本部に知らないオッサンが紛れ込む話。
<主な登場人物>
■科学特捜隊メンバー
ハヤタ(黒部進):本作主人公。異星人と衝突、死んだのち異星人と一心同体となり復活。マジメで実質の副隊長。無闇に顔の濃い25歳。ふてぶてしいほど頼りがいあり。若干滑舌悪し。なんとなく市原隼人似。
ムラマツ(小林昭二):科学特捜隊日本支部ムラマツ班隊長で、通称「キャップ」。謹厳実直の慎重派だが、ときに冷徹な面もある36歳。怪獣に対しては常に“やっちまう”男。16話より角刈り。
アラシ(石井伊吉):射撃の名手にして力持ち。常に危険の矢面に立たされるアンビバレントな26歳。不死身説あり。デリカシーに欠ける嫌いあり。
イデ(二瓶正也):武器開発担当の化学ヲタ。ムードメーカーに徹するがメンタルは弱い24歳。照れ笑いが甲本雅裕似。
フジ・アキコ(桜井浩子):科特隊の紅一点。主に通信担当。宇宙人難の相がある若干ウーマンリブ思想かぶれの21歳。
岩本博士(科学センター所属)(平田昭彦):武器開発に従事するナイスミドル。
■一般人
ホシノ・イサム(津沢彰秀):科特隊に出入り自由の謎の子供。短パンの悪魔。いざとなれば殺しも辞さない11歳。気転を利かす頭はあり。16話より科特隊制服着用。ときどき非人間的能力を発揮。(非人間説あり)なお、25話以降行き方知れず。
冒頭、いきなりミニチュアの景観からスタート。
科特隊専用車に乗ったキャップ、アラシ、フジの3名が着いた場所は、新しく出来たばかりの児童会館。名前は、そのへんの町内にもある、お祭りの集会場みたいだが、ドーム型の巨大施設と、アーチが付いた特殊な展望デッキのある建物からなる未来的建造物。内部はコンクリート打ちっぱなしの壁にワインレッドと白の壁面が幾何学模様を織り成すモダン空間。無闇にSF的な音のするエレベーターで5階(次にRのマークもあるが降りたのは5階)へ降りると、真っ赤な廊下に、水色と白の市松模様の白部分に児童会館らしくチューリップの花(茎や葉はなし)のある大き目の自動ドア。そこが開くと何と室内のはずが、まるで普通の街中のように燦々と陽が降り注ぐ公園になっていた。
どう見ても、だだっ広い地上の空間、しかも西洋のお城などがある凝った造りの公園にしか見えない室内に驚く隊員たち。フジなどは目を輝かせ興味津々。噴水広場まで進むと、施設の人間に、「空は・・・(どうなっているのか)」、とアラシが質問すると、答えは、「あれはニセモノ。コンクリートの天井(に描いたもの)」と、にべもない。それでもアラシが感心していると矢庭に轟音。次いで閃光が走ると、コンクリートの空が少しずつ剥がれるように崩れていく。
小さく開いた穴からは本物の空が見え始めるが、同時に閃光もまた始まり、キャップらはバイザーを下ろし、施設の人は持っていた書類で目を覆う。素通しに近い科特隊より、目を瞑って紙の束で隠した施設の人の方が守りが堅いかに見えたが、失明寸前の重症を負い、のた打ち回るのは施設の人。
本部に戻ったキャップによると、光の強さは6千万カンデラ。どっちかというと網膜かな、とも思うが、光を受けた人たちは、みな角膜をやられ、失明者も多数。科特隊は直ちに警戒態勢に移る。
パトロールと聞いて浮き足立つアラシに対し、自身の研究であるQXガンなる即死銃(脳を破壊)を完成させたいとパトロールを拒否するイデ。キャップ、勢いに押されて居残り許可。
その後、パトロールは連日続けられ、イデは即死銃を完成させる。そして、謎の光のことを忘れかけたある日、再び児童会館付近から怪光線。今度は空ではなく、地上から空へ向けてのビーム状の光。何故か現場に居合わせたフジとアラシは様子を窺うが、やがて街の一角から真っ赤な狼煙が・・・。
毒々しい狼煙が充満した街角には、その煙に隠れるようにして巨大怪獣が現れ、次第に児童会館へと迫る。電柱、電線ナメのあおりカットが非常にリアル。
ゴモラ型の堂々とした2本足怪獣は、胸、背中、頭頂部に甲虫の上翅のような黒光りする殻を持っており、独特のスタイル。鼻先には長いべっ甲のような角あり。
怪獣大嫌いアラシは、即刻スパイダーを見舞うが、強力な閃光のお返しでスッ転がり目をやられる。
フジの救援要請でイデのビートルに乗せられたアラシは、イデの忠告に腐る。誰のものかグラサンを掛けたアラシは、怪獣に恨み節。イデに戦闘参加を止められると、「俺の目はウルトラアイだぇぁ」「もう、治ってぇい」と、岡っ引き風に語尾を捻る。
その後、2機のビートルでの十文字作戦を展開。街中で集中砲火を浴びせ、怪獣を昏倒させる。
が、アラシの小躍りも済まぬうちに、怪獣は痙攣をしだし、殻から毒々狼煙を噴出。ジタバタしているうちに頭の殻が外れ、突如飛び起きると、身体の殻も全て落ちてしまう。
イデが仰天していると、殻の下から出てきたのは、金属パイプのようなものが無数に整列した器官。銀色の筒に中が赤。結構おしゃれ。
前より凶暴になったことに驚く、イデ、アラシ。続けて攻撃を開始しようと意気込むが、中止命令がキャップより届く。
防衛隊が名付けたと思しき怪獣の名前はザラガス。攻撃を受けるほど凶暴化するザラガスに、一発で仕留められないのなら攻撃はするな、と防衛隊参謀。困惑するキャップ。参謀が去ると、「気持ちは判ります」と見知らぬオッサンに肩を叩かれるキャップ。
本部に戻り、報告するといきり立つアラシ。「判りません!!侮辱です!!」よく見ると本部にまで入り込んでいる見知らぬオッサン。
オッサンの説明はされぬまま、キャップへの猛抗議は続き、キャップが「たすけてぇ」みたいな顔で、オッサンの顔をチラ見すると、オッサンはおもむろに事態の解説を始める。お前、誰だ。
オッサンの説明によると、ザラガスは攻撃に対して身体を変化させ対応、防御力がそのつどアップするのだという。即死銃で変化前にやれる、と主張するイデにキャップは諭すように説得。「もう、決まったんだ・・・」、一瞬止まる効果音に緊張がこもる。ちなみに、ハヤタはここまでの各シーンにいつも居るのだが、何故か完全に空気。
その後、そこしか出ないのかという、児童会館付近に三たびザラガスが現れ、科特隊に、閉じ込められた児童救出のための出動要請が下る。
CM後、体育座りのザラガスの前に、マラソン参加者募集のMXからの嫌がらせが入り、驚くほど老け顔の子供からは、「ゴロちゃんたちがあの中に居るんだようエンエンエン」と救出を懇願される。チョコンと座った格好が可愛いザラガスは、曲がらない身体でどうやって座っているのかとよく見たら、自分の尻尾に乗っていた。(目を瞑って舟漕ぎ)
隊員が考えあぐねていると、今まで空気を装っていたハヤタが急に「私が行きます!!」とサッサとカメラから外れ、アラシもそれを見て、「俺も行く!!」と、ダッシュ。小さくなる2人に、キャップはアラシにだけ「撃っちゃいかんぞ!!」と警告。
