいわけです。それも大人向けのが)
で、またしばらくして、今度は『悪の教典』のプレムービーを伊藤英明がNY行って撮ってきた、っていうニュースを見た後、またグルグル考えてて、伊藤英明スーツだと印象違うな。とか、ホリ深いな。とか、黒目が碁石みたいだな。とか、鼻筋通ってるな。とか、あごシャクレてるな。とか思っているうち、スーツでシャクレで、あれ?ルパン?ルパン三世?伊藤英明でルパン三世はどうなの?って、頭の中がスパークしてきて、勝手に凄いいい案なんじゃないかと思えてきて、これは描かねば!!と、描いて確認してみよう!!と、衝動にかられ描いたのがコレです。

何。「誰だ?」って、似てるの(これでも)。
色塗ったら若干判んなくなっちゃったけど、髪の毛かくして御覧なさいて。
全身像もイチローでも江口洋介でもないですから。
本人、もっと太い三角眉なんんだけど、ルパンチックにするため整えたし。
アップの方は、少し若くして(シワっぽかったんで)、目、見開き気味だからね。
で、どうかね。
ヘンかね。
「不~二子ちゃ~~~ん!!」とか、伊藤英明が言ってんのなんか、それだけでスベッてんだろ、ってお思いでしょうが。
割とシリアス目の線で考えてますんで。(勝手にですが)
追伸。
イラストだから、「GENユニバース」の方に載せようかとも思ったんですが、ネタだし、思いついた経緯ありきかな、と思ってブログと一緒にアップです。
でも、いずれHPの方にも大きくリサイズでもして何処かに載せようかと思ってます。
- 2012/08/18(土) 09:42:38|
- イラスト&コミック
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イデがやらかして製油所が火の海になる話。
<主な登場人物>
■科学特捜隊メンバー
ハヤタ(黒部進):本作主人公。異星人と衝突、死んだのち異星人と一心同体となり復活。マジメで実質の副隊長。無闇に顔の濃い25歳。ふてぶてしいほど頼りがいあり。
ムラマツ(小林昭二):科学特捜隊日本支部ムラマツ班隊長で、通称「キャップ」。謹厳実直の慎重派だが、ときに冷徹な面もある36歳。
アラシ(石井伊吉):射撃の名手にして力持ち。常に危険の矢面に立たされるアンビバレントな26歳。不死身説あり。
イデ(二瓶正也):武器開発担当の化学ヲタ。ムードメーカーに徹するがメンタルは弱い24歳。照れ笑いが甲本雅裕似。
フジ・アキコ(桜井浩子):科特隊の紅一点。主に通信担当。宇宙人難の相がある若干ウーマンリブ思想かぶれの21歳。
岩本博士(科学センター所属)(平田昭彦):武器開発に従事するナイスミドル。
■一般人
ホシノ・イサム(津沢彰秀):科特隊に出入り自由の謎の子供。短パンの悪魔。いざとなれば殺しも辞さない11歳。気転を利かす頭はあり。
中近東の油田や付近を航行するタンカーが謎の炎上を起こすという事件からスタート。謎は科特隊中近東支部にも判らぬまま舞台は日本へ。
夜の東京湾。製油所の広がる工業地帯。作業着を肩に掛け、折り詰めをぶら下げた昭和の正調酔っ払い姿の梅津栄登場。かなり出来上がってしまっており、唄も陽気に千鳥足。デカめの黒メガネで若干若い梅津は海の異変に気付く。
停泊中のタンカー付近の海面が泡立ち、青く光る怪光が点々と移動。酔っ払いながらもシッカリと追跡しながら確認をする梅津。「光る水だね」と、とにかく笑顔になる梅津の歯はガタガタ。
そこへ東京オイルヒーティングサービスのタンクローリーが通り掛ると、「ヘンな光を見なかったか」と立ち塞がって質問。「酔っ払いの相手はしてられない」とタンクローリーはすぐ行ってしまうが、直後炎上大爆発。両脇に突起がそびえるコウモリの顔をした怪獣が海から現れると、タンクローリーは海に落とされる。
このシーンで梅津をあしらうタンクローリーの男は野本礼三。名前は知らなかったが、声に非常に聞き覚えがあったので調べると、やはり有名な声優であった。
野本礼三Wiki(割と最近までやっているのが凄い)
翌日、連絡を受けた科特隊は付近の東京湾一帯をビートルで調査するが何も出ず。アラシは法規に則り調査を粘って続けるが、酔っ払いの錯覚と決め付けているイデは全くやる気なし。この気の抜けた態度がのちのち惨事を引き起こす。
