ウルトラの父が出てきて死ぬ話。
主な登場人物
「北斗星司」 男側主人公、南と合体してAに変身する。池田鉄洋的オーバー演技傾向あり。常に怒られ役。
「南 夕子」 女側主人公、北斗と合体してAに変身する。皇后様似。人間ならざる者。
「竜 五郎」 TAC隊長。必殺技「一週間の謹慎」。とにかく様子を見る男。
「山中一郎」 射撃の名手、何故か2丁の両手撃ちが基本。直情型のキ印野郎。
「吉村公三」 宇宙生物の権威。今のところ全くの空気。
「今野 勉」 ロケット工学のオーソリティー。デブキャラ。人の失敗をネタに笑いを取るのが趣味。光の速さで心が折れる男。
「美川のり子」通信、副官担当。爆弾魔。エロ担当。1回死亡後なにげなく復活。
「梶 洋一」 兵器開発主任。新興宗教の教祖のような制服着用。
先週の続き。
ヒッポリトにいいようにあしらわれ地球は侵略の危機に、ウルトラ兄弟は銅像になってしまいTACも諦めかけるが、隊長は檄を飛ばす。
本部への帰り、群衆に取り囲まれた隊員たちは「お前らのせいだ」と一方的になじられる。
民衆のもっともな意見に一瞬たじろぐが、隊長は自らの命を賭すことを約束し納得させる。
その後、本部では寝ずの作戦会議。
今更になって先週北斗が言った“都内の星人映像説”が浮上、細胞破壊ミサイルが効果なしなこと、Aが谷間に飛んだら星人が消えたこと、身長が200メートルもあったら母星の重力との関係で地球なんかには住めないこと、などなどを挙げ、「星人は実際はもっと小さく、谷間に居て映像を投影して脅かしている」、ということに落ち着く。
2週掛けて気付くことではない気もするが、そもそもAが40メートルしかないのに、なんで星人が200メートルに見えてるのかが判らない。
細胞破壊ミサイルを携帯用に改造するまでの間、みな待機。
隊長は、北斗と南の席に菊の花を飾ろうとする美川隊員を「生きてる気がする」と制し、“散歩”へ。
もちろん、ほんとは散歩ではなく、先週の死んだ運転手の家へ経過報告と謝罪をしに行く隊長。
細胞という証拠も出たのにまだ認めていなかったのか、家族に「どうやら親父さんは星人に殺された」と報告すると、「TACが攻撃するからじゃねーか!!」「最初から星人の言うこと聞いてりゃ、親父もAも死なないで済んだ!!」と、もっともな意見を憎々しい面のガキに言われる。
しかし、信念の男は、例えどんなことがあっても地球を勝手に蹂躙させるわけには行かない、絶対に戦わなくてはいけないんだ、ということを「地球は君だけのものじゃない」と前置きして、得々と言って聞かせる。
仇は絶対にとることを約束し、無事故だった親父さんが死ぬ日だけ忘れてったという曰く付きのお守りを預かって帰る。
隊長は、ほんと鷹派というかなんというか、子供にも容赦ないな。
謝り行ってんだか、説教しに行ってんだか判らん。
本部に戻ると星人が出現している。
隊長は半分しかエネルギーが充填されていない細胞破壊ミサイルを使用し、「威力の無い分近付いて撃つ」と、自ら危険な役目を買って出る。
山中の説得も強引にねじ伏せ、「連れてけ」とうるさい梶も連れ、決戦へ出撃する。
谷間に向かう隊長の援護に、囮となって、先週のバンク映像も使って盛大に戦うTAC。
山では何故かスタックしている隊長。
車を捨て向かうと、カプセルに入ってご満悦で攻撃を遠隔操作するヒッポリトが・・・。
やはりか、とミサイルを構えると引いた足が崖っぷちでバランスを崩し、よく狙いが付けられないまま発射。
案の定、致命傷には至らず攻撃を受ける。
結果、都内からは映像が消え、作戦成功と勘違いしたTACの面々は谷へ。
すると、隊長が火炙りになっているので大慌て。
念仏唱えて(今野がね)正面攻撃。
この期に及んで、運動会に使う曲を早回しにして星人のミサイルとタックスペースの追いかけっこ、というコミカルシーンなどを演じ、滞りなく全て撃墜。
結局、何一つ巧く行かず・・・・。
案外このまま、ヒッポリト星になってしまった方が地球の為かもな・・・。
その後、完全にお仕舞いかと思われたとき、空に緑の光球が出現。
すばやく今野が諦めの境地に入り、念仏を唱えると、「父」、登場。
その父は、ダミ声とともに意外な巨乳をふるわせ、透明カプセルで出来た鉄アレイを振るって大健闘。
が、Aだけ復活させると、歳のせいか急に疲れが出て瀕死に。
カラータイマーを放り投げAに命を分けると、そのまま登場から2分ちょいで永眠。
復活したAはサナトリウム光線じゃなくて、何だっけ、忘れた、で木っ端にしてフィニッシュ。
その後、銅像から解放された兄弟をタイマーを分けて復活させ、死んだ父をみんなで担いで宇宙へ。
「お~い!!」と北斗と南が戻って来、隊長たちが驚きとともに向かえ、運転手の兄弟と夜空に死んだ父(双方の)の星を確認しEND。
それほど酷い展開にはならなかったが、何一つ成功しないTACが目に余った。
目に余ったといえば父もどうしたもんだろうか・・・。
まっ、助ける役目は果たしたので2分で死んでも構わないが。
それよりも、マン改造と思しきスーツが意外にボロボロでちょっと驚き。
大胸筋も上乗せしすぎで巨乳のごとき突出ぶり。(しかも、喋んないし)
隊長・・・・、大活躍だな。
いろんな意味で。
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- 2009/12/28(月) 05:58:00|
- MX円谷劇場
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