会館の中を探し回るアラシとハヤタ。何処にも子供は見当たらず、大声を張り上げて階段を駆け上がっていると、声がデカすぎたのか、ザラガス起床。
アラシらは5階の公園に出てなおも探し続ける。一応、室内という設定なので、靴音をカンカン響かせているのがなにげに芸コマ。5階で子供らを救出すると、それぞれ小脇に抱えて脱出。ちなみに、ハヤタは両脇に抱えていて、パンツ丸出しの女の子は楽しそうに笑顔。
外へ出ると、アラシが囮となり子供らを非難させるが、ザラガスを思うように引き付けられず悪戦苦闘。発炎筒などを焚き猛アピールをするが、それでも、ザラガスはハヤタたちの方を向いてしまい、最終的に閃光攻撃。
半分自分のせいだが、怒り心頭のアラシは、キャップの命令を無視して即死銃を撃ちたくなってしまう。倒れてしまったハヤタと子供たちにザラガスは迫る。頭の中ではキャップの「撃っちゃいかん」が渦を巻く。滝汗で逡巡したアラシは「キャップ!!許してください!!」「撃ちまぁ~~す!!」と叫ぶと、目を瞑ってバスン。
見事、銃弾はザラガスの脳天に命中。身体から爆発を発散させながら頭を抱えるザラガス。パカァ~っと口を開いたまま、倒れるかと思いきや、ギリギリ、土俵際でうっちゃり元気回復!!そのまま凶暴化が進み児童会館バァ~ン・・・。
救急車で送られて行くハヤタと子供たち。アラシは、事情は判るが、と前置きをされつつも「隊員の資格を停止する」と、キャップにバッジを毟られる。「そんなぁ」と食い下がるイデに、あくまでも「命令違反は見逃すことは出来ない」と厳しい顔のキャップ。
隊を追われ、作戦に参加できないアラシは、ハヤタらを見舞う。全員仲良くベッドを並べた病室で、見えないながらも「アラシか?」と気を使うハヤタ。沈むアラシ。なんちゃってディズニーキャラ(犬)のビニール(ビーチボール的)人形を持たされた女の子は、「私の目、また見えるようになるわよね」と返答に困る質問をし、となりの男の子は「怪獣は、もう科特隊がやっつけちゃったんだろ」と痛いところを突く。居ても立っても居られなくなったアラシは病室から逃げ出し、ハヤタはそれを感じ取る。
病院から出たアラシがとった行動は、なんと、“もう隊員じゃないから勝手に攻撃するぜ”というもの。命令うんぬんと言う前に、攻撃すること自体が危険行為ということが判っておらず、もうメチャクチャ。
勝手にビートルで飛び出したアラシは、「俺の腕を見せてやるぜ」と、そういうことじゃないだろなセリフを吐くとザラガスに突っ込んで行く。全員から「止めろ」の大合唱で賛同者ゼロ。時代劇なら完全に切腹が待っている展開だが、アラシは涙目でビートルの通信機を切る。「自分のミスは、自分で始末をつける」
突っ込むアラシに、キャップの絶叫がこだまし、ベッドで聞いていたハヤタは「アラシのピンチなんだ」と看護婦を振り切る。屋上に出たハヤタは包帯を投げ捨てると目を瞑ったまま変身。ウルトラマンになると、アラシのビートルを掴み、ザラガスと対峙。ザラガスは児童会館の展望デッキをもぎ取ると、それを振り回し威嚇。一瞬気絶していたアラシがビートルを発進させると、肉弾戦開始。
角を折り、存分に痛めつけるが、背中の発光器に目をやられると、ウルトラマンの目から光が失われる。
音を頼りに戦うしかないウルトラマン。不利な展開にタイマーも赤になり踏んだり蹴ったり。
そこへ、アラシが、さっき全然効果がなかった即死銃を再度撃ち、形勢逆転。急にウルトラマンの目に光が戻ると、そくスペシウムでフィニッシュ。ザラガスはメタボロになり昇天。
本部。キャップが「何も言うな」と、アラシにバッジを返し、イデがアラシの功績と自分の功績も一緒くたにアピールし、「科学特捜隊員は、いかなる場合と言えども(2回目から端折る)、命令を守り、命令に従って行動し、自分に与えられた責任を果たします」と、科特隊の誓い第四条を納得するまで繰り返せ、とアラシがキャップに命じられ、だんだん泣き顔になりながら復唱し続けEND。
以前にもあった、命令を守る守らないの葛藤話ですね。
ここでは、不条理、不本意だと思っても、組織の命令に背いてはいけない、という、一種、忠義心のようなものを試される展開で、守ることが正しいと当然描かれるわけだけど、ラストも含めて軍隊的で、どうなんだと思ったが、よく考えたら軍隊を描いていたんだと気付いた。だからといって、イメージがよくはならないが。
ただ、物語の構造は、そういった意味でキャップ側の方が怖いイメージがするんだけど、ストーリー的には悪いのは完全にアラシ。
命令無視とかいう問題以前問題。イデも、一発で倒せない銃で勝ち誇ったようにするのはどうかと思う。イデの銃があったから起きた問題と、擦り付けられかねないんだし。
ほかでは、ミニチュアが出来が良く見えないわりには細かかった。
ザラガスは殻に光沢があるところが面白く、殻が取れてからも金属的なパーツなどがあって挑戦的。のちの超獣も思わせる感じ。
あとは、アラシの発言で「ウルトラアイ」とあるのは、もう、次の企画が進んでいてのお遊びなのか?
それと、ハヤタが序盤、居るんだか居ないんだか判らないぐらい空気なのはちょっと怖い。
ちなみに、本部に入って来た知らないオッサンは、変貌を遂げた岩本博士らしい。
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- 2013/02/25(月) 07:42:17|
- MX円谷劇場
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『ギャバン』も、今の技術で造ったら、
もうちょっといい感じでスーツ出来たろうに・・・。
なんで、あんな感じかな。
マヨラーの身内とか出すのか・・・。
なんか、違うんじゃないかな。
そうでもない?
あっ、そういえば、
凛子デカは、三井ダイレクトかなんかのCMに出てたような。
確認とってないが。
マヨラー、どんなコソコソ変身だよ。
ビーストの面じゃ、可愛くないな。
途中、一瞬雨になってたのは見逃さなかったぜ!!
これで、ラストに「最初から知ってました」とかいう展開だったら、
一応、最悪だとしておこう。
疎ましいと、本気で思ってると思うがな。
何このヘンな展開、と思ったら罠か。
バス蛇行させて嫌がらせとか、
昔のライダーみたいだな。
マヨラーカッコいいな、おい。
指輪交換出来るのか、
面白いな。
「知ってました」じゃなかったな。
いまどき、そりゃねーか。
そーだよな。
テーマ:仮面ライダーウィザード - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2013/02/24(日) 08:28:56|
- 仮面ライダー
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敵の怪人は、必ずあの小さい顔がどっかに付いてるのか。
気持ち悪いな。
あれ?
