やっぱり、
バイクの開きがドラゴンのハネって、
無理あるかなぁ・・・。
タイヤがローターとかだったらまだ判るんだけど。
この、黒コン女ウザいな。
喚くなよ。
テーブルにパッケージの無い怪しいペットボトル。
ウィザードの寝てたベッドが小さかったな。
もしかして、ウィザード役の奴がデカいのか?
ピアニストの奴も男の癖に黒コンかよ・・・。
女刑事は退職したのか?
「そんなのありかよ!!」って、
ホントだな。
そもそも、
あんなに賞を総なめしてたような奴は、
こんな、小さそうなコンテストに出なくてもいいのでは?
ウィザードはベルトの機構だけだな、いいところは。
あれあれ?
来週出る女の人は誰だっけ?
来週、OP見忘れないようにしようっと。
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- 2012/09/30(日) 08:29:00|
- 仮面ライダー
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新主題歌は正調戦隊主題歌ではないな。
サビで作品名叫べないから最後に別個にセリフで叫んでたりして。
まあ、曲が悪いというわけではないが。
外だからなのか、
オペレーターの唇の色が紫だな。
無駄なポーズがないだけ、
ゴーバスターズの方が変身は速いな。
石垣が高速で動けるわけじゃないからな。
この洞窟どこでロケしてんだ?
大谷石の採掘場跡か。
あんな、手掘り風の炭鉱みたいな洞窟もあるのか?
石垣がチビなのか、
ギャバンが小さ過ぎる。
石垣の演技・・・、
いい加減にせえよ!!
それにしても、
等身大のヒーローが
巨大なドラゴンメカの頭に乗るって、
発想が凄いな。
戦隊に“あさげ”のCMなんてあったか?
おっと、
来週、新フォームでパワーアップか。
石垣・・・、
ジャンクションCMの二言三言が棒って
どういうことだっ!!
テーマ:特命戦隊ゴーバスターズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2012/09/30(日) 07:59:59|
- TV、映画、DVD、CD感想
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科特隊の古生物学への意外な弱さが露呈した話。
<主な登場人物>
■科学特捜隊メンバー
ハヤタ(黒部進):本作主人公。異星人と衝突、死んだのち異星人と一心同体となり復活。マジメで実質の副隊長。無闇に顔の濃い25歳。ふてぶてしいほど頼りがいあり。若干滑舌悪し。
ムラマツ(小林昭二):科学特捜隊日本支部ムラマツ班隊長で、通称「キャップ」。謹厳実直の慎重派だが、ときに冷徹な面もある36歳。怪獣に対しては常に“やっちまう”男。16話より角刈り。
アラシ(石井伊吉):射撃の名手にして力持ち。常に危険の矢面に立たされるアンビバレントな26歳。不死身説あり。デリカシーに欠ける嫌いあり。
イデ(二瓶正也):武器開発担当の化学ヲタ。ムードメーカーに徹するがメンタルは弱い24歳。照れ笑いが甲本雅裕似。
フジ・アキコ(桜井浩子):科特隊の紅一点。主に通信担当。宇宙人難の相がある若干ウーマンリブ思想かぶれの21歳。
岩本博士(科学センター所属)(平田昭彦):武器開発に従事するナイスミドル。
■一般人
ホシノ・イサム(津沢彰秀):科特隊に出入り自由の謎の子供。短パンの悪魔。いざとなれば殺しも辞さない11歳。気転を利かす頭はあり。16話より科特隊制服着用。ときどき非人間的能力を発揮。
冒頭、東京のビル建設現場から謎の金属カプセルが発見される。不思議なことなら科特隊、というわけで、科特隊は宇宙考古学の権威、福山博士を引き連れさっそく出動。
うらぶれた工場地域の一角。縦穴の残土を運び出していると、ちょうどチリの鉱山事故で救出に活躍したゴンドラに似た銀一色のカプセルが出土。謎の金属で造られたカプセルは、キャップの短絡的予想から宇宙由来では、と一瞬なるが、福山博士の古代のタイムカプセル説になんとなく押しのけられ、そのまま否定。
カプセルには、土はあまり付いていないが、代わりになにげなくフジツボが船底に付くが如くにアンモナイトなどが付着しており、それを見た博士はカプセルの制作年代を3億5千年前と断定。
一部壊れているカプセルを開くと、側面が壊れた部分の中にはなにもなく、その奥に、さらに小さいカプセルと銀色の金属板が納めてあった。どうやら、カプセル側面の破壊によって中身の一部が放出されている模様。ちなみに、カプセルの中身は、今作ったかのように非常に綺麗。
カプセルから取り出された小型カプセルは、中心部分が円筒状のガラス(のようなもの)で二重容器になっており、中にはコバルト色の液体が充填されている。この小型カプセルは鉱物試験所、添えられていた金属板は福山博士が持ち帰り調査することに。
その後、「まだ出るのでは?」と心配するイデを尻目に「あるわけない」とフジにあしらわれると皆で引き揚げ。
ビル工事は再開されるが、土の中からは、カプセルから飛び出したと思しき、片割れの赤い液体入りの小型カプセルが残土と共にトラックへ。
カプセルを積んだ、ボンネットが突き出たダンプカーは、そのまま造成地の埋め立て現場へ残土を捨てる。
カプセルは土もろとも崖になっている部分に落ち込み、その勢いで草むらの中へ。よく見ると、ランタンのような赤い液体入りのカプセルには、テープの補修あとが無数にある。
本部ではカプセルの制作年代について討論中。
アラシがまたしても持ち前のデリカシーのなさを披露して、恐竜とマンモスと猿人を同時代のものとして自慢げに持論を展開。さらに「そのころ人類は居なかった!!」と、指摘したイデも恐竜とマンモスをごっちゃにし、フジまでも「3億5千年前は氷河期以前で、謎の時代」と要領を得ない説明に明け暮れる。
そこへ、キャップが割って入るが、キャップも古生物学は苦手らしく、訂正どころか「時代考証より中身が何かの方が問題だ」と巧みに話題を逸らす。
中身に話題が移ると、アラシは「水爆以上の爆薬」の可能性を危惧し、イデはタイムカプセル説をとり「文明の遺産を伝えている」と意見がバラバラ。割り込むように福山博士から「金属板は書類らしい」との報告が入ると、イデ、ハヤタは研究所へ。イデ、「やっぱり、頭のいる仕事は私ですね」と意見の合わなかったアラシに嫌味を一発。
何故、それが書類と判ったのか、福山博士は「何をやっても中身が判らない」と、やや矛盾めいたことをハヤタたちへ吐露。イデが拝見と、手にすると、さっそく粗忽さを出し金属板を落下。その結果ハヤタにより金属板が魔鏡の要領で文字を壁に反射させているのを発見する。
その頃、草むらの赤い液体入りのカプセルの上空には雷雲が・・・。
一方、鉱物試験所では、開かない青カプセルに四苦八苦。サンダーやバーナーまで持ち出しヤケクソの体。
福山博士は、文字を見た限りでは「沈んだ大陸、ニュー帝国のものによく似ている」と断言。
文字解読が始まり、研究所に残ったハヤタとイデは寝ずの番。嵐も近付きイデが居眠り、ハヤタにたしなめられると、実際には年単位で掛かりそうな作業を「解読はまだか」とせかす。
雷は一層激しさを増し、赤カプセル付近にも落雷が起こり、カプセルに直撃すると、玉手箱が開いたように白煙がモウモウと立ち昇り、中から目付きの悪い真っ赤な首の長い怪獣が出現。ハヤタは宇宙人と融合しているおかげか、鋭い直感で異変をキャッチ。何事かが迫っていることを察知する。
