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TOKYO MX 円谷劇場 「ウルトラマン (デジタルリマスター版)」 8話

フジ隊員が疲れてブーたれる話。

<主な登場人物>
■科学特捜隊メンバー
ハヤタ(黒部進):本作主人公。異星人と衝突、死んだのち異星人と一心同体となり復活。マジメで実質の副隊長。無闇に顔の濃い25歳。ふてぶてしいほど頼りがいあり。
ムラマツ(小林昭二):科学特捜隊日本支部ムラマツ班隊長で、通称「キャップ」。謹厳実直の慎重派だが、ときに冷徹な面もある36歳。
アラシ(石井伊吉):射撃の名手にして力持ち。常に危険の矢面に立たされるアンビバレントな26歳。不死身説あり。
イデ(二瓶正也):武器開発担当の化学ヲタ。ムードメーカーに徹するがメンタルは弱い24歳。照れ笑いが甲本雅裕似。
フジ・アキコ(桜井浩子):科特隊の紅一点。主に通信担当。宇宙人難の相がある若干ウーマンリブ思想かぶれの21歳。
岩本博士(科学センター所属)(平田昭彦):武器開発に従事するナイスミドル。
■一般人
ホシノ・イサム(津沢彰秀):科特隊に出入り自由の謎の子供。短パンの悪魔。いざとなれば殺しも辞さない11歳。気転を利かす頭はあり。


冒頭、火山活動のため無人化していた多々良島に4名の定点観測員が戻る。
多々良島は長崎県五島地方にある小島。観測員は船で盛大にテープ付きの見送りをされ出発。
が、その後いきなり連絡は途絶え、科特隊に捜索以来が舞い込む事態に。

なかよく全員でビートルに分乗した科特隊は一路多々良島へ。

そのころ島では、腕に翼が生えた猫耳怪獣と、身体に段々が付いた金色小頭怪獣が大格闘。血で血を洗う戦いを繰り広げるが、小頭怪獣の怪力が勝り、猫耳怪獣は劣勢。無闇に岩などを投げる小頭に、猫耳は噛み付きで応戦するが、右腕を捥がれてしまうと遁走。その場にうっかり顔を出してしまったイガイガ地底怪獣は、事態の異常さに気付きソ~っと地中に帰る。

直後に到着したビートルは、暴れる小頭怪獣に連絡の途絶えた原因を見る。アラシ、興奮してミサイルを撃ちたがるが、「この島には4人の人間がいるんだ」とキャップに即答で止められる。

測候所付近に降りた科特隊はあたりを調査。
測候所自体はただ事ではないぐらいの廃墟になっており、かろうじて建物のかたちを残す程度の室内には当然所員は見当たらない。
キャップは、所員が測候所を捨て、ジャングルや洞穴に隠れている可能性を考え、自分とハヤタ、それ以外の3人の2班に隊を分けて地上からの捜索を開始する。

アラシ、イデ、フジのチームは、点々と残る所員の所持品を辿り、巨大な昆布のようなものが無数に垂れ下がるジャングルに入り込む。
その後、血の付いた上着を見つけるに至り、キャップに連絡を取ろうとするも、火山活動により地磁気が乱れ、無線およびコンパスが使用不能であることが発覚。さらにフジがのん気に花などを愛でていると、垂れていた昆布が身体に巻き付きパニックに。
助けようと近付いたイデも自ら巻き付き悲鳴。

不味そうに見えたのか、1人だけ巻かれないアラシがスパイダーで植物を焼き切り救出に成功。
このとき、スパイダーから出る炎は実際に出ているように見える。

一方、キャップチームは、極彩色の地層が水平に浮き出た岩肌を散策中。見通しが良く、一見して誰も居ない場所に疑問を感じたのか、ハヤタは「こんな所に観測隊員は居ないんじゃないですか?」と、ストレートに質問。キャップも、「居たとしても食べ物もないし無事に発見できるかどうか・・・」、と暗に無意味さを吐露。「だろ」、と言わんばかりにハヤタは「イデ隊員の方で手掛かりが掴めそうな気がするんですけど」と追い討ちをかけると、「いったい何でこんな所に」と疑惑を持たれぬ速さで「連絡を取ってみろ!!」と返すキャップ。
その後、やはり地磁気の異常を確認。

直後、ハヤタたちの眼前に先程のトゲトゲ地底怪獣がワッサワッサと地面から現れ、これまた即決で「やっちまおう」とキャップ。引き付けてからナパーム手榴弾だと命令するキャップの顔は職業軍人のそれ。