あの何でも屋の無精ヒゲラーメン頭、
ヒーローかい。
あの、レッドが造った木彫、
木じゃねーな。
敵の巨大メカだか怪獣だかは、先週も言ったけど面白いな。
クジラって言ったけど、『ゲゲゲの鬼太郎』の大海獣に似てるんだな。
思い出した。
この敵の幹部はホントまんまギャンだな。
間接の丸い部品とかも似てる。
これだけムサいブルーも初めてだろ。
奥さん、・・・じゃない、妹、本田朋子似でカワイイのに。
って、木下あゆ美か。
ヨォォォォ~~コォォォ!!!
何で、仲間内で正体隠すのかと思ったけど、結構面白いな。
正体隠しながら、個々の話し半年ぐらい続けてもいいかもな。
最新の説に準じてTレックスに毛が生えてるのはいいけど、
カッコ悪いな。ちょっと。
電池のやり取りは何の意味が・・・?
合体シーン、逆光で新しいな。
クシャミが連発で出て、最後の方見れなかった・・・。
テーマ:獣電戦隊キョウリュウジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2013/02/24(日) 08:01:59|
- TV、映画、DVD、CD感想
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最近、『ウルトラマン』の感想でのコメントで話題にのぼった『スペクトルマン』ですが、もともと気になっていた作品ということもあって、その後、観たい欲求がグングン高まり、只今DVDを買うかどうかで本気で悩み中。
昔、DVDがボックスで出たときは、スペクトルマンの首という、マニアでも躊躇する形態だったこともあって即刻却下でしたが、今はごく普通のボックスが出ているようなので、ますます欲しいがグングン増大。
もう、アマの2万の中古にしちゃおうかと思いましたが、それはレンタル落ちだったのでヤメ。
価格COMで見てみると、だいたい2万前半が相場みたいですが、高いよなぁ~。でも、『スペクトルマン』は60話以上あるから(10枚組みだし)そんなもんなのかなぁ~、とか思ったり。
買いたいと思ってるときが買いどきと言うし・・・。
と、思ったけど、価格COMの最安値の変化を折線グラフにしたものを見たら、なんと、ちょっと前に、1万4千円まで下がってた時期があるではないか。(要はセールをしてた店があったということ)
んん~~~、どうしよう。
今は止めとこうかなぁ~~。
せめて、アマの新品が2万切るぐらいまで待ちたい気がする。
- 2013/02/23(土) 11:17:42|
- 買い物
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ちゃんとチェックしたつもりだったんですけど、
おまけの3枚目のリンクが繋がってないことを発見。
修正いたしました。
おかしいなー、ちゃんと解除しといたと思ったんだけど・・・。
というか、ですね。
言ってもらっても構わないわけです。「見れねーよ」と。
てか、言ってちょーだい。
お願い。
テーマ:自作イラスト(二次創作) - ジャンル:アニメ・コミック
- 2013/02/19(火) 07:07:20|
- イラスト&コミック
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本部で坊主がお経の話。
<主な登場人物>
■科学特捜隊メンバー
ハヤタ(黒部進):本作主人公。異星人と衝突、死んだのち異星人と一心同体となり復活。マジメで実質の副隊長。無闇に顔の濃い25歳。ふてぶてしいほど頼りがいあり。若干滑舌悪し。なんとなく市原隼人似。
ムラマツ(小林昭二):科学特捜隊日本支部ムラマツ班隊長で、通称「キャップ」。謹厳実直の慎重派だが、ときに冷徹な面もある36歳。怪獣に対しては常に“やっちまう”男。16話より角刈り。
アラシ(石井伊吉):射撃の名手にして力持ち。常に危険の矢面に立たされるアンビバレントな26歳。不死身説あり。デリカシーに欠ける嫌いあり。
イデ(二瓶正也):武器開発担当の化学ヲタ。ムードメーカーに徹するがメンタルは弱い24歳。照れ笑いが甲本雅裕似。
フジ・アキコ(桜井浩子):科特隊の紅一点。主に通信担当。宇宙人難の相がある若干ウーマンリブ思想かぶれの21歳。
岩本博士(科学センター所属)(平田昭彦):武器開発に従事するナイスミドル。
■一般人
ホシノ・イサム(津沢彰秀):科特隊に出入り自由の謎の子供。短パンの悪魔。いざとなれば殺しも辞さない11歳。気転を利かす頭はあり。16話より科特隊制服着用。ときどき非人間的能力を発揮。(非人間説あり)なお、25話以降行き方知れず。
冒頭、イデ、アラシによる宇宙パトロール。超ローアングルで、宇宙のウルトラゾーンなる場所に異常なしと報告。が、直後に宇宙を漂う半透明のケムラーを見つけるアラシ。その後、進むとアントラー、ネロンガ等、ウルトラマンにやられた怪獣が多数、幽霊のような状態で出現。これは、葬られた怪獣が永遠に漂う怪獣墓場だと断定する2人。
そのうち、見慣れない怪獣も流されて来ると、他所の星から追放されたな、と納得。その見慣れない怪獣は、2足歩行のゴジラタイプ。額に数本の短い角を有し、背中にはゴジラ様の背びれ。が、姿は恐竜の化石のような全身骨格スタイル。
イデは、漂う怪獣に憐憫の情を感じ、墓場発見の一報を入れると帰還。
本部に戻ると、フジを中心に怪獣を悼む声。それぞれが「やったのはウルトラマン」を強調しつつ、イデが怪獣供養を発案する頃になると、ハヤタ、思い詰めて本部から飛び出す。心配するフジの横顔どアップに重なる(音符が)下行するチェンバロが印象的。(シーンが終わるまで、イデ、フジは演技でストップモーション)
屋上で怪獣に懺悔するハヤタ。うつむきながら唐突に変身すると、(たぶん)等身大のままウルトラマンで空を見上げる。
翌日、本部で何故か仏式の怪獣供養。怪獣の戒名は“宇宙院妙法怪獣居士”。黒ブチの怪獣写真が並ぶ祭壇。鳴り響く坊主の木魚。
同日、ロケットセンターでは、日本初の月ロケットが発射。緊迫するなか、壁面が光るパネルで覆われた部屋で、何のためかオシロスコープを覗く初老の科学者たち。女性のオペレーターの1人は、丸メガネでコント風の出で立ちだが、顔は仲間由紀恵似の美人。(よく見ると女性は2名いる)
あと5秒で大気圏外へ突入し、打ち上げ成功に沸くかと見えた月ロケットだったが、異常事態発生。信号は途絶え、異物と共に地球に舞い戻って来る。
宇宙研究所のパラボラが捉えた落下物体は、ロケットと、それにしがみ付くイデが見た見慣れない骨怪獣であった。
お経が続く本部。喪服のフジ、青ブレザーのアラシ以外の、これまた青ブレザーの3人は拝みながら手をスリスリ。そんななか、けたたましく鳴り響く通信の呼び出し音。ハンカチで目頭を押さえながら出るフジ。怪獣出現に絶叫するも、静かにしろとジェスチャーでキャップに制止される。すかさず内容を伝えると、今度は全員弾かれたように仰天。供養をほっぽり出して通常任務に移ってしまう。同時に室内のライトが明るくなり、あっ気に取られる坊主たち。今回も、ややオフザケタッチか。
寂しげにトボトボと都内を歩く骨怪獣。直前までの供養は何だったのかと思うほど、容赦なく爆撃を加えるビートル。ホリゾントが近く広がりは感じられないが、立て込んだ造りの高速道路などが街らしさを演出。
怪獣は一番高いビルを見つけると、爪を立て、そのままガシガシと登り始める。てっぺんまで登ると天を仰ぎ咆哮。それを見て「仲間を呼んでいるに違いない」とアラシ。「それにしちゃ悲しそうだ」とイデ。
アラシが短絡的に攻撃に走ると、それを制止し「空に帰りたいんじゃあ」とフジ。
近くに行って様子を窺っていると、両腕をバタつかせて、まるで鳥のように飛べるつもりでビルからダイブする怪獣。激震が走る東京。瓦礫を被る科特隊。
必要以上に寂しげな振る舞いで歩き去る怪獣。そのまま夕方まで歩き続け郊外へ出る。チェンバロの独奏が、夕日に照らされる怪獣の寂しさを倍増させる。そこへ現れる2機のビートル。わざわざビートルで来てるのに、着陸すると、地上から“ビートルで”攻撃。(科特隊には地上用の攻撃兵器は、手持ちのもの以外ないのか?)
