ゴーディアン、リデザイン5回目です。
前回は、イクストローム星人の見た目を考えた結果、面白みがなかったところまで。
今回は、それを挽回するべく新たなアイデアを追加しデザインし直しです。
えー、前回、デザインに面白みがなかった主な原因は、
設定をまじめに受けると人間に近い姿にならざるを得なかったからで、
個人的には、凄く科学が発展しているんで(原始時代に宇宙船で移民してきている)、
姿かたちも、元が人類と同等だとしてもかなり変わってるんじゃないかと推測。
特に、宇宙時代に即した身体になってて欲しい気はする。
例えば、宇宙服なしで宇宙空間に出られるとか。
ただ、見た目(遺伝子パターン)はそれほど変えなくてそれらを実現するとなるとある程度工夫がいる。
そこで考えたのが、人工的な皮膚をまとわせる案。
人工といっても、身体の一部という扱いで、後天的に身体の表面に被せて(付着させて)あって、
イメージとしては、素材を追加して強制的に進化させた感じ。
具体的には、こんな感じです。

左から右に時系列に描いています。
まず、左端。いかにもな感じの宇宙人感。(笑)
なるべく人間のシルエットから離れるべく頭部を変形。
脚に関しては、あくまで中身には前回のヤツが入ってるんで、やりたかったけど逆関節はなし。
真ん中の2点。細部を整理してディティールをアップ。
頭部は、あんまり前後に長いとエイリアンみたいなんで、後頭部側はカット。
右端は頭部のバリエーション。上から下へ時系列。
いちばん上は、左右の張り出し部分を大きめにしてみたもの。
その下は、顔前面を前に突き出すんではなく、首に沿わせてみたもの。
これがいい感じだったんで、正面から描いてみたのがその下。
この頭部と、となりの全身像の身体を合わせたものが今回の最終案。
ちなみに、目のかたち、身体の模様や胸から腹にかけてのラインなど、
原作のロボットみたいなイクストローム星人からの印象も入れてます。
で、基本的にある程度いい感じにはなったんで、
頭と身体をちゃんと合わせた図を改めて描くにしても、これはこれで一旦完成。
にしようかなと思ってたんですが・・・・・・、またしてもちょっとした問題発生。
まあ、言わなきゃ誰も判んないことではあるんですが。
ええとですね。このイクストロームの改定デザインをやるにあたり、
ちょっと参考にしたいデザインがあったんですよね。
ただ参考っていうだけじゃなく、近過ぎちゃうとマズいんで避けるためにも見たかった。
それが、ロシアのSF映画、『アトラクション』に出てくる宇宙人だったんですが、
一報が入ったときに画像取った気になってたんですが、資料フォルダのどこ探してもない。
もう資料の数が膨大なんで、もし間違ったフォルダに落としちゃってるともう判らない。
しょうがないんで、チラッとゲームの『ウォーフレーム』の画像なんか見てみたりしましたが、
描いちゃってから見たのと、少し方向性が違うのとであまり参考にはせずじまい。
で、もうサーバーにアップしちゃってから、やっぱり気になって調べてみた。
もちろん画像も再収集。そしたら、なにやら、嫌な感じの画像を発見。
『アトラクション』の宇宙人のデザインは、頭がないカエルみたいな恰好でゴリラ型のマッチョ。
(イメージとしては、『ガンツ』のハードスーツに近い)
その、めり込んだ顔にあたる部分に人間の顔が重なってる画像が・・・・・・、
あれあれ、これは何だ? と。
で、とにかく画像が少ないんで、動画をあたるとありましたよ。
なんと、宇宙人、宇宙人じゃなかった。
人型の生物が着る、宇宙人が作ったパワードスーツみたいなもんだった。
グワァ~ン。
デザインうんぬんじゃなくてスーツという事実にグワァ~ン。
人間的なものが宇宙人的なガワを着るというのが今回の根幹のアイデアになるはずだったのにぃ。
まあ、いいです。しょうがないです。
別に、自分のアイデアどころか、『アトラクション』のアイデアですらオリジナルというわけじゃないし。
それに、なんつっても、描いた時点で見てないんだから開き直ってこのまま行きますよ。
というわけで、次回は、イクストローム星人の決定稿と、
出来れば、その関連の続きのデザインを行きたいと思います。
では、次週。
普段、描いた直後に資料何見たとかは言わないんですけどね。今回は即言い訳してみました。
ちなみに、『アトラクション』のスーツと足裏のかたちも似てますが、これもまったくの偶然です。(キッパリ)
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テーマ:自作イラスト(二次創作) - ジャンル:アニメ・コミック
- 2018/03/22(木) 08:02:43|
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