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GEN'sログ(雑記)

イラスト&コミックのサイト「GENユニバース」の管理人GENのブログです。

TOKYO MX 円谷劇場 「ウルトラマンA」 46話

Aが奈良時代で樹木を振り回す話。

主な登場人物
「北斗星司」 男側主人公。南が早退したので今は1人でAに変身。池田鉄洋的オーバー演技傾向あり。常に怒られ役。
「南 夕子」  女側主人公。ゲッセイジンだったため早退。
「竜 五郎」  TAC隊長。必殺技「一週間の謹慎」。とにかく様子を見る男。
「山中一郎」 射撃の名手。何故か2丁の両手撃ちが基本。直情型のキ印野郎。
「吉村公三」 宇宙生物の権威。今のところ全くの空気。
「今野 勉」  ロケット工学のオーソリティー。デブキャラ。人の失敗をネタに笑いを取るのが趣味。光の速さで心が折れる男。
「美川のり子」通信、副官担当。爆弾魔。エロ担当。1回死亡後なにげなく復活。
「梶 洋一」  兵器開発主任。新興宗教の教祖のような制服着用。独特の梶理論を展開。ここの所不在。


冒頭、都内某所、静かな昼下がりにいきなり上空から、おなじみ赤緑ベースでケバケバの(またしても)ビッグバードに、薄べったく処理したヘラジカの角のようなものを左右に、想定の倍はあるフザケてんのかと思うぐらい長いボール付きの金色一本角を脳がハミ出したみたいな頭のてっぺんに生やした超獣が降下し、イタズラに町を破壊する。

ちなみに先週も触れていた“ビッグバード”とは「セサミストリート」の黄色いデカイ鳥のこと。

TACも駆けつけ、追いかけっこの始まり。早足で駆け回る超獣はややフザケ気味。
超獣が一旦姿を消し、その後、もう一度同じコトを繰り返し、超獣に突っ込んだ吉村と美川のスペースが超獣と共に掻き消える。

この間、最初に超獣が消えるまで6分近くセリフなし。

消えたスペースを探すべく効率を度外視して地上に降りる隊長たち。
当然のように探しあぐねていると吉村から通信が入り、なんと信じ難いことに「過去にいる」という。
北斗なら誰も相手にしてくれないであろうこんな寝言にも、日頃の行いか吉村が言うと疑問を持つものすら居ない。

吉村の話では、超獣は過去と現在を行き来しており、こちらの世界では“ダイダラホーシ”と呼ばれているらしいとのこと。

過去で吉村たちは鬼と間違えられ、ダイダラの仲間として野武士の討伐に遭いコテンパン。
が、派手な立ち回りの割にはトドメの一太刀はなし。まるで殺す気がないよう。
ちなみに美川も大勢相手に大奮闘。

その一連の様子も通信越しに聞いていた隊長たちはダイダラに興味が移り、一瞬隊長たちも過去に来ていたのかと思うほど江戸時代ライクなほっかむり農民が通りかかると、村とダイダラの関係を尋ねる。
聞いた所で豆知識が増える程度のことであり過去への救出の足しにはならないのだが、今野も同じコトを思ったらしく、「とにかく~」と一旦話を区切ってから過去に戻ることに焦点を当てる。

すると隊長、江戸時代ライク農民が居る前で「タイムマシンだ!!」「まだ極秘にされているが、試作第一号がそろそろ出来てるはずだ」と、世界観が根底から覆りそうなトンでも発言を呟く。
北斗も思わず「そんなものがあるんですか?」

その世紀の大発明がなされているという“春木宇宙科学研究所”に着くとドラム式洗濯機のような物の中にウサギが入れてあり、本体ではなくカメラがグルグル。
止まると何事もなく元のまま。

今はウサギを5時間前に送り込んでいる段階だというが、もっと過去にも行くことも可能だという。
しかし、タイムパラドックスの恐ろしさを得々と語られると、北斗の熱弁虚しく引き下がることに・・・。
隊長はこういうとき変に潔く、そのたびに責任とって死ぬんじゃないかと思わせハラハラ。

