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TOKYO MX 円谷劇場 「ウルトラマンA」 52話

北斗が子供たちに凄まれて正体を明かす話。

主な登場人物
「北斗星司」 男側主人公。南が早退したので今は1人でAに変身。池田鉄洋的オーバー演技傾向あり。常に怒られ役。
「南 夕子」  女側主人公。ゲッセイジンだったため早退。
「竜 五郎」  TAC隊長。必殺技「一週間の謹慎」。とにかく様子を見る男。
「山中一郎」 射撃の名手。何故か2丁の両手撃ちが基本。直情型のキ印野郎。
「吉村公三」 宇宙生物の権威。今のところ全くの空気。
「今野 勉」  ロケット工学のオーソリティー。デブキャラ。人の失敗をネタに笑いを取るのが趣味。光の速さで心が折れる男。
「美川のり子」通信、副官担当。爆弾魔。エロ担当。1回死亡後なにげなく復活。
「梶 洋一」  兵器開発主任。新興宗教の教祖のような制服着用。独特の梶理論を展開。ここの所不在。


冒頭、触覚が後方に生えた皿と電気の笠のような2機の円盤が空中戦。
触覚円盤は撃ち落され、電気笠は消える。

直ちにTACが現場に入り調査を開始するが生物の痕跡はなし。

北斗は、デカい電波受信機のようなもので墜落現場周辺まで範囲を広げチェック。
すると崖の上から反応があり、登ると、赤塚不二夫のキャラのようなつながり眉毛の巨顔離れ目子供サイズ宇宙人が、ウルトラ兄弟の面を被った子供にイジメを受けている。

エレキテル的電流放出装置によるエグイ電撃攻撃や、面には付属しないアイスラッガーでの顔面殴打によって星人が眉間を押さえているとTAC登場。
山中が注意を促すと星人は慌てて駆け寄ってくる。

子供サイズのうえ行動も愛らしいのだが、如何せん顔がバケモノなので可愛いと思うにはやや努力が必要。

TACが引き取った星人に子供たちが「死刑にするの?」と、子供特有の無邪気さでもって当たり前の如く質問すると、北斗は顔色を変え「宇宙人ならみんな死刑にしていいと思ってんのか?」(面をつけウルトラ兄弟気取りなのに対しては)「ウルトラ兄弟は、何もしない宇宙人をいじめたりはしない!!」と本気の説教、子供たちを凹ませる。

そもそも子供が当然死刑だと思ったのも北斗がヒャクパーに近い確率で超獣を葬ってきたからであって、何をいまさら平和主義者面するのか甚だ疑問なのだが。

護送中、星人は怯えだしチビラくん的角から赤いシグナルと快音を発する。

とりあえず下車し様子をみると、空から渋い声がしAが倒した超獣数体が合体したキメラ超獣“ジャンボキング”が現れる。
顔は牛、身体は腕脚共に4本の前後二人羽織りで超獣特有の赤緑(今回は青)基調のインフレデザインのジャンボキングは火炎やミサイルなど乱れ撃ち。
星人を避難させていた北斗は足にミサイルを食らってしまい転倒。隊員たちは基地に一時撤退。

山に上がって超獣から逃れると、そこにはさっきの子供たち。
「危ない」と諭すが「基地に案内する」と言われるや即お邪魔。
その、電気まで完備した地下壕利用と思われる秘密基地は意外に豪華。

医者の息子と自称する子供に北斗が足を治療してもらっていると、基地装備の大型無線装置からまたぞろ渋声がし、「そこのブサイク星人返さないと東京壊す」と目的が星人の奪取であることを明かすお知らせが入る。

子供たちは「街が壊されるの嫌だから返そうか」ともっともな相談を一旦するが、北斗の「ウルトラ兄弟は弱者の味方」を思い出し、星人を渡さないことに落ち着く。

北斗も満足げに「超獣は任せろ」と出て行こうとすると、星人に足をビーム攻撃される。

子供たちは「行かせたくないんだよ」とすっかり友達気取りで好意的に解釈するが、痛い程度とはいえ無闇にビームを放ってくる星人はこの時点で非常に危険な存在。
またしてもチビラ角が光り、東京には超獣が現れる。

TACも本格的に総攻撃。いまさら下界の街を気にして攻撃をためらいつつ網で移動を試みたりする。

当然、網ごと振り回され全機全滅。
渋声も余裕で街の破壊を半分でストップ、「残りは明日」と消えてしまう。

秘密基地では星人がフラフラと出て行くそぶり。子供たちはまた「自分から捕まりに出ようとしてる」とまた勝手な好意的解釈。
綺麗な割りセリフで「Aが居るからそれまで護ろう」と結束すると北斗微妙な顔で「任せた」と本物の基地へ。

