
去年出た本だし、何処ででも売ってたから、わざわざ紹介しなくてもいいかと思いましたが、値段の割りにけっこうよく纏まってたんでご紹介。
タイトルどおり、石ノ森章太郎のマンガ、アニメ、特撮物などでのヒーロー作品を紹介したもので、ほぼ、石ノ森氏の原稿やイラスト、スケッチのみで構成されてます。
東映側の画像がほぼないんで実際のスーツ等との比較は出来ませんが、デザイン画、スケッチ、決定前のNG版デザインなど、1作品ごとの点数は多くないですが、かなりの作品数を程よく見ることが出来ます。
実は、かなり前に、石ノ森ヒーローのデザイン画集のような大判の本が3冊ほどシリーズで出ていて、そのときちょうど資料にあんまお金使いたくないって、ちょっと熱が冷めてるときで買わなかったんですが、いまになったら入手困難な本になっちゃってて、あんとき買えばよかったかなと少し後悔。なもんで、ちょうどよかったんですよね。
そのときの本に比べれば、イラストの点数は少ないんですが、かなりカバーされてるんで満足です。
まぁ、難をいえば、表紙や表紙裏にあるイラストが本文で紹介されてない作品のものも混じってたり、『アクマイザー』の扱いがやや小さいのと、『嵐』のデザイン画がなかったことが残念。イラストだけでデザインスケッチなどがない作品は、元からないか、残ってないのかもしれないので、一概に難癖つけるわけにはいきませんけどね。
『アクマイザー』に関しては、リメイクの順番が迫ってるから見てみたかったんですが、『嵐』に関しては、デザインが凄いなと思ってるんで、どこら辺まで石ノ森氏が創ったのかが単純に知りたかったんでよね。
石ノ森デザインの何が凄いかと考えたとき、丸や四角などの単純な形に落とし込んでデフォルメする、という以外に、要素を混ぜるというのがあって、『嵐』の場合は、忍者、鳥、剣道の面が混ざっていて、モチーフになる動物以外に職業や機能的なものも混ぜてるんですよね。
開いた鳥の口の中に剣道の面の格子があるって、考えたらヘンテコリンなんだけど、キグルミからいうと、それはのぞき穴になっているわけで、覗くところだから面という、理屈じゃないんだけど妙に説得力があるというか、単純に発想が凄いなと思うわけです。
スーツの造型段階で格子が入れられたんじゃないかと勝手に思ってるんですが、これ、初めからこうデザインしてたら、そりゃエラいことですよ。
『ライダー』の場合も、バッタの改造人間って、この時点で2つ混ざってますが、プラス、バイクレーサーが混ざっていて、これがカッコよさに繋がってますよね。原作見れば判りますが、頭がヘルメット的なのも、ボディーのベースが革のレーシングスーツなのもレーサーの表現だもんね。
そう見ていくと、やはり尋常じゃないなと、石ノ森デザイン。
個人的には、混ぜる要素は2つより3つと、多くなるほど凄いものに仕上がってるき気がします。
その混ぜたものを、子供でも描けるように可能な限り単純化させて見せるのがまた素晴らしいセンスだと思いますね。
というわけで、最近では、安くて良本だと思うので、特撮本はほぼ何でも揃ってるって人には必要ないかもしれませんが、ライトなファンで興味のある人は、買っても損はないと思います。
実は、感想書くかは別として、去年末に特撮関係の本をいきなり立て続けに4冊も買ってしまったんで、しばらく特撮三昧です。
ちなみに、次読むのは、ちょうど、この本を補完する内容の『昭和石ノ森ヒーロー列伝』で、こちらの本も負けず劣らずのコスパのうえ、テレマガからの写真でいっぱい。しかもやっぱりデザイン画もけっこう載ってるみたいなので楽しみです。面白かったら、これ以降も感想書きます。
*『昭和石ノ森ヒーロー列伝』、読み始めたら、使用写真がテレマガじゃなくて、テレランだった。
間違えました。
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- 2014/02/27(木) 07:27:17|
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『エヴァ』の元ネタが映画化されるというんで読んでみました。
映画はそんなでもないですが、原作は前から多少気にはなっていたんで、新訳版を待って購入。
で、結論から言うと、んん~~~っ、面白くなくはないけど、あまりピンと来なかった。 かな。
