先週、アステカ氏に傷を負わせたロックマン的サイボーグの爪には、アマゾンの毒魚の猛毒が塗ってあり、今週、タカバは、顔に赤い斑点を作ってうなされ中。サタンデモンは、特殊な毒のため「日本の医者には判るまい」と有頂天。が、ルアーは「念のため南米帰りの医者を洗い出せ」と、細かいことを言い出し、「なんだったら、治療に来るやつがアステカではないか」と、穿った意見。一方、医者にも連れて行かず、見守るばかりのヒゲは、死にそうなタカバを前に、アマゾン産の毒で奥さんを亡くしたモグリの医者(奥さんの治療のために独自で薬を作り投与したため、裁判の結果、医師免許剥奪)を思い出し診てもらうことに。顔に赤い斑点、と聞いただけでアマゾン産の猛毒(奥さんと同じもの)と決め付けた医者(博士風に仕上がった梅津栄)は、強い副作用に投薬を躊躇するが、ヒゲの懇願で実施。あとはタカバの体力次第となる。山を越えたタカバに安堵する一行。ヒゲはタカバの正体を明かそうとするが、梅津はやんわり聞かないことにして、いったん薬の調合しに帰宅。すると、家には、居住まい正しくサタンデモンがお待ちかね。「アステカを治療したろう!!」と殴る蹴るの暴行を受けるが、口を割らない梅津。帰りの遅い梅津に娘が気を揉み、ヒゲと車で向かうと、廃墟の如く荒らされている家はもぬけの殻。その後、梅津の娘のよく判らない推論で、どっかの山に行くことになり、ヒゲの家でそれを幻聴として聞いたのか、タカバもアステカになって駆け付ける。あとは、ロケ場所が川辺になったり、荒れた広場になったり、雪山になったりしつつ、病み上がりのアステカを心配しながらみなで応援。その後、どんどん似てなくなってきてるアニメになりグッサリやって勝利。サタンデモンが中途半端な物言いで消え去り、タカバが、郷里に帰る梅津親子を、わざわざアステカになって併走して見送るとEND。
原因不明の病気に掛かったら、ちゃんとした医者に行った方が得策である。という教訓話。
今回は、運よく助かったが、死亡例もある無認可の違法薬剤ではリスクが高すぎる。
梅津の、正体を見抜いておきながら口を割らない、という見上げた正義感はたいしたものだと思うが、医師免許がないのに自宅に医院と看板出してるのはいかがなものか。
モグリで治療行為をさせるヒゲも社会人としてどうかと思う。
梅津の裁判のくだりや、ルアーの意見など、妙なリアルさが一部分にある話だったが、全体としては盛り上がりに欠けたか。
どうでもいいが、出演者の滑舌がみな悪く、梅津の役名“牧石”が全部“マキビシ”に聞こえた。
と、思ったら、役名“牧口”だった。なんなんだよ。
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- 2013/11/04(月) 05:01:16|
- MX円谷劇場
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