基地では隊長から超獣がキメラで最強の王である旨の説明があり、本来は梶の役割であろう「空中を漂う超獣の分子を一箇所に終結させ」というトンでも理論のお披露目がある。

山中は攻撃が通用しないことを理由に「いっそ星人を渡そう」と提言。
それを聞いた北斗は聞き捨てならぬと口を尖らせ、
「そんなことをすれば、あの少年たちの気持ちを踏みにじってしまうことになります」
「家や街はまた立て直すことが出来ます」
「しかし、あの少年たちの気持ちは一度踏みにじったら簡単には戻りません!!」
「彼らは、勇敢で優しい気持ちを持とうとしています」
「その気持ちだけは大切にしてやりたいと思います」

すっかりTACの存在目的を履き違えて、田舎の熱血教師のようなうっとうしいことを言いだす北斗に、「街も子供たちの心も破壊させてはならん・・・」と旺盛な理解力をみせ、試作段階の“細胞分解ミサイル”を使用することを決意する隊長。

結局、この「子供の気持ちを大切に」があだとなり北斗を追い詰めることになるのだが、それは後半。

夜、明日の作戦に心新たに決意し直す北斗。
星を見つめていると、突如ゲッセイジン夕子が現れ「Aになるトコを人に見られたら、二度と人間に戻れないよ」と、嫌がらせのような助言をされる。「何で今?」と北斗。フラグが立ったお知らせだが今はまだ秘密なのだ。

翌日、細胞分解ミサイルの準備に余念がないTAC。
北斗は隊長の指示で秘密基地へ。

基地に着くとドッと増えている子供たち。(ほら、甘やかすからこんなことになるんだよ)
約束の時間になると角が光る星人。北斗もさすがに眉をひそめる。

TACは、出現した超獣にミサイル発射。やったかに見えたが変化なく街は火の海に。

迫る超獣にみつかったと騒ぐ子供たち。地下壕が崩れ始め外に全員を誘導する北斗。

星人と山を逃惑う北斗は転げた星人を抱き起こす。
すると、おもむろに向き直った星人は「この声に聞き覚えはないか?」と不敵な発言。
案の定このブサイクはヤプールの擬態であったのだ。

そうでなくともリスクを減らすため隔離もしくは引き渡すことも考えねばならない状況だが、“子供と秘密基地でかくまう”、という信じがたい選択をした北斗(TAC)の払う代償はデカい。

思念で「Aに変身してみろ」と挑発され、子供の前で銃を向けざるを得なくなる北斗。
一瞬の対峙が続き、「人間の子供から優しさを奪い、ウルトラマンAを地上から抹殺することが私の目的だったのだ!!」と星人の本当の目的がカミングアウトされた直後、北斗は間髪いれず星人の眉間をズドン。

子供たちは駆け寄り「何故殺したんだ!!」の大合唱。
「超獣が怖くて殺したんだ!!」「ヤプールなら証拠を見せろ!!」と迫る子供たちに薄目になる北斗。

「テレパシーで話した」と言えど「何で人間にテレパシーがあるんだ」と反駁され「もう人の優しさは信用しない」とやいのやいの言われると・・・。
北斗、「テレパシーが判ったのは・・・、僕がウルトラマンAだからだ・・・」とポツリ。
子供たち、絵に描いたようなポカ~ン顔。

戦いをほっぽり出して駆けつけたTACの面々と子供たちの前で、「見てろ」と捨てゼリフを残し変身する北斗。

Aになり皆と自分にも別れを告げ、いざ戦闘へ。

苦戦しつつも子供たちの応援に勇気付けられ、メタリウムから八つ裂き光輪で頸をすっ飛ばしフィニッシュ。

「優しさを失わないでくれ」「弱いものをいたわり、互いに助け合い、何処の国の人たちとも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ」(中略)「それが私の最後の願いだ」と納谷ボイスで自分の出来なかったことを子供に託し飛び去り、主題歌スタート。
隊員たちの紹介が入り(南も)END。


A全体からすれば最終回はこんなものなのかもしれないが、やや、緊迫感に欠ける感じが・・・。

子供に良い事言いたいのは判るが、TACには優先するべきことがもっと他にもあるはず。
それを判らせることも教育じゃないのかと。

北斗はシリーズを通じて子供の気持ちを汲むあまり危険に晒すという行為をずっと続けてきたが、果たしてホントにそれが子供の為になってたのか・・・。

今回の件も自業自得といえなくもないし・・・。


「A」の総括としては、やはり設定の甘さに尽きる。
生かし切れてないというか、初めから無理があったように思う。ヤプールしかり、南しかり。

印象深い話を挙げるとすれば、序盤で既に名作と断言してしまった4話の九里虫太郎の話。
結局あのままこの話がベストということになってしまった。

あとは、南が異常な能力で活躍する話は大体面白かったし、9話で今野が女カメラマンにメロメロになって無能者ぶりを発揮する話も印象深かった。(今回ラストの今野の紹介カットって、もしかして9話の「写真1枚くんない?」の迷シーン?)

それと、僅かしかない吉村主役回、16話の牛窓の話も記憶に残る。


さて、来週からは何と「ファイヤーマン」。
予想はしていたが「タロウ」の後かと思ってたんでこれは嬉しい。

全く知らない作品なんでこれからが楽しみ。(怖さ半分だけど/笑)
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  1. 2010/06/21(月) 05:09:35|
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