Aが砂利に足を取られてスッ転んで死ぬ話。
主な登場人物
「北斗星司」 男側主人公。南が早退したので今は1人でAに変身。池田鉄洋的オーバー演技傾向あり。常に怒られ役。
「南 夕子」 女側主人公。ゲッセイジンだったため早退。
「竜 五郎」 TAC隊長。必殺技「一週間の謹慎」。とにかく様子を見る男。
「山中一郎」 射撃の名手。何故か2丁の両手撃ちが基本。直情型のキ印野郎。
「吉村公三」 宇宙生物の権威。今のところ全くの空気。
「今野 勉」 ロケット工学のオーソリティー。デブキャラ。人の失敗をネタに笑いを取るのが趣味。光の速さで心が折れる男。
「美川のり子」通信、副官担当。爆弾魔。エロ担当。1回死亡後なにげなく復活。
「梶 洋一」 兵器開発主任。新興宗教の教祖のような制服着用。独特の梶理論を展開。
1人で逆立ちが出来ないことをバカにされるダンからスタート。
先週、あれだけサンタやパーティーシーンが出てきたにも拘らず実際にはクリスマスではなかったらしく、プレゼントにチョッキを持ってきた北斗に、ダンは感謝しつつも姉との2人の寂しいクリスマスであったことを嘆く。
チョッキを着込んだダンは、嬉しさついでに海外に行ったまま行方が判らなかった叔父が会いに来ることを洩らす。
アパートに戻る途中、団地での子供の転落事故に遭遇する北斗とダン。
北斗の気転でそこに居たおっさんと2人で落下する子供を受け止め、事無きを得る。
実は偶然会ったこのモッサリしたおっさんがダンの叔父なのだが、はやくも怪しいブレスレットが光り、罠フラグ立つ。
本部ではいつ昇進したのか山中が、不在の隊長(と吉村)の代わりに偉そうに“シルバー・シャーク”なる秘密兵器の完成に向けてパトロールの強化を命令。
副官の美川は秘密でも握られてるのか「はいっ、はいっ」を連発。
その後、隊長たちが詰めているシルバー・シャークの秘密開発基地周辺をパンサーで周回していると、謎の敵の襲撃を受けるのだが、北斗のタックガンが当たった敵は、はやくもさっきのおっさんのブレスレットを落とす。
どうやら、“怪しいがなかなか尻尾を出さない敵を追い詰めていく”といったドラマは描かない様子。
翌日、待ち伏せた北斗は、足におもいっきり怪我をしたおっさんをブレスレットで問い詰める。
あっという間に食い逃げ犯の如く逃げ出したおっさんは、応援の隊員たちとともに操車場追い詰められ、先週のナマハゲのような長髪とメイクの本性を現す。
挟み撃ちにされたナマハゲメイクのおっさんは高笑い一発、超獣を呼び出しジャンプで脱出。
出現した、書き損じたバキシムみたいな背中に得体の知れないものを背負った超獣は、火炎を吐き吐き大暴れ。
炎に苦しむ北斗は業火の中叫びながら変身、いつものグーパンチは無く、そのまま巨大になりつつ起立する。
ひとしきり戦闘が終わると、おっさんが諸刃の剣を書き損じバキシムに与え、書き損じの方はおよそ似つかわしくないその剣を振るう。(ちなみに刀身に炎をまとってます)
炎の剣に苦戦するAは避け続けているうちに、建設現場のボタ山に足を取られステッと転倒。
前後不覚になっていると、すかさず剣を左胸にズブッ!!
A死亡・・・・・。
直後、三途の川ならぬ三途の宇宙にセブンが現れ、抱きながら「燃え尽きるなっ!!」と応援。
いやっ、別に燃え尽きたわけでも、気合が足りないわけでもなく、物理的にやられちゃったんだが・・・、「立てっ」と言われて蘇るA、と北斗。
北斗、奇跡的に病院で復活。
見守っていたダンと姉におっさん宇宙人説を説き、貰ったペンダント(姉へのおっさんからの土産)から話がダダ漏れなのを知ると、完成したというシルバー・シャークの護衛に向かってしまう。さっきまでほぼ死んでたのに。
超獣が出現し、北斗が通常変身でAになると、おっさんは宇宙人説を確かめについてきたダンと姉を拉致し、手刀で脳天を「ていっ」「ていっ」。2人くず折れる。
またしても炎の剣を貰い受けた書き損じは、暴れるも完成したシルバー・シャークの実験台となり木っ端に。
覚悟を決めたおっさんは、ちょっとカマっぽい全力疾走をみせ、超巨大頭のヤプール風味宇宙人へ変身。
拾った剣で襲い掛かる巨頭ヤプール風味に、仕方ないんで慌てて送電線の鉄塔で対処するA。
つばぜり合いののち鉄塔を投げつけ剣を奪って逆に脳天に刺し込みメタリウムでフィニッシュ。(もちろんバラになっとります)
最後、Aが逆立ちをしてみせ、奮起したダンが単独逆立ちに成功し、友達に自慢できたところでEND。
いよいよ、話の内容が薄くなってきた。
本来なら、おっさんとダンたちとの悲喜こもごもが描かれてしかるべきだが、すぐ正体が割れてしまう。
隊員たちもだんだん添え物状態で個性が薄れてきている。
ラストの北斗のセリフ「来年も頑張るうんぬん」というのが、番組自体の宣言のようで、なんか悲しいような。
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- 2010/03/22(月) 05:19:43|
- MX円谷劇場
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