本部ではハヤタの感どおりに怪獣出現の報が入り、アラシがビートルで出動。それを聞いたイデは、研究所へ来た自分の方が貧乏クジだったことに気付き、アラシの出撃を悔しがる。
鉱物試験所では青カプセル御開帳に躍起。とうとう高電圧による雷撃を試みる。
メーサー銃のようなパラボラ付きの装置を至近距離に設置し、スイッチを入れると、意外にもビームは中心の筒からではなく、筒から一旦背後の凹面鏡に四散。そこから跳ね返って細い4つのビームになって照射。が、効果はない。
赤カプセルから出現した真っ赤な怪獣は独特なフォルム。鼻と頭頂部が尖り、下腹部が膨らみ、全身にはエイリアンのような格子状の浮き彫りが入っている。尻尾の形状も普通ではなく枝分かれし象形文字の様。三角ビートルで駆けつけたアラシは夜の街で攻撃を開始。
意外な強敵だった赤怪獣にてこずった科特隊は、ハヤタとイデに戦闘参加の命令を下すが、一連の事件に金属板の文字解読が欠かせないと感じているハヤタは研究所への居残りを談判。イデだけが戦闘に加わる。イデ、喜び勇んで出て行く。
鉱物試験所では、10万ボルトまで電圧を上げ再雷撃。6本に増えたビームによりカプセルに微妙な変化が。
イデとキャップがビートルで出た頃には空は朝焼け、不気味なスタイルで民家を踏み荒らす赤怪獣にミサイル攻撃。
その頃、福山博士の研究所では電光石火で解読に成功。渥美二郎のような不安顔で出てきた博士はハヤタに一大事を知らせる。
博士の解読によると「我々は、やっと悪魔の怪獣“赤いバニラ”と“青いアボラス”を捕らえ、液体に変えて地中深くに・・・」「決して開けてはならない。再びこの怪獣に生を与えたなら人類は滅亡するであろう」とのこと。
それを聞いたハヤタはしたり顔で「やっぱりそうだったのか・・・」
赤い怪獣が、赤い液体から蘇ったバニラだとすると、鉱物試験所で電撃を喰らわしてる青い液体入りのカプセルの中身はアボラス。当然のように開封中止の連絡を入れるが、時既に遅し。試験所では天井を突き破って青い巨顔の怪獣が出現。岩石のような頭のホッチキスのように後頭部まで裂けた口から白霧を吐くとビルは泡状に熔解。
ビートル機内でカプセルの説明書の内容を知るキャップ。イデ、アラシ機ともにミサイルを撃ちつくし、防衛隊ファントムに後を任せ、一旦本部へ。
旋回して本部へ戻るジェットビートルを真上から捉えるカメラ。機体のボリュームと先尾翼機であることがよく判り、改めてフォルムの美しさを確認。
高速の高架を破壊しながら近付きあう2体の怪獣。ファントムの攻撃では歯が立ちそうにない。
本部に連れて来られた福山博士は、キャップに怪獣の弱点を聞かれても、宇宙人に操られた如く生気を抜かれたようになり、うな垂れ後悔の念ばかりをブツブツ。博士は、「野獣の闘争本能で2匹が戦い合ってくれることを祈っています」とやや他人事のような印象で希望的観測をポツリ。ハヤタも可能性は認める。
2匹がオリンピック会場に接近中との通信が入ると、持てる武器を集め総攻撃に出ることを決める科特隊。何故か博士も「私もお供させて下さい」と付いて行くことを懇願。「はぁ?」みたいな顔でキャップが「日本の損失になる」と断ると、「お手伝い出来ることがあるかもしれない」と食い下がる。キャップ、とうとう「めんどくせぇなぁ」と言わんばかりの顔で渋々「お願いします」
競技場で大格闘を始める2匹。組み合い投げ飛ばし、火焔攻撃に発砲攻撃の大激突。
散開した科特隊はスーパーガンで応戦。博士も交じって腰だめでポーズ。(シュール)
怪獣の移動に合わせて周囲をグルグルするキャップたち(アラシと博士)。イデとハヤタはスタンドに入り近付いて攻撃。
アラシはキャップと博士の提案で“原始弾”なる小型ミサイルをスーパーガンからバニラの目に発射。見事命中だが、ミサイルの名称から「やったぞぉ」ではないような・・・。
その後、“原始弾”の直撃を食らったバニラはアボラスの発砲攻撃を避けられず、そのまま溶けて死ぬ。
ことごとく銃のエネルギーが空になった科特隊はあえなく撤退。ハヤタだけが強引に残りその間に変身。
競技場の中にウルトラマン登場。いつになくカラータイマーが煌々と青く光り、グラウンドに組み伏せられると土と柴で背中が全体に褐色になる。
スペシウムを放とうとしたところ、そのままの姿勢で発砲攻撃に合い、泡洗浄状態だが綺麗になりそうな予感も。
たいして綺麗にはならなかったが、気合で泡を四散させ戦闘に復帰。が、タイマーは既に赤。(というか、今回は煌々とピンク)
激しい格闘ののち、スペシウム3発も食らわしやっとこフィニッシュ。
尺がなかったのか、イデの「わぁ~~い!!ウルトラマンが勝ったぞぉ~!!」という小躍り後、ウルトラマンが飛んでって速攻でEND。
古代の遺物が騒動を引き起こすタイプの話で、個人的に好みの話。
導入部分など、手塚がいかにも描きそうなイメージもあり、ワクワク感がかなりあるのだが、金属板解読までで話が終わってしまっていて、その後はウルトラマンまかせで何の解決もなく、展開が非常に雑なのが残念。
この手の話の定石としては、再度封印して完了がひとつのベストなエンディングだと思うのだが。金属板に弱点も書いてなかったし、怪獣は解き放たれた後だったし、どうすることも出来なかったかな。(ドキュメントじゃないんだから違う脚本にすればいいんだが)
他では、セットが多くて大変そうだったなとか(セット自体の質は落ちてきてるか)、科特隊に交じってる博士がシュールとかあたりでしょうか。
アボラスは無駄に強かったですが、バニラはデザインが秀逸でした。タツノオトシゴのモチーフでよくああなるなという気が。タツノオトシゴに脚無いですからね。
- 2012/09/24(月) 07:56:29|
- MX円谷劇場
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ウィザードの主役のやつって、
どっかで見たことあるなと思ったら、
映画の『GANTZ』に出てたんだな。
おっ、
『スパⅡ』のディージェイ。
ニセ藤井いらねーな。
女刑事もヒマだね。
人の身体から怪物が生み出されるって、
『オーズ』でやったよね。
近すぎねぇ。
シャバドゥビは正直恥ずかしい。
プロレス技好きなんだね。
あのトラみたいなのは
人間のときの方が強いはず。
水晶女は、なんかキモいな。
ってか、ウザいな。
ピアニストくんは目が近いねぇ。
ヘビ女は人間のときの容姿いいんだけど、
演技は初心者か。
ニセ藤井はそのまま沼に沈め。
剣にも手が付いてたんだな。
シェイクハンドって。(笑)
あの、水晶女も、ほんとうに人形だった、
みたいな設定だったら、ちょっとは面白いんだけど、
たぶん、一度死んでる、とかだろうな。
テーマ:仮面ライダーウィザード - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2012/09/23(日) 08:29:55|
- 仮面ライダー
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まさか・・・、
とは、思うが・・・、
テコ入れ?
あっ、そうか、
今日はギャバン回か。
バード星人?
『パーマン』?
ギャバンの相棒の目が出た感じの女の子は・・・、
シンケンイエロー?
合成も簡単で出来よくなったな。
メタロイドは居るんだな。
ギャバンって言ったら、
今の子は、コショウのことと思うかな?
思わんか。
あれ?
亜空間は無くなったんだよな。
虫の人とマシンはどうしたんだっけ。
どっから転送されてんだ・・・。
石垣佑磨の演技は何なの?
ふざけてんの?
笑わそうとしてんの?
ヘタなの?
