パプリカな話。
本が大好き大作は、歩き読み。 メチャにイタズラされても読みふけり、しまいには、本の世界が夢に出る始末。
サスペンスフルな物語世界でうなされる大作。 毎夜続く悪夢に次第に憔悴していく。
心配になった周囲は、メチャの発案でギロチン教なる祈祷師にお伺い。 が、ろくな目に遭わずメチャ追い込まれる。
仕方がないので、夢は、夢の中で解決するしかない、と、大作自ら、夢の中に入れる(自由に行動できる)装置を発明。
ブースカにも入ってもらい、ポジティブシンキングで乗り切り、壁を寄せてくる悪魔に勝利。
最終的に、物語中のメルヘン世界でご満悦して大団円。
まるで、筒井康隆の『パプリカ』みたいな感じ。
途中の祈祷師のくだりや、ブースカのカメで大騒ぎ(夢以外の部分)のくだりをもっと端折って、
早く夢の中での活躍に話を絞っていたらもっと面白くなったともう。 面白くなる要素は揃ってた。
夢の中の世界だから、見ている人の精神状態が反映されちゃう、
というところがちゃんと描かれているところはよかった。
ところで、どうやら4月からまたまた時間帯が変更になるらしい。
曜日は同じ日曜で、時間は夜の10時から。
もう、半年に1回ぐらいの割合で変更してるな。
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- 2016/03/28(月) 02:46:12|
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ブースカが展示される話。
発明コンテスト5年連続優勝を賭け、羽ばたいて飛ぶ装置を開発する大作。
いかにも重そうなブースカを実験台にするが、
飛べそうにもないと思ったブースカは、ブー冠のちからで飛行。
それを見た大作は、止めるのも聞かず自ら挑戦、墜落。
このままでは、メチャに取られてしまうと悶々と寝てすごす大作だったが、
無理を押して実験しては怪我をするの繰り返しで学校にも行けず。
ブースカは、代わりに行った学校で、給食を出入りの業者に食わせて大目玉。
前日の夜、諦めた大作は、泣きながら空に「来年こそは」と叫ぶ。
コンテスト当日、気落ちした大作は精神的に脚が動かず病院送り。
が、何故かコンテストでは大作が優勝。
実は、自身が大作の発明品であるブースカが、
自ら出品作として並ぶことで5年連続優勝を勝ち取ったのであった。
ながら見で、いつもの如く、セリフも聞きづらく、間もおかしいんで酷評かなと思ってたら、
意外と面白かった。(気がする) 文章に書いて、あらすじにしたからなのかもしれないが。
後半、大作が泣き出したときには、どうした、どうしたとビックリしたが、
まあ、ブースカが犠牲的に気転を利かせたので帳尻があった気がする。
今24話、やっと半分か。
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- 2016/03/21(月) 02:48:03|
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子供と高校生と怪獣が多摩川の土手で大乱闘な話。
大作のクラスに転校してきた金持ちの子は、物を配って友達作り。
騎兵隊のワッペンをもらった男の子たちは、こぞってなびいて兵隊気取り。
位の高いワッペンをもらった子供は威張りだし、やがて二つに分かれて元帥を決める決闘へ。
多摩川の土手で戦争をする大作たちは、それぞれ砦を築き、自転車の戦車を造る。
ブースカは止めさせようと奔走するが、金持ちの子にブー冠を取られてシオシオ。
実は、転校生は金持ちではなく、ワッペンも母親の内職をちょろまかしたもの、
付いた嘘は膨らんで取り返しが付かず、正直に言う勇気もない。
事情を知ったブースかは、自作のブースカ印のワッペンを勇気のワッペンだとし、
正直に言い、ブー冠を取り戻せ、と発破をかける。
金持ちなのも物持ちなのもすべて嘘。 ブー冠もブースカに返して、と高校生に立ち向かう転校生。
大作たちの応援もあり、亡くなった警官の父ばりの勇気を転校生がみせると大団円。
ゆるゆるさは、いつもどおりだが、面白い部類。
話の展開もしっかりしており、エピソードも詰め気味でいい。
子供同士のヒエラルキーがよく出ていて、そこもよかった。
ただ、転校生の子の家に行くと、転校してきた感じが全然ないのが気になった。
ホントに引っ越してきたばっかりなのか?
それはいいとして、ワッペンひとつで偉そうに踏ん反り返るガキはホントどうしようもねーな。
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- 2016/03/14(月) 02:52:55|
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予想通り、というか、予想以上にかかってしまいましたが、出来ました、イワン。
ちょっと、込み入った感じになってしまったんで、
正確に伝えるために少々丁寧にならざるを得なかったんですよね。
特に作画がめんどくさかった。
と、いうわけで、001ですが、これが、
