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GEN'sログ(雑記)

イラスト&コミックのサイト「GENユニバース」の管理人GENのブログです。

イデオン、リデザインその12

と、いうわけで、やってまいりました、イデオンリメイク第12回です。

先週までは、以前に描き溜めていたスケッチの小出しで、長期保存のためにはイデオン自体が結晶体であるべき、という観点からのリデザインでした。 ちなみに、イデオンがイデオナイトという金属で出来ている、ということまでは知ってたんですが、もともとの設定に、イデオナイトは分子単位のコンピュータ含有で自己修復&増幅する、というのがあることが先週判明。 一部、考えを追加修正。

分子単位のコンピュータの方は、もともとイデが意識の集合体なんだから、それだけですでに量子コンピュータを軽く凌駕してるんではないか、ということで、コンピュータという名称にはこだわらないことに。
自己修復&増幅は、その機能がイデオンやソロシップの一部に適用ということにしました。

で、ここからが本題。
一応、言っときますと、この考えは、まだイデオナイトの性質を知る前のもので、先週の内部構造のない結晶体イデオンの回避策。
精密機械が超長期保存には向かないのでは、ということから、より構造が安定的な結晶で全て(完全なムクということ)が造られているのはどうだ、というのが先週のはなし。 でも、これだとどうやって動いてるのか全く不明。 そこで閃いたのが、結晶は成長するということ。 ソロ星で発見されたものがイデオンそのものではなく、そのコアになる重要な一部分のみで、人間の意識に触れることで振動、復活。 そのコアを中心にイデオンが成長すると設定したらどうだろう。 そうすると、あらたに生成されるのだから、どんなに複雑なメカでも何も不都合はないことになる。 やった!! でも、先週までのものが要らなくなる・・・・・・。


そういった、モロモロを含めて描き直したのがこれ。


ideon_re-design_sketch12.jpg

結局、気に入っていたので、先週までのイメージは捨てませんでした。

左端が内部構造ありの結晶体(イデオナイト)イデオン。 関節部分は細い結晶の組み合わせで、互い違いに積み木のように重なってるイメージ。 内部にも結晶構造によるメカが詰まっているのでしょう。
腹に開いた穴は、マイクロ・ブラックホール発生装置。 こういう穴は、もっとあってもよかったか。
課題だった頭のトサカは、光の筋で表現。 つねに頭から帯状の光が出ています。

となりの一番下は、イデオン発掘現場のイメージ。
巨大なイデオンゲージ(イデオコア)が地中から掘り出されています。 これが、イデオナイトの性質を持っていて、超長期の保存に耐えている。 人の意識に触れるまでは休眠状態で、触れるとイデオンが成長するわけですが、発掘現場には大小4つのイデオコアがあり、中サイズと小サイズは、発掘図の上の3機の船に成長。 もうひとつの超巨大コアはソロシップへと成長。

中央の上から3機は、それぞれ原作でいうAメカ、Bメカ、Cメカ。 変形ともいえない単純な変化ですが、なるべくシンプルにしたのは、3機が磐船(いわふね)だから。
先週の終わりに書いた、根源的な疑問というのがこれで、そもそもイデオンって何目的で造ったの? 第六文明人は乗り物として造ったの? イデオンを乗り回したかったの? で、なんで巨人になるの? と疑問が次々。

新しいエネルギーを使った機械の試験運転だとすると、なんとなく乗り物でもいいような気もするけど、明確な答えが判らない。 が、結果として生まれたイデオンは非常に神に近いような存在になった。 そういう視点から見ると、ソロシップも含めて、これらの乗り物は、神の船といってもいい気がする。 そうなると、思い起こされるのが、天の磐船。
神の乗り物で、空中を飛ぶ岩の船なのでイメージが重なる。 日本神話に無理に結び付ける気はないんで、あくまで想定するイメージといった程度だけれど、岩を削った船形のイメージなんで、よりシンプルな方がイメージに合う気がするのでこうなった。
何故、人型に? という部分は、まだ模索中(特に決めないかも)だけど、イデが人の意識の集合体なので、自然と人の形になりたがる、というのはどうだろうか、と思っている。

右端上から3つは、中央の3機があんまりなんで別パターン。 と、いってもほぼ変化はなし。 継ぎ目をなくして、よりひと塊に。 手のひらや足先は少しだけ変形させ(拝み尾翼? 合掌尾翼?)、分離箇所のボリボリもツルツルに。 Cメカの先端は尖らせた方が船っぽかったか。

右端下は、イデオンに顔があったっていいじゃないか。 ということで顔のパターンあれこれ。
左上は、うっかりサルみたいになっちゃったんで却下。 右上はサル感を排除してシンプルにしたら、以前描いたウルトラマンくりそつなんで却下。 左下は、いや、イデオン顎はってんだろ、ということで臼型にしたらシックリ。 となりは吼えてるところ。 もともと、第六文明人を単眼にしようか迷ってたんだけど、寄り目にしたらどっちとも取れる感じになった。 どれも、頭からは上に向かって光の束が伸びている。 ちなみに、顔は、左端の全身像のマスク状の顔の下にあります。

以上が今週進んだ分。
分離した飛行メカ群は、もうちょい考えたい気もする。 ただ、意味が見出せない限り、今以上に複雑にしたくはない。
イデオンのベースは、基本コレで行こうと思ってるけど、体型に自分なりの個性を入れたい気もする。

今後の流れは、このイデオンのベースに地球人が付けたパーツを追加していきます。 それと、ソロシップ、波導ガンも。
波導ガンは元からあったとなると、イデオンのマイクロ・ブラックホール発生装置と並んで、それが何であるのかの意味付けも必要になるな。 だって、イデオンもソロシップもほとんど武器付いてない状態で見つかってるから。 なんとかして武器じゃないことにしたい。(まぁ、糸口は考えてるけど)


それでは、また次回。
レストアパーツ付けがいちばん難儀だと思うんだよなぁ。




おっと、おまけです。
ideon_re-design_sketch12a.jpg

結晶素体イデオン、カラー版スケッチ。
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  1. 2014/10/30(木) 06:06:12|
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TOKYO MX 円谷劇場 「ウルトラマンタロウ デジタルリマスター版」 44話

東が豆になる話。

<主な登場人物>
■ ZAT極東支部メンバー
東光太郎(篠田三郎):本作主人公。勇気と行動力と子供好きが講じてZATへ横入り後、死に損なって日本名の宇宙人と合体。とにかく好青年の22歳。女性にはイタリア人なみにストレートにアピールする男。
朝日奈勇太郎(名古屋章):ZAT極東支部隊長。光太郎をスカウトした張本人。白鳥船長とは友人。ユーモアと洞察力を兼ね備えてはいるが、重い出社拒否症。内職が忙しい42歳。
荒垣修平(東野孝彦):出て来ない隊長の代わりに指揮をとる実質隊長の副隊長。鷹揚で人望が厚い大食漢の29歳。攻めてるファッションのダンディーじゃがいも。
北島哲也(津村秀祐):情報分析および兵器開発担当。つりキチ○○の27歳。
南原忠男(木村豊幸):操縦、射撃はお手の物。根っから明るい宮崎出身22歳。口のあたりがアナゴさん。
西田次郎(三ツ木清隆):放電好きの光太郎の弟分。隊では先輩だが、年は光太郎より下の19歳。8話で宇宙ステーションV9に飛ばされる。
上野孝(西島明彦):8話より突然赴任。18歳の最年少。長髪のイケメン。先祖が忍者の可能性あり。35話あたりで突然失踪。
森山いずみ(松谷紀代子):通信担当で戦闘も得意。家事も出来ちゃう気の利く18歳。
■ 白鳥家
白鳥潔(中村竹弥):大型タンカー船長。日本帰国時に光太郎を乗せた縁で下宿させる。妻とは死別。ご先祖が隠密支配だったかは不明。
白鳥さおり(朝加真由美、小野恵子):白鳥家長女。亡き母の代わりに家を切り盛りする。出来のよい18歳。20話より別人のようになる。
白鳥健一(斎藤信也):白鳥家長男。明朗快活で行動派。光太郎とタロウに憧れている小学5年。


 節分の行事に呼ばれ、ZAT代表で豆撒きをする北島。 それを陰から憎々しげに見つめる西洋の魔女風の老婆。 鬼の仲間がいじめられていると憤る魔女風鬼婆は、豆拾いに現れた東に「同じ宇宙人なのに人間の味方をしおって」と、さらに激怒。 どうやら、この世界では鬼は宇宙人と同類らしい。 鬼婆のまばらな歯が怖い。