隊長の考えが判らない北斗は珍しく食って掛かる。
それに対し隊長はおもむろに「スペースにC装備を付けろ」。
北斗は真意が判らず、“このおっさん頭おかしいんじゃないか?”見たいな顔で半ば睨みながら生返事。

かくして超獣が現れるとTAC出動。
超獣が消える寸前スペースからワイヤー付きの銛を打ち込み、隊長と北斗が道連れとなり作戦成功。

超獣に連れられるまま次元の通路を通り抜けるスペース。
ディレイが掛かりまくったジャズっぽいテンションコードのゆっくりとしたピアノ演奏が幻想的でカッコいい。

野武士が闊歩する吉村のいる時代と思しき場所にたどり着いた2人。
当然鬼の仲間と思われ襲われるがパラドックスの関係で近代兵器が使えず苦戦。

武器を奪って殺さないように倒していくが、北斗は「みね打ちじゃぁ~」とノリノリ。
隊長は時代劇なれしているせいか動きが嵌っていて、馬を奪っての逃走もポーズがビシッとキマっている。

しばらく走ると見えてきたのは大仏殿が出来る前の盧舎那仏、いわゆる奈良の大仏。
何とここは奈良時代だったのだ!!

しかも大仏開眼の式の真っ只中。
そして、ちょっと違うんじゃないのと思わせる細身でポーズも違う大仏から地面にパンすると、そこには只今生贄真っ最中の貼り付け吉村と美川。

暴徒と化した農民に今にも殺されそうな2人。
貼り付けにされた美川の胸にポコポコと石が当たる。

程なく超獣が現れ大混乱。
農民は恐怖で散っていき、隊長と北斗は救出へ。
隊長、手持ちの槍を勇ましく「や゛ぁ~~!!」と投てきも、足に当たって「カラ~ン」
すかさず、どうでもよくなったかタックガン乱射。

激しい火炎の応酬に隊長落馬し昏倒。
北斗も続いて派手に落馬し勝手に変身。

Aになると杉の樹を引っこ抜いて超獣とチャンバラごっこ。
Aの胴切りが決まるとバッタリと倒れる超獣。
嘘だろと思っていると超獣もごっこに付き合っていただけと見え、急に起き上がっての頭突きで反撃。
遊んでいた罰を食らうA。

その後、パラドックスなんてクソ食らわっしゃい、と言わんばかりに肩越しからの拝み倒しビームで木っ端に。

自ら帰り道を断ってしまってどうするのかと思ったら、どうやら超獣と次元の通路の繋がりはなかったらしく、Aが全員を抱えて帰って大団円。

北斗が「Aの夢を見た」というみなの意見にわざとらしく同調してEND。


過去へ行くという毛色の変わった話で、一見面白そうではあるがやや微妙。
もっと、過去の話を膨らませれば面白くなった可能性も。

それよりも、“タイムマシン”なんてものを簡単に出していいのか、ということの方が問題。
出すなら出すで、こんな思いついたような気軽さで出さないで欲しい。

それにしてもダイダラホーシの行動原理なりなんなりが一切語られてないのは、もはや末期的。
冒頭のセリフなし6分間を見てて、このまま繰り返してAが出てきて終わりじゃねーだろうなと不安になることしばし。
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  1. 2010/05/10(月) 06:42:35|
  2. MX円谷劇場
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

タイムマシンはびっくりしました。
一話完結だと思って好きなことやってますね(笑)
僕にもタロウのみならず、エースの脚本も書けそうです。
  1. 2010/05/11(火) 02:46:34 |
  2. URL |
  3. ihsotih #2B3L1McM
  4. [ 編集 ]

ですよね。(笑)

エース以降どんどん酷くなっていくのかと思うと、次の再放送、何が来ても先が思いやられます。

しかし、ミラーマンはこんなもんじゃないんですよ。
  1. 2010/05/11(火) 06:38:49 |
  2. URL |
  3. GEN #-
  4. [ 編集 ]

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