0歳児を親が脳改造したというトンでもない設定。
しかも、結果、得られた能力が
超能力で、はたしてサイボーグと言っていいのかどうなのか。
脳の眠っている部分を活性化させてるみたいですが、いったいどんな改造したのか。
それにしても、石ノ森章太郎もキャラクターに幅を持たせるためとはいえ、冷酷な設定考えますね。
で、設定的にも、そのまま描いたら、ただ赤ちゃん描くだけになってしまうんで、
いっそのこと、大胆に変えてしまおうと決めてました。
007のときは、科学設定が1人だけ逸脱してるだ何だとゴチャゴチャ言って、
いままでの設定の範囲に無理やり押し込めてましたが、そのときから001だけやるつもりでした。
そもそも、与えられた能力が超能力なんでね、逸脱っちゃあ逸脱しすぎなんでいいかなと。
なので、いっぺん死んでもらいました。
話は変わりますが、いま、科学や物理の方面で面白そうだなぁ、と思っているのが
意識について。
文献読み漁ってるとか、そっち方面のサイト見まくってるとかじゃないんですが、
(1冊、科学者の書いた本買いましたが、まだ未読って程度)
意識とは何か? 存在するのか、という研究が非常に興味深い。
えっ? 意識って、哲学とか宗教とかオカルトの範疇じゃあ、とお思いの方もおいででしょうが、
人間原理とか、
二重スリット実験のように、物理、特に量子論的には切り離せないものになってきているようです。
で、最新の研究(もちろん仮説で、ほぼトンでも説に近いけど、あくまでマジメな研究)では、
意識とは、ニューロン(神経細胞)の情報のやり取りで、その情報交換が一定以上の複雑さになると現れるもの。
大体こんな感じで、複雑さとは、脳神経回路の繋がりで、じゃあ、世の中の複雑な回路、回線から
意識が現れないのは? というと、複雑さには正しい複雑さがあるからや、
思った以上に脳が複雑(ネットなんかより全然)だから、などなどなんだとか。
しかも、脳の情報のやり取りの研究では、
量子もつれ、大雑把にいうと、
2つの離れた量子間に一瞬で情報が伝わる(同期)現象で情報がやり取りされているらしく、
それらの同期した量子間の距離は、たとえ一方が宇宙の彼方でも等しく一瞬で伝わるのだという。
(そもそも、量子の情報は宇宙空間全てに広がっている)
つまり、脳内の情報の量子が、宇宙の彼方の一粒の量子と同期する可能性も0ではない、ということ。
なので、これらのことをオカルトチックな現象に当てはめていくと、
脳の量子情報が散ってしまった状態が死。(もちろん地球に留まっているという理由なし)
いったん離れて、宇宙まで行って帰ってきたのが臨死体験。
死んだ人の情報に触れるのが死後の世界や幽霊。
などと説明可能となり、宇宙に漂う情報の塊は、あたかもアカシックレコードを思わせたり。
で、勝手に色々想像していたわけですが、そんなこんなを利用して、話というか何か出来ないかなと、
オリジナルの設定を考えたのが、未発表の『魂魄(こんぱく)ディティクティブ(もちろん仮題)』
未発表だから初めて言うわけですが、それは、こんな設定。
人の意識が観測可能な物質であることが発見された世界での物語。
意識の設定は、上でいったとおり、ネットワークが複雑になると生まれる雲のような物。
人から離れた意識を魂魄と呼び、死ぬと魂魄は飛び散る。
が、集まったままの場合もあり、それはいわゆる幽霊。
また、散った魂魄は集めることも可能で、それを仕事としているのが魂魄コレクター。(観測して機械で収集)
魂魄は、集めても情報(データ)の塊なので、新たな思考が出来ないし、同じことを繰り返しがち。(地縛霊?)
なので、集めた魂魄は、元の頭(脳内)を模した、魂魄ケージに納めることで再び新たな思考を開始する。
古い魂魄ほど失われている部分が多いが、まったく無になったわけではない。
あとは、、観測出来るようになった意識の粒子の呼び名を、ゴーストマターとかソウリオンとかでどうか、とか、
その粒子はダークマターと結び付けたら面白いかな、とか。
で、具体的なストーリーとしては、主役が刑事か探偵で、魂魄犯罪を解決する。
相棒1が魂魄コレクターで、相棒2が、集めた魂魄(コナン・ドイルとか過去の有名人)。
世界観的には、心霊、オカルト関係が胡散臭いものではなくなり、逆に、過去の人物から話が聞けるので、
宗教や歴史家の信用がガタ落ちしている世界になっている。
まあ、喜んで設定作ってたんですが、出来てみれば普通の心霊物と大差ない。
いや、心霊一切関係なくてSFなんだけど、結果的にそのへんのラノベとか、
いまのライダーとかと代わり映えしないんでアップはしなかった。
だい~~ぶ遠回りしましたが、ようやく本題です。
せっかく作ったし、じゃあ、今回001の設定に使わせてもらおうかな、ということで、
イワンには、0歳で魂魄を飛び散らしてもらいました。
不慮の事故で死んでしまったイワンの魂魄は集められ、ケージに入れられます。
超能力については、元々能力者だった、でいいと思いますが、
ケージの性能を上げることで発揮、でもいいかと。
肝心のビジュアルですが・・・・・・。
こうなりました。

