『Q』は、パゴスの話。
濃縮ウランの運搬とそれを狙う怪獣。 おばあさんの足を治そうと虹の卵を探す子供たち。 危険な内容に似合わず、やや牧歌的に進む話なのだが、いかんせん間延びしている。 つまらなくはないがパゴスが本格的に暴れだしてからが長い。
それ以外では、崩れる山の描写などが凄く、金色の虹もきれいと特撮がいい。
気になったのは、声の出にくい少年。 何の表現だったのか。 先天的な何かか風邪引いてのか。 ラストのハイジみたいな展開は、おばあさんが無理やり頑張ったと見た。
『怪奇』は、金髪吸血鬼の話。
これも、さほど展開があるわけじゃなく、死んだ人間が吸血鬼として甦って、やがて追い詰められるという感じ。 ただ、地方ロケや外部の警察からの協力依頼など、いつもより豪華なイメージで、さらに2時間サスペンス的。
今回も、吸血鬼がもんのすごいメイクでやや台無し。 吸血の仕方も「シャクシャク」咀嚼するのが怖い。
それよりもなによりも、ゲスト主役の青年が、『ウルトラマンA』の宗教家のようなコスチュームでトンでも理論を展開するでおなじみの梶洋一(中山克己)だったのが、「おっ」となった。 あとは、岸田森の頭がショッキングに乱れてたぐらいか。
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- 2015/05/04(月) 03:51:21|
- MX円谷劇場
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