サイドカータイプのバイクはカッコいいな。
と思ったら、
けっこう造りが雑いな。
ギャバンのアクション用のスーツは
なんか酷いな・・・いろいろと。
シンケンイエローよりヨーコの方が背が高いのが意外。
あら、
デジモン的な人居たのね。
これって、
やっぱり一種のテコ入れか。
テーマ:特命戦隊ゴーバスターズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2012/09/23(日) 07:58:39|
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ハヤタがホシノ少年に「頑張ってね」とベータカプセルを渡される話。
<主な登場人物>
■科学特捜隊メンバー
ハヤタ(黒部進):本作主人公。異星人と衝突、死んだのち異星人と一心同体となり復活。マジメで実質の副隊長。無闇に顔の濃い25歳。ふてぶてしいほど頼りがいあり。若干滑舌悪し。
ムラマツ(小林昭二):科学特捜隊日本支部ムラマツ班隊長で、通称「キャップ」。謹厳実直の慎重派だが、ときに冷徹な面もある36歳。怪獣に対しては常に“やっちまう”男。16話より角刈り。
アラシ(石井伊吉):射撃の名手にして力持ち。常に危険の矢面に立たされるアンビバレントな26歳。不死身説あり。
イデ(二瓶正也):武器開発担当の化学ヲタ。ムードメーカーに徹するがメンタルは弱い24歳。照れ笑いが甲本雅裕似。
フジ・アキコ(桜井浩子):科特隊の紅一点。主に通信担当。宇宙人難の相がある若干ウーマンリブ思想かぶれの21歳。
岩本博士(科学センター所属)(平田昭彦):武器開発に従事するナイスミドル。
■一般人
ホシノ・イサム(津沢彰秀):科特隊に出入り自由の謎の子供。短パンの悪魔。いざとなれば殺しも辞さない11歳。気転を利かす頭はあり。16話より科特隊制服着用。
冒頭、夜の東京に謎の放射能霧が発生。街行く人々は次々に苦しみだし、もがき倒れていく。
通報を受けた科特隊では、さっそくイデ、アラシを街のパトロール、ハヤタをビートルで上空からの調査へと向かわせる。
なにげに、図々しくも隊員の輪の中に加わっている元チロリアン、イサム・ホシノ。ハヤタとの同行を猛アピールするが、キャップも放射能と聞いて(しかも致死量)一旦許した同行をキャンセル。ハヤタにも凄まれあえなくフジと留守番となる。
ちなみに、ハヤタ、頭が超ベリーショートに刈りあがっており、張り付いて苔のよう。
みなが出払うと、入れ替わるようにモリタ博士が入室。例の放射能霧が宇宙由来である可能性を知らせる。
放射能が原爆実験の影響だと考えていたキャップは、宇宙から、と聞いて動転。
白煙が立ち込める都内には、ガスマスクをした防衛隊と放射能防御バリアー(下ろしたバイザー)を装備したイデとアラシ。逃げ遅れた人は居ないかと辺りを窺っていると、無防備な、帽子に黒コートの女性らしき影が・・・。
「おいっ!!そんな格好で外出すると放射能にやられるぞ」と、イデが慌てて、足早に去ろうとする、その子供のような小ささの影の肩を掴み、強引に振り向かせると、そこには両肩まで広がる幅広な金属光沢で奇異なお面のような顔が・・・。目はひし形につり上がって落ち窪み、口はヒトデかウニのような星型。頬には青く発光する凹みが一対あり、今までに見たことのない、想像を超えた恐怖にイデは絶叫も出来ずにあたふた。
挟み撃ちにし、捕まえてみると、それは服だけとなり、見上げるとビルの壁面に背中でへばり付いている。
腰が抜けた老人のように垂直の壁を尻でいざる怪人。扁平な巨大な頭の下は、全身にフシの付いたミイラのような褐色の身体。トータルで見れば、おおよそは人間のそれと同じ。激怒したアラシにスパイダーを股間に見舞われると像が薄くなって次第に消え失せる。
このシーン、ザラブが、超、能力で壁に吸い付いているわけだが、実際には床に再現した壁面に寝転んでの撮影。虫のようにへばり付いても振り向けないんで、仰向けになったのかもしれないが、身をよじりながら尻でいざるザラブは不気味さがあって非常に印象的。ヘンといえばヘンだが不思議さが伴っていて好印象。
その後、アラシは「怪人を発見、撃った」との報告を本部に入れ、キャップに「何故撃った」とたしなめられる。
直後、巨顔の怪人が背後に現れ、イデとアラシは一瞬電撃を食らったようになるが、本部ではその間「その男を責めるな、私が悪かったのだ」と別人の通信が割って入る。アラシは気付かぬが、キャップが必死に第3の声に呼びかけると、本部のモニターには銀色のスコップのような巨顔が映し出される。
その怪人は、自らを「第8銀河系の中にあるザラブ星人」と名乗り、「ザラブは兄弟の意味、地球とも兄弟同士でやっていきたい」「もっとも、私の方が兄で、君たちはまだ幼い弟だがね」と一方的に話を進め。モリタ博士が「何故、我々と話が出来る」と詰問すれば、「本部のコンピュータを通している」と動じず返答。イサム・ホシノだけは鋭く、「コイツが霧を降らしたんだ!!」と指摘すると、ザラブは指摘がズバリだったのか、言い訳しつつも高笑いで早々に消える。
その頃、ハヤタは上空で土星探査ロケットを発見。本部に報告するも、本部でも「一月前に出発したロケットがどうして地球のそばに・・・」といぶかしむ。
除染もそこそこに本部に現れるイデとアラシ。ハヤタの再度の報告では、土星ロケットは呼びかけにも応答なし。また、地上からの遠隔操作にも反応なしで疑問は深まるばかり。
そこへ、「私が地球まで誘導してきたのだ」とザラブの声。えっ?とモニターやスピーカーを見る一同。と、動いたのは背後のドア。「やあ、諸君!!」と、当たり前のように入ってくるザラブ。アラシのコーヒーを落とすイサム・ホシノ。凝然とする科特隊。
「木星で迷っていたから誘導した」と、無用な親しさでペラペラと喋り続けるザラブ。「信用ならない」とアラシが凄むと、信用を得るため何かすることとなり、キャップの発案で霧を晴らすことを了承する。
街に出、ザラブが腕掲げると、かくして東京から霧は晴れる。身構える科特隊の後ろのジュースの販売機がプレミア級の古さ。
霧はそのまま上空を昇り続け、一緒に土星ロケットも引き連れ宇宙へと消えて行く。
ロケットを監視していたハヤタは、ロケットを見失い、かつ燃料切れのため帰還。
その後、科特隊の客として迎え入れられたザラブに本部の一室が与えられる、というシュールな展開となる。
案内したイデはごく普通に電撃を食らい催眠状態へ。
宇宙局の秘密会議。
政府のお歴々と科特隊関係の博士らが一堂に会し、ザラブの報告と今後の処し方について頭を付き合わせる。
イデ、ハヤタ、フジはお付として直立で見守っているが、イデの顔に生気はない。
本部を守っているアラシは、フジの気の利いたコーヒーの差し入れに上機嫌。だが、フジは会議に同行したはず。さすがにデリカシーなし男のアラシでもそのことには気付き、軽く尋ねるのだが、やっぱりデリカシーが足りておらずコーヒーはグビグビ。一息に飲んでしまうと、そのまま昏倒。フジはザラブの姿になり、イデの付けっぱなしの通信機から会議の中身を盗み聞き。
会議場では朦朧としているイデに「無線アンテナを仕舞え」とハヤタ。
一度は言うこと聞きアンテナを仕舞うイデであったが、直後に同じ顔でまたスルスルと引き出す。ハヤタ、何だコイツはという顔でしばらく見つめると、イデの通信機をバッジごと引き毟る。
完全におかしいイデは本部に連れ戻され脳波を分析。催眠状態と判断されるとキャップの二つ返事で電気ショックの刑になる。
イデの治療から戻ると、作戦室では、宇宙局の人間がザラブを渡せと高圧的な交渉を展開中。キャップが宇宙局の中枢の人間が危険に晒されるのはまずいことと、宇宙語翻訳機能があるコンピュータはここにしかないことを理由に強行に拒否をすると、ザラブがポータブル翻訳機持って現れ、「宇宙局へ行く」という。強い出力の発電機を備えた翻訳機の影響で本部のコンピュータは火を噴く。
キャップは、簡単にあんなものを造ってしまうザラブの科学力に舌を巻き、「あの力が、いい方に向いてくれればいいんだが・・・」と眉をひそめる。ハヤタは完全に懐疑的になり、自らザラブの調査を買って出る。
