
何故か、アマゾンが執拗にお勧めしてくるんで、根負けして、じゃあ買うよ、と購入。
決め手となったのが、画像の帯にもある山上たつひこのコメントや、「これは、クズの日記だ!」のあおり。
なので、画像もわざわざ帯付きのを探しましたよ。
5分スケッチを予約したことはしたけど(例によって延期。コレ読んだら非常に納得)、
お勧めは、かなり疑問だったんで、その前だったような記憶が・・・・・・、
まあ、細かいことはいいんですが、読んだらよかったですね。
面白いとかだけじゃなくて、なんか昔を思い出したせいか、
あいかわらずなんだなと身内のような感情というか。
まっ、あおり文句の通り、ほんっっっとうにクズではあるんですが。
なんせ、飲み行っちゃ原稿落とすの繰り返し、連載も投げ出しては不義理の連続。
でも、仕事はしてないかっつうと、けっこうやってて、でも、気分が乗らないと何も手が付かない日があったり。
これでまあ、よく、何十年も業界にいられると思うけど、替えがきかないセンスと人柄のなせるわざなのかな。
で、読んでみて、感じたのは、ど真ん中の世代だけあって、
ああ、自分の感性はけっこう江口成分多めで構成されてたんだな、ってこと。
文章の感じ、ノリとか、落とし方とか、シックリいきすぎて延々読みたいよ。
ひとの日記読むこと自体も嫌いじゃないんだけどね。積極的には読まないけど。
(そういえば、岡村トリビュートのあたりで、発起人の一人である、カーネーション直江氏と会うくだり、
直江側の日記も前に読んでいたんで、まさか、別角度からもう一度触れることになるとは思わなかった)
それと、読んでる最中に、NHKの『ドクターG』で、甲状腺の機能が低下すると、
倦怠感や無力感が続いて、眠気が取れなかったり、集中できなかったりなるというの知って、
江口寿史、甲状腺に持病を抱えてるらしいので、これは、もしかして、持病のせいで原稿が進まないのでは・・・・・・、
これは、クズの日記などではなく、持病を抱えたマンガ家のリハビリ日記だったのでは・・・・・・、と思ったが、
江口氏の持病は、低下症ではなく、亢進症。
こっちは、逆で、アドレナリンが出っぱなしになるような症状で、
これはこれで手術を受けているぐらい大変な持病ではあるのだけど、原稿が進まない原因では、ないね。たぶん。
でもまあ、読んでると、読むのがクセになるというか、もっと読みたいなぁ、と。
解説にもあったけど、有名人の人はある時期からみんなブログからツイッターになっちゃって、
まとまった文章読めない状況なんだよね、いま。
自分は、HPの「日々メモ」読もうと思います。
それにしても、密かに驚いたな。
嫁が結婚したとき19歳だったとか、
結婚2度目だったとか。
それに、現在、本人60歳だからね。
ぜんぜん変わってないんだけど、いろんな意味で。
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テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌
- 2016/09/11(日) 03:42:38|
- 本、コミック感想
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ジャンプ時代しかまともな連載してないイメージしかない。
好きだけどね。
- 2016/09/12(月) 10:32:34 |
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そのジャンプ時代でもまともに終わってんの少ないですからね。
ページ数少ないですけど、アクションとかの連載なんかは面白いですよ。
困ったことに、描けない、描きたくない、乗らないっていう状態、もの凄く判るんですよね。
まったく褒められたことじゃないですが、割り切って描いてない、描けないってことなんでしょうね。(自分は、妥協しまくりですが)
- 2016/09/13(火) 06:59:32 |
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