工員がよく自転車を倒す話。
夜中に星を見ることだけが生きがいの工員フクシンが円盤を見る。
即、警備隊に知らせるも見間違えとされてしまい、隣りの修理工のオヤジにもバカにされる。
昼は眠くて工場でも失敗続き、クサって土手でひっくり返っていると謎の男の子が現れ、
何となく自分語りをしていると次第に癒されてくる。
その後も何度か男の子と会い、円盤の件を話すと、また見れるよ、と予言。
すると、町内の面々が心配し始めるさなか、とうとう修理工と一緒に円盤を見てしまう。
が、今度は写真を撮って万全を期したのに、星以外何も映っていないという。
その後、また男の子と会い、家に誘われると無人の商店にはたくさんの望遠鏡。
狂喜しているいると、その望遠鏡のひとつで何故か円盤が見える。
慌てていると、もっと大きく見せようかと子供が押し入れを開く。中には大型テレビに映る円盤軍。
子供は、ペロリンガ星人であり、円盤を星に見せかけ油断させて侵略するのだという。
だが、いままでの布石で警備隊は信じないと断言。現に電話すると体よくあしらわれてしまう。
が、アンヌが写真の秘密に気付き、ダンが電話での星人の声を突き止め、野望は砕かれる。
フクシンが近隣から見直され、ゴミ溜めのような下町の風景が映し出されるとEND。
子供番組としてはダメかもしれないが、シュールでなかなか面白い。
また、フクシンのかもし出すトツトツとした雰囲気が全体にも感じられ味わい深い。
ラストの町工場の場末の感じが示唆的。
宇宙人が出てこなければ、またしても諸星大二郎的な感じか。
ちなみに、この当時、さすがに子供がいっぱい。
川遊びする親子で埋め尽くされてるのが今からすると嘘のよう。
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テーマ:特撮ヒーロー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2017/09/14(木) 01:35:39|
- MX円谷劇場
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