ファイヤーマンが火達磨の話。
主な登場人物
「岬 大介(ミサキー)」(誠直也)21歳。元地質考古学研究室勤務。実はアバン大陸人で地底人。マグマエネルギーでファイヤーマンに変身。燃える男。意外に平山浩行似。
「海野(うんの)軍八」(睦五郎)40歳。SAF隊長。海洋学と生物学の権威。元海洋開発センター勤務。リーダーの才覚あり。「たけしくん、ハイ!」でたけしの幼少期を演じた小磯勝弥似。躊躇しない男。
「水島三郎」(岸田森)28歳。SAF副隊長。宇宙工学博士。元宇宙開発センター研究室所長。沈着冷静でそそっかしい変わり者。
「千葉 太」(平泉征)25歳。工学博士。シーマリン号設計者。肉体派。岬の友達的存在。コメディーリリーフの面も。アフロを被るとアダモステ似。
「葉山マリ子」(栗原啓子)20歳。プログラマー。海野の助手。超記憶力の持ち主、らしいが今のところ素振りもなし。セリフは棒。
先週からの続き。アバンタイトルでファイヤーマンが死んだこと、地底世界でキャッツ演技の長老から命を貰ったことがナレーションされる。
岬、地底から復帰。長老の命でリフレッシュして晴れ晴れとした顔で岩場に立つ。長老に感謝し、その後斜面をなかば転げ落ちながら猛烈な足の回転で走りぬけ変身。
「ビ」だか「リ」だか(「リ」か?)を頭に付け「ファイヤー!!」
ファイヤーマンが復活したことを知ったシスターインベーダーは怪獣を引っ込ませる。
攻撃を受けるシーマリン号。続々と入る各地の攻撃報告にあたふたするSAFメンバー。
火山では復活した岬が「ファイヤーマンが死んだ」と訴える少年に「ファイヤーマンは死なないよ」とよれたイントネーションで宣言。
それを見ていたシスターインベーダーは秘密のアジトに戻り、先週もいた半裸のマッチョたちの前に同様の「バーバレラ」スタイルで現れる。
銀ラメのタンクトップにホットパンツ、ヘアもロングの真ん中わけで濃いメイクがインベーダー風だが、かなり綺麗めでいい感じ。マッチョに向かって「ファイヤーマンを倒すのだ!」と指示。
タイアップばっちり「えびの高原ホテル」の正面長映しからロビーへ。
岬は少年をホテルに残し、2話目に突入した少年の父親探しに出る。
が、直後、まだ汚れた顔を洗えもしないうちにシスターの毒牙に掛かり少年誘拐される。
山道を車で走るアダモ千葉。海野に言われた「休暇取り消し」を愚痴りながら、ふざけたサイズのおむすびにかじり付く。
途中、山肌を少年を連れて登るシスターを発見し追跡。海野の指示で岬も駆けつけることに。
文字通り煙に巻かれて見失ったアダモ千葉は神父姿のインベーダーに襲われる。
大格闘も健闘虚しく岬が間に合う前にインベーダーのイナズマ型短剣を軽く押し当てられ絶叫。
アダモ千葉、アジトにて透明ビニールテープで口を塞がれ、椅子に縛られ拷問。
傍らには座った状態で足先と首を縄でSM的に繋がれ呻く少年。
ビルダー風のマッチョは今週も棒立ち。
岬がシーマリンにアダモが消えたことを告げると、海野は珍しくマリちゃんを単独で向かわせる。水島、一緒に行こうとするが袖にされる。
防衛隊の連絡で少年の父親を発見する岬。
鬼の洗濯板の上を、昭和のマンガのような開いた手を腰辺りで外向きにヒラヒラさせながらポテポテ走ってくるマリちゃん。
アジト付近で神父の出入りを見て(入り口発見)シーマリンに連絡しようと一旦思うが止める。無言だが演技も棒。
アジトではビルダーの乳なめのアップで侵入者に気付くシスター。よく見るとシスター、しょうこお姉さんに似ている。
ちなみにマッチョと神父は別のインベーダー。
シーマリンではアダモに続き連絡が取れなくなったマリちゃんに対し海野が呼びかけ。必要以上に「マリちゃん」「マリちゃん」と連呼。前から思っていたが、助手とはいえ海野の呼ぶ「マリちゃん」という響きには若干セクハラを感じる。
アジトではマリちゃんが1人でアダモと少年を助けるという珍シーンが展開。関係ないが今日はコーンメットが一段と長く見える。
脱出に成功したアダモたちは岬と合流。少年には父親発見のおまけ付き。
ちなみにこのシーンといわず全体にそうなのだが、誠直也の滑舌が悪すぎて何言ってるかサッパリ。「(アダモ)やつらの秘密基地が判ったぞ!!」「(岬)もういあんがきてぃふぅ」
インベーダーとの格闘後、岬、マリちゃんと少年、アダモの三手に分かれる。アダモはモグリアンに乗り込み水島に「誰だ!!」と驚かれ、のち大笑いされる。モグリアンは地底のインベーダーアジトへ今回いいトコなかったアダモの怨念を乗せまっしぐら。「どてっぱらに風穴開けてやる!!」
アジトではマッチョが簡素なコンパネのトグルスイッチを入れUFOを発進させる。火口から電子オルガンのトリル音とともに出てくる紙コップを組み合わせたようなUFO。
シスターが怪獣を出現させると岬変身。
デカ過ぎて質量のある怪獣に飛び蹴りがリアルに跳ね返されたりしつつ大格闘。
UFOが攻撃されると中ではマッチョが動揺。
地底から出てきたモグリアンがファイヤーマンに加勢しようと近付き怪獣の尻尾で転がされ、転地が逆のなか怒りからアフロを毟り取りアダモから素に戻る千葉。となりでカツラを毟られ岸田森がどう思ったかは不明。
が、先週同様強い怪獣に再び死に掛けるファイヤーマン。
ナレーションの叱咤激励と回想の長老ダンスに奮い立ち、新技ファイヤーダッシュを決める。
ジャイアントスイングからガッツポーズで「ファイヤー・・・ダァァ~ッシュ!!」までの間にちょちょっと目から光線出してUFOを落とし、「ダァァ~ッシュ!!」「ダァァ~ッシュ!!」「ダァァ~ッシュ!!」と3回叫んで自ら火達磨になり体当たり。怪獣はバラッバラの木っ端になり、激しさからかフラつきながらフィニッシュ。
別れを惜しんで、岬が少年を何度となく笑顔で投げ飛ばし、シーマリンを少年が見送ってEND。
一見、面白かったように思うかもしれないが、些末なこと意外語るべき内容はあまりない。
要は、“人質を助け、悪い奴らを倒した”だけ。まっ、前後編の後編だけに仕方ないか・・・。
見所は、千葉のアダモステぶりとバーバレラスタイルの女インベーダー。あとはモグリアンの意外にカッコいい特撮シーンか。
少年の親父は何のために出てきたのか。要るか?
出すならストーリーに絡めるべきでは。
ちなみに少年は岬より演技が上手かった。
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- 2010/11/08(月) 05:41:04|
- MX円谷劇場
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