小説の感想で触れたDVDで再鑑賞しました。
日活版は、『伊豆の踊子』の映像作品としてはちょっと特殊のようで、
それほど評価が高いというわけじゃないんですが、やっぱりよかったですね。
もちろん、小説と表現が違う部分もあるんで、そのへんは多少評価が下がり気味ですが、
なんといっても、踊り子が吉永小百合ですから、補って余りあります。(笑)
原作と違う部分は主に主人公の感情に関する部分、
どちらかというと踊り子中心なんで、あまり主人公への掘り下げはないです。
そのせいか、ラストも違います。(港で別れるのは一緒だけど、その後の船内のシーンがない)
全体として、日活風の青春物の感じも。
でも、逆にいうとそれ以外の部分は意外に原作に忠実。
で、『伊豆の踊子』の原作は、非常に短いんで、忠実になぞっても1時間行かない感じ。
そこで、間に入る話が同じ川端原作の『温泉宿』からのエピソード。
これも、意外とそのままで、初めに主人公が泊っている宿がその温泉宿になっているっぽい。
なので、踊り子一行とのシーンの間に、女中と酌婦のケンカが入ったり、
身体の弱い酌婦の話が入ったり、ラストの棺桶が通る竹林のシーンがあったりする。
さらに、郷鍈治たちは、地元の人と普請場の人夫だったりするのだ。
雰囲気は違うがこれはこれで面白い。
あと、これは、ほかの映画でも同じだと思うんだけど、
役者の年齢が原作とはだいぶ合っていない。
踊り子は17歳にみえる14歳だけど、このとき吉永小百合は18歳。
なので、劇中では16歳になっている。
他なんて、著しく違うんで、その辺どうなのかなと。
全部実年齢同じバージョンも見たい気も。
で、本編観終わって特典の予告を見たら、これが驚いた!!
使われてないシーンのオンパレード。
しかも、これがことごとくいい。
編集も原作のシーンだけで纏められてて、予告の方が圧倒的に面白そう。
必見です。
ということで、感想でしたが、
小説の感想のときに言い忘れてたんで、ここで書きますが、
踊り子姿の吉永小百合をぜひ描きたいですね。
しかも、
吉永小百合を14歳にしたバージョンで。(笑)
小さい時からわりと同じ顔なんで、上手くいくか判りませんが、
資料集めてチャレンジしてみます。
(けっこう、時間掛かるかなぁ)
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画
- 2022/07/09(土) 04:02:58|
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山で食事中のトラック運転手がデストロンに捕まり小さい息子が取り残される。
電力会社の職員白骨事件を追う風見は子供と遭遇。
デストロンの可能性を感じ行動を開始し、
罠に嵌められたり怪人に滅多打ちにされ半死半生の目に。
その後、基地に乗り込み、怪人も倒し、人質も解放で大団円。
単純ではあるけど話は纏まっていた。
このレベルでもいいんで、なるべくドラマが欲しい。
ほか、気付いたこと。
デストロンの知られたら殺されるほどの秘密が盗電。
怪人がほぼドクガンダーだが、何故か『男おいどん』的口あり。
死に損なった風見がゾンビ。
子役の演技が見てて不安になる。
今日の掛け声
「ブイッスリャー!!」
テーマ:特撮ヒーロー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2022/07/09(土) 03:13:10|
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