 一方どこかの小学生兄弟の家。 兄は節分会場の東らに一刻も早く会いたいがため宿題を終わらせたが、弟はまだ。 家から飛び出したが、母親に弟の面倒を見ろとドヤされ逆戻り。 面倒臭がりながらも弟の宿題を見てやる。 ちなみに、兄はギョロ目でどっかで見た感じの子役だがwikiにページはなし。 長髪の弟の方は、ページがあるだけでなく、なんと、ずうとるびの新井康弘の弟であった。
 迎えに行く前に東と北島が来てしまい、プレゼントを貰うが兄のものの方がいいと、弟がゴネだしケンカ、兄が我慢を強いられる。 「いつだって俺なんだから!!」と飛び出してしまう兄。 東らは弟を連れて兄を探しに行く。

 まだ、豆を撒き続けている寺に寄る東と弟。 それを見て憤慨した鬼婆は一計を案じ、東の前に豆の入った袋を2つ落とす。 すると、兄弟で豆を食べろと教える東の前に、直接鬼婆が出現。 「豆は人の肉の味、たくさん食べろ」「鬼をいじめるヤツは許さんぞえぇ」「タロウは人間に食べられてしまう」と、不気味な発言を残し消え、東は宇宙人だと悟る。

 川原で北島に兄というものの苦労を聞かされ、しぶしぶ納得する兄。 が、まだグチグチ弟のことを言っていると、目の前の川から鬼婆。 鬼婆が大ジャンプで北島たちを飛び越えると、もうそこには弟。 「お前に食べられてタロウは死ぬ」「お前をいじめればタロウが現れる」と呪詛すると巨大化。 さらに魔女風のコスチュームから、ファイヤーパターンの入った只の鬼に変身、北島と兄弟を襲い始める。
 執拗に追い掛けっこを繰り返す鬼婆と弟。 東も駆けつけ応戦するが、兄の目の前で弟は土管ごと摘まれてしまう。 焦る兄。 石などを投げていると、瞬間移動したのか、いつのまにか横の土管に入っている弟。 その後、ZAT機も応援に来るが、東と兄は鬼の吐く糸で繭にされてしまい閉じ込められる。 繭のまま動き回ってしばらく抵抗するが、ギュウギュウ握られ豆にされてしまう2人。 豆といってもサッカーボールぐらいあるのだが、鬼婆が節分の豆に混ぜるべく弾き飛ばすと、大きさは通常の大豆と同じになっている。 縮んだか。

 その後、2人が死んだものと思い、せめて豆を喰って大きくなり鬼退治をしてやる、と東たちの入った豆を弟が食いそうになるというくだりを延々と行う。 が、結局、弟が食いそうで食わないので、鬼婆がつい姿を現してしまい雪崩式に戦闘へ。 巨大化した鬼婆に弟が豆を投げると、フルスイングした金棒にジャストミート。 そのまま脱出した東は、空中で変身。
メッタメタに暴力を振るうと豆を撒き始めるタロウ。 散々ぶつけまくると金棒で鬼婆をケツバットし、そのまま宇宙へ大飛球すると続いて金棒を顔面にブンッ。 鬼婆が「来年また来るぞ」と負け惜しみの捨てゼリフを吐き、兄弟がまたプレゼントがどっちがいいかでケンカし、東が何食わぬ顔で豆持って現れ、英心がこぶしを振り上げるとEND。



エースのときにもよくあった、節句ものの話。 鬼も鬼婆も魔女も宇宙人も一緒くた。 兄弟の確執に話を絞ってるのはいいけど、全体的にはゲンナリ。 子供向けというより幼児向けの印象。 教育テレビの人形劇みたい。

いろいろ突っ込むのも面倒だが、弟、ちょっと甘やかせすぎじゃねーか? あれじゃ兄貴が可哀想。

ちなみに、途中、シーンが繋がっていない箇所がいくつかあった。
  1. 2014/10/27(月) 03:51:40|
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仮面ライダードライブ 第4話

敵のライダーは凄いイビツなデザインだな。


演技がナレーションです。
クリス・ペプラーです。

おもちゃの車、人格あんのかよ。
いるか?


チェイサーはあんまカッコよくないな・・・・・・。


おいおい、刀にハンドルついとるやないかい!!
正直、ジャマだろ。


ルーはまったく評価しないけど、
けっこうマシに演技できんだな。
かなり特殊な状況限定だけど。


すげぇな、ドライブ交通法規無視しまくりだな。
事故んないといいね。


よく見ると、ドライブのベルト、シートベルトのデザインだな。


何この人体切断マジックは・・・・・・。
泣く子供がいないことを願うよ。


黄金のシャワー・・・・・・。
日曜の朝から・・・・・・。


うわぁ、鎧武は帰ってこないでいいよ。

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  1. 2014/10/26(日) 08:28:13|
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烈車戦隊トッキュウジャー 第34駅

このメガネのキノコ頭の人、久しぶりに見たな。


黄色がすげぇ引いてる。
もの凄く引いてる。


あれ?
青は何で失神? 好きなんだっけ黄色が。
そうだっけ。


黄色は、髪形変えたらよけい相武紗季に見えるな。


ビリヤードの怪人の顔は、なんであんな青いマツカサみたいなのなんだ?


トッキュウージャーに給料なんてあったのか・・・・・・。


絶対メガネにすると思った!!
絶対に。


日曜の朝からホモホモしいな。


怪人は何なんだ?
ビリヤード台から草生えてんのか?


恋の恨みは怖いな。 青が強い。


EDは電車の紹介してるから曲の印象が薄い。

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  1. 2014/10/26(日) 07:58:27|
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イデオン、リデザインその11 追記

イデオン・リメイク11回目の記事をアップし終わったあとに、なにげなく、波導ガンは元からあったのか、地球人が造ったのかを調べてたら、イデオンのwikiに詳細ページがあることを発見。

なんと、そこに、イデオナイトは、分子単位のコンピュータを含有していて、数億年単位で自己修復、自己増幅しほぼ不滅、と書かれていた。(oh...)

なんだよ、元から設定にあったんじゃないか。
そら考えるよな、そのぐらい。



んん~~~、問題は、この先すでに考えてある内容をどうするか。

分子単位のコンピュータうんぬんは、90年代だったら、おっ、ナノテクじゃんって即採用だったかもしれないけど、今回はオミットでいいかな。 地球人の科学の及ばないイメージの方がいいし。

自己修復、増殖の方はちょっと問題だな。
額面どおり受け取れば、これからアップする内容に抵触して必要なくなる可能性がある。
だけど、イデ自体は、システムと知的生命体に依存しなければ生存できない、ともある。
機能があっても、イデオンだけ土に埋まってたんじゃ修復も増殖も出来ないんじゃ・・・・・・。 休眠卵みたいなもんなんじゃ。
と、勝手に解釈することにして、そのまま続行しようっと。(よし、一部分設定を取り込むことに決めた)


ちなみに、波導ガンは、ソロシップの機関部から発見とあるので、人が造ったんじゃなくて元からあった模様。

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  1. 2014/10/23(木) 08:34:00|
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イデオン、リデザインその11

イデオン・リメイクも今回で11回目となりました。 事前に描いていたスケッチのストックも今回で最後。 以降、あえて描いてなかったんで、次回からは、リアルタイムで新作を出すことになりますね。(なんか、少しずつ気軽さがなくなってきてて、やな感じ)

で、前回は、いたずら書きで1回延ばしたみたいになってましたが、一応、超長時間の保存にどうしたらイデオンが耐えられるのか、という問いに対しての曖昧な回答でしたね。
そんな、漠然とした方向転換をしてみてからしばらくして、ネットのまとめサイトかなんかで、滅んだ文明の遺物がどのぐらい残るものなのか、という話し合いを読んで、「コンクリートも1万年ぐらいで影も形もないだろう」的な意見に出くわします。
常々、四大文明以前にも似たような文明はあったはずで、ただ残ってないだけ、と思っていたので、そりゃそうだろうな、思いましたが、まてよ、と。 じゃあ、イデオンなんて当然残らねーじゃねーかと。(あら、たいへん)