個人的な理由で、バガーたちとの戦いのシーン(登場シーン)を早く読みたかったんで、最後にちょこっとだったのが拍子抜けというか残念というか。(もちろん、シリーズ続編が大量にあるので、そちらにはたっぷりバガーも出てくるのかもしれませんが、入手困難みたいなんでね)
どこかの評論で、「物語が恣意的だ」ってあったけど(作者は敬虔なモルモン教信者)、なんとなくだけど、そういう部分も気になったのかな。
アメリカの、しかも軍隊経験者には凄く琴線に触れるものがあるらしいけど、やっぱり、覇権国家としての目線とキリスト教的許しの構造ありきの面白さなのかもしれないですね。 そこまで深く考えて読まなかったけど。
人殺しのエンダーがいい人かどうか、については、そりゃ倫理的には物語だとしてもお咎めなしはよくないと思うけど、ことSFにおいては特殊な状況設定だし、大人たちが隠蔽したうえ促してたりするし、そもそも大量殺人を行うリーダーを育ててるわけで、そんなこと言っちゃうと軍隊はいけないって話にまでなっちゃうんで、あんまり考えないで読んでました。もっとも、エンダー、実は、ピーターより怖いかもってちょっと思ってましたが・・・。
ストーリー的には、これがまた、何故か、序盤から、バトルスクール入ったときぐらいから、“ゲームと言っといて実は実戦”っていう話なんだろうなと、思い込むようにして判っていたんで、(読むまで、映画も原作の紹介も遠ざけて極力見ないようにしてきましたが)驚きというものがあまりなく。メイザー・ラッカムが生きて出てきたときに「ほぉ~」と思ったぐらい。もちろん、天才児エンダーの天才ぶりは、それなりに面白く読みましたけどね。
そもそも、話の焦点がエンダーの、なりたくないものになっていってしまう自分に対する葛藤と内的解決や、リーダー論みたいなところにあるので、ほかの描写が具体的じゃないんですよね。ゲームの内容もそうだけど、建物ひとつとってもイメージがおぼろげでよく判らない。これが最大のモヤモヤだったかも。
あと、SF的設定、ガジェットは、ちょっとご都合主義的だったかな。バガーの瞬間的意思疎通能力に近いことを科学で再現するって、よっぽどバガーより科学が進んでるんじゃないの?
バガーについての部分は、判らないことだらけで、なんなんだろうな、と。
読み始めたときは、バガー描けるかな、と思って読んでたけど、描写がなさ過ぎて、もし描いたらほぼ勝手な想像になっちゃうよな。外骨格を持ったアリに近い生き物が、進化の過程で内骨格になった、っていう設定は魅力的なんだけどね。
少なくとも、アリが人間風に直立してるっていうのはNGだろうなと思ったんだけど、最後の方に翅生えてる描写が僅かに出てくるんだよね。飛べんの?大きさは?まさか手のひらサイズじゃないよね。
まぁ、そんな感じの感想でした。
『死者の代弁者』はモヤった部分を補完してくれそうな予感はしたんですが、紹介読んだらいいかな、読まなくても。
- 2014/02/26(水) 12:16:06|
- 本、コミック感想
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タロウの腹にセイウチの牙が貫通する話。
<主な登場人物>
■ZAT極東支部メンバー
東光太郎(篠田三郎):本作主人公。勇気と行動力と子供好きが講じてZATへ横入り後、死に損なって日本名の宇宙人と合体。とにかく好青年の22歳。女性にはイタリア人なみにストレートにアピールする男。
朝日奈勇太郎(名古屋章):ZAT極東支部隊長。光太郎をスカウトした張本人。白鳥船長とは友人。ユーモアと洞察力を兼ね備えてはいるが、重い出社拒否症。内職が忙しい42歳。
荒垣修平(東野孝彦):出て来ない隊長の代わりに指揮をとる実質隊長の副隊長。鷹揚で人望が厚い大食漢の29歳。せめてるファッションのダンディーじゃがいも。
北島哲也(津村秀祐):情報分析および兵器開発担当。つりキチ○○の27歳。
南原忠男(木村豊幸):操縦、射撃はお手の物。根っから明るい宮崎出身22歳。口のあたりがアナゴさん。
西田次郎(三ツ木清隆):放電好きの光太郎の弟分。隊では先輩だが、年は光太郎より下の19歳。8話で宇宙ステーションV9に飛ばされる。
上野孝(西島明彦):8話より突然赴任。18歳の最年少。長髪のイケメン。
