ピョン太が死ぬ話。
冒頭、次郎(榊原るみの弟)たちが、小学校で飼育している動物(サルなんかもいる)の世話をしていると、隕石が降ってくる。
怪しい物ならMATということで、校庭に落下した隕石を郷と上野といっしょに掘り出す。
次郎がくれ、と言うとあっさりあげてしまうMAT。
「こんな隕石、毎日何千と降ってくるから」なのだが、大きめのカボチャ程もある隕石が毎日何千と降ってきてたら大変なことだぞ、上野隊員。
校舎に持ち込み展示室に飾ると隕石は動き出し巨大化。
校舎は崩れ怪獣が出現(このときの影のアニメーション演出が怪しくていい)。
子供たちは逃惑い、次郎は重傷を負い、ウサギのピョン太は死ぬ。
このシーンに登場する次郎とその仲間たちは、10話に登場した子供たちとたぶん一緒。
なぜなら、ピンクの電話の太った方に激似の無用にキャラの付いた女の子がいますもん。(笑)
実際見たら凄いよ。度肝抜くおばさんパーマだから。
ちなみに、今回はワカメちゃん並に短いミニスカートでした。
病院に担ぎ込まれた次郎は、意識はあれど頭グルグル巻きの弁慶スタイルで絶対安静。
郷たちも軽率な行動を詫びに来るが、ピョン太の仇をとってくれと懇願される。
しかし、その仇である怪獣を見たものは次郎以外誰もいない。
(「信じてくれよ~」のフォーマットですね)
会議で怪獣は見えないのでは?ということになり、赤外線カメラを用意するMAT。
夜間、いきなり車がペシャンコになるという怪事件が起こり怪獣の存在が疑われ、程なく出現。
カメラが役立つ。
ここで、初めて姿を現す怪獣なのだが、・・・・・これが非常に醜悪。
実に卑しい姿をしており、嫌さ加減はウルトラ怪獣の中でも上位に位置すると思われる。
空からマットアローで攻撃するが効かず。
ここのところ、ほかの隊員は地上なのに丘ユリ子隊員だけ戦闘機で援護というのが多い。
なかなか凛々しいです。
その後、MATは怪獣に歯が立たず、それを見ていた次郎は病状が悪化、死の淵を彷徨う。
責任を感じた郷は、何としてでも怪獣を倒すことを決意。
とにかく鍛えるべくトランポリンをやってみたりする。
MATは前向きに可視化するための電荷ネット作戦を発案、実行に移す。
作戦は成功し、ウルトラマンの登場となるのだが、もうもうたる煙の中を走っている郷がそのまま変身するときに、なんと、グーで突っ込んでくるウルトラマンが出る前に、地上を等身大のウルトラマンが走ってます。(死の淵でうなされてる次郎が、等身大のウルトラマンにおんぶされてる夢を見るシーンもあり)
なかなか奇妙な絵です。
特に説明は無いですが、トランポリンで得たと思われる技で動きを止め、ブレスレットで粉砕し勝利。
郷が怪獣に勝ったことが次郎に届いたのか、劇的に回復。
意識を取り戻すと、そこへズタボロになった郷が現れる。
このときの男の約束を果たした鬼気迫る笑顔の郷がいい。
全体にフォーマットの組み合わせだけで出来たような話で、しかもややスポ魂よりだが、
まぁ、まあまあか。
関係ないが、次郎がピョン太を小屋から出して体重を量るときに、耳だけを持って連れてくるのだが、大丈夫なのを判っていても一瞬不安になってしまった。
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- 2008/10/28(火) 06:56:44|
- MX円谷劇場
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