第六文明人の科学は究極に進んでいる可能性があるんで、あるいは1億年でも残るかもと思いましたが、複雑なメカが動く形で残るのはどうなのか。 仮に何も影響を及ぼすものが周りになかったとしたら出来るのかも知れませんが、ソロ星は見た感じ地球と非常に似た温暖湿潤な気候で、なんだったら火山もありそうな星。 まず無理そう。
そうなってくると、よりシンプルで構造が単純で強固な素材で造るしかない気がする。 1億年以上も放置するならなおさら。
そうなると、加工品よりも天然の素材に近いものの方が残る確立高いのではないか。 石とかね。 結局、この考えが漠然とあって前2作の塊としてのイデオンになるわけですが、より強固でなければ無理っぽい気がしてきて、結果、直感的に結晶に行き着きます。


それがこれ。


ideon_re-design_sketch11.jpg

イデオン全体が何がしかの結晶で造られている、いわば結晶体イデオンと呼べるものですね。
頭に浮かぶイメージは、薄いブルーのクリスタル状の姿。(赤じゃねーのかよ) なんだったらボンヤリ光っててもいい。

結晶体だ、と閃いてからすぐ描いたのが、左端。
姿かたちは、あえてそのままイデオンを踏襲。 そのへん、一応、気を使って描いてます。
繋ぎ目のない一木造りみたいな感じですが、表面は天然のクリスタルみたいに少し不規則さもあって、単純なガラス細工みたいなものとはちょっと違う。 当然のように内部に複雑なメカ類もなし。 どうやって動くのかは第六文明人の科学力頼み。

となりは、左のを向きを変えたもの。 ほとんど差がないですが、頭に角(トサカ)をつけるか迷っている。

となり下は、手の別パターン。 上は、土に埋まってるなら、もっとひと塊になってた方が保存性がいいのでは、と、肩の突起を中央に寄せて棺おけ状にしてみたもの。 一瞬、分離、変型後の乗り物形態はこれでいいかとよぎる。

右端は、人間の三角筋にあたる部位を描いてから上下に突起と腕を付けるとイデオンに見えづらい、というのを気にして、肩パーツを抜いてみる。 いちじるしくバランスを欠く。 ついで、ゴーグル部分を目のように捉えて開かせてみたが、引っ張られたような頭とあいまって、出来損ないのモンスターのようになる。

スケッチの補足は以上ですが、その後、イデオンの結晶体がどういう素材か何となく考えてたら、「あれ? イデオンって、なんかの金属の塊じゃございませんこと」 と思い出し、よく考えたら、イデオンは元々イデオナイトなる、精神エネルギーを物質エネルギーに転換する金属で出来てたんだったと記憶が戻る。
つまり、この、結晶体イデオンは、イデオナイト・イデオンということだった。 もとの設定に繋がってしまった・・・・・・。


ちなみに、スケッチの内容からは、このへんまでしか触れられないのだけど、これ以降、もう1回、発想を転換させたら、今回のような杞憂はしなくてよかったことが判明。(というか、そういう抜け道のような設定を思いついた)
さらには、もっと根源的な疑問が出てしまい、どうするか悩むが、いまのままの設定が生きる方向で、絵の方じゃなくて設定の方に方便を含ませるようにした。
このへんは、追々、次回から小出しにしていきたいと思います。

あっ、一応、今回のものをベースに進めて行こうと思ってますが、今回のコレも完成形じゃなくて、このあとに地球人によるレストアパーツが付く予定です。 そうすると、見た目が元のイデオンに戻ってしまう可能性もあるんですが、そうはならない方向に持っていきたいですね。



と、いったところで、お時間です。
次回からは、もしかしたら不定期かも、ですが、なるべく週1で頑張りたいですね。
(スケッチ描かないとな・・・・・)

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  1. 2014/10/23(木) 06:13:36|
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TOKYO MX 円谷劇場 「ウルトラマンタロウ デジタルリマスター版」 43話

タロウが怪獣で漬物を作る話。

<主な登場人物>
■ ZAT極東支部メンバー
東光太郎(篠田三郎):本作主人公。勇気と行動力と子供好きが講じてZATへ横入り後、死に損なって日本名の宇宙人と合体。とにかく好青年の22歳。女性にはイタリア人なみにストレートにアピールする男。
朝日奈勇太郎(名古屋章):ZAT極東支部隊長。光太郎をスカウトした張本人。白鳥船長とは友人。ユーモアと洞察力を兼ね備えてはいるが、重い出社拒否症。内職が忙しい42歳。
荒垣修平(東野孝彦):出て来ない隊長の代わりに指揮をとる実質隊長の副隊長。鷹揚で人望が厚い大食漢の29歳。攻めてるファッションのダンディーじゃがいも。
北島哲也(津村秀祐):情報分析および兵器開発担当。つりキチ○○の27歳。
南原忠男(木村豊幸):操縦、射撃はお手の物。根っから明るい宮崎出身22歳。口のあたりがアナゴさん。
西田次郎(三ツ木清隆):放電好きの光太郎の弟分。隊では先輩だが、年は光太郎より下の19歳。8話で宇宙ステーションV9に飛ばされる。
上野孝(西島明彦):8話より突然赴任。18歳の最年少。長髪のイケメン。先祖が忍者の可能性あり。35話あたりで突然失踪。
森山いずみ(松谷紀代子):通信担当で戦闘も得意。家事も出来ちゃう気の利く18歳。
■ 白鳥家
白鳥潔(中村竹弥):大型タンカー船長。日本帰国時に光太郎を乗せた縁で下宿させる。妻とは死別。ご先祖が隠密支配だったかは不明。
白鳥さおり(朝加真由美、小野恵子):白鳥家長女。亡き母の代わりに家を切り盛りする。出来のよい18歳。20話より別人のようになる。
白鳥健一(斎藤信也):白鳥家長男。明朗快活で行動派。光太郎とタロウに憧れている小学5年。


 地球にビタミンCを求めて飛来したUFOを嬉々として撃墜するZAT。 が、UFOは置き土産を残しており、母親を亡くしたばかりの八百屋の息子がそれを拾う羽目となる。 八百屋の息子は野菜ばかりの毎日の食事に飽き々し、その日も父親に家から閉め出される折檻を受けていたが、さおりの、「母親は星になったのよ」というメルヘンチックな慰めで気を紛らわし、促され、父親に不器用な謝罪。 その後、母を想い泣きながら星を眺めていると、空からカラフルなゴムマリ。 そこからいきなりヌメヌメしたワニ的な生き物が生まれると、不信がることもなくエサを与え飼いはじめてしまう。
ちなみに、この怪獣が登場するコミカルなシーン全般で、アナログシンセ(モーグか?)のユーモラスな曲が掛かりまくる。

 野菜ばかりが大好きな怪獣は、あっという間にウシぐらいの大きさとなり、飼う場所もどこぞの洞窟(防空壕?)になる。 非常に意地汚く、「もっと、もっと」とせがむので、名前もモットクレロンと命名。 八百屋の息子は、次第にさおりの言った、星になった母に会わせてもらう夢を、怪獣に叶えてもらうつもりになる。

 その後、さらに巨大なビルほどにもなった怪獣は、自ら街に出て野菜を奪い始めてしまう。 八百屋の息子の言うことも聞かなくなった怪獣にZATも出動。 息子は、自分が育てた責任を父親に吐露。 すると、父親は、自分で撒いた種は自分で刈り取れ方式で、一緒に戦うことを提案する。 店の野菜でおびき寄せる八百屋親子。 ZAT機は怪獣の吐く青汁でみな墜落。 やられ方がこれ以上なく情けない。
 竹やりを研ぐ八百屋親子。 店先に怪獣が来ると首に飛びつき親子でグサッ。 が、蚊に刺されたぐらいにしか感じない怪獣は親子をパクッ。 それを見た東はダイコン片手に「タロォ~~ッ!!!!」

 優勢に戦いを進めるタロウだったが、青汁を全身に浴びると急激に弱くなり虫の息。 朦朧とする意識の中で怪獣を漬物にする夢を見て混乱、ガスタンクに野菜を入れ、塩を撒くところを夢想する。 が、急に思い立ったタロウは、それを現実にやり始めるという愚挙に出る。 江頭的に力を込めると、塩も扱う酒屋から食塩を盗み怪獣に無理やり吸い込ませる。 あとは怪獣を大樽にブチ込み、ブドウかうどんでも踏むように上からジャンプにつぐジャンプ。 生きたまま身体を脱水される怪獣。 結果人間ほどの大きさになってしまうと、白菜のお土産を持たされ宇宙へポイッ。
 八百屋にZAT隊員が押し寄せ、なんかデカくなってる健一が、すっかり前向きで野菜好きになった息子を誘って学校へ走って行くとEND。



