前回は、影付けが波導ガンへ移ったところまででした。
今回は、その続き。
波導ガンの立体感を強調するため、さらに影を追加。
結果、立体感はやや増したけど、今度はイデオンの影が相対的に薄く感じてしまうことに。
なので、イデオンにもさらに影を重ね塗りして濃くしていく。
この、重ね塗りの表現は、不透明度を調整することで色々なツール(ブラシとか)で出来るわけですが、
選択範囲とそのぼかしを駆使することで、筆跡を残さず特定の範囲に施すことが可能です。
どういうことかというと、油絵でいうグレーズのような描き方が出来る、ということ。
別の言い方で言うと、えんぴつデッサンで広範囲に一段暗めの調子を付けていくような描き方。
実例を画像で。
こんな感じです。

これは、イデオンの足元にある小惑星ですが、もうかなり影が入っています。
この、影の濃い部分に、さらに濃い部分を作るため、薄い乗算影を“面”で追加します。

こんな感じで選択範囲ツールで囲みます。
すでに、ぼかして不要部分をカット済み。

これが薄い乗算影を追加したもの。
一見変化がないように見えますが、下側の中心あたりが少しだけボウッと暗くなっています。
こんな風に、すでに描き込んでしまった部分の一定の範囲に、調子を壊さず変化させることが可能。
もちろん、乗算影だけでなく、様々なフィルターや色でいろんな効果が出せると思います。
というわけで、只今の進行状況はこちら。

波導ガンと小惑星と手前の白い円盤も、暫定的ですが影付け終わり。
今は、青イカに着手してますが、ミスを修正したためトンでもない目に遭いました。
それは、また今度。
それでは次回。
スポンサーサイト
テーマ:自作イラスト(二次創作) - ジャンル:アニメ・コミック
- 2015/08/26(水) 08:20:27|
- ガンダム&イデオン
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0