森山いずみ(松谷紀代子):通信担当で戦闘も得意。家事も出来ちゃう気の利く18歳。
■白鳥家
白鳥潔(中村竹弥):大型タンカー船長。日本帰国時に光太郎を乗せた縁で下宿させる。妻とは死別。ご先祖が隠密支配だったかは不明。
白鳥さおり(朝加真由美):白鳥家長女。亡き母の代わりに家を切り盛りする。出来のよい18歳。
白鳥健一(斎藤信也):白鳥家長男。明朗快活で行動派。光太郎とタロウに憧れている小学5年。
相変わらずボクシングを続けている東は、試合が近いので朝からサウナでしなくてもよさそうな減量。健一たちも気を使い朝食抜きに付き合うが、やせ我慢の東にさおりは「殴り合いは嫌い」と眉をひそめる。東は「試合を見に来て」と最後まで戦う男気を見せる約束。
ロードワーク中、神社であったジョギング男は対戦相手。すんでのところで殴り合いになる挑発合戦。
その後、銭湯で朝風呂の東と健一は、地震に続く湯船の底がなくなり海に繋がるという珍事に遭遇。ZATに出社後即報告。由々しき事態に地底の調査開始される。
一方、東以外の男性ヒラ隊員が全員休暇中という異常事態でもあるZATは、その他女性隊員も含めた計6名の休暇中隊員全員を呼び戻すことを決定。が、呼び戻すこともなく川でボート遊びのさなか、セイウチ的なバケモノに遭遇し本部に取って返す。
全員揃うと、実は、腹へってフラフラの東も含めてみな出動。暴れるセイウチは工場のタンクからケチャップを飲みつつ爆睡で攻撃も効かず。東はハラヘリで朦朧としてローストチキンの幻覚を見てセイウチに特攻。脱出してマンホールに飛び込むと、セイウチが外壁がミラーになってるビルに反応、突っ込むのを見てミラー作戦を思いつく。
デカい壁掛け鏡のようなものやフィルム状のミラーを戦闘機に吊るしてセイウチを誘導するZAT。埋立地に開いたとてつもなく巨大な、深さ200メートル以上はありそうな縦穴にセイウチを落とし、集中砲火で爆殺でフィニッシュ。
場面は変わり、大量のZATガールズを従え、東はボクシングの試合真っ最中。またまた攻めてるファッションの荒垣以下男性陣もみな応援。さおりと健一も現れ、怖々観戦。ちなみに、テレビ中継があるような試合にも拘らず、リング上の2人はタンクトップ着用。本部でも興奮して隊長がテレビ観戦していると、例のセイウチがまた出たと知らせが入る。なんとセイウチ、どういう理由か穴の中で肉片がくっ付きあい再生していた。
ゾンビのようになって街を暴れ回るセイウチの情報は、会場の荒垣たちにも入り、相談の結果、体力を消耗している東は残していくことを決定、さおりたちに後を任す。隊員が全員居なくなり集中できない東は不意を衝かれ、インターバル中、セコンドに怪獣出現の報をなにげにネタバレされると仰天。対戦相手に試合中「この試合中止にしてくれ」とマウスピースのまま話すと、やはりマウスピースの対戦相手は不明瞭な物言いで断り、よく判らないまま東は激昂。その怒りで相手をノックアウトすると会場を後にする。が、ハラヘリマックスの東は幻覚でそこらのものがメシに見え混乱。ZAT基地が自分だけ都内から脱出している間に、さおりお手製の弁当をご馳走になるとたちまち復活。
現場に着くと、メシをゆっくり食えなかった腹いせに変身。飛び蹴りからの滅多打ちで、火炙りや牙の腹貫通(!)にもめげず、牙持ったままのストリウムで木っ端にして2度目のフィニッシュ。タロウが突き立った牙にもう1本を横にくっ付けて十字架にして墓を立て、さおりがピッタリした体操着みたいなの着て、「気が変わった」と、東のロードワークに付き合うとEND。
全体に散漫。もっとボクシングに集中してもよかったと思う。
南原たちがこぞって遊びに行ってるとか、ちょっとブレの原因だったかも。
それにしても、ZATはやる気がないのか、余裕なのかなんなのか、実にのん気だね。
『A』のときの地獄の新人いじめ&ギスギス感を知ってると、ほんとコレで大丈夫なのかと心配になる。光太郎恵まれすぎ。そしてZAT基地は東京から逃げすぎ&怪獣は無闇に火、吐きすぎ。
あと、なにげにタロウの腹に牙貫通はショッキング。
たいしてシリアスでもない話なのに、なんでこんな衝撃映像用意したかね。
制作側もエグイの理解してるから色反転させてたんだろうけど、逆に強調しちゃってたかもよ。
あぁ、そういえば、予告にも目ぇひん剥いた怖ろしい青い顔の女が映ってました。
来週もショッキングなのかな?