夜になり、監視を続けていた科特隊の前で空へ飛んでいくザラブ。すかさずビートルで追いかけるハヤタ。
宇宙まで出てしまったビートルは土星ロケットと遭遇。ハヤタ、さすがにフルフェイスの宇宙用ヘルメットに被り直すが、服は科特隊のネクタイ姿のまま宇宙へ出る。『ガンダム』のパイロットが宇宙空間で移動するときに付ける小型推進装置のようなものを背負い、土星ロケットへ向かうハヤタ。ロケットの中ではイデのように催眠状態の乗組員が操られている。それを見てハヤタはザラブによる宇宙侵略を確信。ビートルへ取って返す。
何処へ捨てたのか、推進装置を背負っていないハヤタがビートルへ戻り発進させるがエンジンはすぐにストップ。あっけに取られているとスロットルに掛かる紫色の手。気が付くとザラブがビートルの中に侵入している。
「好奇心は身を滅ぼす」「きみは多くのこと知り過ぎたようだ・・・」とザラブ。ご丁寧に手には翻訳機。
ザラブは、「星の住民を互いに戦わせ滅ぼすことが仕事」だと告白。しかも、そのようなことを延々と繰り返してきたのだという。が、地球で任務を遂行するためには、科特隊とウルトラマンが邪魔になる。したがって消えてもらうと簡単に言い放つ。
ハヤタは抵抗するが、もはやウルトラマンであることも見破られ、ショックを与えられるとその場に気絶。
ザラブがハヤタを連れ出し、無人になったビートルはそのまま重力に引っ張られ地面に激突。大炎上となり、その報告は科特隊にも入る。
直後、街にはウルトラマンが現れるが、そのウルトラマンは街を破壊しているのだという。
混乱する科特隊。
宇宙局には翻訳機を持ったザラブが出没。ザラブはウルトラマンの破壊行為に対して科特隊が出動していないことを理由に、「ウルトラマンこそが侵略宇宙人ではないのか」、「科特隊もそちら側に組しているのではないか」と焚き付ける。モリタ博士猛反発。
ザラブは、「次にウルトラマンが出現したとき、科特隊に出撃命令を出せば全ては判る」と嘯き、今度は本物のウルトラマンを登場させ、科特隊と相打ちにさせるべく、ハヤタにベータカプセルを使うよう命ずるが、ベータカプセルは何故かない。
変身できないハヤタに用はないと出て行くザラブ。入れ替わりに窓からロープでイサム・ホシノ。絶好のタイミングで現れた元チロリアンに、ハヤタは締め付けている特殊金属を切るよう指示。元チロは持ってきた工具を広げだすが、なんとその中にベータカプセルも(!)。ハヤタ、気転を利かせてカプセルを隠したのではなく、ただ忘れて出ていっただけであった。
一方、街には明らかに様子のおかしいつり目のウルトラマンが出現。暴れ始める。
科特隊ではキャップが逡巡。が、即答で「たとえウルトラマンでも、この地球上で暴力を振るうものとは戦わなければならん」と決断。恩を仇で返しているようだが、これは英断。
目、耳、トサカ、アゴ、つま先と、もう、いろんな所が尖ってしまったウルトラマンはチンピラのようにヨタってビルを蹴り散らす。
ハヤタの拘束具を切っている元チロは、全然切れずに涙目。本当にポロポロ泣き出すと涙のしずくが帯に当たり、そこから溶け出し、な、なんと切れてしまう。イサム・ホシノの涙の成分は濃硫酸の可能性も否定できなくなる。
何故か、訳を知っているかのようにイサム・ホシノから「頑張ってね」とベータカプセルを受け取ると変身するハヤタ。律儀にわざわざ窓からチンタラ逃げていた元チロをロープごと掴んで人質にするニセウルトラマン。
本物のウルトラマンと奪い合いになり、しこたま振り回される元チロは、猛烈な握力の持ち主であることも判明。
ここから、ウルトラマン対ウルトラマンの格闘戦。ニセウルトラマンは演者が違うので背が低くやや不恰好。
飛び上がるところをスペシウムで落とされると、ザラブの姿を晒す。
その後、ザラブがショック攻撃で優勢に立つも、飛行戦から地上への大激突&スペシウムで炎上でフィニッシュ。
尺がなかったのか、ウルトラマンがそそくさと飛んで帰ってEND。
ザラブの理に適ったような侵略の仕方が面白い一本。
今ならこんなに丁寧に侵略者の行動心理を追わないかもしれない。口先だけでもこんだけ恐いことになるんだぞという感じか。ザラブが地球人と話すために、終始翻訳機を持っているあたりも律儀で面白い。
今回は、ザラブの仕掛ける『ジョジョ』的頭脳戦が魅力の中心だけれども、それ以外のところでいうと、主に特撮、造型関係か。
口のまる開きのヘルメットで放射能防ぐとか、二重になってないビートルのハッチで宇宙に出入りとか、拙い表現も多かったですが、いいところではザラブの造型。特に顔。とにかく見たことのないイメージが独特で、生物的でもあり、幾何学的でもありと非常に秀逸。あと、身体の色が茶色っぽい褐色だとばっかり思っていたのが大半紫色で、これはデジタルリマスターだからなのかなんなのか新鮮な驚き。
ニセウルトラマンも背が低くてちょっと見劣りするけど、造型的にはカッコいい。目の発光具合なんかは本家よりいい感じもする。
それにしても、何故ハヤタはベータカプセル忘れたかな。
今、読み直したが、ホシノくんはどうやってザラブに連れ去られたハヤタの居場所が判ったのかが謎。
人間じゃないのかな。
- 2012/09/17(月) 08:52:30|
- MX円谷劇場
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ド~~~ン!!
今度リメイクされる新ロボコップらしいです。
けど、これマジ?
真っ黒じゃないっすか。
なんかロボコップに見えない・・・。
4種類ぐらい出てくるらしいんで、プロトタイプかもしれませんが、
撮影用の素材スーツかなんかなんじゃないのかな。
ゴムのかたまりみたいで、質感が全然ないし。
ん~~、
色やデザインは変わるのかもしれないけど、
細身はやだなぁ~。
- 2012/09/17(月) 03:06:05|
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ニセ藤井隆そんなことしてて大丈夫なのか?
ケータイ刑事の柴田!!
金剛地武志って、(柴田役の役者の人ね)
ほんとはミュージシャンなんだよな。
ああ見えて。
調子に乗ってるな、ニセ藤井。
めんどくせー奴だな、藤井。
炎のファントム?は、
カプコンのやった特撮ものの、
ファイガードだか、ガイファードだかみたいだな。
テレビ夕日って・・・。
テレビ夕日、セットしょぼいな。
金剛地!!
ウィザードのマスクはジュエル部分がデカくて
顔が大きく見えるな。
はみ出てるフォームは特に。
バイクが開きに・・・。
そのままドラゴンのハネとは大胆だな。
ベルト買ってもらった子はいいけど、
持ってない子は変身ゴッコするとき「シャバドゥビ」自分で言うわけ?
言わないで主人公のセリフだけやんのかな。
すき屋のCM、泰造の後ろニキニキじゃねーか。
テーマ:仮面ライダーウィザード - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2012/09/16(日) 08:34:40|
- 仮面ライダー
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亜空間、建物の中は意外と普通んなっちゃったな。
ヨーコは腕が長いな。
あれ?
エスケープ衣装変わった?
肌の露出が減ったような。
気のせいか。
やっぱり、全部データだったのか。
なんか、どっかで見た気もするけど、
いいんじゃないの、設定としては。
ホントに生きてるより説得力あるよ。
必要なデータだけコピーして帰るんだな。
ヨーコ、腕が長いってより、
胴が短いんだな。
あれ?
もしや、最終回だった?
違うよね。
ホントにメサイア倒したの?
コンピュータ壊したのに虫の人は大丈夫なの?
誰やねん。
幽霊かと思ったわ。
いきなり後ろからなんて。
おいおい、
来週からどうすんだ。
何と戦うんだよ。
よく見たらEDのバスターマシン
すんげえ腰振ってんな。
何なんだ、
何が始まるんだ?
犯罪者取り締まるのか?