港では「異常なし」の連絡を受けたキャップと警察が「本当に見たんだ!!」と喚く梅津をいさめ中。首の太い若い刑事は「爆発は、あんたが火の付いたタバコを投げたからじゃないのか?」と、逆に梅津を疑う。梅津の人相風体、態度の悪さが招いた仕方のない結果だが、警察が人を見た目だけで判断してはいけない。
ハヤタは、梅津に冷静に考え直すことを進め激昂され、様子を窺っていたキャップは中近東の事件と今回の事件を繋げて考えてみる。
キャップがハヤタに考えを打ち明けていると、海上ではタンカーに近付く青い怪光が出現。ビートルが報告する間もなくタンカーは炎上。梅津は「アレだよ、俺が見たのは!!刑事さん!!」と、興奮も頂点に達するが、刑事にはその興奮が危険に感じたのか、指差す梅津の腕をねじ伏せ押さえつける。
何故か燃え盛るタンカーの炎すれすれに飛ぶビートル。(しかも2度)タンカーの背後から現れる前日の怪獣。それ見たことかと「あの怪獣だよ!!」と喚く梅津。それでも身体を押さえつける刑事。
怪獣は、両翼のヒトデ状の突端に付いている手のような部分でタンカーを沈めると、小さな顔で「キィーキィー」と咆哮。
怪獣が去って、プレスその他の関係者が集まりだす港。科学センターの岩本博士も現れ、「怪獣はオイルを食ってるね」としたり顔。消えた怪獣が次に襲う場所を付近の製油所と定めた科特隊は、東京湾一帯に緊急非常体制を発令。工場は操業停止、タンカーは航行禁止となる。
本部では怪獣撃滅作戦を検討中。怪獣の全体像の想像から、体内には大量のオイルが蓄積されているとみて火器による爆殺を狙うが、敵の攻撃力が高いため十分な慎重さが必要と判断。怪獣攻撃は事前にイデに任されることになるが、攻撃は、あくまでキャップのタイミングで行われることになる。
ちなみに、フジによって示されるぺスターの想像図が、スモークの掛かった半透明のアクリル板のようなものに描かれていて、ipadのようで未来的。
作戦が始まり、ビートルが地上すれすれを曲芸のように飛ぶと先行しているヘリ2機からオイルが詰まっていると思われるドラム缶が海上に投下される。大量に投下された黄色いドラム缶が青い海に映える。
ドラム缶の上を燃料が少なくなるほど旋回し続けて待つビートル。キャップが作戦失敗を認め、みな痺れを切らせそうになった瞬間、海が発光。怪獣が出現する。
次々ドラム缶を飲み込んで行く怪獣。タイミングを見計りキャップの合図でミサイル攻撃がされるが外れ、怪獣は海へ逃げ、一番行って欲しくなかった湾内へ。
なるべく遠くで攻撃がしたかったキャップはイデに「湾内では絶対に発砲してはならんぞ!!」と厳命。がイデの顔には明らかに焦りによる血の気の引いた白みが・・・。
湾内を追いかけるビートル。と、突然泡立つ海面。怪獣が顔を出すと「あっ!!」と反射的に反応するイデ。それを見たキャップは「撃っちゃいかん!!」と腕を掴むが時すでに遅し。(というか、キャップの止めた手の勢いで発射の駄目押ししてるようにも見える)
ミサイルが今度は怪獣の右翼に命中すると、それに応えるように火炎攻撃。ドラム缶に火が付き、海面は火の海となる。「見ろ!!最悪の事態になった!!」
身も蓋もなく、そのままの現状をイデにぶつけるキャップ。さらに顔面が白くなるイデ。
言い訳するイデに、「聞きたくない」と突っぱね、「連帯責任だ」と、作戦を“やっちまおう”に変え、隊員に“始末”を命じるキャップ。
製油所に上陸してしまった怪獣。その全身像は、二つの星型のヒトデ状部分が手を繋ぎ、その繋いだところにコウモリ的な顔があるという独特なもの。横並びの4つの足でヨチヨチと歩き工場地帯を踏み荒らす。
火炎放射により次々と火柱を上げて行く製油所タンク。イデは蒼白になりながらもキャップに言われるがままに攻撃を繰り返す。
ミサイルの直撃を受けた怪獣は、意外にもそのままヨタヨタと倒れ込み、花が萎れるが如くに丸まって沈黙。が、一旦火が付いてしまった製油所のタンクは、怪獣と関係なく次々と連鎖的に爆発炎上して行き勢いは増すばかり。人一倍責任を感じているキャップはビートルから全員を降ろさせると、消火という無理難題を命じる。
地上では、製油所のお偉方がこの事態に激怒中。「湾内では発砲しない計画ではなかったのか」と詰め寄り、動転したのか「この製油所には何10万リッターという重油があるんだ!!」と意外に少ない量で豪語。