- 2014/02/24(月) 04:55:23|
- MX円谷劇場
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敵のレモンの頭部はどういうデザインなんだ?
トランプの王様みたいだが。
バロンの人はいつも同じ服ですね。
あのイベント成功だったのか・・・。
おい、森のエフェクト強くなってないか?
あれ、チューリップだったのか。
しかも、メカだけっぽいな。
あっ、乗り物なのか。
チェリーは何か手足に毛が生えてるな。(笑)
何の鎧がモチーフなのよ、マタギ?
バイキングか?
んんん~、
話は進んで行くねぇ。
この調子でいいじゃないでしょうか。
もちろん、これ以上ダンスはなしの方向だけど。
テーマ:仮面ライダーガイム 鎧武 - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2014/02/23(日) 08:28:23|
- 仮面ライダー
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車内販売のロボはデザインが似つかわしくないな。
いずれ、戦わせるつもりか?
主題歌もあんまりらしくないな。
80年代のイカテンバンドの曲みたいだ。
まっ、今の人、イカテン知らんと思うが・・・。
黄色の娘はいいな。
相武紗季っぽくてね。
『トッキュウジャー』って、パラレルワールドものなの?
それにしても、トッキュウジャーたちのデザイン、
もうちょっとカッコよくならなかったかねぇ。
ゴーグル部分のレールとかがあんまりだなぁ。
敵の幹部はシブくていいな。
ロボは色どうかなんなかったかな。
闇に飲まれた各駅を解放して回るっていうのは判りやすくていいな。
テーマ:烈車戦隊トッキュウジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2014/02/23(日) 07:58:30|
- TV、映画、DVD、CD感想
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ZATが東京上空に蟻酸を撒いて都民を失明の危機にさらす話。
<主な登場人物>
■ZAT極東支部メンバー
東光太郎(篠田三郎):本作主人公。勇気と行動力と子供好きが講じてZATへ横入り後、死に損なって日本名の宇宙人と合体。とにかく好青年の22歳。女性にはイタリア人なみにストレートにアピールする男。
朝日奈勇太郎(名古屋章):ZAT極東支部隊長。光太郎をスカウトした張本人。白鳥船長とは友人。ユーモアと洞察力を兼ね備えてはいるが、重い出社拒否症。内職が忙しい42歳。
荒垣修平(東野孝彦):出て来ない隊長の代わりに指揮をとる実質隊長の副隊長。鷹揚で人望が厚い大食漢の29歳。せめてるファッションのダンディーじゃがいも。
北島哲也(津村秀祐):情報分析および兵器開発担当。つりキチ○○の27歳。
南原忠男(木村豊幸):操縦、射撃はお手の物。根っから明るい宮崎出身22歳。口のあたりがアナゴさん。
西田次郎(三ツ木清隆):放電好きの光太郎の弟分。隊では先輩だが、年は光太郎より下の19歳。8話で宇宙ステーションV9に飛ばされる。
上野孝(西島明彦):8話より突然赴任。18歳の最年少。長髪のイケメン。
森山いずみ(松谷紀代子):通信担当で戦闘も得意。家事も出来ちゃう気の利く18歳。
■白鳥家
白鳥潔(中村竹弥):大型タンカー船長。日本帰国時に光太郎を乗せた縁で下宿させる。妻とは死別。ご先祖が隠密支配だったかは不明。
白鳥さおり(朝加真由美):白鳥家長女。亡き母の代わりに家を切り盛りする。出来のよい18歳。
白鳥健一(斎藤信也):白鳥家長男。明朗快活で行動派。光太郎とタロウに憧れている小学5年。
ビルの壁の中からネズミの齧る音が聞こえるという、ラブクラフト的な現象が起こり、翌日そのビルは倒壊。高層ビルばかりがこれで4棟目。通報に真剣味があるからとZATも調査。現場では設計者と建築もしくは施工主と思われる男が言い争い。「設計ミスだ」とやり込められ、今回も紫がかった薄めのグラサンでせめたファッションの荒垣にも「手抜き工事じゃないんですか?」と追い討ちをかけられ、誠実そうな建築家が子供に連れられて退場。