アタッシュケースを開いてケージを引っ張り出すと、畳まれていた顔の立体模型が組み上がり、
脳神経系のモデルも中に納まります。
これらは、生前のイワンの頭部に準拠。(元と同じであるほど能力がナチュラルに発揮される)
考えていたイメージは、面取りされた首がケース内にあるのではなく、
透明な素材で出来た雌型の中に脳のモデルが浮いている、というもの。
でも、それだと畳めないんで表現は若干曖昧に。
これ、顔の前面だけじゃなく、後頭部も面取りした図、描いてあるんですよ。
(すげー面倒臭かった)
次は、生前のイワンのご尊顔。

赤ん坊です。
0歳児にしては、ちょっと大きめですね。
成長しないからいいのかもしれませんが、毛がフサフサの0歳児も変な気がしたのでこのように。
赤ちゃん描くのに一生懸命になってたら、髪がブルーグレーなの忘れて描いちゃいました。
もちろん、グレーでも可です。
次は、フランソワーズに抱かれる001。

フランソワーズ、デザイン変えました。
前に描いた003はモデルも曖昧で納得いってなかったので、唯一の足掛かりである、
本物のフランソワーズ・アルヌールにご登場願って、それをモデルに再考しました。
フランスの女優さんですが、時代的にメイクその他が当時のハリウッド的ゴージャスさなんで、
イメージかなり変わりましたね。(もっとキツイ顔なのを、だいぶ大人しめにしたんですけどね)
イワンは、こっちの方がイメージ近いですね。
アップのは、不透明すぎて脳のモデルがよく見えなかったんで、
これぐらい顔が透けてて、脳の活動がよく見えた方がらしいと思います。
あと、カチューシャ、ちょっとだけメカっぽくしました。
次は、イワン全体図。

アップのがちょっと成長しすぎだったんで、ムッチリ0歳児にしようと思ったら、
ブラマヨ小杉になてしまいました。
(まあ、原作のイワンも可愛くはないけどね)
次は、魂魄ケージの入ったアタッシュケース。

中身が畳めるものなので、かなり小さいですよね。
最後は、おまけ。
描くのが大変だったイワンのアップの部品の数々。

まずは、アタッシュケースのみ。

これが顔の前面。 色は、ちょっとホログラムぽっく。

後頭部。 面取りは、適当ですが、一応、ローポリゴンの頭部モデルとかを参照。

ラストは、脳の神経モデル。 わざと毒々しくして目立たせようとしたんですが、
ちょっと前面を不透明にしすぎて失敗。
これらを順番に合成したのがあれ。
(このままじゃなくて、線画とは別々でしたが)
とまあ、こんな感じでイワン終了です。
奇を衒ってみましたが、どうだったでしょうか。
一応、これで9人全員やったわけですが、あと少しだけ続きます。
おまけですね。
もう少しだけお付き合いを。
テーマ:自作イラスト(二次創作) - ジャンル:アニメ・コミック
- 2016/03/10(木) 08:17:50|
- サイボーグ009 リデザイン
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