製油所幹部が会社の存亡にかかわると泣き言を言い、キャップが責任を認めているとイデはその場から飛び出してしまう。
消すどころか危険を感じて消防士まで逃げ惑うなかイデは火元に走る。隊員たちはイデの身を案じ、本来しなくてもいいイデ探しに奔走。
只々連鎖による爆発が広がり続ける製油所。止まらない延焼。イデはメットのバイザーを下ろすと水が出たまま放置されているホースを掴むと懸命に消火を始める。アラシらの「命令を聞け!!」という指示も無視して消火していると、石油火災に水撒いていたせいか、目の前で爆発が起こり衝撃で昏倒。
キャップはビートルに消火剤を積んでもらい空から消火することに。ハヤタはイデの居場所を特定しキャップに報告するも、運悪くその辺りで爆発が起き、反射的に走り出す。
そのままカプセルを取り出し変身。
モウモウと煙が立ち込めるなかウルトラマン登場。イデを探し回るが小さくて判らず。
ウロウロしていると、死んではなかった怪獣が首をもたげ火炎放射。ウルトラマン、不意に後ろからの攻撃に驚きもんどりうつ。その返す刀で振り向きざまにスペシウムの安売り。怪獣の額にブチ当てると怪獣ゆっくり頷いて死亡。
もう、見つけてらんないと踏んだウルトラマンは、突き出したチョップにもう一方の手を沿えると、先端から消火剤のようなものを出して火を消し始める。見る間に炎は消えてゆくが、水分出し過ぎて鎮火の頃にはタイマーが点滅しているウルトラマン。
すっかり水浸しになった製油所を満足げに見つめるウルトラマンの顔はいつになくヨレヨレのボロボロ。
ウルトラマンが帰り、回収されたイデが死に損ないながら「隊員失格であります・・・」「今日限り退職します・・・」と言って責任を取ろうとし、キャップが何故か「君は立派な科学特捜隊員だ」「我々の仲間だ」と軽々しく鼓舞し、イデがそれを聞いて安心して気を失うと、みんなで笑いながらビートルで帰路に着きEND。
ストーリーは非常にシンプルで製油所を怪獣が襲うだけなのだが、焦点はイデのメンタルの弱さ。
ミスから製油所がトンでもないことになり、身を挺して責任を取ろうとして最終的には許される、という展開。
まあ、これでもいいのかもしれないが、イデは実際には、命令無視はしているが責任は取っていないし、それどころか科特隊としての作戦ミスの責任の所在も明らかではない。
よくよく考えてみると、ウルトラマンが火を消したから話が収まっているが、科特隊はミスしただけで何もしないで帰っただけではないのかと・・・。
まあ、『ウルトラマン』はその後のシリーズよりも製作対象の年齢が低めだと思うんで、難しいことは描かないでいいことにしてるのかもしれないですが。
ほか、気になったところは、登場人物では梅津栄ですね。今と変わらず汚らしいオヤジ役でしたが、警察が梅津の証言を信じないのは、その日に酔っていたからだけではなく、あきらかに風体をプラスしてのことだと思う。意図してかどうかは判らないが、当時の警察の職業差別が図らずも見え隠れしている。
特撮関係では、ぺスターのデザイン造型が光っていた。
どうすれば思いつくのかという、独特のフォルム。しかも幾何学的で規則的な意匠の連続のなかに不定形な部分が織り込んであって、あれだけ奇抜なのに生物的という奇跡。さらにそれを後押しする色の良さ。派手だが彩度が抑えてあり、これも生物的に説得力を持つ。
何気に見ているが、素晴らしいとしか言いようがない。
凄く弱いところも魅力で、よく判らない生物が海から生きたまま打ち上がっってきたような感じもいい。
しかし、生きた爆弾呼ばわりされていたわりに全然爆発しなかったな。
- 2012/08/13(月) 07:44:49|
- MX円谷劇場
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サジタリウスはホントゲームキャラっぽいな。
ラスボスか。
最後にケンゴが覚醒したりしてな。
いや、ケンゴが人間スイッチになったりして。
戦隊とライダーは映画が好調すぎちゃって、
映画でテレビシリーズの制作費捻出も夢じゃないって感じで
年間5、6本作ってるんだってな。
どおりでいつでも映画の宣伝してるわけだよな。
それにしても、戦隊&ライダー映画が東映の屋台骨支えてるって、
考えたらすげーな。
宇宙粥じゃなかったけど。
何気におわんがスペイシー。
校長は信じていいのか?