その夜、白鳥家の晩餐で例の建築家が健一の友達の父と判明。ついでにニュースでノイローゼでうわごと中と丁寧にお知らせ。東南アジアの政治家が着てそうなシャツの東が建築家を責めるようなことをいうと、健一は「そんなことない」と友達の家へ慰めに飛んで出て行く。
サモア系顔の友達は、はじめ健一を拒絶する(父がノイローゼなので)が、健一が「一緒に倒壊の原因を探そう」と目を剥いて真剣さをアピールすると快諾。深夜、オフィス街へと調査に出向いていく。
倒壊現場を漁っていると30センチはあろうかという巨大アリが出現、次第にワラワラと出てくるアリの攻撃を避けつつ、それぞれ1匹づつ捕まえると帰宅。
漬物用のガラス瓶に入れ床に就くと、夜のうちにプラの蓋を火を吹いて破りアリ脱出。翌朝、サモアの家のアリも同様に消えていた。落ち合った2人は、ビル倒壊の原因がアリだと断定すると、大群がビルの近くにまだ居ると踏んで、間近の出来立てのビルに果敢に飛び込み闇雲に避難を進言。摘み出される。
健一が事の次第をZATに訴えたことによりチンドンカー出動。同行した上野が謎の機械でアリの存在を確認すると避難開始。完成披露パーティー中だった中の人たちはパニックで大脱走。オーナーらしき和装のジジイは「子供のイタズラにZATは振り回されおって」と抗議も、ビル屋上から黒煙に似たアリの大群が噴出すると、事態がただ事ではないと知る。
中身を食い尽くしたか、アリが竜巻の如く出て行くとビル倒壊。本格的にZATが出動すると、新たに巣食ったビルへ空から殺虫剤、中から珍奇な何でも銃で炙りだす作戦決行。おもちゃのカラシニコフの上にでっかい据え置き型レーザー砲が乗っかったような。軽めの何でも銃で東が壁の穴に、火炎放射や熱湯や殺虫ガスやら撒き散らし、しまいに銃身を喰われて逃げ帰る。
研究の結果、アリは新建材の火災から発生するガスにより体質が変化したと判明。それに繋がりがあるのかどうなのか、蟻酸を空中に撒いてそれに集まったところを焼き殺す作戦を立てる。
まんまと集まったアリを炙ったまではよかったが、何億というアリがどういう理屈か合体。巨大なハチのバケモノになる。
その後、荒垣機が墜落。怒った東は生身でハチのバケモノに喰らいつき攻撃、死ぬ目にあってビルから落下しつつ変身。
タロウ登場5、6秒でストリウム発射。効果がないと殴る蹴る。ビリビリやられたりシューシュー、ボウボウされると、バリアののち液体噴射。気張ると全身から炎、アリだかハチだかは木っ端になりフィニッシュ。
満足そうにタロウが帰り、さおりが心配するなか隊員たちが全員無事に戻り、「あんまり、さおりさんをハラハラさせるなよ」と荒垣と調子に乗った健一に東が突っ込まれ、大爆笑のうちに大団円でEND。
9話目で早くも隊長不在。
話は、子供たちが事件の真相を先に知る「信じてくれよぉ」のパターンだが、『タロウ』では何故かあまり焦らさず、大人たちにもかなり理解があって話はスルスル進んで行く。
が、それは、言い換えれば葛藤が少ないということであり、見るべきドラマが希薄ということでもある。
もっとも、今回の話は、それ以前に建築家の話が途中からすっ飛んでしまっているんで、希薄うんぬんの問題ではない気もするが・・・。
アリの生態や合体その他の超常現象はもう目をつぶれないところまで来ている。
まあ、ファンタジー表現なのかもしれないが、もっとマジメにやっていただきたい。
銃器もなぁ・・・・。
- 2014/02/17(月) 06:36:44|
- MX円谷劇場
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あっ、鎧武パインになると、
目の部分もパインの輪切りになってる。
細かいな。
この期に及んでダンスって何かね。
あのメガネくんは完全に面白キャラになってるな。
バロンの奴は本気でなんかやらかそうとしてんのか?