黄昏るなか、爆煙で見えなくなるほどのミサイルを浴びる怪獣。が、いくら攻撃しても空を見て鳴くばかりの怪獣に、さすがにやっちまうのを止めるキャップ。「やっぱり、宇宙へ帰りたいというのかな・・・」
しかし、どうやって宇宙へ運べば、と、みなが思案していると、ハヤタが月ロケット研究所への相談を提案。
様々なパーカッションの、切れのある一撃とともに切り替わる画面。細切れに映る幾何学的なモノクロ模様は、カメラが引くと月ロケット研究所の案内図。キャップがロケット借用の打診をすると、事故の一件を平謝りの所長。怪獣落下の件は偶然と、キャップがなだめ、ロケットが借りられないかと粘ると、丸メガネの女性オペレーターが突如「月ロケット2号は、先生の大切な研究のために・・・」と絶叫。構図、甲高い声、ともに印象的。
その後、日本のため、と所長はロケットを提供。“シーボーズ”とナレーターから名前のリークがあった怪獣の輸送のため、ロケットはロケット基地へと運ばれる。
夜通し咆哮し続けるシーボーズ。それを見て、「夜になって、墓場と勘違いして喜んでいるんだろう」とイデ。「墓場に帰りたいなんて信じられない」とアラシ。それを受けフジは、「違う、墓場だけが怪獣の安住の地なんだわ」とシンミリ。BGMのチェンバロがまたしても相乗効果。
翌日、トボトボ迷子の子供のように山間部を歩くシーボーズ。ロケットに縛り付けるため、科特隊はビートルで、わざわざシーボーズの両手の甲にロープ付きのモリを打ち込む。骨の身体に痛覚があるのか判らないが、両手をモリに貫かれ引っ張りまわされるシーボーズの姿は、さしずめ、逃げた奴隷を捕まえる奴隷商人の図。
暴れるシーボーズを無理やりロケットに“発射台(アンビリカル塔)ごと”縛り付け、強引に発射。シーボーズに対していかにも細いロケットは、点火前に転倒。横倒しのままシーボーズに押さえ込まれる格好でロケット噴射。
騒然とする管制室。思わず飛び出すハヤタ。それを何故か逆向きに身体を捻って、どアップになり止めるキャップ。変わった演出に力が入ったのか、キャップ引きつり顔。
バレる気マンマンなのか、外へ出るなり変身するハヤタ。そこからはスライドのような連続静止画で展開する戦闘。かなり熱い闘いが繰り広げられ、背負い投げ的な投げ技から担ぎ上げると空へ。が、あともうちょっとで宇宙か、というところで時間切れ。戦い過ぎ。時間配分出来なさ過ぎ。
落下するウルトラマンとシーボーズ。伸びて見つかるハヤタ。これでウルトラマンの正体が判らないのは、見て見ぬ振りという優しさか。
先週もあったが、赤、緑のフィルター越しに展開されるシーン。ハヤタは、ウルトラマンが宇宙へ連れて行こうとしたことは判っているはず、として、今度こそシーボーズが暴れないように、ロケットをウルトラマン色にすることを提案。問題はロケットのペイロード能力不足ではなかった模様。
あっという間に直し(点火してたように見えたが、使い捨てじゃなかったのか・・・)、ウルトラマンカラーに塗り分けられるロケット。シーボーズは寂しさ余って、過剰なパントマイムに走り、スベって転んで一人芝居。誘導のためビートルが飛んでくるが、シーボーズは、ハヤタ機だけを、意外な機敏さの裏拳で叩き落す。瞬間ハヤタは念じるようにカプセルを額に押し付け変身。
駄々っ子を捕まえるようにシーボーズを扱うウルトラマン。親が叱るような素振りを見せるなど、散々な擬人化演技が続くが、リマスターなのに画面の左下に陰毛みたいなゴミがチラチラ。(どゆこと?)
自らロケットへ行くよう促すが、言うことを聞かないボーズ。もうウルトラマン色もへったくれもなく、無理やり抱き付かせるウルトラマン。もう、いいからお前が担いで行け。
連なって宇宙へ飛んで行くボーズとマン。
平和が戻る地球。怪獣墓場に漂う、ピグモン、テレスドン。「嫌われる怪獣にとって、平和で静かな場所は怪獣墓場しかないのだろうか」「怪獣墓場、それは、広大な宇宙のなかの、奇妙なる伝説のひとつではないだろうか」と、番組にとって自己矛盾的な言い訳めいたナレーションが入ってEND。
またしても、奇妙な味わいの1本。
倒さないからいい話なのか、どうなのか。まぁ、作り手が疑問を持つことは、いいことなのかも知れないが。やや目線が独善的な気も。
そもそも、宇宙で怪獣生きられるの?っていうのは、聞きっこなしなのか。
生きていられるとして、宇宙に放り出すのが刑罰だとしたら、それが一番怖い刑のような気が・・・。(実際は、あんな風に溜まらないと思うしね)
本部に坊主呼んで供養とか、また遊んでいる実相寺監督ですが、カメラワークは独特で、それだけでSF感のようなものが漂っていた。ロケット研究所はセットも面白い。(管制室には見えないが)
シーボーズもウルトラマンも過剰なパントマイムでの演技はいただけない。(個人的な意見ですが・・・)
BGMが主にチェンバロの独奏だったのも変わっていたが、ちょっと相乗効果出すぎか(使いすぎ?)。
ちなみに、チェンバロ以外に似た音の楽器が確かあったはず、と、どっちだか確かめるために色々調べていたら、それは、ハープシコードだったのだが、ハープシコードはチェンバロのことだった。
- 2013/02/18(月) 08:14:21|
- MX円谷劇場
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ビーストの方が断然強いんじゃねーか?
って、書こうと思ったら、カメレオン、ポトッ。
ビーストは判りやすいな、色々と。
この警察の偉い人は、なんでズラにしたの?
そういうのは、訊いちゃいけないのか?
ビーストは判りやすいというか、バカだな。
そうか、死なないファントムは食うのか。
だからビースト出したのか?
噴水、左側凍ってないか?
浅いだけ?
オールドラゴン・・・・。
これが最後の希望なら、いらないかも。
宇宙に放り出すとか。
でも、太陽辺りじゃ戻ってくる可能性0じゃないだろ。
何、シャバドゥビといい感じ出してんの、凛子は!!
もう、希望希望うるせぇな。
番組中、一番安い言葉だぞ、希望。
何教徒だよ。
テーマ:仮面ライダーウィザード - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2013/02/17(日) 08:28:27|
- 仮面ライダー
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世界各地の表現が、いまどき随分日本ぽいな。
敵戦闘員がちょっと面白い感じだな。
身体がペイズリー。
鳥が司令官?
