地球に巨大なカニが降ってくる話。
冒頭、郷と丘隊員が皆既日食を観察中暗闇の中で不思議な女に遭う。
これから大変なことが起こり、その予兆として北斗七星の一部が無くなっているのだという。
明るくなり、気が付くと女は消えていた。
夜になり、榊原るみ邸に行く郷。
外では星が消えたと大騒ぎ。
皆で見ていると火球が轟音と共に降ってくる。
このシーン、榊原るみの着ているブラウスが薄すぎ。
前といわず後ろといわず白い下着が丸見え。
翌日、落下現場に行くことになる郷。
隕石見つけを競う、村人たちとのコミカルなシーンもあるが、ストーリー的には全く意味が無い。
落下地点に着くと、そこからアワを吹く直立した4、50mのカニが出現。
MATの出動となる。
いつもの通り返り討ちに遭うMATだが、逃げ際にかすめ、マットアローの翼と引き換えにカニの爪を切断する。
郷、抱えて持ち帰る。
そのころ、丘隊員は例の不思議な女に会うためチンドン屋の音が鳴り響く商店街を彷徨う。
このシーンの丘隊員、黒地にオレンジの花模様のブラウスにグレーの超ミニスカートと、実に70年代チックな出で立ちがナイス。
かなりスリムなので非常に似合ってます。
顔だけ見ると榊原るみより断然美形なんですが、いかんせんヘアースタイルがね・・・。
何故にあんな"間違ってカツラ逆に被っちゃった”みたいな頭なんでしょうか。
関係ないですが、このシーン例の女を説明するのに"キ”から始まる4文字の言葉を連呼。
部屋を探し出し、入らせてもらうと、女はそれこそ狂ったようにのたうっており、蟹座がどうのと喚きちらし、頭が割れると絶叫。
その後、またカニが出現したり、女が更に狂ったように絶叫したりするのだが・・・、
掻い摘んで言うと、カニは、星を吸い込むバキューム怪獣に蟹座の一部を吸われ地球に逃げてきたものであり、星を吸われるたびに身体が痛むのだそう。
理由は聞かないでいただきたい。
また、女はカニに感応している模様。(よく判りませんが)
そして、怪獣がカニに似てるからと蟹座と関連付ける短絡的な隊長が言うには、元素破壊光線なる超兵器が開発されようとしているらしい。
これがあればどんな怪獣も怖いもの無し、らしい。
その後、三度カニが現れMAT応戦。
郷と丘は某研究所で本格的にバキューム怪獣の存在を知る。
怪獣といっても、星を次々吸い込んでいくほどのとてつもない奴なので、このまま来ると地球の最後。
そう言って嘆いている博士が天本英世。
かなりカッコいいです。
このあと暴れるカニにウルトラマン登場とあいなるのですが・・・、ブレスレットで「スポォ」とかわいい音立ててカニの両腕を切断しておいてから、「ウルトラマンは気付いた、問題はこの怪獣ではない」とバキュームの方を倒すため飛び去る。
オイッ。
そして、巨大な引力と戦いながらプシュっとバキュームを倒し、女は正気に戻り、カニは無い腕をバタつかせながら宇宙へ飛び、危機が去ったと天本は小躍りし頭の星雲を振る。
そのまま、「MATが星を取り返した」と大団円なのだが・・・・・・・・・。
ちょと待った!!
女と怪獣の関係も描かれてないし、元素破壊光線も出てきてないぞ。
重箱の隅突付きたくはないが、そもそも蟹座をカニだと思ってるのは地球から見るからであって、構成する星が同一平面上にあるわけじゃ・・・・まぁいいか。
雰囲気だけはよく出来てるんだけど、よく考えるといい加減でそれぞれのシーンがバラバラ。
カニが始終アワ吹いてんのが気になった。
キ○○○女の役の人はよく見ると美人です。
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- 2008/11/25(火) 10:21:54|
- MX円谷劇場
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