いやいや、今となっては『鎧武』にダンスいらんだろ。
おい、いろんな奴が変身するな。
クルミって、面白いな。
だから、今更踊ってどうなるの。
あのメガネ、踊るなよ!!
何、このライダーとバックダンサーの地獄絵図コラボは。
なんかミッキーがパラパラやってたの思い出すわ。
最後に出てきたのは・・・、レモン?
そら、藤岡弘は許さないよな。果物ライダー。
テーマ:仮面ライダーガイム 鎧武 - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2014/02/16(日) 08:29:42|
- 仮面ライダー
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敵も列車なのか、ドクロの機関車いいな。
今回は、女の子2人だから見所多くていいな。
黄色の娘がいいかな。
列車の特撮は、セットだけじゃないんだな。
実景との合成とか、オープンでのミニチュア撮影はバンバンやって欲しいな。
今年の色は、色味に偏りがあるな。
青がムラサキっぽいのはけっこうあるけど。
緑は完全に黄緑だよな。
どれも蛍光色っぽくて目がチカチカする。
商店街のプラスチックの安い飾りみたいだな。
でた、関根。
おいおい、男のキャスト・・・・・。
全員不作か?
レッドがなんかそれっぽくないな・・・。
また、クソみたいな主人公だな、おい。
戦闘員は最近じゃお金掛かってる方だな。
黄色はパワー系か。
ピンクのツンツン攻撃が一番怖いな。
乗り換えるってどういうことだよ。
脳トレの問題みたいになってるじゃねーか。
自動改札(笑)
ロボの変形は凄いけど、
ロボ自体がすこぶるカッコ悪いな。
あの配色、気が狂いそうだ。
なぬ、死んでるも同然!?
- 2014/02/16(日) 08:00:12|
- TV、映画、DVD、CD感想
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HPのトップを「稗田礼二郎」に変更しました。
去年はそうとう諸星作品に楽しませていただいたんで、お礼というわけで描いてみました。
けっこういい感じに出来上がったと思います。
モデルは、いろいろと候補を考えていいトコ取りにしようと思ったんですが、描いたら結局あの人ひとりになってました。(笑)
詳しくは、いずれギャラリーへ移したときにキャプションで説明しますね。
というわけで、私の考える稗田です。
GENユニバース
テーマ:自作イラスト(二次創作) - ジャンル:アニメ・コミック
- 2014/02/15(土) 10:49:24|
- イラスト&コミック
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都知事選で特別編成だったのかな?
とにかく今回はお休みです。
最近、思うところあって、別の角度から『タロウ』が面白くなってきたところだったんで、ちょっと残念かな。
まっ、あくまでちょっとだけど。
『スペース☆ダンディー』もついでにお休みだったのは凄く残念。
- 2014/02/10(月) 09:00:15|
- MX円谷劇場
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ファブリーズの長男はとうとうユグドラ側に行ったか。
内部崩壊を狙ってあえて内部に侵入したと思いたいが・・・。
あんがいホントに主人公のライバルキャラになるのかも。
と、思ったら、1回でまた元通りか。
しかも、戦極と繋がっちゃうし。
なおかつラストなんか主人公の映像熱く見つめちゃって。
BL的な何かじゃないだろうな。
キーすり替えてタライが落ちてくるのはちょっと面白かったな。
モモのライダーは頭がデカいだけじゃなくて、
降って来るモモの変形もインチキだな。
あれじゃオモチャで再現できないだろう。
あと、目の部分はどういう素材なんだ?
レンズっぽかったけど。
弓矢の闘いはいい感じなんだけど、
弓矢のデザインがオモチャっぽすぎてちょっと残念。
フルーツならフルーツ、戦国時代的ならそっちに、と
どうにかしたらよかったのに。
たぶん、オモチャにしたとき全キャラ共通の金型でいけるようにってことで、
個性のない感じにしてるんだろうけど。
この先も1話完結じゃなくいくのかな?
まぁ、ライダーなら、そういう流動的なのもいいよね。
テーマ:仮面ライダーガイム 鎧武 - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2014/02/09(日) 08:42:27|
- 仮面ライダー
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おう、とうとう本当に最終回か。
最後の最後にきてレッドとピンクがいい感じなのか?
もしかして。
あぁ、マイコーホントに逝ってしまったか・・・。
とうとう、敵が基地内に。
なんか、ヘンなもんが飛んでると『ザルドス』思い出すな。
あっ、やっぱりレッドってバカだったのか。
視聴者だけじゃなかったんだな、そう思ってたの。
なにコレ!?