校長・・・・・。
コイツ・・・・。
ゆるせんな。
なんか、ドラゴンボールにも思えてきたな。
プレゼンターって、
マーブルユニバースのウォッチャーみたいな奴だったらどうすんだよ。
ほう、あのオッサン、
敵味方に両方通じてて何してんのかと思ってたが、
こういうことだったか。
とうとう、校長も最期か。
いまどき、背景にオーバーラップして大写しになって去ってくの珍しいな。
あっ、
ケンゴが覚醒したった。
おいおい、
ケンゴ最強説?
やっぱ、人間スイッチだろ。
うわっ、
コアスイッチから生まれたコアチャイルドだと。
ホントにスイッチ人間じゃん。
そんで、とうとう変身か。
熱いなケンゴ。
テーマ:仮面ライダーフォーゼ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2012/08/12(日) 08:36:26|
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お盆だし、怪談か。
最近、テレビで怖い話やらないよな。
出来のいい話は、怖い以前に面白いんだけどな。
ロウソクとは。
なんか弱そう。
あんだけデカい鶏なら普通の人でも恐いだろ。
かなり作戦成功してる感じなのに、
あの、敵の女幹部は何なんだ?
バカっぽいぞ。
この、橋の下の河原って、
斬鬼さんが尻だして死んだところか?
亜空間の時間が止まってたら、
戻ってきても、親が兄弟みたいになちゃうな。
すげーな。
今の学年誌って、携帯ゲーム付いてんのか。
青は何やってんだよ。
倒れちゃって・・・。
影からいってこの夕日はCGだな。
亜空間、肉体はもう無いのかもな。
来週面白そうだな。
テーマ:特命戦隊ゴーバスターズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2012/08/12(日) 07:58:34|
- TV、映画、DVD、CD感想
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偶然、新聞広告でみつけて気になって読んで見ました。
そのときに既にベストセラーになりつつあったんで、わざわざ自分が紹介しなくてもいいかなとも思いましたが、一応。
タイトルにあるとおり、キリスト教についての理解度を深めるためのテキストで、世界的にみて理解度最低レベルの日本人に絶好の教科書になっています。内容もより判りやすく、入り込みやすいよう対談形式になっていてスルスル読めます。
日頃から聖書などを読んでキリスト教に慣れ親しんでいる人、ある程度判っている人こそ、それこそ“目から鱗”な内容に溢れていると思うんですが、自分はまるっきり門外漢で表面的にしか知らないので、読んでいるときは非常に面白く「なるほど」と感心しきりでしたが、なにぶん押さえておかないといけない要素が多いんで、時間が経って忘れないうちに感想を書くことにします。
まず、ざっと内容ですが、前提として、日本人は一神教の世界観を全く理解してないんだ、というところから入ります。
いやいや、私はキリスト教徒です。という人でも、日本人として日本に生まれたからには、これは多分逃れられない遺伝子レベルの問題。
なんせ、多神教の旧い世界が一度壊れて、一神教が再建した世界的なムーブメントに乗ってない先進国は日本だけなんだから。
どうも、世にも珍しい国らしいです。日本。
で、キリスト教を理解するため、先に一神教とは何か、というのを押さえ。何でキリスト教が現れることになったのか、キリスト教がなぜ不思議なのか、といった疑問に答え。最終的に現代社会のベースになっている西洋的近代社会がどうキリスト教と繋がっていて、どう世界を席巻するにいたったか、という核心に続きます。
一神教というのは、基本厳格な宗教ですから、そのなかの一つであるキリスト教から憲法や民主主義や市場経済や科学、芸術などが生まれるというのは、いったいどういうわけか。
それは、キリスト教に矛盾が内包されていて、しかし、ほかの一神教よりは圧倒的に規律がゆるく、だけど厳格なんで、必死に矛盾をあの手この手で学問として解釈しようとした結果なんですね。
