
『テクノ歌謡ディスクガイド』の方を前に買いそびれて、
だいぶ経ったけど読んでみようかと、最近になって調べたら、
「こっちの方がインタビュー充実してるし熱量多し」等のレビューが多く、
じゃあ、こっちかな、と購入。
いやぁ、いいですね。
愛すべき本です。
サブカルチックにハスに見つつも大好きなのが滲み出てます。
それにしても、ほとんど知ってんだろうな、とか思いつつ、アイドル等序盤を読んでましたが、
後半に行くにしたがって、知らない人たち続出。(笑)
まあ、インディーズの中でもマイナーな人たちとか、活動歴が極端に短いとか、
年齢的にも知らなくて当然かと思うような人たちもいましたが、
マジカル・パワー・マコって、誰やねん!!
一緒に組んでた人たち見たら、テレビ出演で苦情が来るのも判るけど(笑)、
怖い、もう、知らない日本が広がってる。
作り手側でいうと、細野の乱作ぶりが目立って、こんなに選ばずやってるかって感じ。
しかも、インタビューで「内容は全部保証します」というように、名曲率が高い。
他だと、ムーンライダーズ系、近田春夫、見岳章、サエキけんぞうなんかが暗躍してたんですね。(暗躍ではないか)
あとは、船山氏等、編曲家の人たちもこぞってやってる。
編曲家といえば、『夏色のナンシー』は、元四人囃子の茂木由多加氏の編曲であの感じになってたんですね。
今は、ネットで確認しながら読めるんでホントいい時代です。
これ1冊あればだいぶ楽しめちゃいますよ。
ちなみにですが、本はCDサイズです。
初版は、誤字脱字等、ミスが大量らしいんで(買ったのは09年の2刷)、買うならそれ以外をお勧め。
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テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌
- 2019/06/09(日) 06:24:33|
- 作曲、音楽
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