なに合唱してんの?
しかもOPじゃねーか。
いや、そこは違うんじゃねーの?
しかもマイコー生き返ってるし!!
倒し方があっけないな。
ヘンなゆるキャラが持ってたむき出しのキャンディーは食べられんだろ。
郷秀樹なみに不死身だなレッドは。
まぁ、最近の戦隊モノとしては、盛り上がった方だったかな。
ただ、中盤で1回軽く盛り上がって、またもう1回同じようなこと繰り返して
終盤やや停滞してたのがよくないな。わざとやってんのかもしれんが。
でも、敵も味方もキャラがみんな印象深かったし、見るべきところはあったと思う。
なにげに年配キャストもがんばってたし。
来週からは電車戦隊ですか。
どうなるかなぁ~。
テーマ:獣電戦隊キョウリュウジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2014/02/09(日) 08:17:07|
- TV、映画、DVD、CD感想
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急遽赴任した上野がまったく活躍しない話。
<主な登場人物>
■ZAT極東支部メンバー
東光太郎(篠田三郎):本作主人公。勇気と行動力と子供好きが講じてZATへ横入り後、死に損なって日本名の宇宙人と合体。とにかく好青年の22歳。女性にはイタリア人なみにストレートにアピールする男。
朝日奈勇太郎(名古屋章):ZAT極東支部隊長。光太郎をスカウトした張本人。白鳥船長とは友人。ユーモアと洞察力を兼ね備えてはいるが、重い出社拒否症。内職が忙しい42歳。
荒垣修平(東野孝彦):出て来ない隊長の代わりに指揮をとる実質隊長の副隊長。鷹揚で人望が厚い大食漢の29歳。
北島哲也(津村秀祐):情報分析および兵器開発担当。つりキチ○○の27歳。
南原忠男(木村豊幸):操縦、射撃はお手の物。根っから明るい宮崎出身22歳。
西田次郎(三ツ木清隆):放電好きの光太郎の弟分。隊では先輩だが、年は光太郎より下の19歳。8話で宇宙ステーションV9に飛ばされる。
上野孝(西島明彦):8話より突然赴任。18歳の最年少。長髪のイケメン。
森山いずみ(松谷紀代子):通信担当で戦闘も得意。家事も出来ちゃう気の利く18歳。
■白鳥家
白鳥潔(中村竹弥):大型タンカー船長。日本帰国時に光太郎を乗せた縁で下宿させる。妻とは死別。ご先祖が隠密支配だったかは不明。
白鳥さおり(朝加真由美):白鳥家長女。亡き母の代わりに家を切り盛りする。出来のよい18歳。
白鳥健一(斎藤信也):白鳥家長男。明朗快活で行動派。光太郎とタロウに憧れている小学5年。
どこぞの田舎の旧家で、寝小便したかどで夜中にも拘らず叩き出される少年。武家の出を重んじ、家宝の槍で根性を叩き直さんとする和服の親父は、「人魂が怖いから」という次郎の言い訳に激怒。パジャマで取り残された次郎は、かーちゃん(妻)を亡くし親父も寂しかろうと、明日の誕生日に親父の好きな花を摘んでくることを思いつき、怖がっていたにも拘らず、いかにも人魂が出そうな沼へと出向く。花を摘んでいると、対岸をおっさんが散歩。と、突如赤い光がフラッシュするとおっさんはカプセルに入れられ消えてしまう。同じころ、トンでもデコカーで同所をパトロールしていた東は人魂を見る。
翌日、人魂の件を報告し、いじられまくる東。またも判りやすく口を尖らせプンスカとパントマイム。その後、次郎少年から通報があるが、「人魂は子供電話相談室へどうぞ」と南原が切ってしまう。その後、唐突に西田の宇宙ステーション左遷が報告され、後釜の上野が紹介される。
子供電話相談室では、さっそく電話した次郎が、軽部アナみたいな相談員に「リンだから」とあしらわれ、「同時に必ず人が居なくなる」と訴えると「お巡りさんに言って」とごくありきたりの返答をされる。
意味の判らない東のさおりに対するドッキリがあってから、次郎宅では、夜に駐在(大泉滉)と親父と次郎の3人で沼での人魂調査。近所の住人に先日と同様の事案が起こると、親父は腰を抜かして逃げ遅れ、同様にカプセルに閉じ込められ人魂にさらわれてしまう。