まぁ、来週を待つか。
テーマ:特命戦隊ゴーバスターズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2012/09/16(日) 07:59:21|
- TV、映画、DVD、CD感想
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新聞の書評欄で興味を持って購入。
これは、タイトルどおりに、チェスを指す謎の人形にまつわる実話。
時計仕掛けの唄う小鳥や、様々な楽器演奏をこなす大仕掛けのオルゴールなど、いわゆる“オートマトン”(オートマタとも)といわれる自動機械人形がチェスを指すというもので、絵や字を描く人形、実際に吹いてフルートを演奏する人形などもあるわけだし、決められた詰め将棋のようなものを再現するのだろう、ぐらいに思われるかもしれませんが、自ら駒を指で持ち上げ、実際に人間と勝負し、さらには当時の名人たちをことごとく倒していったとしたら。しかも、そんな人形が18世紀のヨーロッパに実在していたとしたらどうでしょう。
実はこの話、非常に有名で、自分が知らなかっただけで、さまざまなものに引用され名前を借用されているので、この本を読んでなくても「知ってます」という人も多いかと思います。
でも、この“ターク”が1854年にアメリカで焼失するまでに、いかにたくさんの人々に影響を与え発想の源泉になってきたかは一聴する価値ありです。
ことの始まりは、18世紀オーストリア。宮廷に勤めるケンペレン(博学で、一種の科学技師のような役目をしていた)が、女帝マリア・テレジアの命を受け、6ヶ月でチェスを指す人形を創り上げるところからはじまり、演技の評判からヨーロッパ各所で公演が開かれ、ケンペレンが亡くなったのちも、さらに興行師として腕のあるメルツェル(仏の発明家にして興行師)に引き継がれ、果てはアメリカ、南米にまで行こうかという広がりを見せた。
チェスの腕も強く、“ナイトのツアー”(全ての桝目を一度だけ通り元の位置に戻るパズル)も難なくこなし、相手がルール違反をすれば自ら訂正し、なおかつ喋りもした。(ケンペレンの発明で、人工声帯のようなものが取り付けてあった)
もちろん、そんな人形が時計仕掛けだけで全てを行うことが不可能ということは、現代の人間でなくとも判るわけで、当時から、感嘆する傍らどうやって動いているのかの謎解き合戦が熾烈に繰り広げられ、そのなかで現在のコンピュータの礎さえ育まれるかたちとなった。(バベッジはタークを見て「機械装置でも論理的な推論が出来る」と考えた)
さらに、アメリカに渡ってからは、まだ記者だったポーと遭遇。タークの謎を解くという推理の過程がそのまま推理小説の原型にさえなった。
ほかにも、さまざまな歴史上の有名人たち(ナポレオンやベートーベンまで!)とまみえて、その功績はそのままディープブルー(初めて人間に勝ったIBMのコンピュータ)にまで繋がる。
タークの、キャビネットの中に人は居ませんよという、扉を順番に開け閉めしてみせる過程は、空の箱から人が出てくるマジック、“キャビネットイリュージョン”の最初の実例でさえあるらしい。
要するに、タークこそが人工知能の生みの親であるらしく、最後の所有者の息子が内部構造の秘密を明かすまで、誰一人として正確には謎を解くことが出来なかった、言い方は悪いが、“騙しおおせた”ということは、チューリングの生まれる前から、すでにタークはチューリング・テスト(コンピュータが知能を持ったか判断するテスト)に合格していたともいえるらしいのだ。
その実態がどんなものだったかは、読んでもらうか、ネットで調べてもらうとして、おおよそあなたが思っているもので間違いはないはずです。
しかし、チェスに勝ち続けるには、それ相応の実力者の協力が必要なわけで、何世代にも渡ってのタークの旅のなかで、その協力者から秘密が漏れなかったのは脅威的ですらある。
たぶん、タークが演ずる競技がチェスであったからこそだろうと思う。チェスの指し手の勝つことへのプライド、人形が人に勝つという幻想的な魅力に、自ら好んで口をつぐんでいたんだろうと。
ところで、この本を買ってから読むまでに随分時間があったんですが、その間にエイプリルフールねたとして、「世界を騙した嘘」ベストなにがし、みたいな記事の中にタークがあるのを発見。読みはしなかったんですが、その時点で「もしかして、本当に機械が・・・」という幻想への期待がガクンと落ちるという事件がありました。(笑)
人によってはタークを詐欺と捉える人もいるみたいですが、ケンペレンはもともと「マジシャンに対抗する、それ以上のイリュージョンを」と依頼されての製作なんで、その見方はちょっとどうかなと思いますが、どうなんでしょうか。
そもそも、マジックのねたを知って騙されたと怒り出すのは無粋というか。
余談ですが、80年代に米のゴーガンが再構築した新造タークの勇姿がネット動画で見られるらしいですよ。(確認してないんで、無かったらすいません)
- 2012/09/15(土) 03:06:01|
- 本、コミック感想
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科特隊基地が巨大サザエに寄生される話。
<主な登場人物>
■科学特捜隊メンバー
ハヤタ(黒部進):本作主人公。異星人と衝突、死んだのち異星人と一心同体となり復活。マジメで実質の副隊長。無闇に顔の濃い25歳。ふてぶてしいほど頼りがいあり。若干滑舌悪し。
ムラマツ(小林昭二):科学特捜隊日本支部ムラマツ班隊長で、通称「キャップ」。謹厳実直の慎重派だが、ときに冷徹な面もある36歳。怪獣に対しては常に“やっちまう”男。16話より角刈り。
アラシ(石井伊吉):射撃の名手にして力持ち。常に危険の矢面に立たされるアンビバレントな26歳。不死身説あり。
イデ(二瓶正也):武器開発担当の化学ヲタ。ムードメーカーに徹するがメンタルは弱い24歳。照れ笑いが甲本雅裕似。
フジ・アキコ(桜井浩子):科特隊の紅一点。主に通信担当。宇宙人難の相がある若干ウーマンリブ思想かぶれの21歳。
岩本博士(科学センター所属)(平田昭彦):武器開発に従事するナイスミドル。
■一般人
ホシノ・イサム(津沢彰秀):科特隊に出入り自由の謎の子供。短パンの悪魔。いざとなれば殺しも辞さない11歳。気転を利かす頭はあり。
大流星が起こったバローン砂漠から謎の隕石を持ち帰った探検家イエスタデイ氏が忽然と消えるという事件が起きる。
科特隊に捜査依頼があり、イデとアラシは隕石の発表がまだなことから、隕石を狙った内部の犯行と決め付け自宅へ向かう。
イエスタデイ氏は自宅でブルトン(隕石)の調査中に、ブルトンの起こした怪現象によって消えているのだが、球状の青い岩石だった隕石が、突如Y字にクニャリと開くシーンは意外性がありワンダー。また、Yの先からアンテナのようなものが出てくるのも印象的。
イエスタデイ氏の閑静な洋館を訪ねたイデ、アラシ両名は、出てきた秘書、藤井洋子にドギマギ。清楚な女子大生風の藤井に「絶対この人は犯人じゃない」と2人して断言。ちなみに、藤井のイエスタデイの言い方は「イエスタディ」。どういうスペルなのか。
アラシがさっそく失踪の件を切り出すと、いきなり地鳴りがし大地震。外へ飛び出すと、なんと遠くの草原にイエスタデイが大の字に寝ている。意外な展開に驚きつつ急いで駆けつけると、イエスタデイは、もう一つの隕石を持っている福井博士が危ないと言う。言い終わらぬうち、傍らに落ちていたイエスタデイの青い隕石はいきなり宙に浮き彼方へ飛び去って行く。イデを残し福井の元へ向かうアラシ。
かなりの遠方だったのか、ビートルに乗り換え福井の元へ飛ぶアラシ。福井博士の家には「イエスタデイから預かった」という赤い隕石が。アラシが自説の隕石強盗説を唱えると福井は恐怖を覚え、アラシが科特隊で保管したいという赤い隕石と共に、一緒に自分も保管してくれと懇願。アラシは笑って了承。アラシ素手で剥き出しのまま隕石持ち帰る。(アラシ、デリカシー著しく欠如)
イエスタデイの青い隕石は、郊外の細道で川口熱線研究所所長の川口とその助手に拾われる。
川口は研究所に隕石を持ち込むと、さっそく熱戦などを浴びせ調査を開始。程なくY字になった隕石はその能力で空間を歪め始める。異変に気付いた助手が駆けつけたときには、部屋は異世界へと繋がっており、荒涼とした大地にひび割れた群青の空には光る目、幾何学的なオブジェが蠢くその世界に生気は感じられない。
あっけにとられた助手は科特隊に連絡。キャップとハヤタは熱線研究所へ急ぐ。
イデ、アラシが、赤い隕石をの保管、監視を命じられ、出動の機会を逸して腐っていると、チロリアンホシノが本部に闖入。「話は聞いた」とフジにからみ始める。フジが子供の出る幕ではないとたしなめると、「遊んでいるわけには行かないよ」とニヤけて出て行く。
研究所では慌てた助手の案内で異変のあった部屋へ向かう、キャップとハヤタ。が、助手がドアを開けると中は普段の部屋。意外そうな顔でそーっと入ると、部屋の奥にY字の物体がプカリ。閃光が走り、助手が逃げ出すと、そこはいきなり研究所の外。斜面になっている敷地の草原に悲鳴と共に転げ落ちる助手。