自らも近付き、岩に脚を取られながらも手榴弾投擲に成功するハヤタ。が、近付きすぎたか怪獣の尻尾の一振りにやられ、まるで人形のようにクタンクタンになりながら崖下へ転落。映像から見るに全身骨折で軟体動物なみに手足はバラバラでほぼ瀕死。おまけにベータカプセルまで転がり出てしまう。
キャップの一撃で怪獣は倒したが(また、キャップがフィニッシュ)、ハヤタは崖の下で微動だにせず。

アラシチームは、意外にお荷物と化してるフジ隊員が「疲れた」「休ませて」「水飲みたい」と泣き言連発。湧水池を見つけると仕方なしに休憩に入るが、対岸に赤い醜面小怪獣が現れると追跡。追う先に所員のやたらと署名の入ったハンカチを見つけると、アラシは「これは、あのチビッコ怪獣が、我々を所員のところへ誘導してるに違いない」と希望的観測。「小さくても怪獣は怪獣」と信用しない2人を置いてアラシがズンズン行ってしまうと2人もついていかざるを得なくなる。

崖の下に下りてハヤタ救出を試みるキャップ。自ら起こした落石でハヤタに危険が及ぶと思わず目をつぶる。

ヒョコヒョコと逃げ足の速い醜面小怪獣。埒が明かないとイデは、特殊風船爆弾をスーパーガンから発射、ジャングルでも判り易いピンクの風船という目印を付ける。小怪獣、背中に風船を撃ち込まれる。

険しい崖に分け入る小怪獣。アラシたちが必死について行くと、その先にはズタボロになって倒れている松井所員が。
話によると、島は火山活動の異常により自然が狂い、有史以前の怪獣が跋扈する弱肉強食の世界になってしまっており、他の所員はみな怪獣に襲われ全滅。本人は小怪獣のはからいで辛くも助かったのだという。
優しい怪獣だった醜面小怪獣に、イデが「疑ってゴメンよ」と近付こうとすると、岩を砕いて冒頭の小頭怪獣が出現。荒ぶる小頭に銃器で応戦するアラシ、イデ。小怪獣も怒ったのか無闇に手足をバタつかせていると、イラついた小頭が岩を投げ付けるとクリーンヒット。そのままコテンと絶命してしまう。(ちなみにイデは、このとき小怪獣に「ピグモン」と呼びかける)

死んだピグモンから風船が外れると、それを小頭の顔の前で爆発させようとするアラシたち。昇ってくる風船を寄り目になって睨む小頭怪獣。このときの目のギミックがすばらしい。

目の前で爆発が起こると発狂する小頭。すかさずSOSの信号弾を撃つアラシチーム。
生きてはいたが満身創痍に違いないハヤタを助けたキャップは、ハヤタに促されアラシチームの応援に急ぐ。その間に変身してしまおうとするハヤタはカプセルがないことに気付き、焦る。

岩の隙間に落ちているカプセルをやっとのことで掴むと変身。そのまますっ飛んで行きダイレクトキック。

岩石投げ攻撃にスペシウムの無駄使いで対応しつつ、力対力のプロレス戦開始。思いっきり首を絞め、ブンブン振り回して首投げを決めると、小頭が震えて絶命でフィニッシュ。

ウルトラマンが帰ると、夕刻の切り立った海沿いの丘に無許可で墓。死んだ3人の所員の供養をし、邪魔者は全て始末した報告を済ませると、キャップが「自然はいつも美しいとは限らないことを忘れてはならない」と、腕吊ってるハヤタをたしなめEND。



救助に行くだけの実にシンプルな話。
通信機器が使えない、いい怪獣が手引き、というところがキモか。
そのかわり大盤振る舞いで5体も怪獣が出演。これだけ出れば、逆に話はシンプルな方がいいのかもしれない。

見所はやはり大挙して登場する怪獣になると思うが、その中でもレッドキングのデザイン、造型が出色の出来。
身体のボリューム、ディフォルメの付け方、生物としての姿勢、バランス、凝った造りのギミック、身体のラインの配置の妙。どれをとっても完璧な印象。単純なデザインなだけに細かいところにこだわる姿勢が大事なのだということが判っていてこそのデザイン、造型だと思う。

ほか、気になったところは、島の、多分本物の自然の木や岩にペイントしていたこと。あれは果たして撮影後消したのか?

あと、キャップの邪魔なものは即刻消すという、処置。(まあ、優柔不断に行動したり、変に人間以外に人権擁護的な考えを適用して、市民を危険に晒すよりは的確な処置だとは思うが)
戦闘時のグロ描写あたりも気になった。

それにしても、ほんと、勝手に埋葬して墓立てるよな。しかも十字架。長崎だからみんなキリシタンだと思ったら大間違いだと思うが。
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  1. 2012/07/09(月) 07:53:16|
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