翌日、ZATを交え沼の調査。オールバックで決めた東野英心は、ティアドロップ型のグラサンも着用してダンディーなじゃがいも。東と南原が次郎に凄まれ、北島がろくに調査もしないうちから釣りを始めると遺品の数々。スカイホエールにて地底戦車が到着すると、志願した東と北島が沼の下へ。大空間があった地底では、腹の出たギララのような目が縦に付いた醜い怪物が大量のカプセルを傍らに爆睡。もう、いきなりミサイルで叩き起こすと戦闘開始。体当たりをかますとドリルが食い込み、そのまま縦目のガマと一緒に地上へ。ドリルの逆回転で脱出した東は、親父を亡くして勇敢になった次郎の特攻を説得で阻止。自らもカプセルに取り込まれながらも変身、タロウとなって大暴れ。いつもは通信係の森山隊員が射撃の腕を見せ、沼に溺れさせて浮いてきたところをストリウム光線でフィニッシュ。タロウがカプセルから消えた人々を助け出し、次郎の親父が『大霊界』みたいに帰ってきて、本部で射撃の腕を隠していた森山に隊長がつっこみを入れられるとEND。
人魂は怪獣の光る目だった、という話で、目撃者がなかなか信用されない系のパターン。
その割りに、話がドンドン進み、怪獣の存在も早めに判るのでテンポよく観られたと思う。
怪獣が何系の生物なのかハッキリさせるのと、カプセルに閉じ込められてる側の描写がもっとあれば、さらによかったか。
つまらなくはないんだけど、ZATの隊員の不真面目さと英心の決めっぷりが若干話をブレさせてたかも。
東はマジメだがなんかカマトト演技が凄くて、それはそれでブレの要因になりかねない。
ちなみに、予告を見てると毎回、次回が凄く面白そうに感じる。
- 2014/02/03(月) 05:56:33|
- MX円谷劇場
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ブドウは兄貴にバレるまで時間が掛かったな。
兄貴はどうすんだ、泳がすか。
この森はバイク走っていいとこなのか?
ほんとに大丈夫か・・・。
怪しいぞ。
急に怪物になったりするだろ。
インベスゲームとダンスの関係がもうちょいクリアになってりゃな。
そこが惜しいな。何度も言うようだけど。
ファブリーズの兄貴は顔濃いなぁ~。
目の下にもアイライン入れてんのかな?
こんな窃盗団なんか警察に通報してやればいいのに。
そういえば『鎧武』にはあんまり警察出てこないよな。
レモンと食い合わせが悪いんじゃねーの。
また、怪人のデザインがいいよな。
凄くちゃんとしてる。
フォルムも密度も色も。
どういうことだよ!!
ミックスジュースかよ。
何だ何だ!!!!
おいおい、泣くほどのことって何っ!?
パーラーの店長もそらいろいろあったよな。
ザビーとか・・・。
スズキヤマト・・・・・・。
ここで出てくるか・・・・・。
ん、序盤の設定でつまずきはあったけど、
面白いな、『鎧武』
だって、一応先が楽しみだもん。
テーマ:仮面ライダーガイム 鎧武 - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2014/02/02(日) 08:30:27|
- 仮面ライダー
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いよいよ最後か、な?
ドラマチックな導入だな。
おっ、あの執事強いな。
いわゆる犠牲的精神で散ったのとは違う感じだけど、
あえて死んで敵を倒すのは、けっこう意外な展開だったな。
で、居なくなった奴の代わりがあんなんでいいのか・・・?
あのサッカーの本田みたいな奴のそっくりさんはなんだっけ?
出来るのあいつで????
ブレイブあれば誰でもいいのか。
石切り場の地獄はイマイチだな。
「トッキュージャー」何故に関根勤・・・。
青って、頑丈だったのか・・・。
でも、生身じゃイチコロだろ。
あの獅子頭は絶対寝返ると思ったよ。
ゴールドと一体になるのもそうだと思ってた。
あれっ?
マイコー死ぬの?
あっ死んだ・・・。
おいおい、最後じゃねーのか?
来週か。
予告見る限りだと、今回はけっこう盛り上がった方なのかな。
たぶんそうだろう。
テーマ:獣電戦隊キョウリュウジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2014/02/02(日) 07:59:10|
- TV、映画、DVD、CD感想
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