Y字隕石はハヤタが回収するが、外への連絡が付かない。それを受けハヤタはいち早く研究所が四次元の世界に包まれていることを察知。
本部からも連絡が付かず、慌てるイデ、アラシは研究所へ急ぐ。
ハヤタは四次元を生み出す元である隕石を、当然のことのように「ここから外へ出す」と言い出す。訳の判らないキャップはすがって止めさせようとするが、ハヤタは押しのけ実行。隕石は青く透過すると滑るように空間を遠ざかり消える。代わりに部屋には川口博士が戻っており叫んでいる。
ハヤタの投げた隕石は研究所の外まで達しており、駆けつけたイデに拾われる。
科特隊は隕石を持ち帰り、2つの隕石は揃うことになる。
そのころ、勝手に行動を起こしているイサム・ホシノはイエスタデイの家で聞き込み。
イエスタデイは、自分でも理由は判らないが、例の隕石を2つ一緒にしてはいけないという。
本部隕石保管庫では、キャップ、フジ、イデ、アラシ、福井博士、秘書藤井が不毛な意見交換。事件を2つの隕石がバラバラだったからだ、とし、一緒になったからもう安心と独自の解釈で納得する。
バリアケースに入れられた隕石は、人が居なくなるとくっ付き合い一つになる。
病院で手当てを受けている川口博士は縦縞のパジャマで、「あれは、無重力圏の谷間から落ちて来た生物ではないでしょうか・・・」と意外な見解を発表。頭でも打ったのか、真顔で見つめるハヤタを前に、2つの隕石を一緒にするのを不安視。「核融合が行われて・・・、巨大な生物になりはしないでしょうか」とこっちが不安になるようなことを口走る。
ハヤタは依然真顔で本部に連絡。保管庫の確認を指示。
ちなみに、このシーン、病室に飾ってある花が思いっきり鉢植え。
保管庫にフジが向かうと、そこにはチロリアン。
一塊になった隕石を見つめ、「これを一つにすると危ないんだよ」と、聞いてきたイエスタデイ説を吹聴。フジにつまみ出される。
チロリアンの対応でなかなか報告をしてこないフジに、キャップがイデを確認に走らせようとすると震動。本部内部で四次元現象が発動。画面が歪む。
連絡もしないで外までつまみ出しに行っているフジ。基地を振り返り「怪獣がいる」と嘯くチロリアンに激怒しかけていると本当に怪獣出現。怪獣といっても、赤青に塗られた、基地と同じぐらいの大きさの群生したフジツボのようなもの。
病院から戻ったハヤタの車に拾われ、逃げるフジとチロリ。
幾何学的なサザエに寄生された基地はすでに連絡が取れず。
基地内では、出口を探すために奔走する隊員たち。
福井と藤井を避難させるためイデが入った部屋は上下が逆転。外周を走っていたキャップとアラシはいつの間にか見知らぬ草原へ。さらにイデたちも階段を駆け上がるうち野外の階段を上がっており、イデは天まで延びている階段を何処までも登ってしまう。
平地に戻ったイデは、崖を見つけると止めるのも聞かずここから飛び降りると言い出す。
四次元だから死にはしないと高をくくったイデは本当にダイブ。直後、本部のゴミ箱へと頭から突っ込む。
通路で堂々巡りをしていたキャップとアラシは壁に自ら突っ込むことで本部に戻る。
イデ、ゴミ箱を被ったまま「暗闇の世界だ」と彷徨っているとアラシに怒られる。
そのころ、外では防衛隊戦車と巨大になった隕石との戦いが展開。震えるサザエは角から各種アンテナを出すと様々な異次元攻撃を繰り出し、地面ごと地下にえぐるように戦車を消す。
さらに、防衛隊ファントムも空中で消し、地面に這わせては爆破。残りの戦車は、今度は空中に飛ばしてこれまた爆破。(戦車と戦闘機の軌道を入れ替えている)
火の海となった本部前に、ハヤタはひとりで「よしっ!!」と飛び出して行き、そのまま変身。
飛び掛ったウルトラマンも四次元に捕まりオモチャにされる。
好き放題翻弄されると、最終的にスペシウム光線で撃退。小さい(と、いってもウルトラマンの手の平ぐらいある)隕石に戻ったところをグシッと握ってフィニッシュ。
その後、何故か路上に大の字に倒れているハヤタ。
フジとチロリに助け起こされると本部へ。チロリには「だらしないよ」と軽く蔑まれる。
外の様子をしらないアラシたちは、いざ怪獣退治へと勇んで準備。それを入ってきたハヤタたちに止められ、騒動は終わったと告げられる。
アラシはビックリして、チロリが倒したのかと聞くと、ハヤタが自分だと言い、それをフジがウルトラマンだと訂正。ハヤタはわざと自重して、自分はチロリに助けられたんだと弁解。キャップがそれを聞いてチロリにご褒美をやろうと言い出し、なんとチロリに科特隊制服を贈呈。それを見てみなが囲んで拍手を送りEND。
四次元表現が面白い一本。
四次元を現すため、様々な映像表現を行っており面白い。
が、隕石の出自はいいとして、倒し方はもっと工夫というか、四次元にこう対応して、こう優ったんだというのが見えて欲しかった。
実はもの凄く強いはずなのに倒され方があっけなさ過ぎる。
四次元ものだからなのか、カメラワークも、シーンの切り替えを、いちいちカメラに物や人を被せて暗転させていたのが面白かった。
それと、なんといっても、ホシノ少年がとうとう科特隊制服を着用。
どこまで甘いのかと思ってしまうが、それよりも驚いたのが、この準隊員扱いに特別な呼び名があるのかとウィキを見たら、なな、なんと、16話から制服を着ていたとあるではないか!!
16話といったら先週の回。慌てて見返したら、着てました・・・。
ラストの花型宇宙船の中から出てくる隊員のひとりがイサム・ホシノ。
先週はいったい何を見てたのか・・・。
- 2012/09/10(月) 06:54:48|
- MX円谷劇場
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なんか、日常の雰囲気が『ディケイド』っぽいな。
OPの曲・・・、なんだな。
90年代くさい転調だな。
また、ヘンな服装のセンスの奴出たな。
なんだ、このニセ松潤みたいなのは。
(正面から見たら全然違った・・・、藤井隆だった)
それにしても、
『キバ』との差別化が出来てねーな。
なに?
今回、そっち系の人たちご用達なの?
モーホー率高くね。
おお、
日蝕のイメージいいな。
面白い映像になってる。
「マージマジ」言いそうなのが登場。
フードまで一体化でメットになってるのはデザインとして珍しいな。
もう、いいかげんベルトのDJ声はヤメテ・・・。
むずがゆいわ・・・。
バイクは動物模してたりはしないのかな?
ホウキじゃないとしたら、なんだ?
燃えてる馬とか?骨のヤギ?違うか。
今後は『ウィザード』らしさみたいなのがもっと見たいな。
テーマ:仮面ライダーウィザード - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2012/09/09(日) 08:32:54|
- 仮面ライダー
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そういや、犬の名。あったな。
亜空間はどうなってんだ?
もう後半だしな。
OP、一時的じゃなくて変わったんだとしたら珍しいな。
『サンバルカン』以来?
『マジレン』でまた見始めるまでゴッソリ見てないから知らんけど。
マトモな状態で亜空間行けるのかね。
それに、行ったはいいけど戻れんのか?
虫の人の相棒ロボは来てるんだろうけど。
おいおい、キャストはヨーコ以外、
子供のときの方がイケメンじゃねーか。
よく見ると、ゴーグルにスタッフ映りまくりだな。
ヒロムは『ごきげんよう』で敵の女幹部に目が行ってしょうがない
ってバラしてたけど・・・、
まぁ、判るわ(笑)
レッドのあのジャケットって、中にメカ入ってんのか。
薄っいのにな。
アイアンマン以上のテクノロジーだ。
亜空間、急に赤くなくなったな。
メサイアって、具体的な形あったんだ。
意外に普通だな。
カッコいいけどな。
新ED、虫の人ダンスノリノリなんだよな。
たしかこの人、役者やる前はバンドのボーカルなんだよな。
CMのナレーションは、はやぶさくんか。
『フォーゼ』はもうすでに懐かしいな。
テーマ:特命戦隊ゴーバスターズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2012/09/09(日) 08:00:15|
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アラシが知らない惑星に素顔で出て行く話。
<主な登場人物>
■科学特捜隊メンバー
ハヤタ(黒部進):本作主人公。異星人と衝突、死んだのち異星人と一心同体となり復活。マジメで実質の副隊長。無闇に顔の濃い25歳。ふてぶてしいほど頼りがいあり。若干滑舌悪し。
ムラマツ(小林昭二):科学特捜隊日本支部ムラマツ班隊長で、通称「キャップ」。謹厳実直の慎重派だが、ときに冷徹な面もある36歳。怪獣に対しては常に“やっちまう”男。
アラシ(石井伊吉):射撃の名手にして力持ち。常に危険の矢面に立たされるアンビバレントな26歳。不死身説あり。