OPの歌詞がチラシのPOP。
骨で出来たみたいなリボルバーは新しいかも。
アーケードゲームのは違うが。
ギャンが居る、ギャンが!!
敵の幹部連中、久々にちょっといいな。
獣電池ね、ふ~ん。
今回のレッドは、また空気読めない系か。
千葉繁の絶叫ナレーションに陰りがみえる・・・。
ロボの表情が・・・、変わった。
レッドの親父が山下真司。
敵のロボみたいな奴デザイン面白い。
壁画のクジラみたいだ。
あら・・・・、
銃がオモチャに・・・・・。
踊るの?
それもインチキサンバ・・・。
ヤッターマン?
敵の氷河期やろうは、
つま先にスケートの刃が付いてんだな、上向きに。
拳銃の弾が先込め式。
銃のギミック、子供はタマランだろうな。
噛み付き合体(笑)
パロディーみたいだな。
おいおい、
敵と踊るな!!
EDもっとリズム強調というか、
パーカッション類の音大きくすればいいのに。
サンバっぽく聴こえないよ。
テーマ:獣電戦隊キョウリュウジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2013/02/17(日) 07:59:25|
- TV、映画、DVD、CD感想
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ようやく、アップも完全に完了して、『バビル2世』終了でございます。
ありがとうございました。
おまけも付けたんで、過去最高の15枚。
ページの名称も、2ページ目からa、b、cと順番に付けていくんですが、恐るべきことにnまで行くという。
いやぁ~~、
長かったですけど、途中で投げ出さないで出来てよかったです。
どうか、少しでも多くの人に見てもらいたいですね。
あっ、長かったからって、なにかいつもと違って特殊ってわけではないです。
持てる技術は詰め込みましたが、方向性はオーソドックスです。
これは、やる前から決めてたんで、一応。
あと、キャプションは、いつもより詳しくというか、突っ込んで書いてます。
いつもは書かないような、どんな資料を使ったとか、そんなこともバラしちゃってます。
まぁ、言い訳みたいなもんですが、こういう工程を踏んでたんだよ、ってことですね。
それと、再三出てくる、動物画像が怖い、っていうのは、あんまり気にしないように。(笑)
動物の生態とか大好きなんですけどね。何故か、夜中に画像見るのが年々怖くなってきてるんですよね。
見るの嫌だなとか、見てて怖いな~だけじゃなく、描いてるあいだ毎日見てる資料なのに、毎回、見た瞬間ドキッとしちゃうんですよね。なんなんだろうか。
そういうわけで、『バビル』を見たいという方は、
GENユニバースで、どうぞよろしく!!
(HPの更新情報にNEWと付けて、点滅させようとブリンクのタグ書いたら、あれは、IEでは通用しないタグだったんですね)
テーマ:自作イラスト(二次創作) - ジャンル:アニメ・コミック
- 2013/02/15(金) 09:27:55|
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トップ絵を、年賀イラストから「NT‐50」に変更。
いつものように、女の子の顔ですが、
ちょっとしたサジ加減でリアルになっちゃって、
目がディフォルメされててデカいぶん、ちょっと怖く・・・。
アニメみたいな色面構成の影を、ボカしてるかどうかだけなんですけどね。
違いって。
まぁ、でも、悪くはないかな。
GENユニバース
テーマ:自作イラスト - ジャンル:アニメ・コミック
- 2013/02/15(金) 09:26:59|
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怪獣の尻からガスを注入する話。
<主な登場人物>
■科学特捜隊メンバー
ハヤタ(黒部進):本作主人公。異星人と衝突、死んだのち異星人と一心同体となり復活。マジメで実質の副隊長。無闇に顔の濃い25歳。ふてぶてしいほど頼りがいあり。若干滑舌悪し。なんとなく市原隼人似。
ムラマツ(小林昭二):科学特捜隊日本支部ムラマツ班隊長で、通称「キャップ」。謹厳実直の慎重派だが、ときに冷徹な面もある36歳。怪獣に対しては常に“やっちまう”男。16話より角刈り。
アラシ(石井伊吉):射撃の名手にして力持ち。常に危険の矢面に立たされるアンビバレントな26歳。不死身説あり。デリカシーに欠ける嫌いあり。
イデ(二瓶正也):武器開発担当の化学ヲタ。ムードメーカーに徹するがメンタルは弱い24歳。照れ笑いが甲本雅裕似。
フジ・アキコ(桜井浩子):科特隊の紅一点。主に通信担当。宇宙人難の相がある若干ウーマンリブ思想かぶれの21歳。
岩本博士(科学センター所属)(平田昭彦):武器開発に従事するナイスミドル。
■一般人
ホシノ・イサム(津沢彰秀):科特隊に出入り自由の謎の子供。短パンの悪魔。いざとなれば殺しも辞さない11歳。気転を利かす頭はあり。16話より科特隊制服着用。ときどき非人間的能力を発揮。(非人間説あり)なお、25話以降行き方知れず。
冒頭、地球に降り注ぐものとして、宇宙線、隕石、雪などが紹介され、何処にあったのか、本部と思われる部屋の“窓”から雪を眺めるフジが、「雪って、とっても美しい、空の贈り物だと思わない?」と、乙女チックにポエマーを気取り、それを受けてハヤタが、まんざらでもないが気のない風に「うんっ」。
雪は雨になり、赤坂で用足しをしていたキャップは公私混同。当然のようにビートルで傘を配達させる。(!)
