ミラーマンとインベーダーがデートする話。
夜、逃げる少女と追う女、それを助ける京太郎。
実は女は両方ともインベーダーであり姉妹、裏切って追われている妹はミラーマンに助けを求める。
非人道的なインベーダーに嫌気がさし、人間になりたいという少女にSGMのメンバーは懐疑的。
同じ、非地球人同士仲良くなった京太郎と少女、まるで恋人同士のようにデート。
そこへ姉インベーダーが、妹暗殺の命を受け乱入、ギター型レーザーガンで妹を撃つ。
京太郎と乱闘になり2人ギクシャクした動きで闘う。
姉、逃げ際に捨てゼリフ。
「妹の処刑は終わった」
妹はピンピンしているのだが、姉の話によるとレーザーガンに撃たれたからには、そのうち必ずじわじわ死ぬらしい。
京太郎、本人に言えぬままデートなどくり返す。
その後、SGM本部で怪電波をキャッチするも内容が判らないでいると、少女がミサイル発射の計画だと教える。
せっかく協力したのに、それが仇で不審がられる。
計画の時間に言われた場所で張っている京太郎、インベーダーに不意打ちを食らわせられ、少女を一瞬疑うもすぐその考えを打ち捨てる。
ちなみに、このシーン、背後からインベーダーの男が巨大な漬物石のようなもので、したたか京太郎の後頭部殴打する、SGM本部には音が伝わっており、京太郎の悲鳴に全員「あっ!!」となるのだが、次のシーンで当然昏倒していると思われた京太郎は「ちきしょう誰だっ!!」的な顔で頭に手をやっているだけ。
恐るべき石頭。
見当たらなかったミサイルは何と!工場の煙突の中に仕込まれていた。
京太郎にだけは疑われたままになっているのが嫌だった少女は命を掛けてテレポート。
疑いを晴らし、京太郎の腕の中で息絶える。
怒りに燃える京太郎、少女の残したペンダントの反射を利用して変身。
工場を巨大化しながらぶち壊して、ゆっくりと現れるミラーマンがカッコいい。
シーンの演出や特撮の出来など総合的に屈指のシーンといえる。
その後は、姉が怪獣になりミラーマンが倒し、ミサイルも破壊といつも通り。
ラストは教会での葬儀シーン。
皆それぞれに、あの娘はいいこだったなどと言いながら悲しみに沈んでいる。
(藤本の手の平の返し方が酷過ぎる)
今回、ストーリーといい、演出といい、カメラワークといい、特撮といい、ベストといえる1作。
名作です。
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- 2008/05/13(火) 06:59:24|
- MX円谷劇場
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