完全なものでは世界が閉じてしまいますが、不完全だと何故というところから学問その他がが発達するということらしいです。詳しくは、本を読んでみてもらいたいですが、そういう考えの中に、神の創った世界は、主権が神から人に移っているので、基本的に何をどうしても構わないんだ、というのがあって、これは多神教の日本人にはやっぱりない発想だなと、少し怖さも感じたりしましたね。一概に良い悪いでは言い切れませんが。
ほか、ユダヤ教の上にそのままイエスという、どうカテゴライズしていいのか自ら困るような存在(神様は絶対に1人なのに神の子という存在)を導入したおかげで、矛盾と穴だらけになった教義をいかに解釈していくかの、その涙ぐましい努力。それを可能にする原理主義的な厳格さ。思わず、そうまでしなくてもと思っちゃいましたが、その努力が結局月にロケット飛ばしたりするんだから凄い、というか、だてに2千年も悩んでいないぜってことでしょうか。
基本的にはそんなキリスト教でも偶像崇拝禁止だというのも意外。
神道でも偶像は崇拝してませんが、同じ偶像崇拝禁止でも理由が正反対なのが面白い。
そんな日本側のいかに日本が変わっているかも出てきますが、個人的にはこっちのほうを中心に読みたいぐらい。
それに関連して、最後の方に、日本人のものづくりに拘る性質についての考察があるんですが、非常に面白いです。なるほどな、と。
結局、グローバルな社会に日本がどう向き合っていくのか、ということに対して、世界は、日本の思っている世界とは少し違うよ、と言っている本書なんですが、ほんと、どう向き合っていったらいいのか悩みますね。(ほんとは悩んでませんが)
世界基準に合わせるべきなのか、ガラパゴスで居るのか。
もっとも、その世界基準のキリスト教型近代社会が限界を迎えようとしているらしいんで、その先のポスト近代に目を向けた方がいいのかもしれませんが。
*もっともらしく判った風に感想書いてますが、それこそ本の受け売りなんで、宗教関係の方はコメント残されても上手く返答しかねちゃいますんで、どうぞよろしく。
- 2012/08/07(火) 23:55:44|
- 本、コミック感想
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キャップがまたやっちまった話。
<主な登場人物>
■科学特捜隊メンバー
ハヤタ(黒部進):本作主人公。異星人と衝突、死んだのち異星人と一心同体となり復活。マジメで実質の副隊長。無闇に顔の濃い25歳。ふてぶてしいほど頼りがいあり。
ムラマツ(小林昭二):科学特捜隊日本支部ムラマツ班隊長で、通称「キャップ」。謹厳実直の慎重派だが、ときに冷徹な面もある36歳。
アラシ(石井伊吉):射撃の名手にして力持ち。常に危険の矢面に立たされるアンビバレントな26歳。不死身説あり。
イデ(二瓶正也):武器開発担当の化学ヲタ。ムードメーカーに徹するがメンタルは弱い24歳。照れ笑いが甲本雅裕似。
フジ・アキコ(桜井浩子):科特隊の紅一点。主に通信担当。宇宙人難の相がある若干ウーマンリブ思想かぶれの21歳。
岩本博士(科学センター所属)(平田昭彦):武器開発に従事するナイスミドル。
■一般人
ホシノ・イサム(津沢彰秀):科特隊に出入り自由の謎の子供。短パンの悪魔。いざとなれば殺しも辞さない11歳。気転を利かす頭はあり。
冒頭、不気味に開いた海岸沿いの洞窟から7千年前のミイラが発見される。
怪我人のように担架に乗せられ搬送されるミイラの顔は、顎部が著しく突出しており、鼻は猿人のように支柱がなく、口は耳まで開いて口角が笑ったように切れ上がっている。目もミイラというには生々しく存在しており、恨めしく空を凝視し、まるで今しがた死んだかのよう。
ちなみに、ここでは映らないが耳も著しく釣りあがり先端が尖っていて、全体からすると猿人にコウモリが混ざったような顔に見えないこともない。(首から下は包帯姿)
搬出に立ち会った岩本博士も、ミイラの保存のよさ、古さに興奮しており、謎は洞窟にあるのかもしれない、という自説を披露する。
博士の興奮ももっともで、元々日本は土壌が酸性で化石もミイラも残りづらいうえ、海岸地帯という湿気の多い環境でなお残るという事態に、何がしかの特殊な製法なり環境なりが関係していることが濃厚なのだ。
もっとも、7千年という意外に文明に近い年代でこの猿人顔ということは、もっと特殊で知られていない人類史、文明史に関わることなのかもしれない。