何故か、大福を両手に喉を詰まらせているフジは、連絡を受けると二つ返事で「了解!」。粉を吹きながら、足組んで爪を切っているハヤタに、コウモリ傘配達を命じる。咳き込んでいるフジを見つめはするが、とくだん動じないハヤタ。
どしゃ降りのなか、雨宿りする人で溢れる赤坂の街の上空にビートル。手を振るキャップに、まるで見えているかのように手を振り応えるハヤタは、コウモリ傘を、なんと飛行中にドアを開け投下。(!!)だいぶゆっくり狙っていた様子だったが(ビートルは高速で飛んでいる)、キャップはダイレクトにキャッチ成功。意気揚々と雨の中へ。
さらに、落ちてくるものの例として、イデの前で投身する自殺者。「東京は、いつ何時何が降って来るか判らないのだ」とナレーション。
その夜、説明の通り巨大隕石が晴海の埋立地に落ちてくる。赤く発光し、尾を引いて落ちてくる隕石は、合成も上手く、割とリアルな仕上がり。
落下と同時に猛烈な震動が東京を襲い、科特隊本部仮眠室のイデ、アラシもベッドから転がり落ちる。フジもガウン姿で作戦室に現れ、寝ぼけまなこで通信を受ける。几帳面なのか、そのまま寝てたのか、制服姿のハヤタは、寝ぼけたアラシたちを叱咤し、フジはイデをキャップと勘違い。隕石落下に出動となるが、喜ぶイデに、「枕を返して来い」と叱るキャップの姿は、どうやって着たのか、制服の前後が逆。(丁寧にネクタイも背中側にピンで留めてある)
移動に時間が掛かったのか、翌日埋立地へ現れた科特隊は、クレーターのデカさに仰天。かなりの質量だと判断するが、中心付近に動く巨大な物体を発見すると、専用車まで飛んで逃げる。
現れたのは、いかにも身の詰まったアンキロサウルスっぽい鎧竜。非常にゆっくりと歩き、おもむろに火炎を吐く。「すげぇ~重い奴だぞ!!」と、専用車の陰からイデ。その場に5人全員揃っているのだが、30秒後にビートル飛来。激しい戦闘が展開される。
ひとしきり戦闘が繰り広げられると、眠くなったのか飽きたのか、怪獣はその場で寝てしまう。夜になり、テトラポッドで手持ち無沙汰の科特隊は、イビキに閉口しつつ監視を続けるけ、(その間、怪獣をスカイドンと命名)宇宙に返す作戦しかないと決断。
前日に、ハヤタによって提案された、ワイヤーロック作戦(以後、続く作戦名は、白地に明朝体で画面表示される)を、夜明けと共にスタートさせる科特隊。目を覚ましたスカイドンにそのものズバリワイヤーを掛けロック。そのままビートル3機で吊り上げるが、重すぎて断念。それぞれワイヤーを切るが、ハヤタ機だけ振り回され墜落。その足で変身したハヤタは、助けに来る科特隊の目前にウルトラマンとして現れる。(もちろん変身は見えてないが)
重すぎるスカイドンにテコずるウルトラマン。引っ張っても、殴ってもビクともせず、疲労。フジに真顔で「奴は重いのよ!!あきれ返るほど重いのよ!!」と、エネゴリくんのCMの水川あさみのように言われてしまう。
嫌気が差したウルトラマンは、スカイドンが抵抗しないのを確かめると、これまた真顔で帰る。
CM後、ヨレヨレになって戻ってくるハヤタだが、これは墜落のせいでは当然ない。
その後、イデにより、オートジャイロ作戦が決行される。
超巨大ヘルメット付きタケコプターのようなオートジャイロは、要するにプロペラの力で物を持ち上げる機械。
まず、スカイドンに麻酔弾を撃ち込むと、麻酔が効いている間にオートジャイロを設置。プロペラをスタートさせると彼方にスカイドンが消え、BGMが穏やかな大団円て的なものに変わり、本部に帰ってビールで祝杯をあげていると、ズブゥンッ!!
大気が薄くなって、プロペラが役に立たなくなることまでには気が回らなかったキャップ。慌ててそのことに気付くと、思わずビールをグビリ。
再び暴れ始めるスカイドンに渋い顔のキャップ。失敗続きに、みな押し黙るが、フジがガマクジラに対し行った、ロケット作戦を思い出す。
ちょうど、人間でいえば臀部あたりにロケットを撃ち込むが、ロケット1機では到底持ち上がらない。ヒョコヒョコと2足歩行で駆け回るスカイドンは、闇雲に街を破壊してしまう。また、麻酔弾で眠らせて急場をしのぐ科特隊。
そして、最終的にキャップが、もう、失敗できない作戦として、怪獣の身体に水素を詰める、怪獣風船化作戦を発案。そんなところに肛門はないだろうと思うような尻尾の先に、ホース付きミサイルを撃ち込み、水素をこれでもかと注入。
それこそ風船のように膨れ上がったスカイドンは、次第にプカプカと空中に浮き、映画『エボリューション』のラストのように大爆発するかと思いきや、それはせず、いかにも軽そうな感じで空に昇って行く。
今度こそ作戦大成功。BGMは完全にエンディングを向かえ、ジャンプして喜ぶ科特隊の面々はフィックスに。
が、「だが、安心するのはまだ早かった」とナレーションが続くと、画面は86セイバーが待機する航空自衛隊基地へ・・・。
セイバーは演習に飛び立ち、そのままスカイドンと遭遇。なんと、風船化作戦が伝わっていなかったため撃ち落す事態に。
スカイドンが撃ち落されたと伝える、歪むほどアップのフジ。何故か、最後の晩餐風に本部でカレーを食らう隊員たち。みな、ガツガツと食いながら驚き、いち早く飛び出して行くハヤタ。泡吹いて止めるキャップに、なだめるイデ、固定アングルの長回しで展開されるシュールな一場面。
屋上に出たハヤタは即刻変身するが、かざしたものはカレーのスプーン。気が付き投げ捨てると、今度はカプセルで、無事変身。
落下するスカイドンに一直線で飛んで行くウルトラマン。そのまま激突すると大爆発でフィニッシュ。
梅の花の下では、何故か茶会を開く科特隊。フジ隊員だけ和服で、他は青ジャケット。フジが茶を立てるなか、舞う花びらに「降ってくるのは、綺麗な花びらばっかりだといいのに」と、今回の事件に引っ掛けてポツリと呟くと、「そうだよなぁ~」と同意するイデの額にウグイスのフン。イデが素手で拭い、(あとでちゃんと拭くが)フジが感慨深く「春ねぇ、もうすぐ」と空を見上げると、ナレーションが「春になったら、もう嫌のものは、絶対空から降って欲しくない」「何故って?」「だって春だもん」と一旦開き直り、「春は、人の心を明るくさせる季節だからである」と続けEND。
思いっきり、コメディーの回。
ここまで徹底していると、オフザケもたまにはいいなと思わされてしまう。
落ちてくる、という括りで、全編を通し、導入部もシメも落ちもので統一するのは、コメディーとしてはよく出来ている。人が自殺で落ちてくる、というのは、やりすぎかな、とも思ったが、子供番組というのを考えなければ、ブラックでシニカルな表現として、逆に効いているかなと。(傘なども、当たり前だが、すべてギャグだと考えた方がいいのだろう)
様々な作戦を失敗し続ける科特隊も、過去作のパロディーになっており面白い。
ただ、最後のガスも持ち上がらないと思うが。
ラストの、自衛隊と連携出来ていないというのだけは笑っていられない気が。
あんな大規模な作戦しといて、連絡してないなんてありえないと思うが・・・。
あと、実相寺監督のカメラワークは、変な方向に冴えてましたね。
普段、緊張感を生むようなアングルが、シュールさを倍増させてました。
- 2013/02/11(月) 07:10:14|
- MX円谷劇場
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女刑事、凛子っていうのか。
いっそ、凛子とヒゲの話にするか、
この先、ずっと。
舌出すな、ニセ藤井隆。
可愛くねーぞ。
シャバドゥビって、打ちづらいんだよな。
マックのブーブ(ハッピーセット)のCM、
BGMが『謎の円盤UFO』のテーマに似てたな。
マヨラーのジャケットは
エメラルドが差し色になってていいな。
だんだんシャバドゥビのキャラが変わってきてるな。
凛子、やられちゃったか・・・・・。
女刑事、デカいから抱き上げられてる感じがヘン。
この、茶髪ハット野郎は・・・、
そっち系?
あれ?
このムロツヨシ似の警察の偉い人・・・。
ズラだな。
ライダーの敵って、
エキセントリックって決まりでもあるのか?
マヨラーのジャケットは単なる重ね着かよ。
ベルトの音声がFM局のジングル化してるのは、
子供にアピールしてるのか?
してるから、ずっと続けてるって理解でいいのか?
爆発合成かな。
上手いもんだな。
なんか、おんなじ敵とばっかり
戦ってる印象になっちゃうよな、赤いのばっかり出てくると。
テーマ:仮面ライダーウィザード - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2013/02/10(日) 08:28:27|
- 仮面ライダー
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いよいよ、最終回だな。
ヨーコの顔見るのも最後か・・・。
あっ、主題化なし。
やっぱり、エンターレッドカッコいいな。
こんな感じで出来ないもんかな。
ライダーと一緒になっちゃうか。
カードがひとりでに移動とか、
どういう仕組みだ?