悪夢再び。
前半は、わりとふつうだったが、後半タロウが漬物漬け始めたぐらいから、あれっこれ夢かな? なんだクラッとするぞ、と、冗談抜きでシンセの音も手伝ってトリップしそうでしたよ。 もちろん悪い意味で。

もう、あとは怪獣が青汁吐いてた記憶しかないっす。

なにげに、タロウはオナラとかゲップとか、下が好きだよな。
これも、子供におもねった結果なのか?
  1. 2014/10/20(月) 03:26:49|
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仮面ライダードライブ 第3話

ドライブは設定がシンプルでいいな。
刑事だし、目的がハッキリしてるのもいい。


鶴太郎はちょっと痩せすぎじゃね。
ちょっと、不安になるわ。


うわっ・・・・・・。
ル、ルー大柴・・・・・・。
誰がキャスティングすんだよ・・・・・・。


怪人が戦隊の怪人みたいだな。
んっ?
怪人の声、ルー?


おいおい、突如カッコ悪くなったな。
なんでスロットのドラムなんだよ・・・・・・。


えっ?
プロトドライブだと。

あっ、死んでるのか・・・・・・。


気のせいかな・・・・・・、
主役がカッコよくない気がする。
とってもする。


もう、あんまタイヤ関係ねーな。


うわぁ、何か出た・・・・・・。
ターバン巻いた紫のライダーみたいのが出た。
今回は、敵にもライダーがいるのか。


うむ、来週もいけるな。

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  1. 2014/10/19(日) 08:28:19|
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烈車戦隊トッキュウジャー 第33駅

おお、ほんとに記憶を取り戻したんだな。
ってことは、自分たちが子供だったって自覚したってことだよな。
なのに、子供っぽさが消えるのか。
判るような、判らないような・・・・・・。


モンブランじゃなくて、アルプスじゃなくて・・・・・・、
あっ、ロッキーか。
木之元亮、久しぶりに見たな。


怪人、面白いデザインだな。
注射器の中身に顔があるのが特に。


木之元亮って、イメージ的にもうちょい大きいかと思ってたが、
意外に、ちいさいな。


木之元亮、怪人かよ!?
意外な展開。


レッドは記憶が戻って普通に純粋さ失ってないか?
イマジネーションの方は大丈夫なのか?


あれ?
また黄色の娘の中心回? 多くね?
別にいいけど、あきらかに優遇されてるな。

テーマ:烈車戦隊トッキュウジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ

  1. 2014/10/19(日) 08:00:08|
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イデオン、リデザインその10

と、いうわけで、イデオン・リメイクも10回目です。

前回で、思うところあって更なる路線変更に舵を切ったんですが、今回もまだ、自覚して描くには至ってません。
なんだったら、今まででいちばんどうでもいいスケッチで、言ってみれば落書き。 しかも、電話してるときにメモに無意識に描いてる手慰みレベル。 ほんとだったら見せなくてもいいかな、じゃなくて、見せたくない。 でも見せちゃう。

前回も、今回も、1個の塊的なイメージに固執してますが、これは、ロボットみたいな複雑な人工物が何億年も保存可能か? という疑問から。 もっと、メカメカしいより、謎の力で勝手に動いてるほうがらしいかな、ということですが、それはまだ、この時点では漠然としたイメージで、どっちかっていうと巨像のときのイメージがまだ残ってて、そのリベンジの気持ちもあったと思う。 それは書かなかったけど前回もそう。

こんな風に文章にすると、いかにも知恵絞って描いたみたいですが、前にも言ったように、上手く行かないと行くまで描きたくなるんで(そのくせ枚数は描きたくない)、単に前回が思わしくなかったんで、「ムゥ・・・」もう1枚。 ぐらいな感じですよ、実際はね。

で、これです。


ideon_re-design_sketch10.jpg

左端のは、前回の右端下の量産型エヴァになっちゃったヤツからの続きで、即却下だったのに即再登場。 荒々しいイメージで描こうとすると、絵がデカくなる傾向があります。 前回のリベンジなんで、ポーズも似てますが、絵自体はすげぇ適当。 ガンビーかっての。

下の頭部だけのヤツは置いといて、となり。 首の埋まったモンスター体型のもの(量産型エヴァになっちゃったヤツも、基本的のはコレ系統)を正面から描いてみたもの。 なにがなんだか・・・・・・。

そのとなり。 2個描いてダメなんで、気まぐれに、少しスリムにして人体そのまんま風を描いてみる。 結果、そのまんまエヴァになる。
ここで、普通の人体のように肩を描いてから、その上に突起を付けても、それはエヴァにしか見えないことが判明。 やはり、イデオンに見える条件は、腕が手の先から肩のテッペンまでひとつのブロックになっていないとダメらしい。(もちろん、「これがイデオンです」 と、言い切っちゃえば、なんでもイデオンになるにはなりますが・・・・・・)
ちなみに、飛ばした頭部だけのものは、この、そのまんまエヴァの頭をアップにしたもの。 なんとなく歯を食いしばらせてみたりして・・・・・・。 もちろん、どこもイデオンではありません。

最後、右端。 これは、肩を開かせたら、うっかり、映画『エクソシスト』の悪魔の像になっちゃったもの。 となりのそのまんまエヴァの身体が細いからいけないんだ、と太めにして、なで肩にあわせて、なんとなく肩の突起を開いたら、思いのほか悪魔の像でした。 神にも近い存在を描いてきて、うっかり悪魔にたどり着くという。 人間性がうっかり出たか。

と、戯れはこの程度にして今回はこれまで。
ですが、次回は、疑問を自覚してから描いたんで、少し変わってきますが、絵自体はさわりの部分しか描いてないんで、具体的には今後描いていくものにご期待。 といった感じです。


それでは、次回また。

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  1. 2014/10/16(木) 05:44:30|
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成田亨作品集

cover_01_550px.jpg読み終わりました。
こんな作品集がいつか出ればいいなと思い続けていたんで、じっくり噛み締めるように堪能しましたよ。

自分は成田氏好きなんでね、もう、これでもかの贔屓目で褒めまくろうと思ってたんですが、そんな必要は全然なし。 圧倒的でした。 なにより芸術家としての矜持と絵の上手さ。 ここまでだったかと、穴の開くほど見ちゃいましたよ。 そして、感動です。 成田氏と奥さん、周りから支える学芸員のみなさん。 なんかね、ドラマか映画にでもしたらいい。 そんな芸術家人生ですよ。 これが、音楽だったら、一生印税入るのに、やるせないですよ、1点、1点売り切りの絵描きの人生は。

で、中身ですが、ほぼ全仕事に近いかたちで網羅されてます。 学生時代の習作から賞への応募作、映画美術のデザイン画(「『ウルトラ」』、『ヒューマン』、『バンキッド』等含む)、未発表企画のデザイン画、その他、イラスト、油絵、彫刻、絵コンテ(特撮プラン)などなどなど。 作品のバックに描かれる空、雲、海が素晴らしく、一部を除いて、ほぼ水彩で描かれているにも拘らず、光源と奥行きを感じさせる描きっぷりに目がくらみます。 水彩ですから塗りは極めてアッサリでほかの画材での描きお越しもあまりないのを見ると、ほんとうに達者だなと舌を巻きますよ。 色の感覚もいいんですよね。 申し訳ないですが、こんな色の感覚が鋭い人だとは思ってなかったですよ、正直。 それと、円谷に呼ばれるまでの映画人としてのキャリアが長い長い。 ビックリしました。 大量に東宝や東映の作品をこなしてます。 確実にウルトラの時点で新人ではないです。

特撮好きには、『ヒューマン』以降のマイナー作、未発表作が纏まって見れるのがうれしいですね。 『バンキッド』の宇宙人もデカデカと載ってます。 白眉は、完全に未発表の、知り合いに頼まれて描き続けていたという、モノクロ(ほぼ鉛筆のみのデッサン)のオリジナル怪獣イラスト。 大量にあるんですが、見ながら、「えぇぇ~~~!!」と、声が出るような、奇抜でオリジナリティーたっぷりのものばかり。 これだけ描いて、まだこんなに未使用のフォルムがあるのかと驚くばかりですよ。 奇を衒うことを恐れちゃいけないと教えられているようです。

