キカイダー、リデザイン38回目、イラストメイキング編の19回目です。
色塗りに入ってからは、今回で10回目ですね。
今回も、前回から引き続いてハイライトの作業です。
で、今回は、珍しく時間があったんで、通常のハイライトも進めましたが、
今後の作業の中で一番の懸念、というか、
やったことなかったんで、たぶん時間が掛かるであろう作業を先にやりましたよ。
実際、どのくらい作業に掛かるか判らなかったし、
面倒くさい手順になるだろうから途中で止められないだろうし、
終える時間が決まってるような、ちょっとした暇じゃ作業するの嫌だったんで丁度いいかなと。
では、まずは画像を。

パッと見じゃ判らないですが、だいぶ明るくなりました。
ハイライト作業は、主にフリーハンドによる細い筆での細部の描き起こし。
赤部分が非常にデコボコしてるんで、それを一つひとつ見極めて立体的に。
そのほか、パーツのフチや細いライン等を丹念に描き起こしていきました。
平坦な部分もより一段明るくしてます。
詳しくは、のちほどアップ画像で。
でですね、さっき言ってた時間の掛かるであろう作業というのはですね。
青側のボディーに張り付けてあるメッシュのテクスチャへのハイライトですね。
もちろん、1個1個描き起こしてたら、そらトンデモない時間掛かりますが、
手作業ではいまいち奇麗に仕上がらないんで、時間うんぬん以前にそれは却下。
で、どうやったかというと、
ソフト側にエンボスっていう浅いくぼみを自動で描きだす機能もあるんですが、
このテクスチャ自体がエンボスに描かれてるものなので、
それをさらにエンボス処理すると、思ったような効果にはならないだろうということで、
単純にテクスチャをもう1枚重ねて、それを僅かにズラす、
ズラして、そのレイヤーのフィルターでハイライト処理(覆い焼きかスクリーン?)すると。
要は、光らせたいメッシュの穴のフチの方向に、光らせたい幅分だけズラすと。
で、そのレイヤー自体のブレンドモードだけで光らせるんではなくて、
そのテクスチャを元にマスクを作って、そのマスクで着色していきました。
そうすると、塗りたい部分の形を保ちながら、ブラシや何かで自由に強弱が付けられる。
なので、自分は、1枚はそのマスクで全体に薄っすらハイライトを入れて(覆い焼き)、
2枚目(コピー)で筆を使って強調したいところにさらにハイライトを入れていきました(スクリーン?)。
ここまででもかなり面倒くさいの判ると思いますが、
実は、メッシュのテクスチャが線画の方に入ってるんじゃなくて、
色のレイヤーの方に入ってて全部混ざっちゃってたんですよね。
メッシュのハイライトなんて考えてなかったんで1個にしちゃってたんです。
だから、もう一度メッシュのテクスチャをサイズと方向をピッタリ合わせて張り直すという地獄の作業が・・・・・・。(笑)
これは、泣きそうでした。
そもそも、テクスチャが縮小されてる上に、各パーツごとに角度も違うときてる。
全部合わすの至難の業でしたよ。
で、やっとピッタリ重なるテクスチャが出来て、
重ねて濃くなったメッシュ見てたら濃くしたくなってきたんで、
ちょっとだけボツボツ濃くなってます。(笑)
ということで、アップでそれぞれ確認を。

だいぶ描き起こしたんで、頭の部分とか迫力出ました。
ライン等ほかの部分も立体的になってきたんで、顔も生々しさ増したかなと。
メッシュはこんな感じになりましたね。
ちょっと強調し過ぎのような気もするかもしれませんが、
全身図ではあの程度なんで、まあ問題はないかと。
ちなみに、もう一つのカーボンのテクスチャの方は、表面つらいちなんでハイライトはなしです。
だいぶ出来てきましたね。
あとは、下半身のハイライトと、照り返しですかね。
終わるまで数回といったところでしょうか。
では、また次回。
今回の大変さから、テクスチャ使うときは、
なるべく、そのレイヤー残そうと誓いました。
(まあ、デコボコ感あるものだけですが)
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テーマ:自作イラスト(二次創作) - ジャンル:アニメ・コミック
- 2020/03/26(木) 05:43:51|
- キカイダー リデザイン
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| コメント:2
kwさんコメントありがとうございます。
いやぁ、元がゴチャゴチャしてるんで大変で。(笑)
でも、なるべく出来る限り手を抜かないようにがんばってます。
なので、なかなか存在感のあるイラストになるかなぁ、と。
なったらいいなぁと思ってます。
完成までお楽しみを。
(この先はもうあんまり変化はないと思いますが)
- 2020/03/29(日) 01:28:40 |
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