虫の人・・・・・、
誰かに似てると思ったら、
松本人志だった。
欠けたデータが戻るんなら、
元に戻りそうな気もするけどな・・・。
爆発すんのか。
ああ、
ヨーコは今後活躍して欲しいけどな、
特撮系の女優は大成しないからなぁ・・・。
なかなか、熱いラストではあった。
ヨーコ、制服。
総評としては、
特撮関係が充実した序盤がよかったが、
それ以降の発展が上手く行かなかった印象。
特に、一回目の亜空間突入が
中途半端に終わったような感じで、
ちょっと謎だった。
やはり、両親たちとの再会が出来るか出来ないか、
というところをラストに持ってくるべきだったような。
敵の数が少なかったのも
ストーリー的に弱くなる一因だったかも。
まっ、ヨーコのデコ見てるだけでも楽しかったけどね。
とりあえず、みんな今後も頑張って、
テレビで見れるようになって欲しいな。
さっ、来週からは恐竜ですか・・・。
どうなるか。
テーマ:特命戦隊ゴーバスターズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2013/02/10(日) 07:59:10|
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ガリバーフジが撃たれちゃう話。
<主な登場人物>
■科学特捜隊メンバー
ハヤタ(黒部進):本作主人公。異星人と衝突、死んだのち異星人と一心同体となり復活。マジメで実質の副隊長。無闇に顔の濃い25歳。ふてぶてしいほど頼りがいあり。若干滑舌悪し。なんとなく市原隼人似。
ムラマツ(小林昭二):科学特捜隊日本支部ムラマツ班隊長で、通称「キャップ」。謹厳実直の慎重派だが、ときに冷徹な面もある36歳。怪獣に対しては常に“やっちまう”男。16話より角刈り。
アラシ(石井伊吉):射撃の名手にして力持ち。常に危険の矢面に立たされるアンビバレントな26歳。不死身説あり。デリカシーに欠ける嫌いあり。
イデ(二瓶正也):武器開発担当の化学ヲタ。ムードメーカーに徹するがメンタルは弱い24歳。照れ笑いが甲本雅裕似。
フジ・アキコ(桜井浩子):科特隊の紅一点。主に通信担当。宇宙人難の相がある若干ウーマンリブ思想かぶれの21歳。
岩本博士(科学センター所属)(平田昭彦):武器開発に従事するナイスミドル。
■一般人
ホシノ・イサム(津沢彰秀):科特隊に出入り自由の謎の子供。短パンの悪魔。いざとなれば殺しも辞さない11歳。気転を利かす頭はあり。16話より科特隊制服着用。ときどき非人間的能力を発揮。(非人間説あり)なお、25話以降行き方知れず。
航空ショー、86セイバー時代のブルーインパルスによるアクロバット飛行からスタート。
ハヤタ、フジ、急に現れた、疾走したイサム・ホシノの代わりと思しき、フジの弟サトルら3人は、科特隊専用車にもたれてのどかに見物。襟なしの風変わりなジャケットを着たサトルは、伸びの悪そうな半透明で分厚いビニール袋に入ったポップコーンを高速でムシャムシャ。フジに怒られつつ、巨大旅客機のデモンストレーション感激していると何処かから不思議な声。「フジ隊員の弟ともあろうものが、そんなことぐらいでビックリしちゃおかしいぞ・・・」
語りかけてくる不思議な声にうろたえるサトル。ハヤタらに訊いても要領を得ず、空耳で片付けられそうになると、「面白いものを見せてやろう」と再び声。すると、突如現れる空飛ぶタンカー。双眼鏡で覗くと、煙突から煙が上がっており動いている様子。ハヤタが愕然としていると、タンカーは遠く彼方へ吸い込まれるように、傾きながら消えて行く。
車に避難し(その場で入っただけだが)、様子を窺っていると、続いてジャンボ、ファントムの編隊と、次々に雲の彼方吸い込まれ、またまた謎の声が「私の力はたいしたもんだろう」と自慢げに笑うと、タンカーは木っ端に。
ショーの中継を本部で見ていたキャップから、事態の説明を求める通信が入るが上手く説明できないハヤタ。とりあえず周辺の調査を命ぜられるハヤタたちであったが、サトルの「ぼく、聞いたんだよ!!」という訴えは聞き入れられず。
本部では、タレ目がダンディーな、いかにもニューフェイス的二枚目博士、ヤマモトがトンでも説。
空に消えていった船や航空機に働いた力を“逆引力”と断定。
引力の逆なら斥力なのでは?、そもそも上だろうと引っ張られているんだから、それも只の引力では?、といった疑問はイデからは出ず納得しきり。とにかく、自然現象ではないと見られる今回の事件を解決するため、イデ、アラシは、消えた航空機の電波が捉えられた宇宙へと飛ぶ。
サブロケットを付けたビートルで宇宙へ出たイデ、アラシは、独特な宇宙音が鳴り響く空間で船やファントムの残骸を見つける。半ドアくさい状態のビートルでさらに進むと、そこには科特隊専用車。(!)
人影が見えない専用車に、連絡を受けたキャップは焦り、「車の近くに流れていないか?」と思わず遺留品捜査のような指示。そもそも宇宙に流れていて生きているのか。(特にサトルくん)
モウモウと煙を吐きながら探し回るも、発見ならずで帰路に着くビートル。
沈痛な顔で本部に現れるイデ、アラシ。「3人は何処に居るんだろうなぁ・・・」と諦め気味にイデが呟くと、直後に電話。すると、都心にフジが現れたと言うではないか。(!)
現場のオフィス街に飛んで行くと、街には電子オルガンの高速トリル音が鳴り響き、そして、ビルの陰から現れた巨大な物体は、なんとビルより巨大なフジ・アキコ。(!)