ほか、文章も結構あるんで、見ただけで終わりというわけではありません。 主に、美術家、芸術家成田亨の側面を掘り下げているので、特撮の裏側、ましてや円谷とのゴタゴタなどは、ほぼなしです。 いろいろなパンフレットやなにかからの抜粋や転載が多いので、内容的に重なってる部分はありますが、読み応えは十分です。

と、ここまで絶賛できたんですが・・・・・・、言うまいとは思っても、やっぱり言いたい。
もちろん、なんといって、もこの本は回顧展のカタログですし、多すぎて全作品を載せられないのも判ります。 が、削られてるのがウルトラ系に集中してるのがね・・・・・・。 その編集方針は当然なんですよ、だって、ウルトラ関係はすでに2冊の画集として出てるんですから、わざわざ重ねなくてもいいんです。 でも、持ってない人にとっては、この本は福音じゃないですか、自分もメカニック編持ってないんです・・・・・・。 17000円は出したくねーなぁ~。

このさい、特撮関係のものだけの画集が出せるなら、もっと総合的に検証できるようなものが見てみたいですね。
デザイン画、キグルミ、プロップ、セットなんかを比較して見られれば凄く面白そうです。 誰が首を縦に「ウン」と振れば出るんでしょうかね、こういう本は。 今は、パチンコ屋さんの裁量かな?

あと、最後に一言。
90年代前半にバンダイビジュアルから依頼されたという『ネクスト』なる企画のヒーロー・・・・・・、
嫌いじゃないですが、顔が・・・・・・、まるっきりビリケンっす。
成田さ~ん。

あっ、あともう一言。
かなり前に、HPかブログで、成田氏の怪獣デザインをするに当たっての3か条のひとつを、 <キメラにしない>とか書いちゃってましたが、(誰も覚えてないだろうけど) これ、まったくの逆でございました。 記憶が混乱しておりました。 キメラにはするのでありました。 成田氏の怪獣キメラだらけでありました。
  1. 2014/10/14(火) 06:32:25|
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TOKYO MX 円谷劇場 「ウルトラマンタロウ デジタルリマスター版」 42話

ずぶの素人が本だけで人間と見紛うロボットを造り上げる話。

<主な登場人物>
■ ZAT極東支部メンバー
東光太郎(篠田三郎):本作主人公。勇気と行動力と子供好きが講じてZATへ横入り後、死に損なって日本名の宇宙人と合体。とにかく好青年の22歳。女性にはイタリア人なみにストレートにアピールする男。
朝日奈勇太郎(名古屋章):ZAT極東支部隊長。光太郎をスカウトした張本人。白鳥船長とは友人。ユーモアと洞察力を兼ね備えてはいるが、重い出社拒否症。内職が忙しい42歳。
荒垣修平(東野孝彦):出て来ない隊長の代わりに指揮をとる実質隊長の副隊長。鷹揚で人望が厚い大食漢の29歳。攻めてるファッションのダンディーじゃがいも。
北島哲也(津村秀祐):情報分析および兵器開発担当。つりキチ○○の27歳。
南原忠男(木村豊幸):操縦、射撃はお手の物。根っから明るい宮崎出身22歳。口のあたりがアナゴさん。
西田次郎(三ツ木清隆):放電好きの光太郎の弟分。隊では先輩だが、年は光太郎より下の19歳。8話で宇宙ステーションV9に飛ばされる。
上野孝(西島明彦):8話より突然赴任。18歳の最年少。長髪のイケメン。先祖が忍者の可能性あり。35話あたりで突然失踪。
森山いずみ(松谷紀代子):通信担当で戦闘も得意。家事も出来ちゃう気の利く18歳。
■ 白鳥家
白鳥潔(中村竹弥):大型タンカー船長。日本帰国時に光太郎を乗せた縁で下宿させる。妻とは死別。ご先祖が隠密支配だったかは不明。
白鳥さおり(朝加真由美、小野恵子):白鳥家長女。亡き母の代わりに家を切り盛りする。出来のよい18歳。20話より別人のようになる。
白鳥健一(斎藤信也):白鳥家長男。明朗快活で行動派。光太郎とタロウに憧れている小学5年。


 ある日、森山隊員が頭の悪いオウムを本部に持ち込み、東とエサを買出しに行くと、遠洋漁業から帰ってきたばっかりだという、東の後輩にバッタリ出会う。 後輩は、小学生の弟と、奥さんが交通事故でなくなって以来、車嫌いで人嫌いになってしまった父親と団地暮らし。 その日も久しぶりの帰郷だったが、父親はほぼ反応なし。 そして、隠れるようにロボット工学の分厚い本を熟読。

 翌日、父親は、珍しく上機嫌で、釣りに行くと早朝出て行く。 物凄い朝っぱらから会いに来た東と出くわすと、気さくに挨拶を交わす父親だったが、さおりが「車で送りましょうか?」と提案したとたん鬼の顔。
 後輩によると、母親がダンプに撥ねられて以来ああなのだと言い、部屋もそのまま保存されており、飼っていたオウムの鳥かごもそのまま。 東はロボット工学の難しそうな本を見つけいぶかしむ。

 一方、父親は釣りなどへは行かず、どこぞの原っぱの廃屋へいそいそ。 地下室へ入ると、別にしなくてもいいのに、かたちから入る人なのか、おもむろに白衣に着替え、人造と思しき人体のかけらが転がる実験室然とした部屋のスイッチを入れる。 タンスのようなコンピュータが並ぶ部屋の奥のカーテンを開けると、そこには、花嫁衣裳の死んだ奥さん。のロボット。 ぼんちまさとみたいな父親は、満面の笑みで語りかけ、好きだった花束を持たせると、起動スイッチオン!! が、ロボットは動かず。 失意のままその日は去るのだが、父親の涙がエンゲージリングに落ちたことが奇跡を簡単に呼び、ロボットは、ロボットというより超自然的な理由で動き出す。
 花嫁衣裳にバラの花束を持った状態で外へ歩き出す母親。 パトカーに警告されても道のど真ん中を歩き続け、「気違いだ」と認定されると、矢庭に振り返り、パトカーごと横転させ炎上させてしまう。 その後、後輩と東は事故現場に出くわし、母親の影を見る。 家に戻ると、事の顛末を父親に聞かせる後輩。 動揺した父親は、そのまま夜中に出て行ってしまう。 続けて追いかける東と後輩。 奥さんロボが見当たらず、狂ったように名を叫ぶ父。 隙を見て地下研究所へ潜入すると、東らの前に奥さんロボの製造記録が・・・・・・。

 謎の意思に導かれ、墓地にたどり着く奥さんロボ。 なにやら心霊的なパワーで落雷を起こすと、ペットだったオウムが超巨大な怪獣になって蘇る。 蘇るが、どこがオウムなのかサッパリ判らない。 奥さんロボに「車が憎いから全部破壊しろ!!」と命令を受ける毟られたような羽根のオウムは、何処まで飛んだのか、夜だったはずがCMが明けると真っ昼間。 車中心に徹底的に街を破壊し始める。
 出動した東は、奥さんロボが毟りオウムに命令していることを看破。 すっ飛んできた後輩と父親も困惑。 後輩は破壊しろというが、父親拒む。 モーターショー会場に目を向けた毟りオウム。 一刻も猶予のならない状況に、後輩は自分に奥さんロボ破壊をやらせてくれと懇願。 勝手に銃器を持ち出し、屋上のロボの間近まで迫る。 が、父親同様、いざとなると子守唄に負けて撃てず。 毟りオウムに飛び乗り、奥さんロボが逃げると、東、後輩を慰める。 その前に銃の持ち出しを咎めて欲しい気もする。
 その後、さおりと後輩の弟が乗る車が襲われると父親混乱。 説得に説得を重ねるが、もともと、よく判らないパワーで勝手に動き出したロボットなので、狂ったように高笑いをするのみ。 見かねた後輩は、まだ持っていた銃で、高い鉄骨の上に立つ奥さんロボの上半身を撃ち抜く。 抜けるような青空をバックに火花を散らして大爆発する母親。 印象が鮮烈。
車を放り投げたオウムに、東は、到底間に合わないタイミングで変身するが、みごとキャッチ。 あとは、格闘の末ストリウム光線で木っ端にしてフィニッシュ。

 バラバラになって焦げた奥さんロボに沈痛な後輩親子。 それを見てタロウは余計な光線を放ち、もう1回綺麗な姿で蘇らせると、そのまま宇宙に昇天させる。 奥さんロボは、宇宙の灯台(道しるべの星)になり、ZATのオウムが、「腹へった!!」と東の口癖を覚えるとEND。



怪獣が出てからはいつものとおりだが、前半の雰囲気はよかった。 話もそれなりに纏まっていたように思う。

どういう仕組みでロボットが動き出したのかとか、なんで死んだオウムが巨大化するの? とか、おかしなところは山とあるけど、前半の父親が暗躍する雰囲気は、なかなかいい。 『フランケンシュタイン』的でもあるけど、なんとなく、安部公房の『他人の顔』を思い出した。 ネチネチ薄暗い感情渦巻いてるところとか。

もうちょい、奥さんロボに昔の面影を持たせられればもっとよかったか。

オウムの造型はなんなのか。
  1. 2014/10/13(月) 03:53:40|
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仮面ライダードライブ 第2話

出た、クリス・ペプラーです。
って、喋るベルトは人間だったのかよ!!