ハヤタが噛みながら見学の許可を取ると洞窟侵入。一面ボチャボチャと水が垂れ、足元は水溜りだらけ。残る壁画の中には超巨大なものもあり、中でも緑の皮膚に金色のヒレが生えた獣の図が印象的。
その後、ミイラは科学センターに運ばれ調査されることに。科特隊もガードマンとして随行。
センターでは、高電圧放電でミイラの何かを研究。が、特別な来客があるため放電は一旦停止。
ピッタリ横に付き添っていたアラシも、改めてまるで人間に見えないミイラをまじまじと見ると「これが、7千年も前の人間の姿か・・・」と複雑な心境。
その夜、ミイラと一夜を過ごすことになった警備員は怖さを紛らわすためかヘボ将棋に没頭。負けが込んだ警備員が嫌がらせでミイラの話題を出すと、見回りに出るところだったもう1人は身を振るわせる。嫌がらせをした警備員は笑い出すが、その顔がフットライトで不気味。
警備員が見回りに出るや、ミイラの研究室ではひとりでに機械の電源が入り、勝手に放電が始まる。次々と電源が入り放電がバリバリと包帯に巻かれた身体を焼いて行く。すると、無表情だったミイラの目に生気が宿り身じろぎを始め、電撃が胸に2本の縦線を穿つとムックリと起きて動き出す。
電光が閃く研究室に気付いた警備員は慌てて駆け込み電源を落とすが、すでに活発に動き出しているミイラに捕まり、絶叫のなか首を絞められ絶命する。
もう一人の警備員も駆けつけるが、程なくミイラの目から発せられた怪光線によって即死。
科特隊本部にも即日報告が入り、イデが一報を受けるが、“ミイラ復活”の情報にみな懐疑的。アラシなどはイデの意見を表現が違うと無理やり訂正させる。
イデが芝居っけたっぷりに、センターで警備員2名、付近の下水道入り口で警官が2名殺害されている、と奮闘すると、現場に急行することとなる。
現場の下水道入り口に着くと、私服の刑事がずらりと検証中。その周りにはMPのような制服に黒ヘルメットの警官たちが多数詰めている。
ミイラは施錠された鉄扉を強引に開け下水道に逃げ込んでいた。
ミイラ復活の理由について質問攻めに合い、いささか閉口している岩本博士によると、ミイラはいわば7千年間冬眠状態にあったのだという。
その後、下水処理場に追い込まれたミイラを発見。科特隊はそく急行しようとするが、博士は7千年生命を保ち続けた謎を解明するためにも、必ず生け捕りにするよう力説する。
アラシは「滅多なことでは撃ちゃあしませんよ!!」と「何言ってんだこの親父は」的表情で笑ってあしらうが、その滅多なことはすぐ起こることになる。
下水道の中を逃げ惑うミイラ。その行き着く先である処理場の地下大空間には警官と科特隊が既に配置済み。
吼えながら暗闇から明るい空間に出てくるミイラをロングで捕らえた映像はモキュメンタリー的で素晴らしい。(く怖い)
大挙して止めに掛かる警官たちは、次々と振り回され、尋常ではない力に圧倒される。
程なく、ミイラが空を見て咆哮すると、発見された洞窟で地震が発生。
処理場では投げられた警官のひとりが恐怖から思わず発砲。右肩口に銃弾を受けたミイラは怒りから怪光線で警官を殺してしまう。
次々と光線を連射するミイラに、キャップは「手の施しようがない」「生け捕りは諦めよう」と即決断。アラシにスパイダー発射許可を与える。(多々良島以来の“やっちまおう”作戦発動)
ミイラはアラシのスパイダーを至近距離から雨のように浴びると程なく絶命。同時に海岸の洞窟では、洞窟が崖ごと崩れ、中から壁画にあった緑に金の四つ足怪獣が現れ、意外な甲高い鳴き声で辺りを蹴散らし始める。
怪獣は馬のような胴体に竜の首が付き、背には金色の羽根が生え、まるで中国の霊獣、“麒麟”にクリソツ。発掘をしていた作業員を追い回し、次第に海岸沿いを進み出る。
死んでしまったミイラを囲んで残念がる科特隊と博士。「お前を発掘さえしなかったら、まだまだ眠りについていられたのに・・・」と、発掘されるお前が悪いと言わんばかりのキャップ。
その後、フジ隊員から怪獣出現の報が入り、科特隊、一旦本部に帰ってビートルで急行。
ビートルの中ではしばし歓談。「ミイラがテレパシーで怪獣を呼んだ」とフジ説。
山あいの採石工場(生コン?)に迫る麒麟。
意外なドングリまなこで吼え叫び、高架橋を体当たりでぶち壊すと、目からの怪光線で工場のプラントを炎上させる。
その行為に怒り心頭の科特隊の面々。「恐ろしい怪物だわ」とフジ。
