『Q』は、スダール。
作り自体は、国内ロケと日本人で南洋の孤島を表現したり、がんばってはいたけど、内容がどうにも前時代的。
大ダコが島の守り神と聞いた直後に「退治してやるから巣を教えろ」な上に即空爆。 それはないんじゃないかと。
それと、島の原住民が普通にシャツと短パンなんだが、介抱されてる船員を襲ってくる島の男のシャツがペイズリー柄で、船員よりおしゃれなもんで、初め助かったやつがもう1人居るのかと思った。
特撮に関しては、タコの操演はよかったけど、ただの大ダコではちょいつまらなかったかも。
それにしても、野生動物に容赦ないな。
『怪奇』は、ホログラムとレーザーで誘拐の話。
殺人じゃなくて誘拐ってだけで、今までの話と似たり寄ったりだけど、序盤が凄く不思議な雰囲気。 どっちかっというと、幻想的で子供の夢なのかと思った。
仕掛けが判りだすと『ガリレオ』にありそうな話に早変わり。 というか、『怪奇大作戦』って、基本的に『ガリレオ』と被るところ多いね。 科学者が科学的な仕掛けや方法で犯罪を犯すことが多いからね。
逃げる犯人を犯人の使った仕掛けで追い詰めるのは、初期のルパンぽいか。
ホログラムが実景に取って代わるっていうのは、ちょっと無理があるな。
気になったところは、何故か犯人がロシア風の民族衣装(ルバシカ)を着てることと、ラストのお面がシャドー星人だったところ。
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- 2015/06/08(月) 03:34:13|
- MX円谷劇場
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コメントが一週遅れました。すいません。
「ウルトラQ/南海の怒り」
この話、「キングコング対ゴジラ」の特撮(大ダコのファラ島襲撃シーン)の再利用というイメージが強かったのですが、オリジナルの撮影もあって、その際の大ダコが「フランケンシュタイン対地底怪獣」(海外バージョン)のラストに登場する大ダコなんですね。
冒頭の漁船がスダールに襲われるシーンなんて、もろ「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」なんですが、こちらの方が映画より先でした。
でも、怪獣も特撮もどうでもいんです。私にとっては、アニタ役の高橋紀子につきます。
「怪奇大作戦/ジャガーの眼は赤い」
本放送時、ウルトラセブンの登場に喜んだ覚えがあります。
兄弟のお兄さんの顔に見覚えがあったので、調べたところ「ガメラ対大魔獣ジャイガー」の主役の少年でした。
- 2015/06/16(火) 00:52:06 |
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- kei #u/iAkt.g
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『Q』のタコは単に映画からの借用だと思ったら複雑なんですね。
高橋紀子さん、改めて調べたらエキゾチックな美人さんですね。 しかも、元寺田農夫人(!)
『怪奇』のセブンは、いきなり出てきたんで「あっ」となりましたが、大人になっちゃってから見ると、セブンがサンドイッチマンか、とちょっと複雑。(笑) 中の人の体格が本物より小さかったりすると余計哀れを誘ったりして。
- 2015/06/16(火) 03:41:44 |
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