やっぱ、演技はダメだったみたいだね、クリス・ペプラーです。


普通に、刑事もの路線だから、安心して見てられるな。


なんだよ、薬の包装、犯人の遺留物じゃねーのかよ。


あれ?
あの婦警もまさか変身しますか?


やっぱ、タイヤのタスキ変だよ。
もろ、タイヤなんだもん。


座りながらの変身、ちょっとバカみたい。


超ローアングル、ラジコンカメラかな?


タスキが変わっても、能力の直感的な表現にはなってねぇな。
赤のがいちばんマシだが。


タイヤでなりきりたくねぇ・・・・・・。


おいおい、敵にライダー出現してんじゃねーか。
どうなってんだ。

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  1. 2014/10/12(日) 08:28:07|
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烈車戦隊トッキュウジャー 第32駅

おお、トッキュウジャーなかなか深いな。
子供を大人の姿に変えて戦わせてたのか。
総裁もそうとう罪深いやつだな。

でも、全員うっすらバカっぽいのはそのせいだったのか。
なんか納得。


プラレールとかトミカの基地的なやつ出た。


あれ?
凄くデカいと思ったら、たいしたこと、ねぇ。


ミニチュアの街の出来が結構いいな。


あっさり、解散撤回してたけど、
このまま行くと、最終回で子供に戻るのかな?

ってか、キラキラ好きの皇帝だか帝王だかは、
「キラキラ星」知らねぇだろ。

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  1. 2014/10/12(日) 07:58:38|
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諸怪志異 (4) 燕見鬼

syokaisii4.jpg諸怪志異の今のところの最終巻、『燕見鬼』です。

話は、前巻からの続きで、五行先生に推背図を謎の人物に届ける命を受け、騒動の起こる地域に向かった燕見鬼。
最上階の部屋に入れば天子にもなれるといわれる万年楼では、途中まで導いてくれた仲間とはぐれ、盗賊たちに襲われては、お世話になっていた村を破壊され、あまつさえ破山剣の使い手に川まで追い詰められ、死に掛けたうえ推背図を取られてしまう。
ここまでの3話が、99年に描かれた話で、連載は一旦中止に。(アクションが一旦廃刊したからか?)

で、この本が出た05年に58ページも描き下ろされ追加されたのが、五行先生シリーズの最終話、「霊山」
6年の間に、もんのすごく絵が変わっちゃってるのはご愛嬌ですが、(途切れる前の「破山剣」なんか、やたら大ゴマ使ってて線も極太。 それに引き換え「霊山」の線は極細でヘロヘロ) 話は佳境に入り、あらたに謎の宗教団体も参戦、いよいよというところで、突然、文章で説明が入り、全ての謎がウヤムヤのまま途中終了。

「えぇぇぇぇぇぇっ!!!! う・そ・で・しょっ!!!!」
思わず、本当に声に出して言っちゃいましたよ。 だって、この話謎だらけなんですよ。 数々の謎を引っ張ってここまで来たのに、そりゃないよ。
もう、描きたくなかったのかな・・・・・・。

アマゾンのレビューなんか見ると、元ネタにしてるのが同じ中国物でも『水滸伝』らしいんで、そっち読むとなんとなく判るかも、らしいんですが。 いや、ビックリしました。 描いてください諸星先生。

あとの2話は、再び阿鬼の時代の話で、これはどちらも大変面白いです。 どちらも、成仏出来なかった死人は怖い、みたいな話ですが、ちょっとずつ不思議さと不気味さがあってなかなか。


これで、『諸怪志異』はおしまいですが、志怪物(中国の古い怪奇譚を志怪小説というらしいですね)はまだまだ読んでみたいジャンルですね。
まぁ、『聊斎志異』は、もうすでに買ってしまっているので、それにチャレンジすればいいんですが、それは、正直いつになるのか判りません・・・・・・。 (さっさと読めばいいじゃん、と思った人は、『ザ・聊斎志異―聊斎志異全訳全一冊』が、どんなサイズの本なのか検索してみてください。 単純に買ったままの本の読む順番、ってのもあるんですけどね)
  1. 2014/10/12(日) 07:37:53|
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イデオン、リデザインその9

今回からの3枚は、スケッチをアップし始めてから描いたもので、またしても、準備もそこそこに、思い立って確認がてら描いちゃったメモみたいなもの。

ハッキリいってアップしなくてもいいイタズラ描きみたいなもんなんだけど、今までのものも全て公開してるんで、んまぁ、いいかな、と。
しかし、意識して描けば、こんなもの描かなくてもいいわけで、ほんと、考えなしでダラダラ描くのは紙のムダでしかないね。

で、まったく何も考えて描かなかったか、といえば、そんなこともなく、今になって、基本設定に疑問が次々湧いてきて、あれ、これ、マズいな、今までの全部ムダか? という事態になって、その打開策のためにまったく違う別案を出してみた、というわけです。


大きく分けて2つ疑問があって、今回の3枚で関係してるのは、そのうちの1つなんで、とりあえず、それだけ説明します。

イデオンは、第六文明人の残した遺物ですが、1回目で載せたパンフの説明にもあったように、第六文明人は、滅んでしまう前に、いずれイデオンを上手く扱えるものが現れますようにと、自らの生命の素を宇宙に撒いたわけです。 それが各惑星に根付き、一方は地球人になり、もう一方はバッフ・クランになったと。 で、これって、よく考えると、古代文明なんていうレベルじゃない、途方もない時間が、10億年単位で流れてるんじゃないかと気付いたわけです。 気が付いた、って、今更、気が付いたわけじゃなく、それほどの時間的隔たりがあるだろうことは最初から理解してましたが、問題は、そんな長時間、加工されたものが動く形で保存されうるの? ってこと。 そんな長時間経ったら、すべて崩壊して何もなくなっちゃうんじゃないのか? と、ハタと思ったわけですよ。 土偶だの何だのいってらんなくなったわけです。

これに関しては、すでに一応の答えを見出してクリアできてるんですが、今回の3枚のうちの1枚目は、まだ、この疑問にハッキリとぶち当たる前で、なんとなくモヤモヤした気持ちから、こんなのどうだ、と描いてみたもの。

それがこれ。


ideon_re-design_sketch9.jpg

全てに共通していえるのは、ひとつの塊として捉えてる、というところ。
関節がどうだとか、ロボットとしてどう整合性を持たせるかとか、そういう方向性は全部オミット。 どういう理屈で動くのかは判りませんが、ひとつの塊として存在。 まぁ、別の素材で出来た人間みたいなもんですね。
ほんとは、こういう抽象表現にも通ずるようなものは、ある意味、逃げ、とも受け取れるんで、やりたくはなかったんですが、こうせざるを得ない気がどうしてもする。 しかし、ちゃんとロボットキャラクターとしてデザインしたいという意地みたいなものもあったりで、そのへんも、のちのち考慮することになりますが、今はこれ。

左端は、ひとつの塊として、ドーンとプリミティブに存在している感じ、それが、ガッと振り向いて威嚇してるイメージ。 とりあえず、ズルンと1個で、それだけだと何なんで、肩の三角筋は上下で分けてみた。