イデ(二瓶正也):武器開発担当の化学ヲタ。ムードメーカーに徹するがメンタルは弱い24歳。照れ笑いが甲本雅裕似。
フジ・アキコ(桜井浩子):科特隊の紅一点。主に通信担当。宇宙人難の相がある若干ウーマンリブ思想かぶれの21歳。
岩本博士(科学センター所属)(平田昭彦):武器開発に従事するナイスミドル。
■一般人
ホシノ・イサム(津沢彰秀):科特隊に出入り自由の謎の子供。短パンの悪魔。いざとなれば殺しも辞さない11歳。気転を利かす頭はあり。
冒頭、宇宙開発研究所が建造した人類初の有人金星探査ロケット“おおとり”が、ロケットの開発者である毛利博士をパイロットにして発射される。
が、第二段ロケット発火装置に不安があるとの噂があり、科特隊はハヤタを三角ビートルで同時に発進させ万全の救助体制をとる。
科特隊基地のラッパ状に広がったメインビルの側面、流星マークの辺りが開くとカタパルトから猛烈なスピードで撃ち出されるビートル。
自動操縦で“おおとり”を追尾し、二段目のロケットが無事切り離されるとそのまま帰還。
世紀の打ち上げショーに報道陣もその成功を我先にとカメラに収めるが、そのカメラがみなフィルムで、撮影風景がまるで映画のロケ隊のよう。
ロケット発射場や、ロケットその他のプロップも出来がよく、三角ビートルはボロボロだが、双方とも発射シークエンスも細かい描写で素晴らしい。
ちなみに、打ち上げ成功に安堵するキャップの頭が今回から角刈り。その風貌は、最新鋭の科学で難問に対処する機関の長というより、どっちかというと魚屋の親父か漁師風。
ハヤタも戻り、科特隊がコーヒーで祝勝していると、何処で焼いたのか、チョコレート色になっている久々登場の短パンの悪魔、チロリアンホシノが勝手に登場。いきなり泣いて周囲を動揺させる。
どうやら、同時期に同性能の金星探査ロケットを開発していた、科特隊が誇る科学センターの岩本博士の“フェニックス号”が、“おおとり”に先を越されたことで悔しがっていた模様。
毛利博士は競争に勝つことを選び99%の状態で強行したが、岩本博士は100%の安全が保障されるまでテストすることを選んだ。と、キャップは諭す。
そのころ、宇宙では順調に金星へと進む“おおとり”。軌道も安定し、温度調節はおろか重力まで制御し、宇宙服からスーツになって食事に饗する余裕の毛利博士。重力が一定方向に発生しているので食事も普通にフォークとナイフ。
それを科特隊がモニターで見学していると、突然映像が乱れ始め、暗号通信のようなものが割って入る。
騒然とするなか、イデはそれを宇宙語の通信と判断。自分が開発した全宇宙語翻訳装置に通すよう指示。
すると、モニターに映し出されたのは、やや細身だが、それは、まごうことなきバルタン星人の姿。
モウモウと煙が噴出す背景をバックに、生き残りだというバルタンは、「とりあえずR惑星をみつけたが、あくまで狙いは地球だからよろしく」と挑戦的に宣言。
直後、“おおとり”は、隕石のような人工物のような青く光る物体に付き纏われ、噴射口にドッキングされてしまう。
“おおとり”からのSOSを受けた科特隊は慌てるが、すぐに「どこかの国の衛星とドッキングしてしもうた」と唐突に、笠智衆のような老人語(博士語)で説明され事なきを得る。
しかし、よく見ると“おおとり”の燃料は何故か激減しており、全然大丈夫ではなかった。
キャップは、岩本博士に“フェニックス”での救出を打診しに行くが、SOSがバルタンの仕業だとすれば、丸腰の“フェニックス”より、“フェニックス”のロケットをブースターにしてビートルで行った方がいいだろう、ということになる。
燃料が切れたせいか、重力制御も利かなくなった“おおとり”では毛利博士がクルクル遊泳中。(画面上で)天地が逆さまになって座っていると、バルタン星人が現れ高笑いと共にの乗り移られてしまう。
顔付きがさらに悪くなる毛利博士。
本部ではビートルに水爆の原理を応用したブースターを装備。さらにイデが開発したという“マルス133”なる強力な光線銃(スペシウム光線に匹敵)も準備。
“おおとり”内では毛利が手の平に乗せた手乗りバルタンと打ち合わせ。宇宙に科特隊をおびき出し、その隙に地球にも仲間を送り込む作戦で、2地点同時ならば、ウルトラマンでも対応しきれないだろうという思惑。
かくして、大量のバルタンを乗せた青隕石は地球をめざす。
同時に科特隊はイデとフジを残して宇宙へ。
青隕石侵入に発進するイデ。隕石がバルタン一匹だと思ったか、のん気に自動追跡装置で手ぐすね引いていると、隕石は大量のミニバルタンを放出。空にウジャウジャのバルタン編隊飛行が展開されると、イデは頭抱えて現実逃避。見かねたフジがキャップにイデピンチを連絡すると、ビートルではハヤタたちがバルタンに裏をかかれたことに気付く。
ちなみに、バルタンの編隊はどうみても一部分ソフビ。
地球に引き返す間もなく“おおとり”を発見してしまうビートル。博士を救助したのち地球へ取って返すことにする。
現実を見ないようにしていたイデだったが、事態の深刻さに死ぬ気で対処。その結果マルス133をコクピット内から撃つという暴挙に出る。(画面上では風防ガラスに布でカバーをしたような穴が開いていて、銃口だけが外に出ている)
マルスの威力は絶大で、意外にもイデは次々に飛んでいるバルタンを撃ち落していく。
予期せぬ奇襲にバルタンは一旦隕石に戻ってしまう。
毛利を回収したビートルは地球へ帰還しようとするが、とうの毛利の様子がおかしく、心配したアラシが覗き込んでいると突然高笑い。「なんだこいつ」的に目を剥いて見つめるアラシの表情が面白い。それ以降操縦不能に陥るビートル。
バランスを崩したビートルはよく判らない惑星(火星?金星?R惑星?)へと即刻不時着。
岩山ばかりだが空も青く、大気、重力ともに地球と変わらない様子で、その証拠に毛利博士も遠くの岩場で手を振っている。(状況がシュール)
それを見たアラシは「なんだ地球か」と、何の躊躇もなく、いきなり扉を開け素顔のまま外へ。
この星の大気に毒性でもあったら今日が最終回になるところだった。
毛利のもとに走る不用意なアラシは、当然のように攻撃され、重力操作(?)でねじ伏せられる。
毛利が岩場の影に走ると巨大バルタン出現。
ハサミからの突風(重力操作?)でビートルがひっくり返されると、ハヤタたまらず変身。空からいきなりのスペシウムのお見舞いも、反射板を仕込んだ胸を開かれ自分で食らって墜落。
ハサミからの攻撃で苦しむも、飛んできたところを八つ裂き光輪で縦真っ二つにスライス。バーベキューのロブスターの如く綺麗に身が分かれたバルタンはそのまま左右にすっ飛んでって絶命。半身になったバルタンは、なんとなく網焼きにしたら食えそうな感じ。
その後、気が付いたキャップはウルトラマンの出現とビートルの故障を連絡。
地球では2度目のバルタンの攻撃がスタート。今度は飛ぶだけでなくコンビナートなどを徹底攻撃。
某星でのウルトラマンは地球へ急ぐため、命を削ってテレポーテーションを決行。震えて術を掛けると頭から走査線状に消えて行き、次の瞬間、地球に現れる。発光する線になったとき像が乱れる感じがカッコいい。
一匹の巨大なバルタンと対峙するウルトラマン。いきなり八つ裂き光輪で攻めるも、バリアで利かず。それではと、今度は目からキラキラ光る青い光線を浴びせるとバリア消失。肉弾戦となり、不用意にジャンプしたところをまた光輪。バルタン、バンク映像で2つになって、さらにスペシウムの追い討ちでフィニッシュ。
ウルトラマンとりあえず飛んで帰る。
そのころ、何処だか判らない星では魂の抜けたハヤタがキャップたちに弄られ中。
「死んでないからいいか」と話していると、空からトンでもない形の宇宙船が降りて来る。それは、中途半端に開いたハスの花かユリの花のようなものが上下に鼓状にくっついたもので、その怪しさはとてもじゃないが地球製とは思えないセンス。仮に地球でデザインされたものならデザイナーの出自が疑われるレベル。
その花型宇宙船からは、何とというか、やっぱりというか、科特隊と岩本博士が飛び出してき、救出成功をガッチリ握手で分かち合うと、地球に向けて離陸しEND。
バルタン2度目の登場回。
バルタンの復讐の回にしてはなんか薄味。が、それよりも突っ込みどころがあり過ぎる端々のディティールの方が断然気になってしまう。
宇宙ものだと色々しょうがないのだろうけど、スーツで食事とか、重力制御(出来るならバルタンのこと驚くことないような)とか、冒頭のハヤタの付き添いは、救助として意味あったのかとか、もろもろ。
そのなかでも、あの某惑星と某宇宙船は何だったのかと。
惑星が“R惑星”で、宇宙船が“フェニックス”でいいのか?
それにしても、なんのプロップ流用かしらないけど、あのデザインは奇抜すぎ。今までで一番意表突かれたかもしれない。
まっ、宇宙人の船だって言われれば、華麗かなとも思うかもしれないが。
宇宙開発研究所の職員が“毛利さん”っていう偶然もあったけど、それ以外としては、特撮関係の充実と、2代目バルタンの造型か。
なんとなく細身でディティールに欠ける感じが好きじゃなかったんだけど、悪くはないなと。
あと、胸が観音開きに開くギミックは現在まで数あれど、これが原点なのかな?