闇雲に破壊行為を繰り返す麒麟。「これ以上の犠牲はだせん」とキャップ。アラシは目には目をと目を狙う作戦を立案。俯瞰から見る限りセットが異常にデカい。
ミイラの呼び声に応えているとすれば、麒麟の行き先は東京。それだけは阻止しなければならないとアラシ。
フジは必死に止めるが、止める理由は麒麟を傷つけるな、ではなく、アラシ自信が危険だから。
もっともだが、博士の願いはとうに眼中にはない様子。
アラシ、「こんなこともあろうかと」という顔付きでイデ開発のバリアマシンを取り出し、死ぬ気はさらさらないよアピール。
ビートルからのミサイル攻撃ではダメなのか、アラシたちは地上に降りるとバリアマシンを身体にセットしスパイダーで麒麟の目を狙う。
飛び出したアラシは単身スパイダーで麒麟の目を撃つ。
バリアマシンの効果は抜群で、反撃されるも身体の周りに発生したエネルギー波によるバリアに守られアラシ無傷。「おい!!ごきげんな新兵器だぜ!!」とイデにOKサインを出してみせるアラシ。
右目を潰された麒麟は狂ったようにアラシを狙い始める。直撃はバリアに弾かれるが逸れた光線で砕けた岩が飛び散り後退するアラシ。援護する科特隊のスーパーガンは目を狙っているはずが全員腹の辺りでストップ。射程距離の問題か?
その後、アラシはさらに後退したとき、岩直撃の破片にやられ昏倒。結局キャップに命令され、イデが何も付けずに左目を狙うハメに・・・。
左目に直撃を食らわしたイデは、嬉々とした顔で「思い知ったか座頭一め」と言わなくてもいい差別ギャグ。
両目を潰された麒麟は方向も判らず無闇に暴れだす。アラシ回収中のイデが危ないと見たキャップはハヤタに囮になるよう命令。ハヤタその足で変身。
巨大化してから改めて飛び、ダイレクトに麒麟の背に乗るウルトラマン。ここからロデオが始まり、ムチを入れて挑発すると落とされる。
首根っこを掴んで大人しくさせようとするも、山に飛ばされ再度転んだので、面倒臭くなったかそのままの姿勢でスペシウム。アゴが上がって口ポッカリの表情は、若干バカにしてるか怒っている感じにも。
スペシウムを受けた麒麟は長々とジタバタすると程なく昇天。ウルトラマン満足げに見届けると、飛んで帰るが、チラッと下を向くと顔の前で手を伸ばして合掌。手の隙間から光輪を出すと光輪は付近の崖に輪を筒状に増やして着地。その中から出てくるのはハヤタ。
不死身人間アラシを介抱していると岩本博士登場。「ミイラも怪獣も殺しやがって・・・」と恨み言を言い始める博士に、「生かしとくと被害がね」とサラリと言い放つキャップ。岩本が鬼みたいな顔で麒麟を見つめなんとなく納得し、フジが「発掘なんかしなきゃいいのに」と痛烈な一撃を加え、「こんなになるのが初めから判ってりゃね」と岩本が反駁して、イデが岩の上のハヤタを「ウルトラマンでは」と、またしても疑ってEND。
話としてはサスペンスタッチで怖くていい感じなのだが、ミイラとドドンゴが結局何なのか、ホントに普通の人類だったのか、それとも絶滅種だったのか、はたまた宇宙人的な何かだったのか、ある程度ハッキリさせて欲しかった。
それと、科学側に立つのか自然側に立つのかも、もっとハッキリさせた方がよかったか。
なんとなく危険だから倒して、死んじゃってから可哀想じゃちょっとね。
まあ、見所は特撮部分の方が大きいか。
特にミイラとドドンゴの造型が素晴らしく、工場など実景のミニチュア再現具合も良かった。
ただ、ミイラの顔は今見てもとてつもなく恐ろしく、子供が見たら失禁間違いなしのレベル。
あと、何かとすぐ倒しちまう科特隊だが、バリアマシンなどの作戦に対応した新兵器を繰り出すところはなかなか評価できるところ。
ちなみに、ドドンゴが襲う工場を採石工場?と適当に書いたが、映像から調べた結果、奥多摩化工の生石灰製造工場ではないかと。(貨物に書かれた社名から判断)
- 2012/08/06(月) 08:01:32|
- MX円谷劇場
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前回のニセはやぶさくんの面。
本人のライフマスクだったんだってな。(笑)
なんか似てると思ったよ。
鶴見は何者なんだよ。(笑)
そもそも、校長に先生に学校側に敵ばっか居るのに、
理事長疑わないって、それはないだろ。
気のせいか、フォーゼの映画に「17(ワンセブン)」的な、
空飛ぶ要塞が居たような・・・・。
あれ?