あとのは、左端のものを、正面、横と、少しずつ弄りながら描いてみたもの。

右端の上は、三角筋をもう少しデザイン的に処理してみたもの。

同下は、頭を縦に潰して扁平にしたら、量産型エヴァになっちゃったところ。 もちろん却下。

今までのは何だったのか、といった感じですが、これはまだ、あんまり自覚的に描いてないんで、これが疑問の答えだ、というわけではもちろんないです。 念のため。


と、いうわけで、次回はさらにイタズラ描き度が増してしまいますが、もう少しお付き合いを。
今回は、このへんでおしまい。

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  1. 2014/10/09(木) 06:14:06|
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TOKYO MX 円谷劇場 「ウルトラマンタロウ デジタルリマスター版」 41話

子供が大人の目を盗んで何度となく落書きを大量に繰り返す話。

<主な登場人物>
■ ZAT極東支部メンバー
東光太郎(篠田三郎):本作主人公。勇気と行動力と子供好きが講じてZATへ横入り後、死に損なって日本名の宇宙人と合体。とにかく好青年の22歳。女性にはイタリア人なみにストレートにアピールする男。
朝日奈勇太郎(名古屋章):ZAT極東支部隊長。光太郎をスカウトした張本人。白鳥船長とは友人。ユーモアと洞察力を兼ね備えてはいるが、重い出社拒否症。内職が忙しい42歳。
荒垣修平(東野孝彦):出て来ない隊長の代わりに指揮をとる実質隊長の副隊長。鷹揚で人望が厚い大食漢の29歳。攻めてるファッションのダンディーじゃがいも。
北島哲也(津村秀祐):情報分析および兵器開発担当。つりキチ○○の27歳。
南原忠男(木村豊幸):操縦、射撃はお手の物。根っから明るい宮崎出身22歳。口のあたりがアナゴさん。
西田次郎(三ツ木清隆):放電好きの光太郎の弟分。隊では先輩だが、年は光太郎より下の19歳。8話で宇宙ステーションV9に飛ばされる。
上野孝(西島明彦):8話より突然赴任。18歳の最年少。長髪のイケメン。先祖が忍者の可能性あり。35話あたりで突然失踪。
森山いずみ(松谷紀代子):通信担当で戦闘も得意。家事も出来ちゃう気の利く18歳。
■ 白鳥家
白鳥潔(中村竹弥):大型タンカー船長。日本帰国時に光太郎を乗せた縁で下宿させる。妻とは死別。ご先祖が隠密支配だったかは不明。
白鳥さおり(朝加真由美、小野恵子):白鳥家長女。亡き母の代わりに家を切り盛りする。出来のよい18歳。20話より別人のようになる。
白鳥健一(斎藤信也):白鳥家長男。明朗快活で行動派。光太郎とタロウに憧れている小学5年。


 大熊座で異変が起こり、その影響が都内の某コンクリート塀に怪獣のシミとして現れる。 前にも出てた気がするマサヒロなる絵がヘタな少年は、くだんの壁にみんなと落書き。 大量の落書きをするなか、マサヒロは描いた絵を笑われつつ、おかしな怪獣のシミを壁に発見する。 実はヘタではなかったのか、「ここに怪獣が見える」と青チョークで上書きした線画は別人が描いたように達者。 そのうち壁の持ち主が現れると、全員説教。 通り掛った東たちに、メガネにヒョウ柄コート、キツネの襟巻き(1匹丸ごとそのまま加工されたやつ)のざあますおばさんを、「(あんなの)怪獣じゃないか!!」と退治を頼み困らせる。

 ヒョウ柄ざあますを、「やぁい、ばばあ!!」と罵りながら逃げ帰ったマサヒロは、そのまま入院中の母の病室へ。 ばばあと戦ったこと、人ん家の壁に大量に怪獣を描いたことなどを自慢しガッカリさせると、さらに、窓から絵を見せようとするが、怪獣より花が好き、と断られ今度はこっちがガックリ。 「その花も、来年は見られるかどうか・・・・・・」と、嫌なことを口走り目を瞑る母親に、「かぁーちゃぁん!!」と絶叫を繰り返していると、慌てて看護婦が入ってきて絞られる。

 その後、花を買いたかったマサヒロは、300円のところ80円しかなく断念。 そのかわり友達に頼んで赤いチョークをその80円買ってきてもらい、例の壁いっぱいに、今度はサクラの絵を描いてしまう。 どうやら、母親に花を見せれば病気が良くなる、という考えになってしまった模様。 当然のようにヒョウキツネのざあますに怒鳴り散らされ、解散。 描かれたのがサクラだったことには、まんざらではないざあますだったが、残っていた怪獣のシミには忌避からキック。 すると絵の中の目が光る。

 翌日、起きられない母親をベッドごと窓際に押しやり、落書きのサクラ並木を見せるマサヒロ。 母親はそれを素直に喜んでみせる。 一方、ざあますは、落書きを消させんと待ち受けているが、またしても絵の怪獣の目が光り、こんどは半実体化。 レリーフ状に息づく怪獣はそのまま巨大化し、ばばあはショックで木の上に跳ね上げられる。

 横から見ると、羊の角のようなロールする出っ張りがある巨大な頭の怪獣は、アドバルーンを食べ、屁をこき元の壁に戻る。 隊員たちが壁に駆けつけると、マサヒロが落書きの主謀者および怪獣出現の原因だと、ざあますに吊るし上げを食っている。 これを回避したかった東は、嘘まで付いて庇おうとするが、そもそもZATが来たことが証明のようなもの、とやぶ蛇に。 そうこうしていると、「親を出せ」と言うざあますに、マサヒロが「病気だからいじめないで」と、自分のジャンパーで絵を消し始めるが、それがきっかけで再び怪獣出現。 即刻、周囲が臨戦態勢に入るなか、マサヒロは、今度はタロウに出てきてもらおうと壁にタロウを描くが、東がそれを見ていないので現れずベソ。 東が来たら来たで、子供の目の前なので変身できず。 ようやく、マサヒロがキレて「自分が倒す!!」と駆け出すと、東、律儀に落書きまで走り、背にしてから変身。

 攻撃がまったく効かず(ZATのあらゆる攻撃も無効)、初めは戦いあぐねていたが、いろいろ調べた結果、落書きを消す要領で拭き消すことで本体の光球出現。 ビームで粉砕、サクラ吹雪にしてフィニッシュ。 タロウは、マサヒロにも超巨大なサクラの花が付いた枝をプレゼントする。 手元に来たら急に縮んだが、それを病院に持って行くと、母親の顔色も桜色に。
 騒動を謝る母親に、東がお咎めなしのお墨付きを与え、マサヒロが画家になると言い出すと大団円でEND。



最初に見たときは、どうかなと思ったが、感想書くのに見直してたら結構よかった。
相変わらず薄味ではあるけど、そつなく纏まってた気がした。 マサヒロの家庭がもう少し詳しく描かれていればもっとよかったか。

ただ、いたずら書きがお咎めなしはないな。 まあ、チョークだからいずれ消えるとは思うけど。

大熊座の異変が、何故地球のいたずら書きの怪獣になったのかも説明が欲しいところではあったけど、怪獣自体のデザインは割りとましだったように思う。 特に頭部のデザインがよかった。 あんなデカくなくてもよかったけど。

『タロウ』、終盤に来て、少し盛り返してきたか?
モチに総集編だしそんなことないか。
  1. 2014/10/06(月) 03:45:33|
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仮面ライダードライブ 第1話

結構よかったんじゃないですかね。

ちゃんと、ワクワクする導入部だった気がします。 ライダーが車乗ってても全然気にならないし。 でも、まさか、『ナイトライダー』だとは思わなかったけど。
あれ、クリス・ペプラー1年間大変だな。 声の仕事の人とはいえ演技あんまりしたことないだろうし。 主人公をメカがしゃべってサポートってのはいい感じで好きだけど。

ストーリーや設定は、もう平成シリーズも10年以上続いちゃってるんで、どこかで見た感じがして、いささか新鮮味欠くけど、まあ、及第点だよね。 とりあえず、なんだよそれっていうのがライダーがタイヤ巻いてるぐらいしかないし。

タイヤさえ巻かなきゃドライブは結構いいよ。 自分がシンメトリーなデザインの方が好きだからジャマに思うんだけど、素直に足とか腕にしときゃ判りやすさにも繋がったのにな。(そんな感じのロボットいたような気もするけど) 足のタイヤがデカくなって古いマンが表現みたいに走ってもよかったんじゃないのかな。

