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GEN'sログ(雑記)

イラスト&コミックのサイト「GENユニバース」の管理人GENのブログです。

TOKYO MX 円谷劇場 「ファイヤーマン」 30話

角の生えた岩石デススターが地球を襲う話。

主な登場人物
「岬 大介(ミサキー)」(誠直也)21歳。元地質考古学研究室勤務。実はアバン大陸人で地底人。マグマエネルギーでファイヤーマンに変身。燃える男。意外に平山浩行似。
「海野(うんの)軍八」(睦五郎)40歳。SAF隊長。海洋学と生物学の権威。元海洋開発センター勤務。リーダーの才覚あり。「たけしくん、ハイ!」でたけしの幼少期を演じた小磯勝弥似。躊躇しない男。
「水島三郎」(岸田森)28歳。SAF副隊長。宇宙工学博士。元宇宙開発センター研究室所長。沈着冷静でそそっかしい変わり者。小ボケ多し。
「千葉 太」(平泉征)25歳。工学博士。シーマリン号設計者。肉体派。岬の友達的存在。完全なお笑い担当。アフロを被るとアダモステ似。
「葉山マリ子」(栗原啓子)20歳。プログラマー。海野の助手。超記憶力の持ち主、らしいが最後まで素振りもなし。セリフは棒。


冒頭、SAFのメンバーとも旧知の仲の隊員が乗る宇宙監視衛星が、謎の惑星から放たれたミサイルにやられ、さらに地球にも危機が迫っていることが判明する。

衛星の隊員はミサイルのコース上に監視衛星があることを悟り、家族の居る地球を守って欲しいとSAFのメンバーに託すと宇宙に散る。
岬たちメンバーは地球を守ることを新たに誓いマリンゴンで出動。
(茫然自失とした岸田森の演技が何気に印象的)
なお、千葉はマリンブルで初めからパトロール中。

地球に現れた敵の飛行物体は、岩石で出来たデススターからハンドル状のアンテナと岡本太郎的腕が生えたような異質な小惑星。それ自体が正面の穴からミサイルを繰り出し地球を火の海にし、ファントム軍団を蹴散らす。

岬と海野、水島の乗ったマリンゴンは出るなりやられると、墜落のさなか一つしか稼動しなくなった脱出装置をめぐり壮絶な譲り合いを展開。
殴り合いに発展しそうなほど「お前が脱出しろ!!」「嫌です!!」をみなで繰り返しているうち、脱出装置を使うことなく胴体着陸して全員気絶という笑えないコントのような有様に。

3人とも無事であったが、岬だけ起きず。
そのころ東京は大惨事のパニック状態、SAF基地も壊滅状態でマリちゃんも瓦礫に埋もれ倒れてしまう。

CMが開けると突然怪獣が暴れており、例の岩石デススターから出てきたとの情報が入る。
海野と水島は様子を見に岬を置いて出て行く。

気が付いた岬は、何とまだ動いたマリンゴンで離陸。
慌てたのは水島、マリンゴンにはミサイル発射スイッチを押すと40発のミサイルが同時に爆発するというトラップが仕掛けられていたのだ。
水島が何時、何故そんなトラップを作動させたのか、真意は定かではない。
通信を無視する岬に海野は特攻を覚悟する。

岬はマリンゴンを捨てるとファイヤーマンに変身。
赤いトサカが尻尾まで生えたゴジラ型の怪獣と死闘を繰り広げる。

苦戦する中ファイヤーダッシュでフィニッシュ。
岬はズタボロで地面に放り出される。

その間、駈けてきた煤けたマリちゃんにより本部壊滅の情報がもたらされる。

倒し損ねたデススターが再度現れると岬も再度変身。
エネルギーも使い果たしフラフラの中、昭和のエレジー漂うBGMをバックにデススターごと掴んで宇宙に消え去る。

千葉が墜落現場から岬の焦げたコーンヘルムを持ってくる。
みな騒然とヘルメットを見つめ、岬の最後を確信する。
そんな中、海野が「岬は無事だよ・・・」と、割といい加減な希望的観測を言い、重々しい子門真人の唄をバックに岬の映像がフラッシュバックし、そのままEND。


最終回なのに今までで一番内容がなかった。

かろうじて最終回の体裁は出来ていたが、冒頭の少年の話も回収されず、岬がファイヤーマンのまま去っていってしまったため明確な別れのシーンもなかった。

戦闘シーンとイメージシーンばかりで、敵の詳細もハッキリせず、5行ぐらいでも済みそうなんで感想もどうしようか迷ってしまった。

拾えるような内容はすでに書いたんで総括に。


全30話を振り返ると、やはり特撮関係が良かったことが思い出され、5話の「ジュラ紀へ落ちた少年」、10話のバランダーVの話などが記憶に残る。
特撮以外に小道具なども良く出来ていたが、代わりに宇宙人のコスチュームや怪獣のキグルミなどはユルユルであった。

数少ないストーリー的に面白かったものは、7話のキノコの話、村社会的差別を扱った15話「ベルダー星M13号指令」あたりが印象的。他にも惜しい感じのものはチラホラあった気がする。

面白かったといえば17、18話の前後編。あれで千葉は完全にお笑い担当に。(笑)

全体的にはストーリーを構成するもろもろの要素は揃っているのに、深く掘り下げることがないので総じて薄味というか見応えが薄かったように思う。
一年持たなかったのも納得か。

マリちゃんに関しては結局最後まで超記憶力の片鱗も見せなかったのだが、これは裏設定だったのだろうか?
邪推して、あの棒読みは人間コンピュータ的なキャラ付けなのではと密かに思っていたのだが・・・・。


さて、来週からは予想通り「ジャンボーグA」がスタート。
たぶん、「ファイヤーマン」よりは面白いでしょう。
楽しみです。
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  1. 2011/02/07(月) 04:37:14|
  2. MX円谷劇場
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

隊長、水島、岬が乗るマリンゴンが敵の攻撃を受けるシーン。
画面左に向かって飛行している構図で、炎はコクピットの手前からでていました。ということは左翼が攻撃されたということでしょう。ところが、ミニチュアの特撮シーンになると右翼が燃えている。
私の見間違いでしょうか?

来週から「ジャンボーグA」ですか。がっかりです。
  1. 2011/02/08(火) 09:54:13 |
  2. URL |
  3. kei #u/iAkt.g
  4. [ 編集 ]

追伸

マリンゴンの3人はヘルメットをかぶっていませんでした。にもかかわらず、岬のヘルメットの残骸云々というのはどう考えてもおかしいですよね。
  1. 2011/02/08(火) 15:53:41 |
  2. URL |
  3. kei #u/iAkt.g
  4. [ 編集 ]

確認したところ、炎と攻撃箇所はバラバラでした。

好意的にとれば、コクピットの向こうに火があるよりはカメラの前の方が画的に良かった、ということでしょう。
もっとも、被弾したさいはコクピットの真後ろから煙が出てましたが。

ヘルメットの件は気付きませんでしたね。
言われてみればノーヘルでした。
いつもかぶってるのに必要なときだけかぶってないとか、何なんでしょうね。

あれ?「ジャンボーグA」はがっかりですか。
これはつまらないという事かな・・・。
  1. 2011/02/09(水) 02:13:43 |
  2. URL |
  3. GEN #-
  4. [ 編集 ]

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