『Q』は、ケムール人の話。
面白い。 非常に面白い。 話も演出も嵌っていて飽きが来なかった。 もっとも、ケムール人のデザイン、走り方ひとつだけでも、もう傑作確定でいいと思うレベルだが。 夜の街を跳躍するケムール、素晴らしい。 ケムールに関しては、巨大化はサービスしすぎの感もあるけど、頭部先端から出す体液もいい演出だと思った。 ストーリー的には、狂った博士が出てこないところがラブクラフト的でよかった。 最後の刑事のアレはなくてもいいかも。
ほかでは、ゴーカートのコースが凄いなということと、キャップが若い。 小林氏はナイスキャラだったのと同時に、加わることで演技的に安定感が増して良い相乗効果だった。
『怪奇』は、青いアイシャドウの人形が人を襲う話。
よくあるといえば、よくある系の話だが、面白かった。 序盤、勝呂誉が疑われる展開だったが、視聴者にも犯人が判らないような演出だったらどうだっただろうか。 まっ、人形を見せないことには始まらないんで、そんなに引っ張ってられないか。
そもそも、人形が人形を動かしてたという二重構造はいるのだろうか? そこがオリジナリティーになってた気もするが、意味があったのか。 つか、アレ何なの? 青い血のやつ。
あとは、『ジョジョ』3部のエボニーデビルはこれが元ネタ? ということと、誉の額のペケは冗談にしか見えない、ぐらいか。
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- 2015/05/11(月) 03:25:24|
- MX円谷劇場
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