レオが怪獣の足を踏む地味な攻撃を繰り出す話。
冒頭、子供たちが本物の金魚が泳ぐ水槽にインクを垂らし、水爆のエフェクトを気取って大興奮。
が、その中の一人の少年だけが急にキレ、水槽をかき回すと外へダッシュ。
その子、次郎は身体が弱く、いつか夢の通りに毒のゴミが降ることに怯える日々。
飼っていたミドリガメは死に、カブトムシは行方知れず。身体もどんどん弱ってきている。
精神的に耐えきれず、思わずゲンに頼んで奇麗な星に移住をせがみ、困惑させる。
その後、熱を出して寝込んだ次郎を見舞うゲンだったが、次郎は虚ろな夢の中で奇人に出会う。
ムラサキの全身タイツに銀ラメのマント、ミラーマンのような頭の顔だしマスクを被りド派手なメイク。
一見して、大道芸人じゃなければ、完全に近寄っちゃダメな人。また、顔つき仕草も完璧にそっち系。
そのムラサキの奇人が次郎をクリーンなクリーン星にいざない、死んだカメや不明のカブトと再会させる。
すべて夢だたのだが、現実世界にはカブトムシの怪獣が飛来しており、次郎は迎えが来たと直感。
一般市民が怪獣の動向に一喜一憂し、ニュースの情報を話し合う感じが、いい感じにリアル。
その後、MACと巨大カブトとの戦闘は続き、興奮した次郎はカブトに向かって走り出す。
ちなみに、MACのドーナツ翼の戦闘機が、実は翼には穴が開いておらず、
ましてや、そこから火を噴く仕様だったことに驚く。MACとZATのメカって似てるようで違う。
その後、奇人の誘いに乗ってカブトで地球を出ようとする次郎。現実ではカブトと戦うレオ。
ギリギリでダンに助けられた次郎は、毒のゴミを降らしていたのが怪獣だったと知って号泣。
レオはクリンチを解くため、シコタマ怪獣の足を踏み、形勢逆転からキックで木っ端にしフィニッシュ。
次郎宅でゲンや子供たちが見舞い、不明だったカブトを部屋で発見し、
尺が余ったのか、その後、延々エピローグが続くとEND。
顔出し星人が怖いと噂の1本。たしかに、子供の時に見てたら得も言われぬ怖さがあったかも。
話としては、『レオ』としてはそこそこ密度もあり出来はいい方か。
ただ、星人の目的や、どうして次郎だったのか、などが描かれていたらもっとよかったか。
星人の意味が判らないところが一番怖かったかもしれない。
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テーマ:特撮ヒーロー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2018/04/23(月) 02:48:50|
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