敵の怪人のデザインは造型家の竹谷氏なんだな。 頭部にドクロ剥きだしの意匠がきてて、そうかな、と思ったらやっぱり。 そっち方面は今後楽しみ。

キャストは、鶴太郎とかハマケンとか何で出た? って気もするけど、婦警の女の子はかわいいな。 制服もアレンジしてあったね。 主人公の人は、なにげにデビュー時のオダギリジョーっぽいけど、じみ。

そういえば、ミニカーもちょい違和感あったかな。 空中走んなくてもいいよな。 それと、シフトレバーに変化するのはいいけど、それにいたる操作が『トッキュージャー』の変身と似てるのが解せん。
あと、強力なタイヤ押しは、タイヤメーカーの提供がないのがおかしいレベル。 どっちかっていうと、ライダーというよりタイヤメーカーの宣伝キャラクターみたい。

っと、まあ、こんな感じの感想だけど、とりあえず、前よりは素直にグー。
来週も期待します。


あと、関係ないけど、「仮面ライダーグミ」は、フルーツライダーじゃなくなっても、やっぱりジューシーなんだな。(笑)
  1. 2014/10/05(日) 09:04:22|
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烈車戦隊トッキュウジャー 第31駅

レインボーラインに総裁なんていたのか。
まさか会社組織なのか?


キグルミの目のライトとかが明るくていいな。
LEDになったからかな。


総裁ってウサギ?
それとも、ウサギのかぶりものしてるヘンタイ?


戦隊のCGも上手くなったもんだな。
まだまだリアルとはいいがたいけど、
バスはそれなりに自然だった。


ビルドダイオーはカッコいいんだけどな~。
色もオレンジ悪くないし。


ちゃぶ台じゃなくて、イス返しじゃねーの?


このダイニングセットの兄弟怪人は、
デザインも出来もなかなかだな。
弟のイスの方が面白いか。


なんだ、解散って。
次回急展開しますって書いてあるぞ。(笑)

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  1. 2014/10/05(日) 07:58:50|
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諸怪志異 (3) 鬼市

syokaisii3.jpg諸怪志異の3冊目、『鬼市(きし)』です。

前の2冊から10年近くたって描かれた続編ですが、タッチは少し変われど、やっぱり面白いですね。
阿鬼が正式に青年となって現れ、途中から大きな事件に巻き込まれ次第に連続する話になっていくので、1話完結の不思議な話を集めたといった昔話風の風情はなくなってしまいましたが、連続ものになっても、相変わらずエピソードは不可思議で印象的です。 たぶん、話が溢れ出してしょうがないんでしょうね。 構想練ってるうちに思わず大きな話になっちゃって、つい連続ものにしちゃったんでしょう。

絵柄も最近のものに近付いてよりラフになり、コメディー要素もホンワカしていて、怖いけど牧歌的みたいな印象のタイトル作「鬼市」は、化け物の集まる夜市でおかしな石を買わされる男たちの話で、軽い感じですがこういう雰囲気好きですね。

中国の昔の話なので、よく道士が術を使うシーンが出てきますが、敵が化け物などを出すと、味方を応援するように何処かからもう1体化け物が現れ助けてくれる、なんていうことがあったりします。 そういう化け物風の助っ人は、たいがい味方の道士が木の枝や人形などに術をかけて出現させてたりするんですが、そんなシーンがある「羽化庵の来訪者」もいい雰囲気です。 前の巻にも、払子(ほっす:棒の先に獣の毛をつけた法具で、よく坊さんが持ってるやつ)や、人参が人の姿になって助けてくれる話がありましたが、こういうタイプの話はワクワクします。

以降の話は、徐々に推背図という預言書の争奪戦になっていきますが、これも非常に面白いです。
なかでも、推背図が見たいと燕見鬼(青年になった阿鬼の名)を呼び寄せる死んだ皇帝が則天武后だったのにビックリ。
則天武后って、歴史上これ以上ないってぐらいの桁外れの悪女らしいんで、こっちだけで1冊読みたいぐらい。

話が続いているので、詳しい感想は後に回しますが、青年になった阿鬼はカッコいいですね。 自由に剣を飛ばすのが卑怯なぐらいカッコいい。
  1. 2014/10/02(木) 05:46:35|
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MEAD GUNDAM-シド・ミード『ターンエーガンダム』モビルスーツ・デザイン画集

4063300919.jpg8回まで進んだイデオンのリデザインですが、今回は、ちょっと毛色を変えて本の紹介です。

イデオンのリデザインをするにあたり、もう一度、設定やらデザインやらを確認しようとネットで色々調べていたんですが、主に第六文明人の姿が知りたくてあっちこっち見ても、これが全然なし。 たぶん第六文明人のデザインは存在しないんだと思いますが、そんなものとは関係なく、イデオン調べてると、富野つながりでガンダムの情報も入って来ちゃう。 で、どこかのサイトで、「一説によると、ミードがデザインしたザクのイラストがあるらしい」なる情報を目にして(世には出てないから見ることは不可能らしい)、なにぃ!? と、余計なことまで調べてたら見つけたのがこの本です。

タイトルどおり、『∀ガンダム』のモビルスーツが出来上がるまでの過程を、ミード氏のスケッチからつまびらかにした本ですが、これが何か物をデザインするときの考え方なりの指針を示してくれるかな? と、淡い期待で購入してみました。

まぁ、面白かったですが、基本、サンライズに提出したデザイン画が中心なんで、どれも決定稿に近いものが多くて、紆余曲折が感じられるのは、ターンエーガンダムぐらいでしたね。 ターンエーは、もともと、のちのスモウが最初のデザインで、大胆に変更されているんですが、変更前のものも再利用されてるんで、絵としての意外性、こんなのだったのか、みたいなのはあんまりないです。 ほんとは、もっとラフな、スモウバージョンに行き着くまでのものが見たかったんですが、案外ないのかな。(いちばん最初のスケッチが、いたずら書きみたいでそれっぽいですが)

ただ、デザイナーの仕事としては、さすがの巨匠仕事で、インダストリアルデザイナーだけのことはあって、内部構造、関節の自由度、基本システム(どうやって力が伝わるか等)などなど、徹底して考えられていて、しかも、どうやって立体としての整合性取ってるのかと思ったら、なんと、いちいちCADで確認してた。 そら、立体にならないものデザインしてもしょうがないからね、工業デザイナーは。 それにしても詰め方が凄いよ。 脱帽。 それはもうバンダイの仕事じゃないのか?

結局、ミードらしいシンプルで機能的かつ美しいガンダムは、監督の意見でどんどん昔のガンダムに近付いて、双方、よかれとおもねりつつも意地の張り合いも見せ、結果ヒゲが生えるという事態になって収まるわけです。 個人的には、ヒゲよりスモウの方が好きですね。

シド・ミードの画集として見ると、カラーのイラストがほぼないんで(本自体もA5と小さい)、流麗なカラーイラストはほかで見てもらうとして、線画はたっぷり見れます。 異様に線を多く引くタイプのスケッチで、何描いてあるのか判らないのも多いですが、整理されてくると非常に上手いのが判ります。 衝撃的な上手さのものがほとんどで、軽く影がついているだけで凄いSF感。 アイデアも豊富で、これでもかと1体1体違うデザインにしてあって、ディティールの付け方も一味違う密度とセンス。 ミード大好きな人にはお勧めですね。
あと、双方の意見のやり取りが、行き違ったりぶつかったりと、なかなかの異文化交流でこれも見もの。 巻末についてるスタッフの、スケッチがいつごろ描かれたかの予想はいらんけど。

という具合で、巨匠のデザインの詰め方に身の引き締まる思いがしたという巻でした。 (それと、これ見るとイデオンじゃなくてガンダム描きたくなるんだよね)


で、次回からは、また、少しの間、次の段階のスケッチを展開していきたいと思います。 つっても、まださわりしか描いてないんで、この先どうなるか判りませんが。
ちょっと、絶賛悩み中なんですよね。 いろいろ難問があって、ってうか難問は解決したんですが、どの路線で行くべきか、ひとつに絞るべきかどうすべきかとか。 う~ん。
まっ、とにかく順次あるものはアップで。(ミード巨匠の精神は影響あったかなぁ、あんま、ないなぁ)
  1. 2014/10/01(水) 09:54:54|
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