ゲンが老人を木の棒で殴打する話。
東京に出現した怪獣のため出動したMAC戦闘機。
ゲンは、同僚の意見も聞かず、パチンコで逃げ遅れた藤木悠を助けるため複座の後ろからダイブ。
結果、怪獣の弱点が背中だということが判明するも、命令違反で謹慎1週間。
なにゆえか、もう怪獣は背中を見せないだろうと決定付けたMAC。
ダンはコッソリ秩父の寺の住職に会うことをゲンに勧める。
さっそくバイクで秩父の山奥までツーリングするゲン。
が、出てきたジジイは自分がその十貫ではないと言い張り非協力的。
土下座して懇願しても違うの一点張り、しょうがないんで隙を見て棒で背後から襲うと、
塚原卜伝よろしく鍋のフタで受けるかと思いきや、そのまましたたか背中を打たれてしまう。
その後、挑発するように通り過ぎる十貫を追うと、身軽に川を渡り、
再度、今度は子供を抱えたまま岩壁を蹴って対岸まで大ジャンプ。
どうやら、これを覚えるといいらしく、なにげにアドバイスなどを受けつつ翌日まで特訓。
出来たところで怪獣出現バイクでGO。そのころMACは、戦闘機で挟み撃ちなどするはずもなく、
主に地上から攻撃してままならず、業を煮やした、冒頭でゲンに降りられた同僚が単独行動。
あっという間に着いたゲンは、「俺も命令違反しちまったよ」という同僚をバイクで助ける。
その後、変身したゲンは、急所を外した全身を滅多打ち。飛び道具などでも攻撃し、
投げて、転がして、尻尾引っ張ってと、それで何故背中はやらないのかというほど痛めつけ、
最後は、あえて山を蹴っての三角飛びで背中を蹴ってフィニッシュ。
ダンが同僚を謹慎させ、ゲンには残りの謹慎期間でスポーツセンターでの内職を勧めるとEND。
もうウルトラものではないと悟った。
スポ魂テイストのウルトラシリーズではなく、スポ魂ものだけど倒す相手が怪獣というだけ。
なんせ、弱点の背中を見せない怪獣を戦闘機で挟み撃ちすることもなく無策のまま。
ゲンが修行してるのは、隊員は知らないはずなんで、MACとしての対応はしてないことになる。
修行知ってたらもっとおかしいことになるし、もうウルトラものとして成立してないのでは。
それに、冒頭でのMACの厳重な警戒網うんぬんのセリフ。
お前らそのために基地を宇宙に出したのに、いままで全怪獣見逃してるじゃないか。何なんだ。
わざわざ放送が『セブン』のあとだけに組織としての無能さが際立ってる。
ダンもゲンもMACに入れなきゃまだよかったのに。
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テーマ:特撮ヒーロー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2017/12/11(月) 03:43:26|
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