気の触れたような愚鈍そうな男が自分の両親にその娘との結婚を強めに確認する話。
スポーツセンターに毎月満月になると様子がおかしくなる美少女が入る。
その月もおかしくなり失踪したので、クソど田舎のわらぶき屋根に草の生えた実家を訪ねる。
ゲンが日頃の聞き込みをして帰ると、著しく知能が低そうなオーバーオールの巨漢が、
ブツブツ文句を言い、おっとうとおっかあに、娘、弥生との結婚の確認を強引にする。
実は、弥生は満月になると謎の言葉が聞こえ、月の姫だから帰って欲しいと懇願されていた。
折しも、月からは岩石型の怪獣が飛来。連れ帰るための使者とみてみな騒然。
翌日夜、MACも弥生の実家の護りを固めていると、親父、真実を吐露。
弥生は、思った通り過ぎるくらいそのままな、かぐや姫よろしく竹の中から拾った子だった。
巨漢愚者、太郎は、地球で育ったから地球人だ!! と生みより育てを主張。
が、やってきた、岩石とフジツボで出来た直立する金魚みたいな怪獣型使者は、
生まれなきゃ育てられんと、順序順列を守るよう攻める。
フジツボ金魚が腹の月模様から光を発すると弥生はかぐや姫のような十二単姿へ。
連れ去られそうになると、レオ出現。マントを使い長々と闘うと、金魚やられる前に光線。
弥生、ペンダントを破壊されると、舞いながら空へ。みんな泣きながらなすすべなく見送るとEND。
かぐや姫の別れのシーンだけの話だけど、それなりに見られる。
なんとなく、高畑勲の『かぐや姫の物語』に似てないこともない。(んなこたないか)
惜しむらくは、そのままではなく、現代の話なんだから、弥生を拾うのを、
竹からじゃなくて、宇宙船のポッド的なものからだったとかにして欲しかった。
とにかく、弥生役の小野ひずるが美人なんで、それだけでも見る価値はある。
ちなみに、アホみたいな太郎は、弥生の両親をおっとう、おっかあと呼んでたが、実の息子なのか?
弥生と兄弟として育ったの? なんなの、倒錯ものなの? 禁断の愛なの? バカなの?
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テーマ:特撮ヒーロー - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2018/07/16(月) 03:36:54|
- MX円谷劇場
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