寄生虫というものがいる。
寄生虫は宿主とする動物に寄生するわけだが、宿主が死んでしまったら自分も死んでしまうので、中にはなんとか別の宿主に移動を試みるものがいる。
虫の世界では、鳥に食べられるよう宿主の外見を変えたり、ゾンビのように操ったりということが、割と頻繁に起こっている。
しかし、このようなことが、人間に対しても行われているとしたらどうだろう。
タイトルにあるトキソプラズマというありふれた寄生虫は、主にネコに寄生し、移動を繰り返すために一旦餌であるネズミに寄生。そこからまたネコに戻るため、ネズミの脳を操り、反応や恐怖心を鈍くし、ネコに食べられやすく仕向けるのだという。
そして、このトキソプラズマは人間にも感染するという。
ナショナルジオグラフィックの記事で見つけたのだが、なかなか興味深い。
トキソプラズマが人の脳を操る仕組みこんなことが日常的に起きているとは信じがたいが、どうやら本当のことらしい。
“事実は小説より奇なり”とは言ったもんだが、もはやSF。
この記事だけで、小説がいくつも書けそうだ。
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- 2013/01/30(水) 09:42:23|
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