立ち尽くす科特隊に警官たち(防衛隊?)。無表情でゆっくりと突き進むフジ。
警官の1人が思わず発砲しようとすると、「撃たないで下さい、怪獣じゃないんですから」とイデ。身内にやさしい体質が出る。
屋上に向かい呼びかける科特隊。ポケェ~~っとした顔で見つめ返すガリバーフジ。ちょうど、屋上から首が覗くフジと、まるで縮んだような科特隊との対比がシュール。
ヤマモトはキャップを呼び捨てにし、これは、科特隊への誰かの挑戦だ、と結論付ける。
宇宙船のようなものの内部で、絵に描いたようなスポットライトを浴びるサトル。「立ちなさい」と促されると、目の前に現れたものは、メフィラスと名乗る異星人。照りのある漆黒の頭部には、横に張り出した動物のような大きな耳。青く光る吊り上がった目に、口の代わりに黄色い発光器官。トータルの姿は、一見すると直立した黒ネコ。身体はややマットな黒一色で、よく見ると様々な模様で埋め尽くされている。
メカの集まったコンソールの前に座るメフィラスは、唐突に、「見ているうちにサトルと地球が好きになった」と話しかけ、暴力は好まないので、一言「地球をあなたにあげましょう」と言ってくれ、と迫る。
サトルが顔面の中心に力を込めて「やだっ!!」「絶対にやだっ!!」と即答で拒否すると、やさしく「だろうね」と、メフィラス。すると、目一杯やさしい、猫なで一徹声で「これをご覧」。
暗転する部屋。広がる宇宙空間。「宇宙には地球のように争いのない、千年でも生きられる、天国のような星がいくつもある」と、移住を勧められるが、くい気味で拒否。
「何故、あげます、と言えぬ」とキレるメフィラス。「ひとりで長生きしたって、豊かに暮らしたって嬉しくなんかないや」「ぼくは地球の人間なんだぞぉ!!」と、年に似合わず立派な思想をサトルが叫びだすと、「同じだっ!!」と両手をグーで突き出すメフィラス。消えるサトル。
別の部屋でスローな空中遊泳の刑になるサトル。
サトルの確認をしたのかメフィラスが壁際でウロウロしていると、不意に高笑い。再び、メフィラスが何もない空間に両腕を突き出すと、正式なサンタ並に大笑いのハヤタ出現。「ウルトラマン、何が可笑しいのだ」と、既に正体が見破られている状態でハヤタ不適に挑発。「地球を売り渡すような人間は居ない!!」と絶対的な自信。
すっかり激昂して一徹声になってしまったメフィラスは、ハヤタに「人間なのか、宇宙人なのか」と迫る。「両方さ」とうそぶくハヤタに苛立つメフィラス。ハヤタがおもむろにベータカプセルを取り出すと、掲げたところで、メフィラスの両腕突き出し攻撃。自由の女神状態で固まってしまうハヤタに、笑いが止まらないメフィラスは、さらにサトルに「言え!!」と凄むが、硬く口を閉ざす。ぶちキレたメフィラスは、「暴れろ!!」とガリバーフジに命令。
オフィスビルをぶち壊し始めるフジ。キャップたちが居るビルに攻撃が及ぶと即座に退却を提案するヤマモト。直後、撃ってしまう警官隊。腹から煙が出るフジ。7、8発食らうが無表情で突っ立っている。科特隊と警官が揉み合っていると高笑いが響きフジは消え、代わりに現れる同サイズのバルタン、ケムール、ザラブ。
次々出現する過去の星人たちに意表を突かれる科特隊。「姿を見せろ」と焦るキャップに「争いは好まない」と冷静なメフィラス。出現した星人たちは「みんな倒したぞ」と、強気に出てみるキャップだったが、アリ呼ばわりして相手にしないメフィラスは、「私は、人間の心に挑戦するためにやってきた」と宣言。まもなくサトルが要求を受け入れるだろうと、含みを残して全てを消し去る。
メフィラスの基地では説得が続くが埒が明かない。
そんな中、防衛隊からメフィラス声の発信元逆探成功の知らせ。メフィラス、バカにしすぎて墓穴掘る。
発信元とされる山中に攻撃を仕掛けるファントム。攻撃の凄まじさに激震が走るメフィラス基地。
メフィラス側も反撃するが、ビートルも加わり、総攻撃の様相になる。
しこたま攻撃し終えると、メフィラスが逃げた基地に突入するキャップ、イデ。固まったハヤタはとりあえず置き去りにし、フジとサトルだけを連れ出す。スロー遊泳の刑は、コンソールのスイッチを切ることで解除できたが、それでハヤタの硬直も解けてしまっていたら、今頃、キャップの目の前で変身。が、実際には、硬直は解けず、震動で倒れた拍子にカプセルのスイッチが入る。
基地から飛び出すところをシッカリ見られたが、そのことには言及せず、ウルトラマンの出現のみを喜ぶ一同。
何故か巨大化したメフィラスと一瞬戦闘状態に陥るが、叩き合ったら痛かったのか、しばらくして「やめよう」宣言で水入り。
「私の欲しいのは、地球の心だったのだ」「だが、子供にさえ負けてしまった・・・」「しかし、諦めない、いつか売り渡す人間が現れるはず」「必ず来るぞ!!」と、ホントはお前が子供じみてるんじゃないのか?と、言いたくなるような負け惜しみを残し、高笑いと共に退場。ウルトラマンが帰り、即刻ハヤタが戻り、サトルが口を割らなかったことを褒められ、フジのサイズが戻ったことでイデが笑いを取り、ナレーションの脅しが入ってEND。
サトルが口を割らなかったため、メフィラスが何もせず帰っただけ、のような若干薄い話になっているが、宇宙人侵略物のパターンとしては、変化球になっていて面白い。
サトル意外にも誘惑される人物が居る、もしくは、サトルがもっと葛藤するなどすれば、さらに発展の余地があったか。地球全体規模のデカい話にしてもよかったかも。(話し合いが延々続くとか)
他では、やはりフジ隊員の巨大化がシュールで印象的。争いは好まない、と言いつつ、自分が手を下さないだけ、という卑怯さもどうなのかと思ったが、敵の身内を盾にするという作戦は、やはり頭がいいということか。
フジ隊員といえば、弟が居たことにも驚き。
特撮部分ではメフィラスのデザインが秀逸。耳から首にかけての三次曲面が美しく、口のない造型も印象深い。身体の細部にわたる彫刻も考えられている。惜しむらくは、もう少しスリムだったら完璧だったか。
メフィラスといえば、最後の捨てゼリフが何かに似てると思ったら、『ジャンボーグA』のアンチゴーネの一族だった。まさか、親戚じゃないだろーな。
それと、ブルーインパルスとして出てきたセイバーは、何てことない子供でもデザインしそうなシンプルさなんだけど、カッコいいな。葉巻型のボディーに先端のインテークがなんとも。
- 2013/02/04(月) 08:01:02|
- MX円谷劇場
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なんだよ、あの白フードは。
なんか珍しいな、ライダーに親玉みたいなのが居るの。
女刑事は行動が迂闊だな。
やられちゃうぞ、ヒゲに。
あっ、そうか、
ウザ女居るんだった・・・。
ヒゲくん、よく見ると、
石野卓球みたいだな。
あのヒゲが、女デカに惚れたんじゃあ・・・。
魔法っていっても・・・・・、
なんか、黒魔術じゃね?これ。
イザム怖いな。
こういう役あってる。
うわぁ、ヒゲ泣いてる・・・。
なんなの、このヒゲと女デカのまったりシーンは。
「反吐が出る」って、
また、ストレートな。
出たな、シャバドゥビ希望。
何それ、増えるだけ?
もっと、カッコよくはならんわけ?
もう、絶え間なく映画撮ってるんだな。
子供も大変だ。
女デカは、単独行動するから・・・。
やられちゃうぞ、ヒゲに。
しつこいか。
げっ、オールドラゴンだと。
『ゴーバスターズ』と一緒に終わるか。
テーマ:仮面ライダーウィザード - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2013/02/03(日) 08:28:33|
- 仮面ライダー
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エンター、変身まで出来るのかよ。
しかも、ちょっとカッコいいじゃねーか。
何気に、青の人って、虫の人より年上なんだよな。
役がじゃなくて、中の人が。
司令官も虫の人も、うっすら化粧してる?
くちびるピンクだぞ。
融合って、
ゴーバースターも簡単に入ったら混ざっちゃうんじゃないの?
もう、エンターの方がカッコいいな。
いろんな意味で。
格納庫のメカ戦の感じはいいな。
むうう、
なかなか、見せるな。
来週、最終?
テーマ:特命戦隊ゴーバスターズ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2013/02/03(日) 07:58:02|
- TV、映画、DVD、CD感想
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