校長まだバレてなかったの?
なにをやってんだ校長は!?
校長、玉木宏より吉井和哉に似てるかもな。
ケンゴ、むくんでるな。
ほんとに身体悪いんじゃねーの?
先輩の家じゃなくて月行ったほうがいいのでは?
連獅子。
生身の校長は弱いな・・・。
ケンゴの死ぬ死ぬ芸は何なんだ?
うお座?
戦い方が気持ち悪いな。
ビチビチと。
理事長カッコいいな。
考えは間違ってるかもしれないが、
バカに負けるのかと思ったらちょっとやるせないな。
もう終わりなのに、いまいち不完全燃焼気味だな。
話の風呂敷はデカくていいんだが、
京都以降もっとストーリーのリークを早めた方がよかったのでは・・・。
むしろ、ホロスコープスを後半にまとめて、
それ以後、どんどんシビアにしてった方が、もっと盛り上がったかな。
まあ、ここまで学校だけで進行出来たのは良かったと思うが。
出来れば、最終的に鶴見の描いたビジョン、
なんか判らん宇宙意思的なものもしっかり映像で描いて終わって欲しいな。
単に空に渦が出来かけて、鶴見が死んで大団円は無しの方向で。
テーマ:仮面ライダーフォーゼ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2012/08/05(日) 08:39:47|
- 仮面ライダー
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赤の人は友達ロボバイクしか居ないのか?
あっ、ほんとに居ないのか・・・。
友達いたのか・・・。
えっ、普通の生活してたのか?
綿菓子て。(笑)
先生若いな。
赤は何歳の設定なんだ?
テキ屋のおっさんたちは、
暴力団の排除が強化されてお祭りから消えたと聞くが・・・。
ヨーコはほんと、電球に顔描いたみたいだな。
しかも、マジックで。
先生も亜空間に居たのか・・・。
変わらなすぎだろ、昔と。
ジャグリング一回も出来ないとか。
交互に左右から投げる(カスケード?)やり方は意外と簡単だぞ。
怪人の身体の丸いパーツは何モチーフ?
綿菓子の袋入れたところ?
先生が一番迷惑って、今っぽいな。
そうやって、大切なもの取りに帰って亡くなってくんだろ。
火事とか災害のときって。
ぶっ飛ばして判らせてやれ、教育的に良くない。
メイクがニューロティカ。
エンディングがもうヨーコバージョンじゃない・・・・。
のっぽんって、なにげに気持ち悪いよな。
テーマ:特命戦隊ゴーバスターズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2012/08/05(日) 07:58:52|
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久々に絵の更新。
ほんと、毎日暑いですね。
みなさん、いかがお過ごしですか?
えっ?
お前はどうしてるんだって?
相変わらず、ず~~と、例のものをやてます。
しこしこと。
もう、なんていうか、諦念っていうんですか。
やってるんですけどね。
手が進まんのですよ。
しかし、全体の7、8割りは仕上がっております。
ほんとだったら、出来たものから見せてあげればいいんだけどね。
一気に見せたほうがいいかなと、思ってるわけです。
ただ、今回、アップは一回じゃしんどそうなんで、何回かに分けるかも。
書くことも多そうだしね。
あっ、今アップした絵は、あまりにも描いてなかったんで(色塗りとかじゃなくて、デッサンをね)練習を兼ねて描いたんだけど、なんかな~。
慌てて描くんじゃなかったな。
恥ずかしさからもう一枚描くかもしれないな、これは。
GENユニバース
テーマ:自作イラスト - ジャンル:アニメ・コミック
- 2012/08/03(金) 10:27:23|
- イラスト&コミック
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