それと、これは蛇足だけど、今回、不用意な行動をするアラシが『こち亀』の両津に見えた。
- 2012/09/03(月) 07:43:54|
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なんか、こんな始まり以前にも観たような・・・。
女刑事、いい感じだな。
魔法使いというか、錬金術師だな。
フォーゼとウィザード並ぶと、
フォーゼはいけてないな・・・。
なんか、過去作品の寄せ集め的な・・・。
おいおい、コメディアン率高いな。
赤パン主人公は過去に居なかったか?
包帯デカは頭おかしいの?
敵なのか。
包帯は牛かよ。
あぁぁ、女刑事が変身しちゃう!!
ベルトの右手と左手の入れ替えが良く出来てるな。
あら、
メインのライター、『響鬼』の人らしいな。
ロンダードからのライダーキックは珍しいな。
女刑事の中入るのかよ。ウィザード。
敵がもっさいな。
逆にウィザードはまあまあいいな。
いろんな奴に似てるけどな。
ロケ地が『響鬼』っぽいな。
変身のときのDJ声はB'zの稲葉?(なわけねーな)
新鮮味が全然ないけど、まぁ、いいかな。
女刑事中心に観よう。
黒コン入れてるウィザの仲間の娘は除外。
テーマ:仮面ライダーウィザード - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2012/09/02(日) 08:35:25|
- 仮面ライダー
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ヒロム、『ごきげんよう』に出てたけど、チャラかったな。
全然イメージ違った。
引いたのはアンクだったけどな。
あれ?
EDだけじゃなくてOPも変わったんだな。
そういえば、ヒロムはバイク乗れなくて、
アップ以外で顔が映ってるカットは全て顔だけ合成ではめ込んでるだと。
全然、気付かんかった。
ヨーコにヘンな演技さすなよ。
おっと、盗撮犯じゃなくて、盗撮犯を捕まえた司令官。
敵の怪人、色がカラフルだからヘンな感じだけど、
ペガッサ星人に似てるな。
時間が無いと敵も弱いな。
後半、亜空間編でも面白いかもな。
EDは映像変わったな。
テーマ:特命戦隊ゴーバスターズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2012/09/02(日) 07:58:59|
- TV、映画、DVD、CD感想
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K・W・ジーターの『垂直世界の戦士』を読んでみました。
何で読むに至ったかといいますと、イラストレーターの加藤直之氏のブログを見ていたら、去年末ぐらいに、「表紙が自分のイメージに合わないんで、自分で描いてみたい」と、メイキングを始められて・・・。
で、その作品の内容が、超巨大なビルの壁面にくっ付いて生活している人たちの話で、その壁の移動手段がバイクと聞いて「なんだそりゃ!?」と。(笑)
結局、加藤氏のイラストはその後仕事にされて、年明け一発目のSFマガジンに載ったとか表紙とか。(見てないんですが)
ブログの方は描くのが忙しくて更新は途絶えてそれきり・・・。(まぁ、どの記事もそうなんですが)
だったんですが、そもそも元の出版されたときのイラストはどんなだったか気になってアマゾンで見たら、「あっ・・、これは無いわ・・・」と。(左上の画像がそうです)
描かれたの沖一氏には申し訳ないんですが、原作のバイク、ノートンの実在のバイクの外観してるんですよね。しかも、本が出た98年でこの80年代テイストはいくらなんでも無いだろ、と。主人公の垂直世界用の標準装備(ピトン類)も無いですし、たぶん、読んでないんだと思いますが。
で、見てたのがアマゾンの画像だったんで、なにげにその古本の値段を見たら“1円”。(笑)
「じゃあ、買うか」となりまして、作品自体にそれほど興味があったわけじゃないんですが、どうやってバイクで壁面走ってんのか確認もしたかったんで。一応、ポチッと。
前置きが長くなりましたが、感想です。
まず、ストーリーですが、ある地球っぽい星の遠い未来のある時期に、とてつもなくデカい、それこそ小さめの大陸ぐらいあるんじゃないかって規模の、“シリンダー”と呼ばれるビルが建ってまして、人類は、(ほんとに人類かどうかは不明)雲を遥か下に見下ろす成層圏レベルに集中して住んでいます。
人はビルの中の水平な世界と、ビルの外の垂直の世界に別れていて、中に住む人は安全が約束されている代わりに奴隷状態で工場勤めなどをしています。
自由を求める主人公のような奴らは、危険を犯して垂直な世界に出て行き、身ひとつで食っていくことになります。
外の世界には軍事部族という荒くれ者の集団がわんさといて、常に殺し合いをしていて、ビルの人々はその映像を最高のエンターテインメントとして観ることを楽しみにしています。
主人公は、そんな軍事部族たちに強そうで恐そうな意匠を施してやる、フリーランスのグラフェックス(グラフィックス+エフェクツの造語)で、仕事にありつけないときはパパラッチ的な面白映像を撮っては売り捌いています。
この世界では、ネット回線がビルの隅々にまで行き渡っており、人自体にも脳にチップが埋め込まれていて、視野がスクリーンの代わりとなって直に回線と繋がります。(指先がLANケーブルの代わりで、壁の穴に突っ込む)
世界の全てが代理店から送られる情報に左右されていて、人々は完全に受身状態。主人公も初めは判らず、軍事部族の覇権争いに首を突っ込み、巻き込まれるかたちでトンでもない目に遭い。やがて真実を知ります。
と、まあ、これだけ説明しても「どういうこと?」って感じだとは思いますが、簡単に言うと、『甲殻機動隊』のような電脳が発達した世界で行われる『マッドマックス2』ビルの壁面バージョン。(笑)
まぁ、これが『マッドマックス』だったらいいんですけど、どっちかっていうと、『北斗の拳』のそのまたフォロワーの笑わしに掛かってるような具合の連中がゾロゾロで、ふざけてんのかな?って感じもします。正直。
だって、超巨漢の恐ろしい面構えのオッサンが伸ばしたヒゲを三つ編みにしてリボン付けてたりすんだもん。
結論から言うと、あんまり好みの世界観じゃないし、やる気の無い主人公がひょんなことから世界の秘密を暴いて結果的にヒーローになる、80年代によくある感じのストーリーでちょっと古臭いし(89年作)、勢いは凄いけど、なんだかなぁ・・・。
なんですが、メディアを利用して情報を操作し、影で世界を牛耳る代理店が悪の元締めなんで、そういった意味では、今読むのが非常にタイムリーな気もしますね。トンでもない設定のはずなんだけど、なんか、今じゃん。現代日本じゃん。って感じもあります。
それと、セリフが多いからなのか、バリバリ読めることは間違いないです。
ただ、バリバリ読めるだけに、荒々しいというか、3部作がめんどくさくなって1冊にしてるらしいんで、勢いに任せて矛盾や物理的におかしいところなんかは、すっ飛ばしてますね。完全に。
興味のあることだけ書いてるんで、世界の秘密も何も明かされないし、空を飛ぶ特殊種族“風船エンジェル”たちも何なんだか不明のまま。
ちょっと、こういうとこはきちっとして欲しかったような・・・。
と、いうか、エンジェルが落下する主人公を受け止めるのは無理だと思ったぞ。
で、肝心のどうやって壁で生活するか、なんですが、基本的に登山家と同じでビバークします。
それを広げてキャンプにすれば街のようにもなるし、上手く作れば水平の部分も広く出来ます。
ビルの壁には細かく無数にスジが通っているので、その隙間にコード付きのピトンを打ち込み、身体を支えます。
ベルトとブーツにそれぞれピトンを打ち出す自動装置が仕込んであって、歩くたびに出たり引っ込んだりして(円周状に大量に同時に出ます)姿勢制御。壁生まれの人は筋肉が発達してるんでブーツピトンのみで生活可能。(無理な気がするが)
バイクは基本、荷物置きにサイドカーが付いていて、ビルのところどころに走る太目のケーブルを挟んで走行。(ケーブルカーの要領)それ以外にリムにもピトン装置が付いていて、それでも張り付いていられます。(無理な気がするが)
それと、バイクは燃料を壁面に生えるコケなんかから取っていて(内部でバイオ燃料に変換)、それを自力で食べて燃料を満たします。(呼べば来るし、カワイイです)
とまぁ、こんな感じで、イメージは伝わったかな、と思いますが、薦めるかっていったら、どうですかね。
この感想読んで、もし、興味持ったら読んでみてもいいんじゃないですかね。
ちょっとのあいだ時間無駄にするかもしれませんが。
- 2012/09/02(日) 06:44:50|
- 本、コミック感想
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